何年かに一回エゴ落語というタイトルに似たような

ワガママな落語会をやっていて

たしか、はじめはエンチョウ寄席

そのあと電撃座

ただ、やるたびに
毎回、エゴではないし自己満足しない
という結論になっていた


本来のエゴは当日やりたいネタをフラッとやり
一席やって満足したら終わり
もしくは休憩いれてやるかやらないか

もしくはエンドレスで満足するまでやる

だとおもう

途中でやめてもいいし途中からやるのもあり

エゴだから


今回のエゴ落語はカサネガフチをやるという
エゴでして


ただ、やりようによっては
円生師匠が聖天山で終わらせた累ヶ淵の後半を
三遊亭好の助がよみがえらせ時空を越えて円生師匠とリレー。円朝に挑む!
みたいな真景累ヶ淵でうりこみもあるけど

とりあえず今回はやってみるやってみたい
という部分が強く

そんなことではないのです。

だからエゴ落語会というタイトルは失敗したきがするが今日の不動坊みたいに
中途半端に終わらせるのでも問題ない。
エゴだから。

正直、こんなの続けていたら客は減る一方だと思う。

でも、わたしはつづける
やりたいから

思春期のチュウガクセイみたいに

やりたいのいっしん


わたしはやりたいといういっしんは大学卒業してからですが。


いままでの人生で見た最高のエゴ落語は

新作の台本を客に配り

ここで小笑い 爆笑 みんなニヤニヤ
あなただけ笑ってください

などと細かに指示をして

やっている落語でしょう。

客は台本見ながらですが

演者の望んでるとこで笑いが来るわけですから
満足ですよ


私は適当に覚えてるからこんな芸当はできない。


彼をスゲーと思った瞬間である。


次回のエゴ落語は5月です

ついにお隅が動き出す

まじで面白くなるところ

でも私は適当にやるから

どうぞよろしく