さて、今回は「イルミニズム」の勉強として、日本の昔話「猿蟹合戦」を題材にしたいと思います。
猿蟹合戦をイルミニズムを用いて解釈し直してみるという試みです。
というか、実は、世の中のほとんどの話(寓話・民話・昔話・宗教・小説・漫画・アニメ)は、イルミニズムを基にしているのです。ですからこうした再解釈=復元が可能なのです。
「イルミニズム」では「円環図式」というものを用います。この円環図式はフリー素材です。ご自由に転載・ご使用ください。

これに猿蟹合戦の主要キャラクターと事件を当てはめていきます。

あらすじ
蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿が、拾った柿の種と交換しようと言ってきた。蟹は最初は嫌がったが、「おにぎりは食べてしまえばそれっきりだが、柿の種を植えれば成長して柿がたくさんなりずっと得する」と猿が言ったので、蟹はおにぎりと柿の種を交換した。
蟹はさっそく家に帰って「早く芽をだせ柿の種、出さなきゃ鋏でちょん切るぞ」と歌いながらその種を植えた。種が成長して柿がたくさんなると、そこへやって来た猿は、木に登れない蟹の代わりに自分が採ってやると言う。しかし、猿は木に登ったまま自分ばかりが柿の実を食べ、蟹が催促すると、まだ熟していない青くて硬い柿の実を蟹に執拗に投げつけた。硬い柿をぶつけられた蟹はそのショックで子供を産むと死んでしまった。
カンカンに怒った子蟹達は親の敵を討つために、猿の意地悪に困っていた栗と臼と蜂と牛糞を家に呼び寄せて敵討ちを計画する。猿の留守中に家へ忍び寄り、栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛糞は土間に隠れ、臼は屋根に隠れた。そして猿が家に戻って来て囲炉裏で身体を暖めようとすると、熱々に焼けた栗が体当たりをして猿は火傷を負い、急いで水で冷やそうと水桶に近づくと今度は蜂に刺され、吃驚して家から逃げようとした際に、出入口で待っていた牛の糞に滑り転倒する。最後に屋根から落ちてきた臼に潰されて猿は死に、子蟹達は見事に親の敵を討ったのだった。
これらの登場キャラクターはそれぞれが天体を表しています。各キャラクターは円周上の小円に配置されているか、円周を移動するか、中央から伸びる3本の経路(パス)を移動します。
蟹=太陽、
子蟹=金星(宵の明星と明けの明星) 兼 蟹が生まれ変わった次世代の太陽、
猿=月、
「栗・蜂・牛糞・臼」=金星(明けの明星)、
です。
子蟹は復讐に登場しませんが、「栗・蜂・牛糞・臼」全体が子蟹の代理といえます。
「栗・蜂・牛糞・臼」=子蟹。
さて、
円環図式の見方を説明しますと、円環図式は時計回りです。朝は右上の黄色い小円=金星です。正午は下の青い小円=月です。夕方は左上の赤い小円=太陽です。
物語は、右上の黄色い小円=金星固定から始まります。そこから円の真下(底)=月固定までの、円全体の右下1/3が午前です。また円の外周右下1/3が午前の経路です。
蟹=太陽が、猿=昼の月とおにぎり(午前の成果)と柿の種を交換したのが、正午=円の真下(底)の青い小円=月固定でのことです。この青い小円(昼の月)は猿でもあります。
円の真下(底)=月固定から左上の赤い小円=太陽固定までの、円全体の左下1/3が午後です。また円の外周左下1/3が午後の経路です。
午後に柿の木が成長し、夕方に柿の実を成らす。夕方に、猿=夜の月が柿の実(午後の成果)を収穫し、蟹=太陽を殺す=日が沈む。そして夜になる。死の間際=日没に蟹=太陽が産んだ蟹の子=金星(宵の明星)は、夜の内に、明け方の復讐に向けて準備をする。明け方に猿=月を、「栗・蜂・牛糞・臼」=金星(明けの明星)が攻撃し、猿=月は死ぬ=月が沈んで夜が明ける。そして子蟹が新しい蟹=朝の太陽となる。
わけです。
おわかりでしょうか。つまり、猿蟹合戦も、一日の周回を、擬人化した物語で、表していたのです。
分からないところはご質問ください。私の目的は、イルミニズムを皆に理解してもらうことで、イルミナティを倒し、世界を救うことです。
猿蟹合戦をイルミニズムを用いて解釈し直してみるという試みです。
というか、実は、世の中のほとんどの話(寓話・民話・昔話・宗教・小説・漫画・アニメ)は、イルミニズムを基にしているのです。ですからこうした再解釈=復元が可能なのです。
「イルミニズム」では「円環図式」というものを用います。この円環図式はフリー素材です。ご自由に転載・ご使用ください。

