明るい陽射しが降り注ぐ学園の屋上で結梨ちゃんの髪を切ってあげる梨璃。
散髪を手早く済ませて朝練に移るんですって。
その頃、二人の平穏を破る一報が
理事長代理に届けられているのでした――。
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結梨ちゃんが人工ヒュージ！？
楓の父が代表を務める武器メーカー「グランギニョル」と研究組織「ゲヘナ」から理事長代理にある報告が。
彼ら曰く、前々話に一柳隊が浜辺で出会った結梨ちゃんこそ、自分たちが作り出した人工ヒュージなのだと。
ヒュージという存在を人類が許すことはできません。
政府から結梨ちゃんを逮捕せよとの命令が下ります。
「私……みんなとずっと一緒に居たい！！」
結梨ちゃんの一言が胸に突き刺さります。
それを聞いた梨璃は夢結先輩の耳打ちの通り
結梨ちゃんと共に学園から逃亡。
逃げ込んだ先は寂れた廃墟。
他の誰の目もないこの場所は逃避行らしくてとてもドラマチックです。
楓は父に電話をかけ、結梨も自分たちリリィと何も変わらないのだと訴えかけます。
そして、リリィになったこと、あなたの娘であることを公開させないで、とも。
普段は梨璃ガチ推し勢として黄色い声を上げまくっている彼女なので
真剣な声がむしろ新鮮というか。それだけ大事なことだったんですね。
理事長代理の戦い
ヒュージとみなされている存在を、よりにもよってリリィが逃がしてしまった責任を問われ
理事長代理は政府からの呼び出しを受けます。
理事長代理は政府からの呼び出しを受けます。
自分以外は全て敵という状況でも一歩も引かず、
堂々と、焦ることなく泰然と
リリィたちを守るための言葉を重ねる姿がカッコいい……。
堂々と、焦ることなく泰然と
リリィたちを守るための言葉を重ねる姿がカッコいい……。
これが上に立つ人間のあるべき姿なんやなって。憧れます。
ヒュージと同じようにマギを操るリリィ。
少し間違えれば敵と捉えられかねない、彼女たちが
そんな危うい立ち位置にあることが露見しました。
そんな危うい立ち位置にあることが露見しました。
そんなヒリついた空気が漂う中、これまたの～てんきに工廠科の百由様が登場します。
この人のマイペースさも尊敬するわ
彼女の調査により「結梨ちゃんはヒュージではなく、人である」ことが分かったそうですよ！
よどみなくその根拠を話す百由様。
その決定打となったのはグランギニョル側から提供された
ヒュージ由来の遺伝子機能喪失を示すデータ。
ヒュージ由来の遺伝子機能喪失を示すデータ。
楓の訴えは確かに父に届いていたんですね
これをもって結梨ちゃんの捕獲命令は撤回。
一柳隊が廃墟に迎えに来てくれて一件落着――かと思われたその時。
超弩級ヒュージ襲来
まるで戦艦のような形をした巨大ヒュージが
大量の小型ヒュージを伴って襲来。
大量の小型ヒュージを伴って襲来。
デタラメな威力を持つ光線が海を割り、リリィたちを攻撃します。
無謀にも結梨ちゃんがそこに飛び出して行ってしまいます。
梅さんやミリアムのレアスキルを同時発動し、高速で海を渡る様に味方からも困惑の声。
デュアルスキル（二つのスキルを所持すること？）か
エンハンスメント（他者のスキルを付与してもらうこと？）らしく見えるようですが……。
エンハンスメント（他者のスキルを付与してもらうこと？）らしく見えるようですが……。
たどたどしくもそれを追いかける梨璃ですが
無情にもヒュージの攻撃を受けてトレードマークでもある髪飾りが壊れ、沈んでしまいます。
無情にもヒュージの攻撃を受けてトレードマークでもある髪飾りが壊れ、沈んでしまいます。
とんでもない高速移動を見せる結梨ちゃん。
ヒュージも絶望的なほどに苛烈な攻撃をしてきましたが、
彼女も彼女でおかしい強さしてます。
彼女も彼女でおかしい強さしてます。
巨大ヒュージをも飲み込むほどの輝きを放つ斬撃をもって
ついに敵を壊滅させます。
しかしその代償は大きく、光の中に消えて行ってしまいます。
ついに敵を壊滅させます。
しかしその代償は大きく、光の中に消えて行ってしまいます。
海に流れ着いた彼女の武器を手に取って声を震わせる梨璃。
それを見つめる夢結先輩。
かつて大切な人をヒュージに奪われた先輩は、今何を思っているのか――。
その厳しい表情からはよく読み取れません。
悲しみの表情には見えないですね。梨璃をかつての自分のようにさせるわけにはいかない、
という決意の表れでしょうか。
という決意の表れでしょうか。
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今話では、百合ヶ丘女学院以外のガーデン（リリィ養成機関）に属するリリィもちらっと登場しました。
今月の20日にリリース予定のスマホアプリに向けての広告も含めてのことかなーと考えたり。
リリースはまだ先のことだと思ってましたが、気づけばもうすぐですね
次話感想へのリンクはこちら↓
（書き次第追記します）