遠山の金さん




とは、実在した江戸町奉行の
遠山金四郎景元


を主人公にした時代劇です☀️

江戸北町奉行である
遠山金四郎(通称・金さん)
が遊び人に成りすまし、江戸の街で起こる事件に関わってゆきます☀️
遊び人の姿で悪党を倒し、配下に捕縛させた後、奉行所でのお白州にて悪党を裁きます✴

悪党は
北町奉行=遠山金四郎
遊び人の金さん
が同一人物とは認識していないためお白州でシラを切ります😣


そんな悪党を見た遠山金四郎が、啖呵をきった後、遊び人の金さんのシンボルである桜吹雪を悪党に
見せつけ、悪党が観念するというパターンが定番なのです👏👏


では、基本的な番組の構成を観ていきましょう・・☺✌



では始まり始まり~🌸🌸
まず事件が起き、北町奉行の遠山景元
遊び人の金さん
(正体を知らない岡っ引き等には金の字や金公と呼ばれる)
として自ら潜入捜査を行い事件の真相と黒幕を突き止めます💡




その後、被害者や共犯者など関係者が全員揃った場所に乗り込み、突き止めた悪事の数々を言い立てるのです😆

しかし悪人たちは金さんをただの遊び人と見下し、悪事を全て認めたうえで被害者と共に抹殺しようとします💦

ここで金さんは
 「この金さんの桜吹雪、見事散らせるもんなら散らしてみろぃ!」
などと啖呵を切って片肌を脱ぎ、桜の彫り物を見せつけるのです🌸




この後、金さんと悪人たちが入り乱れてチャンバラとなり、悪人たち全員が金さん一人に気絶させられます💫


そして、同心たちが悪人を捕縛するためその場に駆けつけ、
「御用だ!!御用だ!!北町奉行所の者だ!!」
「北町奉行所だ!!神妙にせぃ!!」
と言います☀️


その隙に金さんは桜の彫り物を隠し、姿を見られないよう到着前に立ち去るのです💨

後日、捕縛された悪人たちがお白洲に曳き出されて吟味に掛けられます✨
お白洲には「至誠一貫」と書かれた額が掲げられており、遠山奉行が
 北町奉行・遠山左衛門尉様、ご出座~!!」
の声と太鼓と共に登場します☀️


幕府高官や藩の重役などが悪人の仲間である場合、参考人などの形で陪席することがあります✨

遠山が
「これより**について吟味を致す、一同の者面を上げい」

「さて○○(悪人)、××(罪状)とあること既に吟味左結果明白であるが様相違無いな」

と悪人に罪状を問いただします✴
悪人は


「滅相もございません…」
「何かの御間違いでございましょう」

「悪巧みは全く身に覚えがございませぬ」
「名奉行と呼ばれる遠山様とも思えませぬな」

「お奉行様、全くの濡れ衣でございまする」

と言って犯行を否認するが、被害者は証人として“遊び人の金さん”を呼ぶよう訴えます。

「遊び人の金さんを呼んで下さい。金さんが全てを知っています」

しかし、悪人は金さんの存在を否定し、遠山に罵声を浴びせます😨
幕府高官や藩の重役などが陪席している場合、その高官が

   「遠山殿、これは全く意味のない白洲ですぞ。」
「**奉行(幕府の閣僚や藩の重役の名称もあり)である身供をここに座らせるとは、御身のお立場も危ういですぞ」


等と、とぼけた様に悪人の無罪を主張したり、圧力をかけたりします😅

特にテレビ版初期は、遠山の方から
   「もう一人、証人がいる」
などと金さんの存在をほのめかす場合もあります💡

この場合も悪人らは
 「では、その男をお呼びください」
と強い調子で言ってみたり、金さんを被害者の一味扱いした上で、悪口雑言

 「背中一面にものすごい入れ墨をしている、とんでもない極悪人」


を並べ立てたりします😰

悪人や取り巻きたちの罵声が最高潮に達した時、遠山が

「やかましぃやい! 悪党ども!!(やかましぃ!!)」

「おうおうおう、黙って聞いてりゃ寝ぼけた事をぬかしやがって!」


などと、今までの謹厳な口調とはガラリと変わった江戸言葉で一喝します💥

そして、遠山が

      「あの晩、見事に咲いた金さんのお目付け桜夜桜を、まさか己ら! 見忘れたとは、言わせねえぞ!!」

「この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ!」

と言いながら片肌脱ぐと、そこには“金さん”と同じ桜の彫り物が・・


一同、全てを“金さん”こと遠山に見られていた事を知って驚愕します😨
さらに、遠山は

  「己ら! それでもまだシラを切ろってんのか!!」


と付け加えます💥
このとき多くの悪人は

お、畏れ入り奉りました…」「申し訳ございません」
「く、くそぉ…」

などと観念するのです☀️

被害者は
「ああ、金さん!!」
「金さんが、お奉行様!?」
「えっー!?」
などと驚きを交えつつ言います😨


幕府の高官や藩の重役などが陪席している場合、その高官が
「おのれ遠山!」
などの言葉とともに遠山に斬りかかろうとしますが、撥ね返されます(大体、長袴で蹴り倒される)




