一番私の小さな願いを叶えてあげられるのは「私」である | 研究者によるインナージャーニー:「私」の記録と観察

研究者によるインナージャーニー:「私」の記録と観察

親の許す厳しい条件の中でしか進路が選べず、どうしたら望む道に進めるか必死でもがいた結果、社会人になって2度大学院に入り、研究者に。一番難しい「私」なるものを少しでも明らかにするために、日々の気づきを綴ることにしました。

私は油断すると、他人のことを優先、つまり自分を疎かにしてしまう癖があります。

しかも厄介なことに、他人を優先することが正しいことと思い込んでいました。

 

 

ですが、去年大きく体調を崩す経験をして、いい加減に自分「も」大事にしないとだめだということを思い知りました。

 

 

 

 

そこでやったのは、自分自身と対話し「今何がしたいの?」と聞くことです。

 

 

 

 

たとえば、朝起きて喉が渇いているときに、

「子どものお弁当つくり終わってから飲もう」という考えがよぎったら、

 

 

本当は今、飲みたいんじゃない?

何が飲みたい?

温かいもの?冷たいもの?

 

 

など、まるでお母さんが小さい子に聞くように、自分に問うようにしました。

 

 

今飲むか、10分後に飲むかで、健康上大きく影響があるわけではないですが、

逆に、飲み物を一口も飲まずにお弁当を作ったからと言って、お弁当が出来上がる時間に大差はないでしょう。

(あまりに余裕がない時は別です)

 

 

いちいち他の人に自分の要望を聞いてもらうと、面倒だし、相手も嫌になるでしょうし、

そもそも自分でやるのが一番早いわけです。

 

 

だったら、簡単なことであれば、自分で自分にすぐさま聞いて、

どうしたいか確認して、ただそうすればいいんだな

ということに気づきました。

 

 

 

 

断片的ではありますが、1年くらい続けて、だいぶ自分のなかで自然になってきた気がします。

いつもできているわけではないですが、少なくとも、

 

「本当は今こうしたいんだよね、でも、今はほかのことをするんだよね」

 

ととらえることで、不満みたいな気持ちが薄れた気がします。

 

 

 

 

ちなみに、昨日はものすごい大きいことで有名なクレープを10年以上ぶりに食べました。

半分くらい食べて「もう無理かな~」と思って自分に問うたら、

もうこれ以上無理だと思ったので、残しました。

 

 

(小さめのブーケくらいの大きさはあります!)

 

 

思い切って、自分のお腹の「ちょうどいい」で止めたことで、

気持ち悪くなってその後使い物にならなかったり、

食べたことを後悔したり、

ということはなかったです。

 

 

 

自分がどうしたいのかをちゃんと把握して、それに沿うって本当に大事ですね。

そうは言っても、長年放置し続けていることがあるので、そのことは別途考察したいと思います。

 

 

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