図書館のおネエさんの実態 -3ページ目

予約サービス

今日はちょいとお得な『図書館利用虎の巻』をご紹介しましょう。

 

・本の予約

 

これ、図書館利用の常連さんにはお馴染みのサービスですが


読んで字のごとく、『読みたい本を予約する』サービスのことです。


なぁんだそんだけ?とお思いかもしれませんが


図書館にない本を「図書館に入れてください!」とリクエストしたり


日本全国のほかの図書館から借りてもらったり

 

ということが出来るんです。


しかも、予約の順番がまわって来たら


ご丁寧に電話で連絡まで差し上げるんですよ。


ホームページを持ってる図書館なら、ネット予約だって出来る!


ビバ★ハイテク社会ッス!


(※みいぽんの図書館の場合。ほかの図書館も同様のサービスをしていると思います。)

 

といっても、公立図書館は基本的に税金運営なので

 

あまり需要のなさそうな本だったり

 

いかがわしい本(°▽°)だったりしたら

 

希望が通らないこともあります。


話題の本なんてのはすーぐ予約がいっぱいになっちゃって


下手すると一年待ちなんてこともザラですしね。


だけど、運良く一番に借りられたら旬の本が


タダでまっさらな状態で読めます☆


高い税金払ってるんだから利用せにゃ損です☆


私はこのサービス知った時


やるじゃん、公共機関!


って思いました。


だってあなた!!今持ってる本、買ってから何回読みました?


ゼミで使う本や資格勉強本ってならいざ知らず


タレントさんが書いてベストセラーになってるような


しょうもない(?)エッセイ本なんてのは


一回読みゃ気ぃ済むでしょう?


運が悪けりゃ


くそっ!金返せ!


っつう本もあるのでは?


だからとりあえず図書館で借りてよんでみて


うぉ~!!これは一生もんだ!

という本だったら買う、というのもひとつの手ではないでしょうか?


つうわけで、私は図書館に勤めてから本はほとんど買ってません。

 

ただこれも仕事で毎日図書館に通勤してたからこそ


いえるのかもしれないっすね。


実際、図書館の常連さんのほとんどが


時間に余裕のある主婦とお年寄りですからね。


こんなに力説してきた私だって退職してからは

 

わざわざ図書館に行くのがめんどくさくて


(面が割れてるから逆に行きにくいってのもあるけど)


返却日を守るだけでやっとですから!


其の八

私の勤務していた図書館は

 

・1階 一般対象(大人向け)

  

・2階 子供対象(小中高生向け)

  

・別館 乳幼児対象の子供図書館

 

という構成でした。

  

新人ということもあって、比較的利用者の少ない2階のカウンターで指導を受けました。

 

ご存じのように、現在日本の図書館の多くはコンピュータシステムを取り入れていて、バーコードをピッとすれば瞬時にさまざまなデータ処理が出来るようになっています。

 

先輩司書さんにひととおりの操作を教えていただき、実際の利用者を相手に貸し出し返却処理をしました。

 

「そうそう、そんな感じですね

  

「はい!ありがとうございます!

 

今は出来るんだよ、今は。

習ったばっかだから。。。

  

私はパート掛け持ち、週1出勤の身。

習ったことすべてを来週まで覚えていられる自信はありませんでした。 

覚えの悪い私は、どうでもいいような些細なことまでメモしました。

 

それにしても、この人どんな人なんだろ?

 

にこにこはしてるけど、実際は気ィ強そうだなぁ。 

  

はぁぁ、いつになったら地の私を見せれる日が来るんだろう。

 

新しい職場になじむまでには相当時間がかかりそうでした。

其の七

館内をぐるっと案内されたのち、最初に教わったのは、カウンター業務でした。

  

図書館の仕事といってまず頭に浮かぶのは、カウンター業務でしょう。

  
いわゆる

  

・本の貸出し、返却  

 

をするところです。

   

カウンター業務において、いちばん基本となる仕事はそれですが、もちろん他にもたくさんあります。   

おもいつく限りにおおまかなものを挙げてみますと

 

・予約処理

  

・レファレンスサービス(本や資料を探すお手伝いのこと)

  

・図書貸出カードの登録発行

  

・図書のコピー  

  

といったあたりでしょうか。

  

下手すりゃ

 

図書館のおネエさんって

本の貸出し処理と本棚整理くらいしか

仕事ないんじゃないの~?

   

と思ってる方もいるのでは??