悪人が観念したところで遠山が姿を戻して判決を言い渡します☀️
主犯には大抵
「市中引き回しの上、打ち首獄門」または「磔獄門」

共犯は
「終生遠島」
高官には
「御公儀(評定所・**藩)より、追って極刑(切腹)の沙汰があろう」
と申し渡します✨

その後
「引っ立てい!!」
となります✴
悪人はこの時もジタバタしていることが多く、捨て台詞を吐くこともあります💦

悪人が連れ出された後は、
「さて、△△(被害者)…」
となり、被害者が

「お奉行様とも知らずご無礼を…」
「まさか、金さんがお奉行様だったなんて…」
「お奉行様が私達を助けてくれるなんて、滅相もありません」

などと言い平身低頭します🙇

被害者が、売られ女郎や飯盛女に身を落されていたり、強欲な人物にコキ使われていたり、盗賊一味の引きこみとなっていたなどの薄幸な女性が軽微な犯罪を犯していた場合は、大概
「江戸十里四方所払い(江戸市中からの追放)」
「寄場送り」
「遠島」
などの温情判決を下します☀️


この時被害者が
「もっと厳しい罰を」
「どうか死罪や獄門にして下さい」
などと言うと、遠山が

「甘ったれるんじゃねえ!」
「おめぇは死んじゃいけね。嫌な事は忘れて、これからは生きる道を選ぶんだぞ」

などと説得する時があります✴

最後に小声で“金さん”になり

 「○○○(被害者の父親(母親)・祖父(祖母)・兄弟(姉妹)などの家族や夫婦など)と達者で暮らすんだぜ」

「○○○(被害者の父親(母親)・祖父(祖母)・兄弟(姉妹)など)を大事にしなよ」

「良い○○○(大工や医者など)になりな」

「○○○(被害者の幼馴染や婚約者など)と幸せにな」

「早くいい人を探して、嫁(婿)になるんだぜ(独身人物のみ)」

などと温かい言葉をかけ無罪になって、江戸市中に留まることになった場合は

 「俺が金さんって事は内緒にしておいてくれよ」

などとも言います☀️

これにて一件落着

でお開きとなります👏👏

後日、遠山が妻帯している場合は自宅で嫁と談笑したり、“金さん”として岡っ引きや行き付けの店の町人などと軽口を叩いたり、


被害者のその後が語られたりして番組は終わります・・👏👏


それでは、歴代の金さんです・・・


1. 遠山の金さん捕物帳
(主演:中村梅之助、1970年 - 1973年、全169話) 

※やはりこの人の金さんが私の中では一番かっこ良かったですね☀️


2. ご存知遠山の金さん
(主演:市川段四郎、1973年 - 1974年、全51話) 

※前の金さんの印象が強すぎて可愛そうでした😰


3. ご存じ金さん捕物帳
(主演:橋幸夫、1974年 - 1975年、全27話) 

※歌う金さん登場って感じだったかな✨


4. 遠山の金さん
(主演:杉良太郎、1975年 - 1979年、テレビ朝日、全131話) 

※とにかく豪快な桜吹雪のポーズに立ち回りの激しさが魅力でしたね‼️


5. 遠山の金さん
(主演:高橋英樹、1982年 - 1986年、テレビ朝日、全198話)

※濡れ手拭いを武器にして戦う殺陣は魅力でした‼️立ち回りが上手い金さんでした✴


6. 名奉行 遠山の金さん / 金さんVS女ねずみ
(主演:松方弘樹、1988年 - 1998年、テレビ朝日、全219話)

※この辺りからたまに観る程度でしたが、松方の名調子が心地好かったですね👏



7. 遠山の金さん
(主演:松平健、2007年、テレビ朝日、全9話)

※暴れん坊将軍と同じく、落ち着いた優等生の金さんでしたね‼️



3時間スペシャル作品

名奉行!遠山の金四郎
(主演::松岡昌宏、2017

※頑張ってましたが😅これまでの金さんと比べると・・仕方ないですよね😝


さらに・・
パチンコ台でも人気です‼️





日本人の大好きな
遠山の金さん
は不滅なのです‼️


終わり🙇