昭和の作曲家古関裕而妻金子をモデルに、作曲家とその妻の物語を描いた朝ドラ

[エール]

が始まりました~😄✌



あらすじは・・

日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服屋に、のちに多くの名曲を生み出すことになる
作曲家・古山裕一
が誕生します✨

老舗の跡取りとして育てられた裕一ですが・・
少々ぼんやりしていて、周りには取り柄がない子どもだと思われていました😪


しかし、音楽に出会いその喜びに目覚めると独学で作曲の才能を開花させていきます☀️

青年になった裕一は、一度は音楽の道をあきらめようとしますが、海外の作曲コンクールに応募して
上位入賞を果たしたことをきっかけに、裕一は歌手を目指している関内 音
と知り合います🎵

福島と豊橋―遠く離れた地に住みながらも、音楽に導かれるように出会った二人は結婚するのです💑


そして不遇の時代を乗り越え、
二人三脚で数々のヒット曲を生み出していきます🎵

しかし時代は戦争へと突入し、
裕一は軍の要請で戦時歌謡を作曲することに・・・
自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛める裕一…

戦後、混乱の中でも復興に向かう日本・・・🇯🇵


古山夫妻は、傷ついた人々の心を
音楽の力で勇気づけようと、新しい時代の音楽を奏でていくのです







モデルの古関裕而さんは、


明治42年(1909)8月11日に呉服屋の「喜多三」の長男として生まれます。
出身は福島県です。
「喜多三」のところが「喜多一」になっているだけで、そのまま描かれてます。

朝ドラの古山裕一の性格は、気弱でいじめられっ子という設定になっていますが、この部分も古関裕而さんの著書で「教室の中で大人しく目立たない存在だった」と自ら記しています。

叔父が経営する銀行に勤めていたという部分も史実通りとなっており、その後、関内音(二階堂ふみ)と文通してその後に結婚というところも同じです☀️


古関裕而さんは、呉服屋の長男として生まれましたが、家業は倒産してその後は実家への支援をしながら自身の作曲を続けています

※菊田一夫さんと…✨

おしどり夫婦として音楽家として古関金子さんと二人三脚で生きた人生だったと言えるでしょう。

戦争時に曲を多く作っていますが、これは本人が望んでいたわけではありません。
時代が作らせたものであり、流れには逆らえなかったのです。

※西条八十と戦線へ出発🇯🇵

戦後は作りたかった曲を作れるようになりました✨

※伊藤久男さんと…✴️


私がよく知ってる曲では
「長崎の鐘」
「モスラの歌」
等々があります。

※野球場にて指揮✴


また、フジテレビ系の音楽番組 『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員を、1972年10月の開始から1984年6月24日まで務めていたのが記憶に残っていますね☀️


※当時「優しいおじいちゃん」というイメージでした😆✌

 NHKの朝の連続テレビ小説「エール」の中で、古関裕而さんがどのように描かれていくのかとても楽しみですね。かなりモデル通りに描かれているので期待したいと思います✌





妻の古関金子さんは、内山安蔵・みつ夫妻の三女として生まれています。
父の安蔵さんは陸軍第十五師団に物品を納入する業者で、ある程度裕福な家でした。


裕而との出会いからスピード婚には驚きましたが、声楽の才能がありながら志半ばで断念してしまわざるを得ない状況は残念に思います。
 
その人生は裕而さんと出会い、声楽・子育て・戦争・生活・余生と流れていきました。


金子さん自身、好きな相手と結婚し、声楽は残念でしたが音楽に囲まれた満ち足りた人生だったのではないでしょうか?
朝ドラ「エール」でどのように描かれるのか楽しみですね。





では、このドラマの配役をご紹介しましょう☀️

主役
古山裕一  役
窪田正孝


[プロフィール]
1988年神奈川県出身。2006年連ドラ俳優デビュー。
12年、映画『ふがいない僕は空を見た』で、
ヨコハマ映画祭最優秀新人賞
高崎映画祭最優秀助演男優賞2014年度前期連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインに思いを寄せる青年・木場朝市を演じ、


