目に見える格差 | ダメ男の「愛しきブログ」

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お金、病気、見た目、恋愛、結婚、離婚、趣味などについて、
皆さんと共感しあい考えていきたいと思います。

外は蒸し暑くて汗が止まりません・・・


最近、街のふとした光景を見て思ったことがあります。


高級外車のベンツを乗り付けて、涼しげな顔の完璧な


メイクで素敵な洋服を着て買い物に来た様子の中年


女性・・・



お医者さんの奥さんでしょうか?どこかの会社の社長


夫人でしょうか?それとも自分で何か経営している女性


実業家でしょうか?



その横を通り過ぎていったのが、自転車で汗だくになっ


て後ろに子供を乗せ、前のかごには重たそうなあふれ


んばかりの買い物した食材と、ハンドルには5個入りの


ティッシュペーパーをぶらさげて必死にこいでいる女性


でした。



二人はおよそ同年代の女性で、同じ地域に住んでいる


ことでしょう。



ベンツの女性も人間ですから悩みもあるでしょうし、汗


だくの女性のほうが多くの幸せを感じているかもしれま


せん・・・


しかしパッと見て一瞬に感じてしまうこの格差は何なん


だろう・・・となんとも言えない感情が込み上げてきます。



もうひとつ・・・


バス停でたったひとりでポツンとベンチに座って、30分


に一本しかない方面行きのバスを待っているめがねの


おばあちゃん・・・



その目の前を同年代のおばあちゃんがタクシーに乗って


通り過ぎていく・・・



ベンチに座ったまま、ただ正面を向いているおばあちゃん


を見ていて寂しさが止まりませんでした。


「荷物重たいだろうから、家まで送ってあげるよ」と声を


かけようかとも思いました。



おそらくそのおばあちゃんは寂しくも悲しくもないでしょう。


タクシーに乗ったおばあちゃんと比べて勝手に僕が感じた


格差という感情であることもわかっています。



比べたり比べられることが罪なのか、かわいそうと思うこと


が傲慢なのか、ちからになってあげたいと思うこと自体が


偽善なのか・・・



そんなこと考えるより自分のことをもっとちゃんとやれと


言われそうなので、この感情は心の奥にしまっておくこと


にします・・・