3台のピアノ編成からなる今回の作品。
作曲はフィリップグラス。
今年80歳になる作曲家です。
そして演奏は、音楽監督でもありピアニストの西聡美さん率いるチーム。
3台のピアノがオケピットに!
聡美さんは、レーゲンスブルグ歌劇場の音楽部門で、ピアニストでもありオペラの舞台の練習や指揮までする、マルチに活躍されている日本の方です!
そして、本番は、自分も弾きながら指揮をきて、オペラ歌手に歌い出しの合図をだし、時には歌詞や音程が分かる様に歌い、作品途中に流れるナレーションのテキストの合図まで出し、3台ピアノの引っ張っていく。
あれもこれやもやっている姿は、ほんと生で観てるとすごいです。。
オペラ歌手のパート。第1ピアノ 第2ピアノ 第3ピアノのパートに別れてます。
ほとんど全て暗譜しているとの事。
それでも楽譜は、確認のために必要で大事な事がたくさん書き込まれています。
もちろんオペラ歌手は覚えていますが、いると安心ですよね。
そして舞台上にある、小さな白黒モニター。
実はこのモニター、聡美さんを映してます。
指揮者がオペラ歌手に歌い出しの合図をするためのモニター。
ナナメ向いててもこれで歌えます!
音楽ひとつとっても、興味深いことが多い今回の作品よね!