お茶の間の注目を集めます。
独特の存在感と際立った演技力で、今最も期待される俳優の一人なのです☀️
また、主人公・古山裕一の子ども時代を演じている
子役・石田星空


が「可愛すぎる」「窪田くんに似てる」と反響を呼んでいます🎊



ヒロイン
関内 音  役
二階堂ふみ


[プロフィール]
1994年沖縄県生まれ。2009年、『ガマの油』でスクリーンデビュー。
11年『ヒミズ』で
ヴェネチア国際映画祭マルチェロマストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を受賞。
14年映画『私の男』では
日本アカデミー賞主演女優賞
を受賞。
大河ドラマ「西郷どん」の愛加那役は名演でしたね👏👏

※素敵な笑顔です☀️

※日曜劇場「この世界の片隅に」の遊女リン役はめちゃ色っぽかったなぁ~🎵

今回、連続テレビ小説初出演にしてヒロインを務めます✴

3月30日発売の、二階堂ふみさんに密着したフォトブック
『二階堂ふみ in エール』
から数枚ご覧ください✴






また、幼少期を二階堂そっくりの風貌で演じる
子役・清水香帆



の好演も際立ちます✴




裕一の父:古山三郎役
唐沢寿明



福島の老舗呉服屋「喜多一」4代目店主。長兄と次兄が相次いで亡くなったため、三男でありながら店を継ぐことになりました。
子どもたちには自分の信じた道を歩んでほしいと願っています✴



裕一の母:古山まさ役
菊池桃子


織物業が盛んな川俣町で生まれます。実兄からの養子要請と夫の息子を応援したい気持ちとの間で挟み撃ちに遭ってしまいます✨




裕一の伯父:権藤 茂兵衛役
風間杜夫


川俣町にある銀行を運営している実業家。子宝に恵まれず裕一か浩二のどちらかを養子に迎えたいと熱望しています✨



音の母:関内光子役
薬師丸ひろ子



新しい時代に、女性もしっかり自立すべきと考え、三人の娘たちにはそれぞれ好きな道を歩ませたいと考えています✴


音の父:関内安隆
光石 研



主に軍に納品する馬具を製造販売する会社を経営。
娘たちにとっては優しい良き父親。音楽好きで、娘たちにいろいろな楽器を習わせていました✨



音の姉:関内せ吟
松井玲奈



おしゃれ好き。すてきな男性と出会って幸せな家庭を作りたいと願っています。
結婚相手を探すために、音楽学校を受験する音とともに東京へ行きます☀️

子ども時代は
本間叶愛

が演じています🎵




音の妹:関内梅
森七菜



現実主義でしっかり者。
文通だけで裕一へ夢中になった音に現実を見るように指摘します。文学好きで将来は小説家になることを夢見て、懸賞小説に応募しますが、作品を最後まで書けないのが悩みのようです✴

子ども時代の
新津ちせ


の演技も可愛くて見逃せません。実は元気にパプリカを歌いながら踊るあのfoorin(フーリン)のメンバーなのです🎶




魚屋「魚治」の長男:村野鉄男役
中村蒼


けんかっ早い性格ですが詩を作ることが得意。
後に作詞家となり、裕一や久志とともに「福島三羽ガラス」と呼ばれるようになります✴

※子ども時代は
込江大牙


が演じました👏



県議会議員の息子で裕一の小学校時代の同級生:佐藤久志役
山崎育三郎


音が入学した東京帝国音楽学校の上級生として裕一と再会。
プロ並みの歌唱力と表現力で女生徒たちから「プリンス」と呼ばれます。
後に歌手となり、裕一の作った曲を唄うことで好評を博すことになります✴

