日本で踊っていると、この人の作品を踊りたい!
この人と一緒に仕事したい!
という風に思わせてくれる振付家って、ほんと数えるほど。
土壌がヨーロッパとは違うし、そもそも振付家が少ないから仕方ないのだけど、
それでもその時代時代で、私自身素晴らしい振付家の作品を踊れたことに感謝です。
でも、これからの人には、
何でも調べられて知識だけでなく、
身を持ってもっと世界を知ってほしいと思う。
日本のバレエベースのコンテンポラリー
日本の現代舞踊
日本のコンテンポラリー
この3つて、日本の土壌で培われたもので育ってきている。
だから、ちょっと独特なもの。
私自身、日本の環境が分かっている故に、
「何がヨーロッパのコンテンポラリーと違うのか」を、
自分が踊る事で、
イヤという程思い知らせされました。
「何も通用しない。」
テクニックや雰囲気だけでは、何も通用しないのです。
その違いも身をもって分かり、
とても苦労しました。
また、海外から来た振付家のワークショップで踊ったりしても、何か違う。。。
というものになる。
「何か違う。。。」
きっとそう思う人も多いと思います。
だからこそ、
何が違うかを、
知ってほしい。
今現在ヨーロッパで活躍している人の作品を踊る事で、ダンサーとしての幅を広げてほしい!
7月25日〜27日の森優貴さんのカンパニー体験WSは、
正直言って、とても大変です。
ダンサーに求められるレベルが違うから。
普通のワークショップは、ただ振付家の作品を踊って、なぞるくらいだけ。
短い時間の中では、その振付の真意はまでは分からない。
でも、森さんの振付は、ひとつひとつが本当に細いニュアンスで成り立っている。
音楽性だったり、身体の使い方、目線、緩急だったり、、
だから、ほんの10秒の振付でも、あれもこれもとすることがあるので、要求が高い!!
それは、もちろん日本語で!
これって結構大きい。
イメージするようなニュアンスは、日本語でさえ、キャッチするのは、難しいもの。
それを英語だとすると、
またこりゃ難しい。
そして、振付家に言われた要求は、
その場でダンサーとして応える!
これは鉄則です!
バレエだって、言われた注意は直すでしょ?!
同じです!
優貴さんの要求はとても細く、本当に大変だけど、
これをやっていくと、
確実に上手くなります!!
はじめは、あまりの出来なさに自分の限界を知る事にもなるけど、
それはある意味「まだまだ伸びしろがある」
という事!
上手くなるチャンス!
そう思って、自分を信じて踊るしかないです。
私も何度も挫けましたが、やり続けるしかないので踊りましたよ!
練習中の振付家とダンサー、そのキャッチボールの過程で、信頼関係が築かれて、
「この子は、任せても大丈夫。」
「出来る子だね。」
「今は出来なくても、本質が分かってるから練習を重ねたら大丈夫」
となり、どこに行っても求められるダンサーになると思います。
教えてもらうWSではなく、挑戦をするWS。
自分の力を100% 120%だして踊る。
そうすることで見えてくることもあるから。
自分の可能性を新たに発見することもあれば、
落ち込むかもしれない。
精神的強さも必要。
それでも作品を踊るということ
振付家がダンサーへの要求を応えてほしいです。
WS詳細
https://dancekitchen.wixsite.com/yukimoriws2018
*ダンスキッチンプログラム*
・ピラティス+コテンポラリー
・Jr.の為のピラティス+コンテンポラリー
・バレエコンディショニング
・プライベートレッスン
・コンクール等のコンテンポラリー振付
*レッスン内容の詳細*
https://www.dance-kitchen.com/lesson
*体験レッスンのご予約*
https://www.dance-kitchen.com/blank
*ダンスキッチンについて*
https://www.dance-kitchen.com/about
*今月のスケジュール*
https://www.dance-kitchen.com/news
*特別WS開催決定!*
ドイツ・レーゲンスブルクブルク歌劇場ダンスカンパニー芸術監督森優貴による カンパニー1日体験WS!
7月25〜27日の3日間!
朝のバレエクラスからはじまり、次のコンテンポラリーのレパートリー・アレジメントクラスでは、カンパニーのリハーサルのように森優貴氏の作品を踊る、1日カンパニー体験プログラム!
2016年夏非公開で開催し好評を得たWSを、今年は公開WSとなりました!
森優貴レパートリーを学び、ドイツのカンパニーダンサーの様に1日を過ごしましょう!
WS詳細
https://dancekitchen.wixsite.com/yukimoriws2018