第1回日本レコード大賞
が開催された
1959年の主な出来事です✴

1月14日 
昭和基地に置き去りにしたタロとジロの生存確認。

※極寒の南極で鎖につながれたまま置き去りにされた日本隊の樺太犬、タロとジロが1年後に発見、保護され「南極物語」として映画化にもなりました☀️



1月26日 
プリンス自動車工業が「グロリア」を発売。当初の車名は2代目まで「プリンス・グロリア」

※グロリア(GLORIA)は、プリンス自動車工業と日産自動車が1959年から2004年まで製造・販売していた高級セダンです✴



2月11日 
和製ポップス歌手「ザ・ピーナッツ」がこの日デビューする。

※「第2回 日劇コーラスパレード」で歌手デビュー、4月、「可愛い花」でレコードデビュー。1959年6月17日から1970年3月31日までフジテレビ系の歌謡番組『ザ・ヒットパレード』のレギュラーに抜擢されます☀️



3月1日 
吉本ヴァラエティ(現・吉本新喜劇)第1回公演。

※毎日放送初のテレビ中継が行われ、吉本ヴァラエティ『アチャコの迷月赤城山』を生放送されました。吉本ヴァラエティが後の吉本新喜劇となるのです🎵



3月9日  バービー人形発売。

※バービー(Barbie)はアメリカの玩具メーカーマテル社が販売する着せ替え人形。30cmサイズ。設定は17歳のファッション・モデルだそうです🎶



4月8日 
週刊文春(文藝春秋)が創刊。

※表紙は正田美智子さん(当時)、現在の皇后陛下でした✴

※週刊文春創刊号の目次はこんな感じ。

※グラビアページでも、皇太子様(当時)と正田美智子さん(当時)のナイスショットでした✴



4月10日 
皇太子明仁親王と正田美智子が結婚、ミッチー・ブームが最高潮に。

※結婚式でお召しになったローブ・デコルテは、京都西陣の龍村美術織物の生地を、クリスチャン・ディオールでデザインしたものだそうです✨



4月26日 
巨人の王貞治選手が対国鉄戦でプロ入り第1号本塁打を打つ。

※59年巨人入団後は、とにかく打てず、「オー、オー、三振王」のヤジだったそうです😵
そして、開幕から13試合目の国鉄戦で右腕エースの村田元一から27打席目のプロ初安打が初ホームランとなりました✴




5月26日 
IOC総会で、1964年の夏季オリンピック開催地が東京に決まる。



6月25日 
昭和天皇・香淳皇后が後楽園球場の巨人-阪神戦を観戦(天覧試合)。巨人の長嶋茂雄選手が阪神の村山実投手からサヨナラ本塁打。

※ロイヤルボックスから手を振る昭和天皇✴

※天覧試合で集中力を高め、打席に入る長嶋✴

※4対4のまま迎えた9回裏、巨人の攻撃で先頭打者の長嶋が左翼ポール際にサヨナラ本塁打を放ち、巨人の勝利でした✴



8月1日 
 日産自動車が「ブルーバード」を発売。当初の名称は6代目まで「ダットサン・ブルーバード」

※操縦安定性や乗り心地が改善され、優れたトータルバランスにより大ヒット作となり、同クラスの代表格的な存在となりました✴



9月26日 
 伊勢湾台風、明治以後最大の台風被害をもたらす。死者5041人、被害家屋57万戸。

※1959年9月、日本に上陸した台風により、愛知、三重を中心に甚大な被害を被り、犠牲者は5098人(死者4697人、行方不明者401人)に及びました。

※伊勢湾台風による高波で被害を受けた愛知県半田市の市営住宅の残骸。



10月29日
 日本シリーズで南海が巨人を4連勝のストレート勝ちで下し初の日本一に輝く。

※南海・杉浦忠(左)、野村克也

※4連投4連勝で日本シリーズMVPに輝いた杉浦✴



11月1日 
マルタイが棒ラーメン「マルタイラーメン」を発売。

※マルタイといえば棒ラーメン” ・ “棒ラーメンといえばマルタイ”
と言われるほど、 半世紀以上愛され続けている 即席棒状めんのパイオニア商品です。子供の頃からよく食べてましたよ🎵




1959年の映画

お熱いのがお好き 

※偶然殺人事件を目撃してしまった2人の男は、追われる身に。カツラと化粧を施し女性バンドの中に潜り込み、ギャングの目を欺こうとします。名優ジャック・レモンとトニー・カーティスの女装をよりナチュラルに見せるため、モノクロで撮影されました。マリリン・モンローの起用により「I wanna be loved by you」のミュージックシーンなど記憶に残る名場面が生まれました✴


※おなじみのこの曲 "I Wanna Be Loved By You" は、マリリン・モンローの持ち歌ではなく、ヘレン・ケインの曲がオリジナルなのだそうです✨



ベン・ハー 

※ユダヤの豪族の息子、ベン・ハーの数奇な運命を通してローマの圧政とキリストの最期を6年半の製作期間と54億円の巨費を投じて描いた一大スペクタクル。
テレビやビデオで何度も観ましたね✌




