環境という大きなテーマに
世界中が注目している
嫌でもグローバル化の波が
押し寄せている
かつて技術の最先端をいき
コストの最先端を突き進んだ
日本は既に崩壊している
日本の企業はどこへ行くのだろう
日本サラリーマンはどこへ向かうのだろう
上野駅のホームから2Fへ向かう階段で
年配のビジネスマン風男性がうずくまっていた
周りは気にはしても
誰も声を掛ける事はない
いつもの風景
俺がそばへ寄ろうとすると
階段の上段から
若いビジネスマンが
「大丈夫ですか?」
声を掛けてきた
年配「腰が急に痛くなって・・・」
若「動けますか?」
年配「少し動くと激痛が走るので・・・」
俺には経験がある
おそらくは背筋系の細かなスジが切れたか
椎間板ヘルニアといったところだ
誰かが助けてあげないと
とても動ける状況ではないはず
俺が駅員を呼びに行こうとした
その時
若「そうですか・・・解りました!
ちょっと待ってくださいね!」
そう言うと若者が携帯電話を取り出して
電話をしだした
若「ええ、そうなんです
動けなさそうなんで、すいません!
病院まで連れて行ってから行きますので!
時間だいぶ遅れると思います」
こいつ
目の前の困っている人を
自分の仕事よりも優先したか
仕事への配慮も忘れていない
賢い選択ではないけれど
今時にしては
良い奴じゃないか
俺は彼に
この方、迂闊に動かしたら
尚更痛くなるはずですから
すいませんが、少しの間
ここで観てあげてもらえますか?
私は直ぐに駅員さんへ連絡して
医療担当を連れてきますので!
そう言うと
直ぐに近くにいた駅員を捕まえて
事情を説明
救急車の手配を行った
戻ると
何もしないのに
見ているだけの野次馬が数名
後はいつもの日常で
好奇心山盛りで素通りしていく人達
手配しましたから
医療関係者が直ぐに来てくれますよ
私が付いていますから
あなたは仕事へ行かれて下さい
若「そうですか!有難うございます!
でも心配ですから自分も付いています!」
俺は益々この若者が気に入った
若「でも助かりました
駅員さん呼びに行けば良かったんですよね(笑)
なんか焦ってしまって・・・」
いえいえ
そんなものですよ(笑)
年配「本当にすいません・・・
実は私、青森から来ていまして・・・
お恥ずかしながら・・・職探しなんです・・・
家族のために
何とか仕事を探して帰りたかったのですが・・・
このざまですよ(苦笑)」
・・・・・
年配「でも東京にも
あなた達みたいな人がいるんですね・・・」
・・・・・
駅員が救急隊を連れてやってきて
年配のビジネスマンを診てから
担架(ストレッチャー)へ乗せた
年配「本当に有難うございました!」
若「あのぉ!
これ僕の名刺です。
もし何かお困りでしたら
携帯入ってますから
いつでも連絡下さい!」
ストレッチャーに乗った年配のビジネスマンは
こうして俺達の元を去って行った
仕事
今から向かったら
間に合うんじゃないですか(笑)
若「あっ!そうだ!」
時計を見て
若「まだ少しの遅刻で済みそうです!」
そうですか!
良かった!!
仕事頑張ってくださいね!
若「はい!有難うございます!
では!」
そう言うと
若者は足早にその場を去って行った
こんな時代でも
まだ人に心がある限りは
世の中捨てたもんじゃないな
俺は心が温かくなった
あっ!
その後
上野での大事な会議に
連絡もせずに
大幅遅刻をした俺が
先方の怒りを買ってしまったのは
言うまでもない(笑)
世界中が注目している
嫌でもグローバル化の波が
押し寄せている
かつて技術の最先端をいき
コストの最先端を突き進んだ
日本は既に崩壊している
日本の企業はどこへ行くのだろう
日本サラリーマンはどこへ向かうのだろう
上野駅のホームから2Fへ向かう階段で
年配のビジネスマン風男性がうずくまっていた
周りは気にはしても
誰も声を掛ける事はない
いつもの風景
俺がそばへ寄ろうとすると
階段の上段から
若いビジネスマンが
「大丈夫ですか?」
声を掛けてきた
年配「腰が急に痛くなって・・・」
若「動けますか?」
年配「少し動くと激痛が走るので・・・」
俺には経験がある
おそらくは背筋系の細かなスジが切れたか
椎間板ヘルニアといったところだ
誰かが助けてあげないと
とても動ける状況ではないはず
俺が駅員を呼びに行こうとした
その時
若「そうですか・・・解りました!
ちょっと待ってくださいね!」
そう言うと若者が携帯電話を取り出して
電話をしだした
若「ええ、そうなんです
動けなさそうなんで、すいません!
病院まで連れて行ってから行きますので!
時間だいぶ遅れると思います」
こいつ
目の前の困っている人を
自分の仕事よりも優先したか
仕事への配慮も忘れていない
賢い選択ではないけれど
今時にしては
良い奴じゃないか
俺は彼に
この方、迂闊に動かしたら
尚更痛くなるはずですから
すいませんが、少しの間
ここで観てあげてもらえますか?
私は直ぐに駅員さんへ連絡して
医療担当を連れてきますので!
そう言うと
直ぐに近くにいた駅員を捕まえて
事情を説明
救急車の手配を行った
戻ると
何もしないのに
見ているだけの野次馬が数名
後はいつもの日常で
好奇心山盛りで素通りしていく人達
手配しましたから
医療関係者が直ぐに来てくれますよ
私が付いていますから
あなたは仕事へ行かれて下さい
若「そうですか!有難うございます!
でも心配ですから自分も付いています!」
俺は益々この若者が気に入った
若「でも助かりました
駅員さん呼びに行けば良かったんですよね(笑)
なんか焦ってしまって・・・」
いえいえ
そんなものですよ(笑)
年配「本当にすいません・・・
実は私、青森から来ていまして・・・
お恥ずかしながら・・・職探しなんです・・・
家族のために
何とか仕事を探して帰りたかったのですが・・・
このざまですよ(苦笑)」
・・・・・
年配「でも東京にも
あなた達みたいな人がいるんですね・・・」
・・・・・
駅員が救急隊を連れてやってきて
年配のビジネスマンを診てから
担架(ストレッチャー)へ乗せた
年配「本当に有難うございました!」
若「あのぉ!
これ僕の名刺です。
もし何かお困りでしたら
携帯入ってますから
いつでも連絡下さい!」
ストレッチャーに乗った年配のビジネスマンは
こうして俺達の元を去って行った
仕事
今から向かったら
間に合うんじゃないですか(笑)
若「あっ!そうだ!」
時計を見て
若「まだ少しの遅刻で済みそうです!」
そうですか!
良かった!!
仕事頑張ってくださいね!
若「はい!有難うございます!
では!」
そう言うと
若者は足早にその場を去って行った
こんな時代でも
まだ人に心がある限りは
世の中捨てたもんじゃないな
俺は心が温かくなった
あっ!
その後
上野での大事な会議に
連絡もせずに
大幅遅刻をした俺が
先方の怒りを買ってしまったのは
言うまでもない(笑)