二月の新作「恐るべき子供たち」のリハーサル風景を少し。
こちらは、オペラ歌手マティアスとのリハーサル。
今回はダンスオペラという事で、オペラ歌手も出演。
バラバラにリハーサルをしていたのですが、少しずつ一緒にリハーサルする事が多くなってきました!
こちらはダンスのリハーサル。
振付の時でした!
3人で踊るシーンなのですが、何かあった時のために、アンダーもいます。
なのでアンダーの人たちも一緒リハーサルに参加して、踊り覚えます。
またどんどんと創られていて、3人の組み合わせが面白い!!
ちゃんと相手を見て踊ってる。
その時必要だな!と思うリフトのサポートとかも自然に手が出る。
だから複雑なリフトであろうが、振付だろうが創意工夫して3人で踊る。
2人で踊っても難しいと思う時あるのに、3人って。。って思う。
音もめっちゃ早いし!!!!
ひとりひとりが自分の踊りパートをしっかりと出来るからこそ、出来る事。
こちらは、オペラ歌手マティアスとのリハーサル。
オペラ歌手もダンスと同様舞台が多く、夜本番でも昼間は違うリハーサルが多い。
彼が出る舞台を2夜連続観た時は、カルメンと魔笛。違う演目なんだよね。
それも凄いなと思ってしまう。
リハーサルを見ていて、優貴さんの細かい演出が入る。
そして歌詞に感情も自然と入るから、状況が見えてくる。
でもオペラ歌手にとっては、この細かい演出は難しいみたい。
普通のオペラ演目でのオペラ歌手の動きって、それほど多くないというか、あっちからこっちに移動してくらいしか演出家は言わないので、あとは本人が身振りを付けるという。
そして正面を向いて歌うのが原則で、歌うたびに指揮者の合図が入る。
だから目線がたまにどこみてる?となる時があるのは、そのせい。
指揮者を見てるんだよね。
今回は、もちろんそれを考慮した上で歌詞の中に、優貴さんが細かい動きを付けていく。
決して振付というわけではない。
動きの解釈。
ニュアンス。
だから感情が明確化する。
すると役の性格が見えてくる。
今回フランス語の歌詞なんだけど、歌詞が分からなくても見えてくるのは、細かい動きの演出があってこそ。
ふぬふぬ。
面白いです。