・ウクライナ和平案は成功せずとロシア、会合「無意味で有害」(ロイター 2024年1月17日)
※ロシアは16日、ウクライナのゼレンスキー大統領が紛争解決に向けて提唱している和平案に成功の見込みはないとし、同案を話し合う会合は「無意味で有害だ」と一蹴した。
ウクライナの和平案「平和の公式」に関する4回目の会合が今週、スイスのダボスで開かれ、数十カ国の当局者が参加した。
ロシア外務省はウェブサイトに掲載した談話で、会合によって参加国の相違が露呈し、和平案に対する支持は高まらなかったと主張。「『ゼレンスキーの公式』の最後通告に焦点を当てても、包括的で公正かつ持続的な平和は実現できないという理解が広がっている」とした。
その上で「ダボス会合や今後予定されるものを含め、こうした会合は全て、ウクライナ危機の解決には無意味で有害だ」と述べた。
ゼレンスキー氏の和平案はロシア軍の全面撤退などを求めており、ロシアは会合に招待されていない。
以下「マスコミに載らない海外記事」様より転載
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-6f3362.html
・ゼレンスキーがWEFで提示した「和平案」は狂気の沙汰
アンドリュー・アングリン
2024年1月18日
DailyStormer
※私にとって最も重要で最も奇妙なのはゼレンスキーが「和平案」を提示したことだ。
これを現実のことと理解するのは困難だ。
彼は再びいつもの服で現れた。スイスに飛んでホテルにはチェックインできても、背広を着る時間はないためだ。この男がこの服を着て世界中を回るのに、グローバル左翼全員が興奮しているのは、実に吐き気を催す不条理で幼稚なことだ。
WEF年次総会でのゼレンスキー。「我々が我々の暮らしを構築し、再建し、取り戻すために、ウクライナには皆様が必要です。」
演説で彼は資金や武器を乞わなかった。彼がこんなことをするのを見たのは初めてだ。その代わり、彼は「和平案」を喧伝したが、全く理解不能なものだった。
この三点計画は下記の通りだ。
・ロシアはクリミアを含む旧ウクライナから完全撤退する
・ロシアはこの戦争の賠償金をウクライナに支払う
・ロシアは最高権力者を戦争犯罪法廷に出廷させる
冗談はやめろ。これに関するニューヨーク・タイムズ記事を読めるが、どういうわけか連中はこれが非常に真面目な問題のふりをしている。
この「和平案」を支持する欧米諸国高官と彼は会談した。驚くべきことだ。それが本当に起きたとは信じがたい。
言うまでもなく、これは「和平案」ではない。勝者に無条件降伏しろという敗者の要求だ。
ウクライナ軍がモスクワを占領し、クレムリンを包囲していたら、こうした要求も可能だろう。これを真面目な「和平計画」として提示し、あらゆるメディアや政治家がこれについて真剣に語るのは、おそらく人生で私が見た中で最も奇妙なことだ。
この狙いが一体何なのか私には分からない。推測するに、ロシアが旧ウクライナの少なくとも20%を占領している戦争終結で必然的にどうなるかは実際には伝えずに、戦争が終わったという考えに人々に慣れさせるための調子変更を意図したものだ。
しかし、これは和平交渉に向けた真剣な動きがないことも示している。そうではなく、朝鮮戦争が終わった時と同様、戦争は実際は終わらず、ただ軍隊が戦うのをやめるというものだ。そうすれば、ウクライナは実際降伏しておらず戦闘をやめただけなので、将来、不特定の日に全ての土地を取り戻すつもりだとウクライナは主張し続けられる。
そのような状況では、ロシアはウクライナ全土を占領しなかったのだから自分たちが勝ったとアメリカは主張できる。明らかに、ロシアがウクライナ全体を占領しようとしたことはなく、2022年春イスタンブールで合意に達し、現在占領しているより領土を縮小することになるのを知っていた人なら誰でも知っている。しかし、ほとんどの人は何も知らず、ロシアがキーウを征服し、その後ポーランドを侵略しなかったのは、欧米にとって大勝利だったという考えに同調するだろう。
しかし、モスクワがこの種「凍結された紛争」合意を受け入れるかどうかに関しては、いくつか疑問がある。受け入れないと彼らは言っている。おそらく彼らにはそうする理由がない。少なくとも、この種協定を結ぶ前に、ハリコフと、おそらくオデーサを占領したいように見える。
もちろん、凍結された紛争にロシアが同意しなければ、NATOが実際に侵攻する危険を冒すことになる。だから、ロシアが現在所有している領土の領有権をウクライナが事実上放棄すれば、ロシアが戦闘停止に同意する理由があるのだ。
