は古典的なフィッシング詐欺で個人情報、クレジットカード情報を入力するように画面が切り替わっていきます。
PCやスマートフォン、タブレットなどの端末種類に関わらず様々なブラウザで表示されることがわかっています。
最初に確認したのは2019年でしたが2020年になっても同じ手口で元気に活動中のようです💣
着眼点
この画面で
「そんな美味しい話はないだろう」
と気づくことができればいいのですが、できずに【ここをクリック】
を押してしまうと、次のような画面に移ります。
この画面では、個人情報を入力するフォームがいくつも準備されています💢
この画面で個人情報を入力してしまうと、詐欺グループに易々と情報を渡してしまうことになるのです😢
途中、説明書きとして、もっともらしい文章が書いてありますが、要約すると月額5000円の課金が自動的に発生することが書かれています😵
文章中の「サービス」が何を示しているのかも分かりませんし、課金が発生するということは相手に口座情報を握られるということですので絶対に入力しないようにしてください💥
被害に遭わないための対策
こうした詐欺被害に遭わないためには、
「もしかしたら詐欺かも?」
と思えるように常日頃から意識をしておくことと、実際の事例をいくつか知っておくことも重要だと思います✨
まず、このGoogleギフト当選詐欺ですが、実は2年ほど前から同様の手口が頻発しています💦
Twitterで注意喚起をしている人もいたので、もしかしたら知っていた人もいるかもしれませんが、類似例も見ていきましょう👀💧
類似例1
SoftBankのフリをして「iPhone当選」を匂わせる詐欺
この詐欺の手口も冒頭に説明した
Chromeのユーザー調査
や
Safariのユーザー調査
に似ています。
共通点てして・・
1、ユーザーの意思とは関係なしに突然はじまる点
2、アンケートの回答を求める点
3、iPhoneなどのアイテムで釣る点
4、クレカの入力まで誘導する点
などですが、相違点は
SoftBankのフリ
をしている点です😨
では、大まかな流れを以下で紹介します
1:「SoftBankの親愛なるお客様! おめでとうございます!」といきなり表示される。
2:アンケートに回答したら「iPhone 11 Pro」「iPhone XS」「iPad Air2」をゲットできるってことが、怪しい日本語で告げられる。
3:「どのくらいインターネットプロバイダのサービスを使用していますか?」などの簡単な質問(12問)に答える。
4:回答が終わると商品選択ページへ。
5:「iPhone XS」「iPad Air2」は売り切れだが、「iPhone 11 Pro」は残り3つ! 価格は送料のみで、1〜3ドル(約110〜330円)の表示
6:『取得』をタップしたら予約完了。そのあとに「連絡先の詳細」と「配送先住所入力」を求める旨が告げられる。『OK』をタップ。
7:「真新しいiPhone 11 Pro」「のみ100円」という表記を確認しつつ下にスクロール。
8:メールアドレスを入力し、『持続する』をタップ
9:クレジットカード情報の入力を求められる。
専門家によると
クレカ情報を入れてしまうと、実際にクレジットカードから数千円ほど引き落とされるというのが定番のパターンだそうです💢
数万ではなく数千円と少額なのもポイント。
少額だと、「ヤラレタ」ってことに気づきにくいということらしい😩
類似例2
RayBanスパム詐欺
皆さんはFacebookやInstagramで、レイバンセールのお知らせを目にしたことはありませんか?
大抵の場合、慈善活動と銘打って数万円するサングラスが500円以内で購入できるという内容になっています。
こちらの案内も詐欺で、個人情報を抜き取るための罠です😰
しかしこのレイバンセールの厄介なところは、知人のFacebookやInstagramが乗っ取られて投稿されているケースが多く、一瞬信じてしまいそうになるところです。
友人からの案内だから大丈夫だろうと安易に信じず、無視するようにしましょう💥
また、その友人にはアカウントが乗っ取られてしまっていることを伝えてあげるようにしてください✴
盗まれた個人情報はどう使われるのか?
先述の例のように個人情報を聞き出す詐欺を
「フィッシング詐欺」と言いますが、こうした詐欺で盗まれた個人情報はどのように悪用されてしまうのでしょうか?
様々な使われ方をしますが、多くのケースでは以下のように悪用されます。
口座からお金を抜き取られる
まず、単純に口座からお金を盗まれるパターンです。
お金の抜き取り方も様々で、一気に大金を引き落として逃げるタイプもいれば、気づかれにくいように少額ずつ盗んでいくタイプもいます。
そのため、過去にこうした詐欺サイトで個人情報を入力したかもしれないという心当たりのある方は、一度カードの利用明細や口座情報を確認してみることをオススメします。
詐欺グループ内で共有され、別の詐欺のカモにされる
先述のような詐欺サイトで易々と個人情報を入力してしまう人は、詐欺師側からすれば
「騙しやすい人」
です。
実際に詐欺サイトに直面した時、大半の方は詐欺だと気づいて個人情報を入力することはしません💡
そのような中、100人に1人でも個人情報を入力してくる人がいれば、その人は詐欺グループの絶好のターゲットになります😫
詐欺グループでは、こうした騙されやすい人のリストを作り、他の詐欺のターゲットとして転用することがあります。
例えば、Googleギフト当選詐欺で引っかかったメールアドレス宛に
「絶対に儲かる株」
の話を持ちかけたりしてお金を騙し取ろうとするなどです👅
こうした勧誘メールが多く届くようであれば、メールアドレスを変更するなどの対策をするようにしてください❕
具体的な対処法
上記のフィッシングサイトにアクセスしてしまった場合は、アンケートに答えずに前のページへ戻ることが一番安全です。
安全な戻り方と、もし個人情報を入力してしまった時の対処法を紹介します。
戻る」ではなく「閉じる」
実は、前のページへ戻ろうとしても戻れない仕組みになっています🙍💦
Safariの左下のバックボタンを押しても、再び詐欺サイトへアクセス(リダイレクト)するようになっているのです😱😱
詐欺サイトに何度もアクセスする前に、タブを閉じましょう💥
1回しか表示されないので注意
この詐欺サイトは、最初の1回目しか表示されないようになっています。
元にいた検索ページへ戻り、再び詐欺サイトへアクセスしようと思っても表示出来ません😢
閲覧履歴から再びアクセスしても、詐欺サイトへは飛ばずにGoogleへ飛びます😨
つまり、
「騙された!」
と思ってもう一度アクセスしようと思っても、問い合わせも出来なくなるということなのです🆘️💥
(そもそも詐欺サイトには、問い合わせ出来るような項目はありません)
1回しか表示できないからこそ、個人情報は残さないようにして、すぐにサイトを閉じることです‼️
個人情報を入力した場合
アンケートを答えてしまっても、個人情報を入力していないのであれば、そこまで心配する必要はありませんが・・
個人情報を入力してしまった場合は、すぐにクレジットカードの停止&番号の変更を行ってください❗
メールアドレス・電話番号も変更できるようであれば、変更した方がより安全です✨
「変更したからもう大丈夫」と安心はせずに、数ヶ月の間は、謎の引き落としや不審な電話&手紙が無いか気を付けるようにしてくださいね✴