瀬戸銀座通り商店街前理事長 山内義則氏の講演要旨(概要)

【瀬戸銀座通り商店街の基本情報】
 ・瀬戸市の人口13万人、

  瀬戸銀座通り商店街の商業圏域は約4万人
 ・当該商店街のある地域は高齢化が進んだ地域
 ・平日の客層は、50~70歳代の女性が中心。
 ・休日の客層は、50~60歳代中心であるが、

  20~30歳代のカップルも来街傾向
 ・2006年中小企業庁の「がんばる商店街77選」に選ばれる


 愛知万博の開催を契機に商店街活性化の機運が高まり、学生や芸術家・NPOの人たちを巻き込んだまちづくりに参加。飲食店やギャラリー・陶器の店が増え、楽しく遊べる商店街に変わりつつある。

【瀬戸銀座通り商店街の取り組み】
○若者と女性
 ・若手経営者が危機感をもってやらなければ何もはじまらない
 ・具体的にスタートするにはまずは女性の力が必要
○名古屋学院大学と連携して中心市街地の活性化
 ・2001年から商店主と学生が飲食店を共同出店

 ・2002年には学生独自のカフェ・雑貨店を出店し、

  活性化の起爆剤に
○空き店舗対策は官民協働で
 ・瀬戸銀座通り商店街の空き店舗率は、

  平成19年10月現在で24%と増えてきたが、

  平成15年までは空き店舗が減っていた。
 ・1999年の借地借家法改正が追い風
 ・行政も補助金制度を創設
   改装費は限度額300万までのうち1/3補助(最大100万)
   家賃は10万/月まで、1年間補助
 ・空き店舗を利用した商人塾(お試し店舗)設置も重要
   店舗開設のための準備支援も同時に実施
 ・官民共同の審議会を設置して空き店舗に入れる店舗を決定
   飲食・サービス業がよい。物販業種は大型店に負けてしまう
   商人塾の成果があれば判断しやすい
 ・空き店舗は新しい店を入れて商店街を生まれかわせることができるチャンス
 ・まずは、イベント時に貸してもらうところからスタート
 ・家賃をある程度払ってでも、商売が成り立つ水準まで、

  商店街の集客力を高めることに尽きる。

○空き店舗対策により商店街の業種構成が変化
 ・ファッションや生活関連の店がもともと多かったが、

  現在は飲食店や瀬戸市の特産である

  瀬戸物を扱う店が増えている

  (H10.5店舗→H19.16店舗)。
○一店逸品運動(2003年から実施)
  ・商品に限らず、経営者のもっているお宝などでも可
  ・逸品審査委員会を設置して認定
  ・ここではお雛様を店舗内に並べたりしている
○商店街統一キャラクターの作成
  ・狛犬キャラクターを作成し、グッズの開発→売れているかは不明