実は、僕は大の選挙好きです。

投開票日の前になると、あちこちの情勢調査を参考にしながら「ここは自民、ここは維新かな」なんて予想を立てるのが楽しみで。

今回も自分なりの予想をプリントアウトして、開票速報を見ながら答え合わせをする準備を万端に整えていました。


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ところが、です。

何日もかけて準備したものが、一瞬のうちに無駄になってしまいました。

だって、開票が始まってすぐに「自民党大勝」の報が飛び込んできて……。

「えっ、もう終わり?」という感じ。あの膨大な予想表が、一瞬でただの紙クズになってしまったような、あの虚脱感。

何時間もかけた準備が、開票から数分で「解答終了」になってしまったんですから。


気を取り直して、なぜこれほどまでに自民党が、高市首相が、316議席という歴史的な数字を叩き出したのか。

マスコミの分析なども参考に、僕なりにその「カラクリ」を整理してみました。



🚩 1. 「高市首相」という強すぎるキャラと、その「分かりやすさ」

やっぱり「初の女性首相」という華やかさと、ブレない国家観は強かったですね。

彼女の言葉はとにかく「分かりやすい」。

SNSや動画配信でも、自分の言葉で直接語りかけるスタイルが、日本の将来に不安を感じる世代にズバッとはまったんだと思います。

「私か、野田さんか」という究極の二択を迫られたとき、今の日本を任せたい「顔」として高市さんが選ばれ、離れていた岩盤保守層もしっかり戻ってきました。



🚩 2. NHK欠席問題の「ブーメラン」

これ、実は最後の大切な後押しになった気がします。

高市さんが怪我でNHKを欠席したとき、マスコミや野党は「逃げた!」と叩きましたが、これが完全に裏目に出ました。

「怪我をして頑張っている人を、病人に鞭打つみたいに叩くなんて……」という同情が集まり、結果的に彼女を「悲劇のヒーロー」にしてしまった。

批判が追い風に変わる、政治の不思議な瞬間でしたね。



🚩 3. 野党の「自滅」と280万の無効票

「中道改革連合」の新党結成は大失敗でした。

立憲と公明がくっついたことで、コアな支持層が離れてしまった。

さらに新党名が浸透せず、旧党名を書いてしまった「無効票」が約280万票。

これだけで数議席分をドブに捨てたようなものです。



🚩 4. 自民一極集中 vs 野党バラバラ(国民民主の動き)

今回、野党がバラバラになった要因として、国民民主党が多くの選挙区に候補を立てたことがかなり利いた気がします。

さらに追い打ちをかけたのが、リベラル層の行き場がなくなってしまったこと。

受け皿が消えたことで批判票が分散し、結果として自民党が漁夫の利で議席をさらっていった……そんな構図が見えてきます。



🚩 5. 株価は正直?「サナエノミクス」への期待感

実は僕、株もやっているのですが、今回の結果には正直「よし!」とガッツポーズしてしまいました(笑)。

政策がスムーズに進むという期待から、週明けの日経平均は史上初の5万7,000円突破という、とんでもないご祝儀相場になりました。

予想表の答え合わせは一瞬で終わってしまいましたが、持ち株たちが元気に跳ね上がっているのを見ると、「まあ、外れてもいいか」なんて現金なことを思ってしまいます。



📝 まとめ

自民党が強かったというより、野党の自爆に、高市さんの圧倒的な「発信力」と、最後の「同情票」が重なった。

これが316議席という歴史的大勝の正体だったみたいです。

これから「高市カラー」の日本がどう変わるのか、僕もひとりの生活者として、そして一選挙ファンとして、しっかり目を光らせていこうと思います。

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これ、今の若い人に言うと驚かれることが多いのですが、昔のスーパーのレジって店員さんが二人いたんですよね。

 

一人がレジを打って会計を担当し、もう一人が隣でテキパキと袋に詰めてくれる。 それが、僕たちが子供の頃や、少し前までは当たり前の光景でした。

 

当時のレジ打ちは、今のようにバーコードをピッとするだけではなくて、値段を一つずつ手で打ち込んでいく、まさに“技術”が必要な作業でした。だからこそ、袋詰めを分担する人が別にいたのかもしれません。

 

それがいつの間にか、袋詰めは客側の仕事になり、レジ横のサッカー台で自分で詰める方式が広がっていきました。店員さんが袋に商品を入れてくれる時代は、静かに終わっていったんですよね。

 

今ではセルフレジも当たり前になって、買い物の流れそのものが変わりました。 昔は店員さんが担っていた仕事が、いつの間にか僕たちの仕事へと、音もなく移り変わってきている気がします。

 

■ゴミの分別も、そういえば。

 

レジの話を考えていたら、ゴミの分別のことも頭に浮かんできました。 皆さんの地域はどうですか? いつの間にかずいぶん細かくなってますよね。

 

昔は「燃えるごみ」と「燃えないごみ」くらいで、とりあえず袋に入れて出せばよかった記憶があります。ペットボトルもプラスチックも、ほとんどが一般ごみとして処理されていて、細かい分別も、洗浄も、ラベル剥がしも必要ありませんでした。

