元同僚の還暦お祝いで学んだこと | 研究者によるインナージャーニー:「私」の記録と観察

研究者によるインナージャーニー:「私」の記録と観察

親の許す厳しい条件の中でしか進路が選べず、どうしたら望む道に進めるか必死でもがいた結果、社会人になって2度大学院に入り、研究者に。一番難しい「私」なるものを少しでも明らかにするために、日々の気づきを綴ることにしました。

昨日は、教員時代に初任で、担任ペアをした先生の還暦お祝いでした。

教え子たちが企画してくれました。

 

 

 

その学校は当時、2人担任制という制度で、3年間クラス替えなしで持ち上がり。

 

 

私にとって、このクラスが最初で最後の二人担任制&3年間持ち上がりだったので、一番印象に残っているクラスです。

主役であるペアの先生は、初任期に教員として生徒とどう向き合ったらいいか、たくさん教えていただいた、本当に大切な先輩です。

 

 

 

そんな喜ばしいお祝いの席には、40人中20人以上が参加して、大変にぎやかな会になりました!

※写真は教え子に丸投げしたので、送ってもらうのを待っています。

 

 

 

この回を通じて一番学んだのは、還暦を迎えた先生のお話。

 

 

 

元々生徒思いの、情熱的で素直な先生ですが、

今回先生から学んだのは、「謙虚さ」です。

 

 

 

とあることがきっかけで、食わず嫌いは良くないことを思い知ったそうで、

以来、「やってみなければわからない」と思い、あまり興味が持てないことにもチャレンジしているとのことです。

 

 

 

ご本人(体育の先生)の専門とは全然違うことを勉強したくなって、

自分でいろいろ調べたり、本を読んだりしているそうです。

 

 

定年をしたら、それをしたいと思っていらっしゃるようで、

その話を聞いて、とても嬉しくなりました。

 

 

人生、仕事上の先輩として、ますます尊敬できる姿になられていて、本当に素敵だなと思いましたし、

元生徒たちの心にも強く響いたと思います。

 

 

 

教え子たちも、それぞれ親になったり、親をなくす経験をしたり、社長になったり、会社で相応のポジションになったり、

世の中に広く知られるようなサービス等を提供していたりと、

大人としていろんな経験をしていて、頼もしいなと感じました。

 

 

いい意味で、教え子たちと、まだまだ張り合いたいなと感じました(笑)

 

 

 

 

とにかく、濃い3年間を共に過ごした仲間なので、毎回、「お正月の親戚の集まり」みたいだなと思って参加しています。

彼らの中学校時代、本当に大家族のように毎日を過ごしたので、親戚以上に親戚感が満載です。

 

 

1年半後の集まりの時に、みんなに負けないように成長するぞ!