前日の営業終了後、スーツをボロボロにし鼻に大きな傷をつくりその上入学式に遅刻をかますという大失態をした僕。革ジャンジーパン絆創膏という異物感満載な出で立ちで入学式へ。取り敢えず後ろの空いてる席に着席する。周りの視線がかなり痛い。僕の両隣、左側には21エモンのゴンスケを人間化したような男、右側には銀の細めのフレームの眼鏡をかけ気だるそうにしている坊主頭の明らかにあっち系を想像させるような出で立ちの男。やばいやばい俺かなりヤバい所来た?なんかまともな奴いなさそうだな。僕が狼狽えていると隣の左隣のゴンスケが僕に話しかけてくる。
ゴンスケ「僕はカズトって言います。貴方はもしかして喧嘩屋ですか?」
???喧嘩屋??人生22年生きてきて初めて問われたぞ?僕は口と目を見開いてフリーズしていると右隣のヤクザが僕に
ヤクザ「えっ喧嘩屋なの?俺大学までボクシングしてたから俺とやろうよ?」
はっ?こいつらマジでとち狂ってるのか?こんな明らかに善良な初対面の若者に対しどんな振る舞い?今思えば周りから見た僕の印象も大概だったんだろうと思います笑僕はびびって愛想笑いをする
僕「いやー今朝転んじゃってスーツがボロボロになって着れなくなっちゃって。鼻の傷もその時つけたもので今まで生まれてから喧嘩なんてしたことないよ〰️」
カズト「なんだそうだったんだね見た目怖いから」
いや、明らか俺の右隣のヤクザのほうが怖いだろ。僕は心で小さな突っ込みを入れる。
ヤクザ「なーんだそうだったんだ。調子乗ってたらやってやろうと思ってさ」
ニヒルに笑う。
その頃式終了後の写真撮影の案内が流れていた。式が終了後僕は撮影に参加せず逃げるように家に帰った。こんな奴と1年間一緒に過ごせるのか?先が思いやられるスタートだった