少し、時間が空いてしまいました。その原因は、


沖縄旅行から戻り、出社したその時、部下から


「すいません、大変な事をやっちゃいました・・・」


誰が見てるかわからないので、詳しくは書けないが、


中国の取り引き先との間で、納期ミスが発生。この時点での損害、約1億強。


目の色を変え、俺を殴ろうかとの勢いで上司から、


「今すぐ、中国へ飛べ!」「事態が解決できたら戻ってこい!」


「部下の管理も出来ないお前は!(ry・・・)」





社員900人強の中小企業ですが、黙って10年弱もいれば、


それなりの責任は負わされるわけで。


ただ、この上司、中国へ着いた翌日に電話を入れると、


「いっ、今。鹿児島!どっ、どんな状況!?」


「きょ、今日ね、急に接待ゴルフになっちゃってさ」

      (ウソこけ!このボケェ!)


人がその日に海外へ飛んで、必死こいてやってるのに、


愛人と旅行かよ!しかも休み明けの平日に!


こっちは昔からあんたの奥さんから探りの電話連発で、たまんねぇんだよ!



                 (中略)




こんなわけでなんとか昨日、帰国出来たわけです。


福岡空港に着き、申し訳なさそうに出迎えてくれた、その部下。


入社2年目の若造くん。憎んでも憎みきれない可愛いヤツです。


「よーし、何とか事なきをえたし、これから一杯いくか!?」


「すっ、すみません、今日は彼女の誕生日なんです」


!?!?!?!!???!!!!????


俺は誕生日を一人中国で過ごした。


誕生日のその日、一人でフカヒレ丼食った。


自分へのご褒美と思い、ひたすら食った。


日本にいれば貢子と過ごせたのにと思うと・・・・。


やっ、やっぱ可愛くねぇ!!!!!!!!!!!!!!!

   (まっ、会社の上司より自分の彼女よね・・・)






沖縄旅行記は後日、ご報告したいと思います。


先告知ですが、貢子はもう夜を卒業して、


今は俺が紹介したアルバイトに精を出してます。


まぁこれから色んな難題は出てくるとは思ってますが・・・。


今まで日給ウン万円が今は時給700円。


ありきたり(?)な、まずはコレですかね・・・。


今のところは、初の昼職をそれなりに満喫してるようです。


では、爆睡!Zzzzzz。。。。

告白からの翌日、深く考え過ぎたのか一睡も出来ず、


寝付けたのは朝方の8時を過ぎた頃だった。


昨日の告白の中で、


「8月いっぱいでもう完全に卒業するから安心して」


「借金も終わって完全に夜からバイバイするからさ」


「で、とりあえず生活できればいいから、仕事はバイトから始める」


「返事はすぐでなくてもいいから。出してくれた答えを受け止めるから」


こんな事を言っていた。


正直、俺の中で「夜の世界から足を洗う」という事が悩む原因の一つだ。


仮に続けると言っていれば、即答でN0の返事をしていただろう。


金を払ってどーのこうのより、自分のモノになったとなれば、


それ相応の事も言いたくなり、ケンカになるのは目に見えている。


それに貢いでた全盛期だって、立場上、何もいえなかっただけで


それでも虚しさと苛立ちは少なからずあった。


「一人で居た方が楽なんだろうか・・・」という思いと、


「本気で惚れた女が手の届くところまできているのに」


この二つの思いに、本当に胸が痛い。




そういえば今週の土曜日は俺の31歳の誕生日。


別れた「あや」からも誕生日を祝いたいと、少し前に言われていたが、


その返事の為、(答えは出ていなかったのだが)、電話を入れてみた。


「今週、俺の誕生日で前言ってた・・・・・」


すかさず、


「あ~、もういいよ。やっぱりホスト君についていくから」


     (はっ?えっ?・・・・)


「色々ありがとう。元気でね!」だと。


文章にして書くと、上の文は「本当に心から」と思えるかもしれないが、


実際は微塵の愛想もないものだった。


通話時間、実にあっけない43秒。「頑張ってな」という間もなくブチッ!


これで本当に終わったと確信し、こちらは迷いもなく電話帳から削除した。





そして貢子へ電話。


「誕生日、一緒にいて下さい」と一言だけ。


「私でいいの?でもなんか逆告白みたいだよぉ~」と少し照れた電話の声。


「どこか行こうね」と言われ、「沖縄でも行くか?」と答えてしまった俺。


もう電話の向こうで無邪気にはしゃぐし、着ていく洋服は選び出すしで・・・。


「あちゃ~やべぇ」と一歩も引けない状況。


電話を切ってANAのHPで空席とホテルの空室確認。


幸いな事に2泊分、意外に結構空いてた。


飛行機も押さえ、ホテルも予約。


もう、これは自分で舞台を作ってしまった。


出来レースの様相だが、答えは出た!


沖縄の海に沈む夕日を見ながら、二人手を取り合い・・・。


俺はこんなキャラではないが、


バカになったつもりでいっちょやってみよう!





日記を書こうと思ってましたが、クレームで中国へ飛んだり、


平日の真昼間からやりたくもな~いゴルフに付き合わされたりと、


今週は色んな意味で疲れた一週間でした。




で、先ほど貢子とメシ喰い終わって帰ろうとした時、


半ば強引に呼び止められ、延々と1時間に及ぶ気持ちを伝えられ


俗にいう「告白」というものを受けました。

     (涙付き)




・・・・。・・・・。・・・・・。・・・・・・・。


なんと表現したらよいのか、わかりません。


嬉しいとか、舞い上がるとか、そんな感情ではなく・・・。


ご存知の通り、昔は金を使ってまで心から惚れた女。


でも、嬢⇔客の超えられない壁をわからせてくれた女。


ヒョンな事から再会してから、突然の入院では見舞いにも行き、


暇な時はカラオケや飲みに行ったりと昔さながらの


いわゆる「相手」をさせてはいただいてきた。


それは一度捨てられた客としての立場を充分に自負したうえで


「またお情けで会ってくれているんかな」と常々思ってた。


そんな日常からこんな展開アリですか?





もう、半ば呆然と立ち尽くす俺。


告白の返事にも、即答や上手い返事が出来るはずもなく、


タクシーに乗り帰宅しました。


ただ、今は「ありがとう」の一言も言えなかった自分自身に腹が立ってます。




いまいち、ろくな文章も書けません。


今はそれぐらい動揺してますです。


いや、だって31歳にして初めて告白されたんですから・・・。