体脂肪が落ちるのは、一番は運動です。

 

そこは食事でないんだよね。

 

 

私のこの夏の舞台の時、ここ数年にないくらいとても身体が引き締まりとっても踊りやすかった私の身体!

 

今はまた普通な感じになってしまったのですが。笑

 

人の身体は、踊る作品の身体になっていくのだと実感。

 

振付始まって何週間は毎日筋肉痛〜。

 

そのうち身体が慣れていく。

 

でも、この作品では、身体の限界以上に使って踊っていたので、自分の踊りの幅が広がっていくのがわかっていったよね。

 

そして、練習量もふたり舞台だったので、毎日4時間から7時間 一番多い時は10時間の濃密なリハーサル。

 

いつも終わって歩くのがやっとでヘロヘロ。

 

 

なので日本に帰国してからは、「痩せた?」と言われたのだけど、実は、体重はほとんど変わらずに体脂肪が減って身体が引き締まっただけ。

 

ふたりで75分を踊りっぱなしなので、これで痩せてたら踊れないですよね。

 

この時の食事は、バランスよくたくさん食べる事を重視してましたね。

 

夜10時にリハが終わってから、山盛りのパスタとか食べてましたよ。笑

 

それでもリハ中は、バナナ1本や甘いナッツバーやおにぎりだけとかになりがちでしたけどね。

 

本当に痩せなくて良かったと思います。

 

 

 

 

 

 

環境が人をつくると言いますが、なかなか今の環境で自分で自分を追い込むのは大変。

 

でもやらなければ変わらないし上手くのならない。

 

自分が何を求めているのか、これはもう自分との約束です。

 

 

”普段のレッスンだけの場合”

 

 

正しいストレッチやトレーニングで、自分の身体の使い方や癖を変えていく。

 

その変わった感覚でレッスン。

 

そのレッスンでは、「いつものこれくらいで良いか〜」から

 

「身体を使いきるまで伸ばしたり、キープしたり、終わりをきちんとポジションに入れていくなど。」

 

当たり前のことを自分の限界だなと思う、もう1歩先までやる。

 

限界だなと思うのは自分の感情なので、その限界の感情に対して打ち勝つのは、もう少しだけやるだけ。

 

実は結構出来ちゃうんですよね。

 

それを繰り替えてしていくと、精神的にも強くなるし、自信にも繋がるのです!

 

レッスンのセンターレッスンは、ほとんどグループ別けされるけど、休みなくずっと踊っているようにする。

 

グランワルツもはじめの方で踊ってまた最後の方で踊るくらい。

 

レッスンの2時間休む事なく踊り続ける時間にする。

 

人の目なんて関係ない。

 

同じ稽古をしている人たちにどう思われようがどうでもよくて、自分が上手くなる事が重視していかないと。

 

人と同じ量・同じ質の稽古をしてても、人より頭飛び出す事は出来ない。

 

所詮狭い稽古場の世界。

 

世界は、もっと広いよね!

 

 

 

 

”舞台やコンクールがある場合”

 



今のご時世なのか世代なのか、舞台であろうがコンクールであろうが、自分が踊らなければならない作品があるのにも関わらず、ビックリするくらい練習しないよね。

 

特に振付をしている最中なんて、本当に特に。

 

ボーッと他の人を見ているんだよね。笑

 

実は、他の人を振付をしている時、誰が練習をして誰が見ていたり休んでいるかは、結構見ています!!!

 

見られているのですよ〜!笑

 

振付を最低限覚え、なんとなく踊れたらもう終わり。

 

また注意してくれるだろう見てくれるだろうし、今出来なくてもまぁいっか!

 

こちらとしては、振付たモノは踊る人のもの責任を持って踊って欲しい。

 

意識が足りないと言ってしまえばそれまでになってしまうけど、今求められてるものはどのレベルなのか、そこまでは自分で練習する。

 

すると、もっと踊るにはするどどうすればいい?という疑問が出てくる。

 

その疑問を自分で踊って考えて答えを出していく作業。

 

 

 

そして一番はやってるつもりが多い

 

先ほどのレッスンの仕方でも書いてるように、自分の限界まで踊ってるだろうか。

 

私も振付家に、自分ではやってるつもりだけど、出来ていないと言われる事がある。

 

それは求められてるレベルの踊りをしてないということ。

 

自分のやってるつもりはレベル2まで頑張ってる。

 

でも求められてるのはレベル5くらい。

 

そりゃ違うと言われるよね。

 

レベル5までいくには相当頑張らないといけないね。

 

そして、レベル5までいったら、レベル8を求められる。

 

そうやってどんどんと作品の質は上がっていく。

 

 

 

これはヴァリエーションだろうが、何でも一緒。

 

やはり自分の限界の一歩先までやる。

 

そこまでやったら終わりにする。

 

 

 

 

自分の限界を超えて人は努力したとき、

 

努力以上のものが帰ってくる。

 

必ず。

 

それは違う世界がもう見えているはず。