皆様方大変ご無沙汰しております🙇♂️🙇♂️🙇♂️
約2年ぶりのブログ更新となります😅
実はこの間に
不整脈(心房細動)
という病気を患って2度も手術を受けてしまいました😭😭
今回は、この手術と術後の体験談を中心に私的な感想なども含めて皆様方にご報告したいと思います😌✨
まずは不整脈について説明致しますね😌✨
心臓は、心筋細胞における電気信号を基にして規則正しく動いています。
この電気信号の流れが乱れたり、遅くなったり、速くなったりしている状態が不整脈です😌
不整脈とは心房が細かく動く、つまり速く動くことを意味します。
この原因として、心房のどこかに新たな"発電所"ができて電気が漏れ出るためであり、それにより心房の中で不規則な電気の流れが起こる、という仕組みらしいです✨
不整脈になる一番の原因は、高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病や、喫煙、アルコール多飲、精神的ストレスなどの心臓に負担をかける要素が複合的に合わさった場合に起こりやすくなるそうです😓
心臓🫀自体には問題がなかった私の場合、若い頃の荒れた生活習慣生活のツケが回ってきたものだと思っています😅
まさに、「後悔先に立たず」ですね😵💦
私が患った心房細動は、動悸・息切れ・めまいなどの自覚症状を呈する場合もありますが、約半数の心房細動は無症状です✨
しかし、自覚症状の有無にかかわらず、心房細動があると、心臓の中の血液の流れが悪くなり(血流のうっ滞)、血液の塊(血栓)が形成されることがあり、その血栓が心臓の中から飛び出して、脳の血管を閉塞してしまうと生死にかかわる
脳梗塞を生じる場合があります。
また、心房細動があると、心不全を発症しやすくなることも分かっており、日本だけでも約100万人弱の患者さんがいることが分かっていて、高齢者に多い病気ですが比較的若年の方が発症することも稀ではないようです😱💦
この心房細動に対する治療の基本は、脳梗塞を予防するための抗凝固療法ですが、心房細動による症状を抑えたり心房細動自体を無くす目的で、薬物療法やカテーテルアブレーション治療も行います😌✨
当初は心臓への異常な電気信号をブロックする抗不整脈薬を内服してましたが、そのうちは抗不整脈薬を用いても自覚症状がコントロールできない状態となってしまったのです😱💧
そうなると心房細動は止まってくれませんから脳梗塞などの血栓症予防のため、塞栓症のリスク抗凝固療法の投与が必要となるわけです😓
血液をサラサラにする薬のことですね🩸
私も3年前から飲んでいましたが、この薬には出血しやすくなる、血が止まりづらくなるなどの副作用があるのです😥
一番困ったことは大きな怪我ができない事はもちろん、胃の内視鏡検査や抜歯などにも制限がかかり、年間10万円もする高額な薬であることも事実でした😱💦
心房細動に対する高周波カテーテル焼灼術(アブレーション)
なのです✨
心房細動に対する高周波カテーテル焼灼術(アブレーション)は、基本的に電極カテーテルと呼ばれる太さ2 mmほどの管を使って、肺静脈と左心房の境界を線状に焼灼し、電気的なつながりを絶つことで心房細動発症を抑制する治療です🧐
適応となるのは抗不整脈薬を用いても自覚症状がコントロールできない私のような心房細動の方で約4日間の入院が必要です。
このカテーテル手術は持続性や慢性心房細動になると、私のような発作性心房細動に比べ、成功率も下がってしまうらしく手術すらならば早期にするようにと医師からは勧められていましたが、私自身当時不整脈の自覚症状も薄くなっており、
自分の体内の血管に管を通して心臓の壁を電気で焼く😱💦
という恐怖心は拭えず数年躊躇っていました😅
そんな折、自宅近くの新横浜の循環器内科の医師から症状と年齢的に
死ぬまで抗凝固薬を飲み続ける
or
カテーテル手術
の二者択一の決断を迫られました😓
私の家内は体にメスを入れることに猛反対でしたが、私は今後大怪我・手術などで血が止まりづらい副作用を抱えて生きていくより、根本的な不整脈を止める方を家内の反対を押し切り選択したのです😌✨