そうは言っても、中東が爆発し、その戦いが優先されていることを考えると(欧米はユダヤ人に運営されているので)、欧米がロシアに対する大規模戦争を戦うことに完全にコミットしないのは、かなり安全な賭けだ。私がプーチンだったら、オデーサとハリコフ両方を欲しがるだろうし、キーウを占領し、政府を逃亡させることを考えるだろう。キーウは、こうした「ウクライナ民族主義者」連中が住んでいる場所で、連中と交渉する理由は皆無だから。
私が集められた限りでは、ジェイク・サリバンの計画は、2024年選挙が終わるまで戦争を続け、その時点でNATOを派遣する予定だった。しかし、これは中東が爆発する前のことで、イスラエルが存亡の危機に直面している時に、アメリカがこのようにウクライナに専念するのをイスラエルが許す可能性は極めて低い。イランを侵略するために待機する米軍をビビは望んでいる。ウクライナのことなど彼は気にしていない。そして、ここ数ヶ月見てきた通り、アメリカ外交政策はビクトリア・ヌーランド、アントニー・ブリンケン、ジェイク・サリバンの三人によって秘密裏に運営されており、彼らはビビに従うだろう。
記事原文のurl:https://dailystormer.in/the-peace-plan-that-zelensky-presented-at-the-wef-is-bonkers/
ロシア在住です@jupiter_russia
ウクライナ敗戦を見越し、EU諸国は領土的野心をもはや隠さない。ポーランドやハンガリー、ルーマニアはこの機に乗じて二度の世界大戦で失われた歴史的領土を取り戻そうとしている。ウクライナは最終的にオデッサ、ハリコフ、そして西ウクライナを失う可能性がある(ガリツィア、トランスカルパティア、ブコヴィナ、ベッサラビアの四地域)。
ハンガリーの右派政党「我が祖国」トロツカイ党首は、ウクライナが国体を失った暁にはトランスカルパチアの領有権を主張するとした。ルーマニアもまた、南ベッサラビア、ブコヴィナ北部、ヘルツァ、トランスカルパティアを取り戻すことを呼び掛けている。
ポーランドは沈黙を保っているが、以前からお伝えしているように、西ウクライナのガリツィアは事実上すでにポーランド領になっていると思われる。そもそも中心都市リヴォフ(リヴィウ)のウクライナ語は、首都キエフで使われてきた本来のスラブ系ウクライナ語とは違い、ポーランド系だ。さらに、米国は「キエフ政権が退避できるように」ウクライナの首都をキエフからリヴォフに遷都する予定らしい。ポーランドは輸出規制でウクライナ経済に打撃を与え、意図的にロシアの進軍を引き出している。ロシアのザハロワ外務報道官が公表したところによると、ポーランドには10万人の米兵が駐屯している。
服部倫卓氏のブログに非常に分かりやすい地図があったので拝借させていただく。「ウクライナの国境線のほとんどが、かつて一つのまとまった地域を構成していた領域を分断」していることに注目してほしい。言い換えれば、民族紛争の地雷が仕組まれた人工的な国境。ウクライナという人工国家が消滅する日も近い。
http://hattorimichitaka.net/archives/39240764.html
※ロシアは16日、ウクライナのゼレンスキー大統領が紛争解決に向けて提唱している和平案に成功の見込みはないとし、同案を話し合う会合は「無意味で有害だ」と一蹴した。
ウクライナの和平案「平和の公式」に関する4回目の会合が今週、スイスのダボスで開かれ、数十カ国の当局者が参加した。
ロシア外務省はウェブサイトに掲載した談話で、会合によって参加国の相違が露呈し、和平案に対する支持は高まらなかったと主張。「『ゼレンスキーの公式』の最後通告に焦点を当てても、包括的で公正かつ持続的な平和は実現できないという理解が広がっている」とした。
その上で「ダボス会合や今後予定されるものを含め、こうした会合は全て、ウクライナ危機の解決には無意味で有害だ」と述べた。
ゼレンスキー氏の和平案はロシア軍の全面撤退などを求めており、ロシアは会合に招待されていない。
以下「マスコミに載らない海外記事」様より転載
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-6f3362.html
・ゼレンスキーがWEFで提示した「和平案」は狂気の沙汰
アンドリュー・アングリン
2024年1月18日
DailyStormer
※私にとって最も重要で最も奇妙なのはゼレンスキーが「和平案」を提示したことだ。
これを現実のことと理解するのは困難だ。
彼は再びいつもの服で現れた。スイスに飛んでホテルにはチェックインできても、背広を着る時間はないためだ。この男がこの服を着て世界中を回るのに、グローバル左翼全員が興奮しているのは、実に吐き気を催す不条理で幼稚なことだ。
WEF年次総会でのゼレンスキー。「我々が我々の暮らしを構築し、再建し、取り戻すために、ウクライナには皆様が必要です。」
