世の中はゴールデンウィークに突入したが、テーマパークでもっとも好調なのが東京ディズニーランドである。蛙も都合4回ほど訪問したことがあるが、このテーマパークはリピーター率9割という驚異的な数字をもっている「おばけテーマパーク」でもある。
蛙は、以前このディズニーランドの接客関係のスタッフをされている方の講演を聴くことがあったが、オリエンタルランドの人気の秘密は「接客力」にあるという。確かに、蛙も訪問した際に「ジャングルクルーズ」に参加した際に船長さんの上手いトークは印象に残っており、単なるなんてコトもない人工的な自然を小さな船でまわるだけのものであり、実はどこのテーマパークにもありそうなシロモノであるが、船長のトークによって光り輝くアトラクションに変貌していたことを思い出した。
このような接客力の根底には「徹底した異空間の創造」、つまり非日常の世界を演出していることにあるといわれているが、それとともに毎年新しいアトラクションやイベントなどのハード・ソフト両面における革新性を包括しており、まさしく客にアキさせないつくりをしているのが大きな特徴であろう。
その証拠に、オリエンタルランドの決算書を見るとよくわかる。実は入場料収入よりも物販や飲食関係事業の収入の方が多いのだ。つまり、高い入場料金を払った上に、客はおみやげやオリジナル商品などを購入し、そして食事をしているということになる。いうなれば、来園者は購買者でもあるということだろう。
これをまちづくりに活かすことはできないか? そのように思う。地域全体の文化を見せていくというスタイルだ。そしてそこにいかなければ食べることができないモノ、買うことができないモノを創出し、やってくる費用以上のものをお客に落としてもらう。そういった取り組みが必要である。そうなると、このディズニーランドの人材育成のノウハウについて学ぶべきこそが多いと言えるだろう。