  

かくいう私がそうでした(笑)

  

映画やドラマでは、

 

空いた時間には本を読みながら紅茶でも飲んで、、、

 

みたいになんか優雅な感じに描かれてますもんねぇ。

 

まぁ、そんなわけでちょっとナメてたわけです。

    

其の六

図書館デビュー当日の戦闘スタイルは、今でもはっきりおぼえております。

  

ストライプのシャツに、ジーパン、スニーカー、という私なりに考えに考え抜いたさわやか好感度ファッションでした。

  

長めの髪はもちろんタイトにまとめて。

  

 

一人前になるまでは、

色気は出さずちゃらちゃらと

髪なぞ下ろさん!

 

と心に誓ったんだっけ。。。

 

服装については事前に確認をとったところ、「なんでもいい。」とのこと。

 

私の勤務していた図書館にはきちんとした制服というものはなく、各々の私服の上に支給されたエプロン(ごく普通の)をつけるだけというお手軽勤務スタイルでした。

  

「結構、力仕事が多いし汚れるから、動きやすい格好の方がいいですよ。はい、もちろんジーパンもOKです。」

 

とのアドバイスも受けた上での、デビュー衣装。

 

えっ?

オフィスではご法度とされる

ジーパンもOKなの?

  

と少々驚きましたが、実際、みいぽんの勤務していた図書館のおネエさまがたの基本ユニフォームはジーパンにスニーカーでした。

  

(しかしこれは実際あんまりよろしくなかったらしく、後に『ジーパン禁止令』なるものが発せられる。)

其の五

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いざ出陣。

 

  

勤務初日の私の勤務開始時間は10時30分でしたが、もちろん早めに家を出ました。

  

図書館に着いたのは、10時05分。

  

  

  

ちと、早いか...

 

  

   

車の中でしばし時間を潰す。

  

10時10分、意を決して、事務室の扉をたたく。

   

「失礼します・・・おはようございます。今日からお世話になりますみいぽんと申します。」

     

静まり返っていた空間に自分の間抜けでけなげな声が響く。

   

  

事務室にいた何人かが、ちらりとこちらを見る。

 

  

笑顔を絶やさず、無意味に会釈をくり返す私。

  

  

に気づき、近寄る人事担当者。

  

 

「おはようございます。早かったですねぇ。」

     

「あ、はい。」

   

「じゃ、ちょっと館長さんにご挨拶を...」

  

と、事務室のいちばん奥に位置する館長さんの席へと案内される。

     

「館長さん、すみません。こちら今日から一緒に働いてくださる、みいぽんさんです。」

     

「みいぽんと申します。どうぞよろしくお願い致します。」

  

おっさんにはちょっと自信あるのよ★

 

とほくそ笑みつつ、挨拶する私。 

   

「あぁ、どうも。まあ、がんばって。」

  

痩せぎすの冴えないおっさんは、目も合わさず、ぼそぼそっと無愛想に言いました。

  

なぬ?それだけ?

普通おっさんは

女の子には優しいはず!

  

軽くショックを受けたみいぽんでしたが、まあ、女の子にとって(女の子と言わせて!(T_T))おっさんは敵ではありません。

  

敵を作ってはならぬ!

目立たず、まじめに、そつなくと、だ。

  

なにせ、図書館といえば、女の職場。

 

それはさながら、『大奥』です。

 

華のOL時代は忙しいなりにもオジサマ方に、蝶よ花よ、とちやほやされて過ごしてきた私は、その未知なる世界に必要以上にビビッていました。

其の四

丁重にお断りをした数日後、、、

  

「どうしても希望者がみつからないので週一日だけでもいいからなんとかならないか」

  

との猛プッシュを受けたのです。

  

そこまで言われちゃ、

なんとかしないわけにいかないでしょう♪

  

と思い、私は当時のパート先に「掛け持ちはOKか?」と相談しました。

   

このパート、半年契約で更新なしという期限付きのお仕事だった為、私も新しい仕事先を探すのには必死でした。

   

幸運にも「じゃあ、週4日勤務にしていいよ。」とのお言葉をいただき、その足で私は図書館採用担当者に

 

「掛け持ちOKでました!とりあえず、週1でお願いします!」

 

の電話を掛けました。

 

もちろん、すぐに採用となりました。

  

~其の五に続く~

  

  

  

  

早く本題に行けって!?

其の参

実は、司書空き要員の件、人づてにいただいたお話でした。

私も例に漏れず田舎女性の花形職業、『市臨時職員』に憧れを抱いていたので、ダメもとで市役所に履歴書を提出していました。

 

もしも空き要員が出たら

お声を掛けてくださいまし!

