退職代行サービスについて | 27卒までの徒然日記

27卒までの徒然日記

2004年8月生まれ「夏鈴」と2001年6月生まれ「雫」の父親が徒然を綴ります

昔と違い、新入社員がすぐに辞めていく時代。

 

最近、テレビで「退職代行サービスが大忙し」といったニュースを何度か見ました。

これに関し、私の思うこと、娘たちに伝えたいことを書きます。

 

私が初めて退職代行サービスを知ったのは、コロナ禍になる前の5月なので、ちょうど5年くらい前になります。

 

当時、一緒に仕事をしていた他社の新入さんが、GW(ゴールデンウイーク)明けから急に出勤してこなくなり、同社の方に尋ねたところ、退職したと知りました。

 

初めは、入社してたったの1カ月で退職したことに驚き、さらに「退職代行サービス」というものを利用して辞めたことを聞いて2度驚きました。

 

退職に当たっては、本人と会うことはなく、電話で話すこともなかったそうです。

引き留めることもできません。

 

私が接したその新人さんは、専門学校卒20歳の男子でした。

詳細は書きませんが、個人的には、向上心や責任感を感じることのできない子でした。

20歳だと仕方ないのかもしれません。

 

ただ、そうであっても、退職するのであれば本人が会社に直接話すのが礼儀だと思います。

 

あれから5年、退職代行サービスがテレビのニュースで扱われるほどに一般化してきています。

このニュースでは「若い人が直ぐに会社を辞める」ことにフォーカスを当てていますが、「退職代行サービスを利用することの是非」については、1ミリも触れられていません。

 

私の考える「礼儀」は、今の時代にはもう必要ないのでしょうか。