振付も舞台転換も照明のキッカケも、全て音楽をベースに進行する。
それも楽譜で進行。
振付をする時も、バレエマスターが分数を書くと同時に、楽譜で全てチェック。
こちらは、バレエマスターのクリスチャンの楽譜。
フランス語の歌詞の下に英語の訳が入ってます。
そしてこちらは、舞台監督の楽譜。
ここのメロディーで何をするかまで。
楽譜が読めないとここまで書けないですよね。
その頼りになるのがやはり楽譜。
元バレエダンサーであった舞台監督のヤンは、きっと作品を見続けると覚えては来るのだろうと思うのだけど、楽譜があることで正確にキッカケを出せる。
この楽譜ベースというのは、オペラ主体のヨーロッパ文化だからなのだろうか。
日本だと、ほとんどが舞台上で起こる場面転換や、音楽だと分数のみで、あまり楽譜をお見かけしない。
楽譜というのは音楽家だけでなくて、作品を創る上での共通言語としてベースになるとは!
楽譜が読めないとまたスタッフも仕事にならないのだろうね。