 

との望みをかけて。。。

  

もちろん、臨時職員希望者は大勢います。

公務員のお嫁さん候補ともなリうる臨時職員、「既婚、20代後半」というハンデ(?)のある私にはなかなかお声も掛かりません。

   

それなのになぜ、今回私のようなものにもお声が掛かったのかというと、それはずばり

    

  

「資格」です。

  

  

言うまでもないことですが、図書館で司書として働くには司書の資格が必要です。

図書館司書の資格は、短大、四大の日本文学、英文学等の単位を取得すれば誰でも簡単に取れるのですが、何せそんな地味で非実用的な資格を取得している奇特なお方は、この田舎では少なかったのでしょう。

私だってその時まで図書館司書の資格を持っていて得したことなんて一度もなかったし、履歴書に記入する時だって、

  

おいおい、書く資格ないからって

   司書まで書いちゃうの?

  

と半ば自嘲気味でした。

  

しかし、何の期待もせず記入しておいた司書資格のおかげで、私に白羽の矢が立ったのです。

    

ぜったいやりたい!こんなチャンスめったにないよ!

   

と胸が躍ったのですが、当時の私は既に週5日で別の仕事をしていた為、諦めざるを得ません。 

  

「図書館司書には昔から憧れていて本当にいいお話なんですが、既に別の仕事をしているので、非常に残念です。。もしも、またこのようなお話がありましたら、是非お声を掛けてください!」

   

とそれはそれは丁重にお断りをしました。

    

    

しか~しっ!!

神は私を見捨てませんでした。

其の弐

この世の中にラクな仕事なんてひとつもありません。

   

んなこたぁわかっとります!

   

星の数ほど存在する仕事の中では「図書館のおネエさん」なんて、実際ラクな仕事のうちにはいるのでしょう。

  

   

  

しかしですよ、やっぱりあれは

  

りっぱな肉体労働ですわ!

  

   

   

なにせ、みいぽん切迫流産に陥った時、退職を決断せざるを得なかったくらいですから。

  

もちろん、みいぽんの司書としての資質と能力が充分ではない為に、肉体派チームに属していた感も否めませんが。。。

   

※万が一、実際にインテリゲンチャな図書館司書の方がご覧になってらっしゃったなら、どうかお気を悪くなさらないでください。これはあくまで、とある片田舎の図書館司書の実態を「元ダメ司書みいぽん」の視点で描いております。

  

                     1

   

以前私が学生時代に通っていたある地方都市の図書館のおネエさんといえば、つつましやかで清楚で、

 

「皇族のお方?」

 

といった印象でした。(失礼!)

  

もともと、男子校司書教諭を夢見て大学で司書資格を取得した私。(変態・・・)

どちらかというとちょいお色気路線の(笑)優雅でキレイなおねいさんをイメージしてたので、その「皇族のお方」風のいでたちには、正直失望した記憶があります。

  

まぁ実際、正規の図書館司書といえば公務員ですし、採用人数もないひじょ~に狭き門なので、そこら辺のちゃらちゃらしたネエちゃんが採用されるわきゃないんです。

   

よって、なんちゃって文学少女の若き日の私は、つつましやかなおネエさんに夢をぶち壊されたことも手伝ってか、男子校司書教諭の夢はあえなく諦めたのでした。

  

私の就職活動時は折りしも『就職氷河期』。

敷かれたレールに乗るタイプの向上心のない私は、てっとり早く伯父のコネでIT企業に滑り込み、人並みのOL生活を満喫したのでした。

   

 

 

  

そして、学生時代から7年もの付き合いを経て旦那と結婚。

泣く泣く山陰の片田舎に嫁いだのでございます。

   

   

   

     

旦那と結婚してしばらくがたった頃、市立図書館司書臨時職員の空き要員が出たことを知ります。

  

この片田舎では、「市の臨時職員サン」といえば、女性の花形職業!

 

無論、こんな小さな町には「派遣社員サン」なんちゅうシャレた職業は存在しないのです!

   

みいぽん、数年ぶりに忘れかけてた図書館のおネエさんへの憧れが蘇ったのでした

其の壱

皆さんは、『図書館司書』というとどんなイメージをお持ちでしょうか?


・ラクそう

・本読んでりゃいい

・優雅

・インテリゲンチャ

てな感じでしょうか?


ワタクシ、ついこないだまで「図書館のおネエさん」をやってました。

  

世間一般の実際の評価は別として、この「図書館司書」という肩書きは

 

『インテリゲンチャで優雅なお仕事★』

   

という位置づけであろう!とワタクシ勝手に解釈しておりましたから、

ちょっとお気に入りでございました。

 

   

 
 

が、しかし、です。

  

 

 

 

優雅でラクだなんて

とんでもねぇですわ(´д`)