【ジェンダー用のスポーツ大会を開くべきだった☝️⁉️】

“小生は嘆く”

この様な事件は想定内だが、愚かな政治家やスポーツ協会はこの様なあり得るジェンダー被害の青写真は全く頭の中に浮かばなかったのか?

先ずはおりIOCはこのパリ五輪で、選手同士が接触する競技においてジェンダー選手を外すべきです!

そう思っているのは小生だけ☝️⁉️

【パリ五輪】ボクシング女子、選手の性別が議論に 相手が46秒で棄権
https://www.bbc.com/japanese/articles/c4ngn82wgxpo.amp

アルジェリアのイマネ・ケリフ選手



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画像説明, アルジェリアのイマネ・ケリフ選手
3時間前
パリ・オリンピック(五輪)で1日、ボクシング女子66キロ級の2回戦が行われ、アルジェリアのイマネ・ケリフ選手とイタリアのアンジェラ・カリニ選手が対戦した。試合は開始46秒でカリニ選手が棄権し、ケリフ選手が勝利した。
ケリフ選手は、昨年の女子ボクシング世界選手権で、国際ボクシング協会(IBA)の資格基準を満たせず、失格となった2選手のうちの1人。
国際オリンピック委員会(IOC)は、昨年の世界選手権でウェルター級のケリフ選手が失格となったのは、男性ホルモンの一種であるテストステロンの上昇によるものだったと述べた。ケリフ選手は、2021年の東京五輪にも出場している。
出場者の人数が奇数のため、1回戦は相手がいなかったケリフ選手は1日、アルジェリアのファンの声援を受けながら試合に登場した。

開始30秒以内に顔面にパンチを受けたカリニ選手は、コーチにヘッドギアを直してもらうためにコーナーに向かった。試合は再開したものの、カリニ選手はもう一度コーナーに戻り、試合を止めた。
審判がケリフ選手の腕を上げる直前、カリニ選手が「これは間違っている」と発言したのが、カメラに収められていた。
「自分のために試合を止めた」
リング上でも、試合後にメディアを前にしても、カリニ選手は涙を流していた。
カリニ選手はBBCスポーツに対し、「私は試合を終えられなかった。鼻に強い痛みを感じた。自分の経験と女性としての成熟のためだと(自分自身に)言い聞かせて、自分の国に悪く思われないように、父に悪く思われないようにと願ったけれど、私は止めた。自分のために止めた」と語った。
「一生に一度の試合だったかもしれないが、あの瞬間には、自分の命も守らなければならなかった」
「恐れはなかった。試合も怖くない。打撃を受けることも怖くない。でも今回は何事にも終わりがあり、私は続けられなかったから、この試合を終わらせた」
イタリアのジョルジャ・メローニ首相は自国メディアに対し、「対等な立場で戦えることが重要だが、私から見れば、対等な戦いではなかった」と述べた。
カリニ選手はケリフ選手について、「彼女には最後まで頑張ってほしいし、幸せになってほしい」と語った。
「私は誰かのことを、こうだと決めつけるような人間ではない。判断を下すためにここにいるのではない」
イタリアのアンジェラ・カリニ選手
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画像説明, イタリアのアンジェラ・カリニ選手(手前)
一連の出来事について、アルジェリアのオリンピック委員会は、ケリフ選手への「根拠のない」攻撃を非難した。
昨年の世界選手権では、台湾の林郁婷選手もジェンダー適性検査に合格せず、銅メダルを剥奪(はくだつ)された。林選手は2日に五輪での試合に出場する。


