7:48中村橋発

最近俺はこの電車に乗る事が多い

昨日の予報では
今日は曇りだったけど

雨・・・

こんな日は

何故か電車に乗っているほうが
濡れてしまう

水も滴る傘までもが
満員電車の乗客と化するからだ


俺はこの電車に乗る様になってから
貞子に会う事は無くなった

歯槽膿漏の
居眠りオヤジはいるが

肩にアゴ乗せて眠るオヤジもいない


だが


あの大きなレディは
何故か
毎日のように顔を合わせる

だが
あれ以来ほとんど口は聞いていない


もっとも満員電車では

言葉よりも

スキンシップ


・・・


こんな事で動揺する俺ではない


だが俺は知っている

彼女のお尻の柔らかさも
胸の大きさも
感触も
首のウブ毛も

化粧のノリが悪い
ホッペさえも

フフフ・・・
もう知り尽くしてるんだぜ


週2~3回も密着していれば
自然とそうなる

慣れとは良く言ったものだな

そして俺は立たなくなる・・・

いや
百聞は一見にしかず
一見は一触にしかず


そして
練馬で準急に乗り換える

案の定
雨の日は混む


今日は大きなレディが先に乗った

その後遅れて俺が乗る

今日は出足が遅れた為
背中からタックルに近い状態で
俺が最後に乗り込んだ


これで池袋では俺が真っ先に
出ることになる

大きなレディ
ごめんよ

今日は君を背中で感じさせてね


プシュ~

ドアが半分閉まったその瞬間
異変が起きた


「乗りまぁ~す!」

ドンッ!


ぉぃぉぃ

マジデスカ


駅員さん!
そんな押すなっちゅ~に!


またこの展開だよ

俺は化粧の濃い茶髪の
若い彼女と向かい合った

つか
抱き合った・・・

毎度こんな事で動揺する俺ではない



この娘の髪
すげ~濡れてる

あらら
ブラウスもビショビショだぁ

雨の日は
これがたまらなく辛い

その濡れた温もりは
そのまま俺の服を濡らしてゆく


これから夏にかけて

半オヤジ化してきた俺は
誤解されやすい季節でもある

俯けば胸の谷間が見えてしまう

俺は
どんな時でもコソコソと覗くのは
好きじゃない

だから堂々と谷間は見る!


夏コートを着ていても
真正面なんだし

俯けば見えてしまうのだから
これは不可抗力だと思う

正面の彼女と目が合う
恥ずかしげに目を逸らすのは
いつものパターンだ

お互いに顔を別の方向に逸らして俯く

濡れた彼女のブラウスから
なんともエロティックに
肌が透けて見える

透けて肌が・・・


・・・


・・・

肌が?



@@;





ブラしてねぇ!!




相変わらずの揺れる西武線


後ろには大きなレディの
おっぱいを感じ

前には生おっぱいを感じ


俺は激しく動揺した


雨の日の
最大の神は・・・

いや敵は


荷物と傘を与えられた
自分自身だ


なぜならば
まさか濡れた傘を
自分の正面に持ってくるわけにはいかないので

大概の人達は
正面が無防備になる

今まさに俺は

前後を肉ばさみにされた
蟷螂の斧だ


にしても発育いいのぉ

乳輪デカクないすか、それ
若いのに


黒くてエロいなぁ


・・・


そんな事を考えながら
俯いたままそぉぉぉっと
目線を上げてみる


彼女俺を見てるじゃまいか!

き、気まずい・・・

ここで俺はお得意の



ニカァッ


満面の笑顔で
反撃に出てみた



こりゃただの中年オヤジだよ


ぎゅぅぎゅぅ

頼むよ大きなレディ


背中から
俺をおっぱいで押すな!


うほっ

でかい乳輪がぁ~!

皮一枚で密着だぁ~


それ立ってるじゃね?

つか

その目


絶対俺を軽蔑してるよな?


だってさ・・・

だってさ・・・


ブラしてこない
君の魅力に
釘付けなんやないか~い
チ~ン



おいっ

おっぱい!

だーかーら

押すなってばさ!


前にもおっぱい
ぎゅぅぅぅぅ

うひょひょひょ


あははぁ~
駄目だこりゃ

今俺に塩かけたら
跡形も無く溶けちゃうかな


ああ
落ちてゆくぅ~


池袋~
池袋~

左側のドアから先に~

プシュ~


激しく動揺しすぎた俺は

一瞬千鳥足でホームへ降り立った


駅の構内だと言うのに

俺は正面だけが

水もしたたる
イイ男になっていた

今日は今年初めての白いパンツで
出勤だった俺の股間は

まさに

お漏らしをしたかのような

ん~

いい濡れ具合だった