約2ヶ月で総合病院、看護学校をやめた看護師に病院から需要はあるでしょうか??答えはNO。タクの家に同棲してからデイサービスのバイトと。同時進行で就活していた。外科へのあこがれが異常に強かった僕。探すのも外科の病院で探していた。しかしほとんどの病院が面接すらしてもらえない。まじでか??一応准看護師は持ってるのに。そう准という文字がつくかつかないかで選択肢というのがこれでもかといほど違ってくるのだ。准看の学生時代にはこんな事考えもしなかった。そんななか東京荒川区の小さな外科病院が見学兼面接してくれるとの事で意気揚々と向かった。僕の中ではもう採用してもらえるものだと思い、休みの日は小学生以来の親友ワタル(ワタルも荒川区住み)と上野公園で呑めるなーなどよだれを垂らしだらしない顔で電車に乗っていた。病院は本当に小さいいかにも下町の病院(語彙力💦)という感じだった。そして事務員さんにあんないされ小さい一室に。中で待ってると看護部長さんが現れたのだが、あまり歓迎的な雰囲気ではなかった。

看護部長「准看護師ってことだけど、うちで働いて今後どうしていきたいとか考えてるの?」

僕「そうですね。まず貴院で勤務しつつ看護師資格もいずれ取得し将来的にはより専門性に特化した看護師になれたらと考えています。」

看護師部長の表情がみるみる曇っていく

看護部長「うちは他の病院で充分に経験を積んだ看護師さんを結構雇用してて、皆外来からやってもらってるの。最初の給料は22.23万くらい。僕君はその中で学校も行きたいって言ってるけどはっきり言うね。考えが甘すぎる。経歴みると技術もほとんど無いだろうし、生活面とか色んなこと考えたらもっと現実をみたほうがいいよ。これがうちの答え正直難しい。見学だけでもしていく?」

僕「いいえ結構です。自分視野がかなり狭くなってしまってました。参考になる助言ありがとうございました。」

僕は足早に病院をでた。恥ずかしかった。准看護師を持っていればどこでも行けるだろうという浮ついた考えは見事に砕け散る。実際に対面で言われた言葉。精神的な響き方が全く違う。これが現実か。