やっと初日のプレミア!
ほんとにプレミアの幕が上がるのかどうか、ヒヤヒヤの3週間。
主役のオペラ歌手が病気に見舞わられ舞台稽古には来れるだろうと思った矢先、まだドクターストップ。
プレミア延期になるのか、急遽代役を探したり、スタッフ陣営はあわあわ。。
今回のダンスオペラの「恐るべき子供たち」の作品は、世界的にも上演されるのは少ないし、歌ったことがないと難しい作品。
代役のオペラ歌手を探すのも一苦労。
それでも毎日舞台稽古はあるから、バレエマスターのクリスチャンがオペラ歌手の代役をやったり、稽古は進めなきゃいけない。
こんな状況でも、振付者の優貴さん常に冷静。
怒鳴り散らす事もなく、いつも最悪の状況を考えながら、必要な事はやり続ける。
私が振付者だったら、半年以上前から準備してきてるのに、潰れてしまいそうになるよね。
プレミア10日前、ようやく主役が戻ってきた。
今まで稽古をつけてるところは、入ってるけど、まだ稽古をつけてないシーンがいくつもある。
それでも、戻っきて舞台で歌っているのを観た瞬間、ホッとして涙出てくる。。
役柄が難しので誰でも歌える役柄でなはいからこそ、適役なんだなぁと思ったし。
そして色々ありながらも稽古を重ね、ゲネプロを見て、これで幕が上がる確信が、スタッフ、出演者全員持てたよね。
そしてプレミア初日!
本番前に、出演者スタッフ全員とToiToiToiのハグをして、本番!
本番前は、ドキドキの緊張!
本番中は、ダンサーの踊るシーンをみてウルウル、そしてみんな気合い入りすぎでハラハラソワソワ。
本番後は、優貴さん、ダンサー、スタッフの顔みて、ウルウル。
プレミアは、ゲネプロほどの冷静さはないにしろ、プレミアというある意味違うエネルギーが満ち溢れていた!
本当に素晴らしいプレミアだったよね!
そして初日のプレミアだけは、カーテンコールの時に、舞台上で優貴さんをはじめ、スタッフも全員挨拶をする。
はじめは私が舞台に出るのは、アシスタントとはいえ研修で来た部外者。
だから遠慮してたのだけど、周りの強い勧めにより出ることに。
そしてプログラムに私の名前まで載せて頂き感謝。
「今回の作品は、naokoは必要であった」
と、優貴さん、スタッフ出演者みんなに言われ、私もこの作品に関われた事に感謝し、役に立てたんだなぁと思えた瞬間でした。
千秋楽まで残り13回。
7月まで、上演されます。