宇宙大戦争

※近未来、宇宙ステーションと地球上で原因不明の怪事件が起き、国際宇宙科学センターは対策に奔走しますが、メンバーには宇宙人スパイが紛れ込んでいたのでした・・




東海道四谷怪談 


※民谷伊右衛門は、仲を裂こうとする恋人・岩の父親を秘密裏に殺し、彼女と共に江戸へ逃げます。その後、伊藤家の一人娘を助けたことから、伊右衛門に婿入りの話が出て、たちまち彼は岩を疎んじ始めるのです。伊右衛門は薬と称して、岩に毒薬を飲ませ……。「四谷怪談」の最高峰と言われる作品。






1959年のテレビ


少年ジェット


※白いマフラーをなびかせた少年が、愛車のオートバイ・ラビット号を駆って愛犬シェーンと共に様々な悪に敢然と立ち向かう少年ヒーローものの元祖的作品です✨




・ヒットパレード


※1959年6月17日から1970年3月31日までフジテレビ系列局で生放送された音楽番組です🎶
人気ロカビリー歌手だったミッキー・カーチスや長沢純の総合司会により、毎週人気歌手が多数出演してステージを繰り広げていた番組で、テレビが茶の間に浸透するきっかけを作りました。
この他に、司会は当時デビューしたばかりのザ・ピーナッツが務め、そのザ・ピーナッツのバックを務めていた「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」にも注目が集まるようになり、後年のグループ・サウンズ・ブームのきっかけともなるのです🎶




1959年のコマーシャルキャッチフレーズ

僕の名前はヤン坊
僕の名前はマー坊
ヤン坊マー坊天気予報


※当時の貴重なCMです✨




姓はオロナイン、名は軟膏オロナイン軟膏





それでは、レコード大賞の話題に移りましょう🎵

第1回
日本レコード大賞

は、1959年(昭和34年)12月27日に文京公会堂で行われました。

審査員は、
音楽ペンクラブから5名
NHKから3名
各放送局から1名
『平凡』と『明星』の編集長
作曲家協会の会員代表
であり、審査員が1人1曲をエントリーし、12月14日の第一次予選で20曲、第二次予選で6曲まで候補が絞られます。

15日に6曲の中で決を採った結果、「黒い花びら」とフランク永井の「夜霧に消えたチャコ」の間で決選投票となり、
「黒い花びら」
が1票差で大賞に選出されました。

フランクは歌唱賞を受賞、また新人の水原が大賞を受賞したため、新人賞は受賞者なしとなりました。
しかし、審査の最中に「黒い花びら」を作曲した
中村八大
が作曲家協会に所属しておらず、ノミネートの基準を満たしていないことが発覚し、「黒い花びら」もロカビリーだから外すべきだ、という意見が出ましたが、結果として、受賞曲はロカビリーの
黒い花びら


歌手はジャズ喫茶やキャバレーで下積みを積んだ
水原弘


作曲はジャズマンから転身したフリーランスの
中村八大


作詞は本職が放送作家の
永六輔


といういずれも本作デビューの3人という、音楽界の主流とは程遠い面子が第1回の大賞に輝いたのです✨

ただし、レコード大賞自体は当時知名度が余りにもなく、受賞の報せを受けた水原は
「レコード大賞? なんだい、そりゃあ」
という言葉を残しており、中村は名古屋への演奏旅行の最中で
「おめでとう、と言われても何だかわからなかった」
と言ったそうです✨

発表会は12月27日の午後3時から文京公会堂で行われ、ラジオ東京テレビ(現:TBSテレビ)で生中継され放送時間はわずか30分でした☀️
司会の鶴田全夫アナウンサーの紹介と表彰、受賞曲の披露が淡々と進むだけの構成で、収容2000人の会場にコロナでもないのに観客は200人しか入らなかったそうです✨
また、終了後の祝賀会は会場前の喫茶店の2階で行われ、一同紅茶とケーキで歓談したということでした✨

司会
鶴田全夫

日本レコード大賞
「黒い花びら」
水原弘



歌唱賞、作曲賞

夜霧に消えたチャコ
フランク永井




作詩賞
「フルート」
島倉千代子
作曲:サトウハチロー



童謡賞

「やさしい和尚さん」
石井亀次郎とキングホウズキ会




以上です🙇






『歌手応援企画』

私がブログでフォローしている歌手の皆さんをご紹介するコーナーです🎶

今回ご紹介する歌手の方は

日本クラウン
原真由美さん


です🎵

原真由美さんはカラオケ講師としても活躍中です🎤🎶



現在、オリジナルの曲の中で
三味線を使おうと一生懸命練習しています✴


『女将』かよく似合う真由美さんの丁寧な歌唱が癒されます🎶
ほのぼの演歌をお聴き下さい🎵

収録曲>
1. 倖せのれん
作詩:加津よう子 / 作曲・編曲:松井タツオ
2. 恋のなきがら
作詩:加津よう子 / 作曲・編曲:松井タツオ
3. やるっきゃないさ
作詩:加津よう子 / 作曲・編曲:松井タツオ


《問い合わせ》
青木ひろし音楽事務所aokimusic

日本クラウン 原 真由美 
ファンクラブ後援会事務局

〒160-0004
東京都新宿区四谷4-24-2中島第一ビル10階☎️03-3226-8305 Fax03-3225-5603
 090-3217-0292