ここ最近の悩みの多くは、
トウシューズを履きだすころから、
太ももの外側ばかり使うようになり。モリモリッ!
としてきて内側の感覚がなく悩んでいる子が多いですね。
それでも脚の強さで踊ってしまうので、なんとなく踊れてしまう。
バレエのカタチは綺麗だったりとすると、
余計に自分の目までもごまかせるので、
いつもの踊り方で、ついそれに甘んじてしまう。。。
身体を矯正していくのは、とても難しいこと。
やった方が良いと分かっていても、なかなかすぐに魔法のように身体に現れるものではないから、
それを本当に直そうというのは、本人の強い意志が必要になってきますよね。
一度これかも!っと思っても、身体に染み込ませるまで時間もかかるし、
「自分で考えて使って、意識して使う。継続する」
これが思った以上に難しい。
生徒さんを見ていても、本当にそう思います。
もったいないなぁ〜と。
だから努力を努力と思わずに、コツコツと続けられる子は強いな!とも思うし、
自分のペースで、自分の身体が変わっていくのを楽しんでいるかのようにも思えます。
だから私も感覚を掴むアプローチを、あの手この手で考えます!
今は、タンジュとクッペの強化ブームです!
クッペだけでこんなにも、クッペの脚と軸足がターンアウト出来て引き上がり、身体がしっかりするのね!
脚と体幹の身体の繋がりがとてもよく分かります!
ただクッペの「切り取る」という意味で、カタチを作ってもなにも変わらないはずですよね。
と今更ながら、クッペの素晴らしさに感動です。笑
自分の使い方のクセは、結果であって、原因は他にあると思っています。
(もちろん弱いところが他に比べて極端に差がある場合は、弱いところ強化します)
ある女の子は、
ずっとどんな先生からもお腹が引きあがってないと長年言われ続けてきました。
こういうのは、言われても本人も分かっていても、「自分ではやってる」から、もうわからなくなってきている状態。
「また言われてる・・分かってるよっ!」って思う。
実はその子のお腹が上がらないのは、腹筋の弱さよりも、
背中の方が弱くて、上手く連動出来てないのが原因。
だから徹底的に背中の強化と引き上げを重点的にトレーニングとレッスンでもひたすらそればかり意識で踊ります。
レッスン中の私も相当ひつこいので(笑)、背中やアームスの使い方ばかりで、彼女は背中や脇が痛くて踊れなくなるほど。。
でも、レッスンを重ねるうちに、背中を使う意識が出てきたので、
身体全体で引き上がるようになり、肩甲骨からの腕の使いからも変わり
徐々にお腹の引き上げも分かるように!
すると、アラベスクもポジションに入るようになったり、踊りやすくなったりと、自分でも違いに驚いてました。
あとは、内腿とお腹の繋がりが分かるとターンアウトが分かってくると、
勝手にお腹が引きがるので、コアがはいり強い安定感になります。
と課題は増えていくように思えますが、
身体がレベルアップすると、課題もレベルアップするのです。
違うところからアプローチをすることで、
解決したり、クセを直すことにもなったりします。
その時の強化ブームはありますが、
一人一人によってアプローチ仕方は変わります。
プライベートレッスンでも、
普通のレッスンもしますが、レッスン中に疑問に思ったことや、出来ないことの強化など、問題解決レッスンをしたりと、
バレエと自分にと向き合う姿勢に感心をしてしまいます。
見ていると、ご自身の努力に加え変わる自分に楽しくてしょうがいないように思えます。
ちょっと違うところからのアプローチで弱点を克服してみてください!
お気軽にご利用くださいませ!
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