これに猿蟹合戦の主要キャラクターと事件を当てはめていきます。

あらすじ
蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿が、拾った柿の種と交換しようと言ってきた。蟹は最初は嫌がったが、「おにぎりは食べてしまえばそれっきりだが、柿の種を植えれば成長して柿がたくさんなりずっと得する」と猿が言ったので、蟹はおにぎりと柿の種を交換した。
蟹はさっそく家に帰って「早く芽をだせ柿の種、出さなきゃ鋏でちょん切るぞ」と歌いながらその種を植えた。種が成長して柿がたくさんなると、そこへやって来た猿は、木に登れない蟹の代わりに自分が採ってやると言う。しかし、猿は木に登ったまま自分ばかりが柿の実を食べ、蟹が催促すると、まだ熟していない青くて硬い柿の実を蟹に執拗に投げつけた。硬い柿をぶつけられた蟹はそのショックで子供を産むと死んでしまった。
カンカンに怒った子蟹達は親の敵を討つために、猿の意地悪に困っていた栗と臼と蜂と牛糞を家に呼び寄せて敵討ちを計画する。猿の留守中に家へ忍び寄り、栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛糞は土間に隠れ、臼は屋根に隠れた。そして猿が家に戻って来て囲炉裏で身体を暖めようとすると、熱々に焼けた栗が体当たりをして猿は火傷を負い、急いで水で冷やそうと水桶に近づくと今度は蜂に刺され、吃驚して家から逃げようとした際に、出入口で待っていた牛の糞に滑り転倒する。最後に屋根から落ちてきた臼に潰されて猿は死に、子蟹達は見事に親の敵を討ったのだった。
これらの登場キャラクターはそれぞれが天体を表しています。各キャラクターは円周上の小円に配置されているか、円周を移動するか、中央から伸びる3本の経路(パス)を移動します。
蟹=太陽、
子蟹=金星(宵の明星と明けの明星) 兼 蟹が生まれ変わった次世代の太陽、
猿=月、
「栗・蜂・牛糞・臼」=金星(明けの明星)、
です。
子蟹は復讐に登場しませんが、「栗・蜂・牛糞・臼」全体が子蟹の代理といえます。
「栗・蜂・牛糞・臼」=子蟹。
さて、
円環図式の見方を説明しますと、円環図式は時計回りです。朝は右上の黄色い小円=金星です。正午は下の青い小円=月です。夕方は左上の赤い小円=太陽です。
物語は、右上の黄色い小円=金星固定から始まります。そこから円の真下(底)=月固定までの、円全体の右下1/3が午前です。また円の外周右下1/3が午前の経路です。
蟹=太陽が、猿=昼の月とおにぎり(午前の成果)と柿の種を交換したのが、正午=円の真下(底)の青い小円=月固定でのことです。この青い小円(昼の月)は猿でもあります。
円の真下(底)=月固定から左上の赤い小円=太陽固定までの、円全体の左下1/3が午後です。また円の外周左下1/3が午後の経路です。
午後に柿の木が成長し、夕方に柿の実を成らす。夕方に、猿=夜の月が柿の実(午後の成果)を収穫し、蟹=太陽を殺す=日が沈む。そして夜になる。死の間際=日没に蟹=太陽が産んだ蟹の子=金星(宵の明星)は、夜の内に、明け方の復讐に向けて準備をする。明け方に猿=月を、「栗・蜂・牛糞・臼」=金星(明けの明星)が攻撃し、猿=月は死ぬ=月が沈んで夜が明ける。そして子蟹が新しい蟹=朝の太陽となる。
わけです。
おわかりでしょうか。つまり、猿蟹合戦も、一日の周回を、擬人化した物語で、表していたのです。
分からないところはご質問ください。私の目的は、イルミニズムを皆に理解してもらうことで、イルミナティを倒し、世界を救うことです。