IOCは、パリ五輪に参加している全てのボクサーが「競技資格と参加基準を満たしている」と述べた。
ICOのマーク・アダムズ報道官は7月30日の時点で、「このアスリートたちは何年も前から何度も競技に参加していて、今になっていきなり現れたわけではない。東京五輪にも出場していた」と指摘した。
「適切な行動をとった」とIBA
ケリフ選手と林選手が失格となった2023年の世界選手権は、ロシアが主導するIBAが主催した。
しかしIOCは昨年6月、ボクシングの世界統括団体としての地位を剥奪した。前回の東京五輪とで今回のパリ五輪では、IOCがボクシング競技を運営している。
IBAは7月31日、世界選手権で2人が失格になったのは「競技の公正さと完全性を維持するため」だと発表した。
IBAによると、「2人はテストステロンの検査は受けなかったが、それとは別に認められた検査を受けた。検査の具体的な内容は秘密とする」という。
「この検査は、両選手が必要な資格基準を満たさず、他の女子競技者よりも競技上の優位性があることを決定的に示すものだった」と、IBAは説明した。
BBCは、IBAの適格性検査がどのようなものだったのか、まだ特定できていない。
2人は2022年のイスタンブールの世界選手権で検査を受け、2023年にも検査を受けた。
IBAによると、林選手は失格を不服としなかったのに対し、ケリフ選手はスポーツ仲裁裁判所に不服を申し立てたが、後に取り下げたという。
IBAのクリス・ロバーツ会長は1日、BBCスポーツに対し、2人は「我々の医療委員会が取り上げた継続する懸念」が原因で、出場を禁止されたと話した。
「我々は適切な行動をとった。それがボクシング界にとって唯一正しいものだった」
「2人が女性として出場する資格がないことが判明したため、現在に至っている」
それがいわゆる「性別検査」に該当するのかという質問に、ロバーツ会長は「実質的にはそうだ」と答えた。
「特定のボクサーを資格基準と検査に照らし合わせた時に、他のボクサーをはるかに上回る強さを持っている場合、その人物がこの競技の女子カテゴリーにふさわしくないと思われるのは明らかだ」
「ただただ、正しくない。だから今こうなっている」
IOCはIBAの「恣意的な決定」を非難
IOCとパリ2024・ボクシングユニット(PBU)は1日に新しい声明を出し、ケリフ選手と林選手は「IBAの突然かつ恣意(しい)的な決定の被害者だった」と述べた。
「IBAの2023年世界選手権の終盤に2人は突然、適切な手続きなしに失格とされた」とIOCは指摘した。
「特に、この2人の選手が何年もトップレベルの競技に出場していたことを考えれば、この2人に現在向けられている攻撃は全て、適切な手続きなしに下された、恣意的な決定に基づいている」
「このようなやり方は、良い競技運営とは正反対のものだ」
IOCのマーク・アダムズ報道官
画像説明, IOCのマーク・アダムズ報道官
また、IOCのアダムズ報道官は「これは実際の人物が関わる問題だ。我々はここで、生きている人物の話をしている」と述べた。
「2人はこれまで何年も女子競技に出場していたし、これからもそうなる。これまで何年も、他の女子選手に勝ったり負けたりしてきた」とアダムズ報道官は説明し、「はっきりと明確にしておくべきだが、これはトランスジェンダーの問題ではない」と述べた。
「この件について間違った報道がなされている。これがトランスジェンダーの問題ではないと断言することが大事だと思う」、「この2人の女性はこれまで何年も競技に参加している」とも報道官は話した。
ケリフ選手はこれまで戦った50試合中、9試合で敗北している。同選手は1日の試合後、BBCスポーツに対し、「私は金メダルのためにここにいる。誰とでも戦う」と話した。
ケリフ選手は3日の66キロ級の準々決勝で、ハンガリーのハモリ・アンナルツァ選手と対戦する。
ハモリ選手はBBCに対し、「私はネバー・ギブアップの精神を持っている。何が起きても関係ない」と話した。
「(カリニ選手の棄権は)彼女の選択だ。私は最後まで戦うと約束できるし、どうなるか楽しみだ」
「真実は分からないし、私は気にしない。ただ勝ちたいだけだ」
<解説>スティーブ・バンス、BBCラジオ5ライブ・ボクシング解説者
五輪におけるボクシングの将来がまだ議論されている重要な時期に、このようなことが起こった。全くひどい事態だ。
興味深いのは、この試合の前、ケリフ選手過去の対戦相手や、優れたボクサー、世界チャンピオンや欧州チャンピオンたちがそろって、彼女は「ずる」ではないと言っていたことだ。
ケリフ選手は破壊的なパンチャーではない。まだ5度目のストップだ。
カリニ選手には同情する。だが、ケリフ選手にも、少し同情する。まったくひどい事態の中で身動きがとれないまま、そのひどい事態はまだ終わっていないのだから。

(英語記事 Khelif opponent abandons early in controversial fight)