古関裕而の親友で歌手の
伊藤久男


がモデルなのです☀️

※子ども時代は
山口太幹


が演じました👏




裕一の小学校時代の担任:藤堂清晴役
森山直太朗


裕一の音楽的才能をいち早く見抜き、裕一が成人してからも良き相談相手として裕一を応援していきます🎵


そして、
裕一の同級生:とみ
白鳥玉季


テセウスの船では、心の姉佐野鈴役で熱演していました✌









三浦環さんをモデルにしている双浦環は、古山音が憧れる人物になります。

三浦環さんは、日本人による初めてのオペラ公演を成功させた人物です。


その後、世界的なオペラ歌手として欧州各国で活躍していきます。日本人が当時世界的な活躍をするとは、相当の快挙だったと思います。

三浦環さんは3歳で日本舞踊、6歳で長唄・筝を習い始めました。音楽的な素養はここから身につけていったことが分かります。


イギリスから世界デビューを果たして、欧州各地を周り公演回数2000回を達成し日本に帰国します。

日本でも活躍しますが、当時は戦争の足音が背後に迫っている時代でした。そして終戦の翌年1946年に亡くなっています✨

朝ドラ「エール」では、三浦環を双浦環として柴咲コウさんが演じます。
柴咲さんの演技が楽しみです🎵




 NHKは先日志村さんの収録シーンをそのまま放送する方針を示しました👏👏

志村さんが初登場するのは
5月1日の予定です☀️


志村さんが演じているのは日本を代表する作曲家の小山田耕三。

作曲家の山田耕筰


主演の窪田正孝さんが演じる主人公の古山裕一の音楽人生に大きな影響を与える重要な役どころなのです✨
5月1日
志村さんの遺作となったドラマシーンをお見逃しなく‼️




それでは物語に戻ります☀️
エールの第2週では、


関内音がオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)が歌っているのを見て、将来歌手になることを決意しました✴


そして学芸会では、劇の途中に音はかぐや姫として歌声を披露し、観客を感動に包み込んだシーン☀️


は感涙でしたね~😂😂
ほんと今の子役さんたちのレベルは高いです👏👏




そして、明日からの
第3週のタイトルは 「いばらの道」
です。


大正15年(1926)17歳になった裕一は「福島商業学校」に通っていましたが勉強に身が入らず1年留年していました😪
音楽の勉強は独学で継続し、地域で行っていたハーモニカ倶楽部の活動に一生懸命です。


ある日、裕一は所属しているハーモニカ倶楽部で最も尊敬していた先輩・舘林が作曲をメンバーに募集していると聞きます。
裕一はその日から作曲を開始します。


裕一の本格的な音楽の道、音とのスピード結婚に向けて物語は加速します☀️
楽しみです🎵


ところで・・
 4月29日より


古関裕而さんの人気曲を集めたアルバム
「あなたが選んだ古関メロディーベスト30」
が発売されます✴

古関さんの出身地、福島県の福島民報がファン投票を呼び掛けて、約1万7000通が寄せられて30曲が選出されました‼️

1位は8141票を集めた
「高原列車は行く」
この曲は、かつて猪苗代町を走っていた沼尻軽便鉄道をモデルに小野町出身の丘灯至夫さんが作詞した福島県ゆかりの歌でもあります。
1954年(昭和29年)に岡本敦郎さんの歌唱で発表されました✴

2位「栄冠は君に輝く」
全国高校野球選手権大会歌で、若さあふれるはつらつとした曲調。野球関係者にとどまらず、幅広い世代の人気を集めました👏

3位「長崎の鐘」
戦争や原爆で亡くなった人々を思いながら、平和への祈りを歌い上げた曲です✨
悲しみを慰め励ます調べは時代を超える名曲です✴

以降は・・

1964年東京五輪の開会式で流れた

 「オリンピック・マーチ」

が4位となりました✨

世界の選手を迎えた力強い音色に、戦後日本の復興を重ねる人が多かったようです☀️


その他には、

早稲田大の応援歌

「紺碧の空」

やプロ野球阪神タイガースの歌 「六甲おろし」

歌手伊藤久男さんが歌った

「イヨマンテの夜」

映画の挿入歌

「モスラの歌」

ドラマの主題歌

「君の名は」「とんがり帽子」

などが上位に入りました❗


それでは最後に・・

私のお気に入りの3曲をお聴き下さい‼️



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