また、私の症状を丁寧に聞いてくれる尊敬できる先生からの提案でしたので、手術を受ける覚悟を決めたのも事実でしたね😤✨
それでは、私が受けた
高周波カテーテル心筋焼灼術
(アブレーション)
の治療法について説明します🧐✨
まず手術の準備として外来で造影の心臓CT撮影を行い、心房や肺静脈の形態・走行血栓の有無を確認します✨
高周波カテーテル焼灼術は事前に撮影したCTの画像とカテーテルの位置情報を組み合わせて表示できる三次元ナビゲーションシステムを使用しながら行いますので、画像と体内のカテーテル位置がずれないように、手術中は身体を動かすことができません😵
また、カテーテル焼灼術は痛みの強い治療法です。治療中の痛みで身体が動いてしまうことが無いように全身麻酔を行いながら治療を進めていきます😓
私も手術室に入って、胸や背中にモニター類のシールを装着した後に、鎮静薬で完全に眠った状態で手術の内容も痛みも全く覚えていません😴
その間に「くだ」を口から声帯の上まで入れて人工呼吸器で呼吸の補助を 行っていき、性器に尿管が入れられます😱💦
その後、私が麻酔でおねんねしてる間に局所麻酔を行いカテーテルを出し入れするための管を4-5本程度、血管内に入れていきます✨
そして、そのシースから数本の電極カテーテルと治療用のアブレーションカテーテルを入れ、レントゲンを使って心臓内まで進めていきますが、
アブレーションすべき心臓の部屋は左心房ですので、右心房と左心房の間の壁(心房中隔)に穴を開けてカテーテルを通していき、左心房に進めた後に焼灼が開始されます😱
心臓の壁に穴を開けられてたんだぁ〜😭😭
治療時間としては、私のような心房細動発症の基盤も治療する場合には3-4時間程度を要するそうです😵💦
治療が終了したら静脈麻酔を止め、私は覚醒していきます。
体内に挿入したシース・カテーテルをすべて抜き、医師が10-20分手で押さえて止血します🩸 その後、確実に止血するために粘着力の強いテープで創部をしっかり圧迫固定された私は病棟に戻ります😌
病棟に帰った後も両足を伸ばしたままの姿勢で約4-6時間の安静が必要なため、その間寝返りも出来ない辛い状態が続きます😓
翌朝に止血確認を行い許可が出れば尿管も外されて普通に歩くことができます😊
そして、手術の翌々日に退院となります。退院後、入浴、仕事、軽いスポーツは問題ありませんが、約1週間だけ足の付け根の部分を急に鋭角に曲げること(正座など)と過激なスポーツは控えることになります😅
このカテーテル焼灼術は一般に安全性が高い治療法だそうですが、心臓という大切な臓器に対する治療ですので、危険性や合併症が起こる可能性があります😱
幸いにも私の場合、手術における合併症は起こらず無事に終了しています😌✨
アブレーション手術終了後数日間は左心房の焼灼部位は「やけど」の様な状態ですので、やけどが治癒して落ち着くまでにしばらく時間がかかるそうです😓
ですから、焼灼後3ヶ月以内は発作が起きても起きなくても、長期的な成功や再発と判断されず、 3ヶ月目以降に外来にて24時間ホルター心電図などで治療効果の判定をすることになります😌
私は一昨年の8月に1回目のカテーテル焼灼術を受けましたが、その後のホルダー心電図でも有効に不整脈を抑制出来たと判断されて、半年後の昨年2月には抗凝固薬を医師の指示で止めてます😊✨
1回の治療では治療が不十分で、複数回の治療が必要となることもあると聞いており、初回の治療で心房細動が残っていても次の治療で改善する方も大勢居ると言いますが‥
私の場合は✨
手術成功⭐️⭐️
したわけなのです😝✨
しかし、カテーテル治療がうまくいっても心臓の変性を進行させる因子(飲酒・喫煙・血圧・メタボリックシンドローム)が多く存在するとそれだけでも再発のリスクが高くなるそうです😅
これらの因子は脳梗塞のリスクも高めるので、カテーテル治療をしたからといって油断することなく、健全な生活習慣を身につける必要があります😊✨
私はその後心臓に危険な因子に気をつけて健全な生活を送っていたのです‥が‥💦
術後一年経った昨年8月に
不整脈の発作
が私を襲ったのでした😱😱😱
以下PART2へ続く💦💦