私は油断すると、他人のことを優先、つまり自分を疎かにしてしまう癖があります。
しかも厄介なことに、他人を優先することが正しいことと思い込んでいました。
ですが、去年大きく体調を崩す経験をして、いい加減に自分「も」大事にしないとだめだということを思い知りました。
そこでやったのは、自分自身と対話し「今何がしたいの?」と聞くことです。
たとえば、朝起きて喉が渇いているときに、
「子どものお弁当つくり終わってから飲もう」という考えがよぎったら、
本当は今、飲みたいんじゃない?
何が飲みたい?
温かいもの?冷たいもの?
など、まるでお母さんが小さい子に聞くように、自分に問うようにしました。
今飲むか、10分後に飲むかで、健康上大きく影響があるわけではないですが、
逆に、飲み物を一口も飲まずにお弁当を作ったからと言って、お弁当が出来上がる時間に大差はないでしょう。
(あまりに余裕がない時は別です)
いちいち他の人に自分の要望を聞いてもらうと、面倒だし、相手も嫌になるでしょうし、
そもそも自分でやるのが一番早いわけです。
だったら、簡単なことであれば、自分で自分にすぐさま聞いて、
どうしたいか確認して、ただそうすればいいんだな
ということに気づきました。
断片的ではありますが、1年くらい続けて、だいぶ自分のなかで自然になってきた気がします。
いつもできているわけではないですが、少なくとも、
「本当は今こうしたいんだよね、でも、今はほかのことをするんだよね」
ととらえることで、不満みたいな気持ちが薄れた気がします。
ちなみに、昨日はものすごい大きいことで有名なクレープを10年以上ぶりに食べました。
半分くらい食べて「もう無理かな~」と思って自分に問うたら、
もうこれ以上無理だと思ったので、残しました。
思い切って、自分のお腹の「ちょうどいい」で止めたことで、
気持ち悪くなってその後使い物にならなかったり、
食べたことを後悔したり、
ということはなかったです。
自分がどうしたいのかをちゃんと把握して、それに沿うって本当に大事ですね。
そうは言っても、長年放置し続けていることがあるので、そのことは別途考察したいと思います。