 

その後、環境意識が高まって、日本でもリサイクルを前提にした仕組みが広がっていきました。

 

ペットボトルを出すにしても、「中を洗って」「ラベルを剥がして」「キャップを外して」……。 僕はこれまで、「分別が細かいのはリサイクルのためだから、仕方ないんだろうな」とずっと思い込んでいました。

 

ところが、海外の事情を調べてみると、少し様子が違うみたいなんです。

 

欧米などでも資源ごみは回収されていますが、日本と大きく違うのは、そのための“前処理”を誰が担うかという点でした。 ラベルをつけたまま、キャップを外さなくても回収してくれる地域も多いそうです。家庭で細かく分ける代わりに、自治体や企業が整えた大きな選別設備で、まとめて処理する仕組みが一般的なんですね。

 

つまり、日本の分別ルールがこれほど細かいのは、単に「前処理を家庭で担っているから」だったんです。リサイクルするようになったから手間が増えるのは当然……という話ではありませんでした。

 

■静かに積み重なる「小さな負担」

 

それから、思い出したのがレジ袋の有料化のことです。 あれも「環境のため」という名目で始まりました。

 

ところが、実際にはレジ袋の使用量が劇的に減ったわけではないという指摘もありますよね。 結局、ゴミ袋として再利用していた人は自分でゴミ袋を買うようになり、生活者の負担だけが少しずつ増えた面もあります。

 

それでも「袋は有料」が当たり前になっていく。 そんな変化も、日常の中に静かに積み重なっている気がします。

 

給料とか物価とか、そういう“はっきり見える負担”の話はよく耳に入ってきます。 でも、こういう「気づかないうちに増えている負担」って、案外たくさんあるのかもしれません。

 

昔は必要なかった作業が、いつの間にか僕たちの当たり前になっている。

 

スーパーで買い物をして、ふとそんなことを思いました。

ネットで買い物をして考えたこと

最近、エアタグやアップルウオッチなどネットでけっこう買い物をしました

僕はネットで買い物をすると、けっこう配送状況とか気にするのですが、ヤマトの配送状況の確認画面には「ベース店」という表示が出てきます

ご存じの方も多いと思いますが、これが宅急便の基本的な仕組みですね

荷物は、隣町に送るだけでも一度ベース店に送られる

 

同じ営業所の担当エリア内で済む荷物でも、一度ここを経由する仕組みです
 

荷物は営業所間で輸送するのではなくベース店間で輸送する

(集荷営業所→ベース店(例えば横浜ベース)→ベース店(例えば金沢ベース)→営業所(配達担当)→顧客)
そのほうが輸送ルートが単純化して全体としては効率化します

遠回りに見えるのに、これがいちばん効率がいい。

このようなうソリューションの原型を初めて聞いたのは大昔です

FEDEXの事例

大昔、ITを利用したソリューション企画のような仕事をしていた時、いろいろなセミナーに行ったりしてたのですが、その中でFEDEX(日本でいう宅急便のような会社)の事例を聞く機会がありました

FEDEXでは、全米の荷物を一度 中央の拠点に集め、そこから各地へ送る方式を取っているとのことでした
隣町に送る荷物でさえ、まず遠くの拠点に向かう、最初聞いたときはそんなバカな、と思いましたがよよくよく考えると確かに効率的なんですよね (実際には全米でいくつかの拠点があったようですが)

この“集めてから振り分ける”方式が、後に 「ハブ&スポーク」 と呼ばれるようになります。


まず集める”ことで、全体が速くなる。
その発想を初めて聞いたのが、このセミナーでした。

航空路線も同じ仕組み

航空機の路線も、すべての空港が直接つながっているわけではありません。
 

地方空港から海外へ行くとき、まず羽田や成田に向かうのはそのためです。
仙台から新潟に行くのに伊丹を経由する、というようなケースもあります。


一度集めてから飛ばす。
そのほうが便数も確保できて、全体として効率がいい。

翻訳アプリの“英語を介する”仕組み

スマホをかざすと看板の文字が翻訳される機能があります。
韓国語の「냉면」が「冷麺」と表示される、あれです。


あれは韓国語から直接日本語に翻訳しているわけではありません。
韓国語 → 英語 → 日本語、という流れで変換されています。


30か国語をすべて直接つなぐと870通り必要ですが、
英語をハブにすると58通りで済みます。


これもまた、遠回りに見えて合理的な仕組みです。

お金の流れも同じ

銀行の振込も、A銀行からB銀行へ直接つながっているわけではありません。
一度「全銀センター」というハブに集め、そこから各銀行へ振り分けています。


見えないところで、同じ考え方が動いています。

遠回りが、全体を速くする

こうして見ていくと、 “遠回りに見えるけれど、全体としては速くなる” という仕組みが、生活のあちこちにあります。


宅急便のベース店も、航空路線も、翻訳アプリも、銀行の振込も。 どれも一度集めることで、全体がスムーズに動くようになっています。


配送状況の画面に出てきた「ベース店」の文字を見ながら、 そんな仕組みのことを考えてしまいました


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