ぐーんと伸びる時期があります。

それは小学5年生くらいから中学生の思春期の時。

身体付きも変わってきたり、自分で考えて踊ったり、一番は本人のやる気がすごいです!

だからこそきちんと身体の使い方を自分で理解している、または感覚として身につける必要があると思います。


もちろん高校生や大学生も伸びますが、踊り方に癖がついてしまうと、本人が直そうとしない限り、難しいです。

使い方を変えるのは、とても難しいし、努力のいる事ですからね。


また、先生にいつも同じ事を注意されるのだけど、よく分からないまま続けていたり、形だけで真似して踊っていると、必ずどこかで壁にぶつかります。

例えばそれがケガに繋がったり、腰が痛くなったり、伸び悩んだり。。。

だから、この伸びる時期を逃してはいけないといつも思うのです。

もちろん受験があったり、やる事がたくさんあります。

でもバレエ教室で同じレベルだったお友達との差がどんどん出てくるのもこの時期。

心の中で、ライバル心も芽生えてき比較しはじめます。

だからこそ、自分とちゃんと自分と見つめあうのが必要。





このお年頃の生徒さんが、秋から週一で通いはじめて、今ぐーんと伸びてきています。


もちろん身体的にも身体も柔らかくなったり、身体も強くなりつつあります。


今までは言われた事をやるだけ、また楽しくて好きに踊るだけから、自分から積極的に踊るに変わってきました。

言われた事に対して反応が良いのです!

言われてた事なのに、私出来てない?!と自分自身でやっと気づく事もあったりと。

レッスンの仕方が変わってきたのです。



クラスの始めに、一人づつ必ず今の課題を聞きます。

先生に注意された事や、出来なかったこと、分からなかったこと、自分がどうしたいのかを。

必ずレッスンでそうなってしまう原因や使い方、クリアできるヒントを言います。

そして私が気づいた事も、とことん言い続けます。

一度注意したこと、また、そして、また同じ注意を出来てなかったり、忘れてしまったりしていたらレッスン中に何度も!

とてもひつこいです。笑

私自身、大人数でのレッスンでは出来なかったことのひとつです。

1時間の間に同じ子に言えるのは、一度や二度までですよね。だから全体注意も多くなってしまうのだけど。



言われた事を、やる!やり続けよう!とするのは、踊る方も大変。

「また無意識のうちに忘れてた!」や「やってるつもりなのに何で?!」

となってくる。

それでも言い続けると、求められる事にどうにか応えようとしてきます。

すると自分でも考え始めるのですよね。

「もっとこやろうー!や、こうやったら良いんだ!」


と気付いたり、出来たりするんです。


実は求められるてる事にすぐに応えよう、応えられるのは、将来的にバレリーナやダンサーには必要不可欠。

振付家に何を求められるてるかを、瞬時に反応しないとですからね。

なので、言われた事に反応したり、気をつけたりするのは、良い意味で癖をつけると良い習慣です。


レッスンの仕方を知ると確実に上手くなります。

言われた事をやるだけでは、上手くなるスピードは遅いです。

ヴァリエーションで出来ないテクニックあると、出来ないから先生教えて!!と待ってる子もいますよね。



この時期に身につけてほしいひとつとして、先生に注意されている事はどういう事なのか、自分でも考えること。

そして自分で答えを導き出したり、試したり、先生の言われた事や、全体注意でも積極的に応えていく!

先生たちいつも生徒たちを細かくみています!

きっと先生たちは、些細な事でも気づきますよ!

「あれ?!変わった?!」と

よく分からないままで、何となく踊っていら、本当にもったいない!

まだまだ上手くなる可能性は秘めていますよ!