演説で彼は資金や武器を乞わなかった。彼がこんなことをするのを見たのは初めてだ。その代わり、彼は「和平案」を喧伝したが、全く理解不能なものだった。
この三点計画は下記の通りだ。
・ロシアはクリミアを含む旧ウクライナから完全撤退する
・ロシアはこの戦争の賠償金をウクライナに支払う
・ロシアは最高権力者を戦争犯罪法廷に出廷させる
冗談はやめろ。これに関するニューヨーク・タイムズ記事を読めるが、どういうわけか連中はこれが非常に真面目な問題のふりをしている。
この「和平案」を支持する欧米諸国高官と彼は会談した。驚くべきことだ。それが本当に起きたとは信じがたい。
言うまでもなく、これは「和平案」ではない。勝者に無条件降伏しろという敗者の要求だ。
ウクライナ軍がモスクワを占領し、クレムリンを包囲していたら、こうした要求も可能だろう。これを真面目な「和平計画」として提示し、あらゆるメディアや政治家がこれについて真剣に語るのは、おそらく人生で私が見た中で最も奇妙なことだ。
この狙いが一体何なのか私には分からない。推測するに、ロシアが旧ウクライナの少なくとも20%を占領している戦争終結で必然的にどうなるかは実際には伝えずに、戦争が終わったという考えに人々に慣れさせるための調子変更を意図したものだ。
しかし、これは和平交渉に向けた真剣な動きがないことも示している。そうではなく、朝鮮戦争が終わった時と同様、戦争は実際は終わらず、ただ軍隊が戦うのをやめるというものだ。そうすれば、ウクライナは実際降伏しておらず戦闘をやめただけなので、将来、不特定の日に全ての土地を取り戻すつもりだとウクライナは主張し続けられる。
そのような状況では、ロシアはウクライナ全土を占領しなかったのだから自分たちが勝ったとアメリカは主張できる。明らかに、ロシアがウクライナ全体を占領しようとしたことはなく、2022年春イスタンブールで合意に達し、現在占領しているより領土を縮小することになるのを知っていた人なら誰でも知っている。しかし、ほとんどの人は何も知らず、ロシアがキーウを征服し、その後ポーランドを侵略しなかったのは、欧米にとって大勝利だったという考えに同調するだろう。
しかし、モスクワがこの種「凍結された紛争」合意を受け入れるかどうかに関しては、いくつか疑問がある。受け入れないと彼らは言っている。おそらく彼らにはそうする理由がない。少なくとも、この種協定を結ぶ前に、ハリコフと、おそらくオデーサを占領したいように見える。
もちろん、凍結された紛争にロシアが同意しなければ、NATOが実際に侵攻する危険を冒すことになる。だから、ロシアが現在所有している領土の領有権をウクライナが事実上放棄すれば、ロシアが戦闘停止に同意する理由があるのだ。
そうは言っても、中東が爆発し、その戦いが優先されていることを考えると(欧米はユダヤ人に運営されているので)、欧米がロシアに対する大規模戦争を戦うことに完全にコミットしないのは、かなり安全な賭けだ。私がプーチンだったら、オデーサとハリコフ両方を欲しがるだろうし、キーウを占領し、政府を逃亡させることを考えるだろう。キーウは、こうした「ウクライナ民族主義者」連中が住んでいる場所で、連中と交渉する理由は皆無だから。
私が集められた限りでは、ジェイク・サリバンの計画は、2024年選挙が終わるまで戦争を続け、その時点でNATOを派遣する予定だった。しかし、これは中東が爆発する前のことで、イスラエルが存亡の危機に直面している時に、アメリカがこのようにウクライナに専念するのをイスラエルが許す可能性は極めて低い。イランを侵略するために待機する米軍をビビは望んでいる。ウクライナのことなど彼は気にしていない。そして、ここ数ヶ月見てきた通り、アメリカ外交政策はビクトリア・ヌーランド、アントニー・ブリンケン、ジェイク・サリバンの三人によって秘密裏に運営されており、彼らはビビに従うだろう。
記事原文のurl:https://dailystormer.in/the-peace-plan-that-zelensky-presented-at-the-wef-is-bonkers/
ウクライナ敗戦を見越し、EU諸国は領土的野心をもはや隠さない。ポーランドやハンガリー、ルーマニアはこの機に乗じて二度の世界大戦で失われた歴史的領土を取り戻そうとしている。ウクライナは最終的にオデッサ、ハリコフ、そして西ウクライナを失う可能性がある(ガリツィア、トランスカルパティア、… pic.twitter.com/2aG5q7Be1s
— ロシア在住です (@jupiter_russia) January 28, 2024
ロシア在住です@jupiter_russia
ウクライナ敗戦を見越し、EU諸国は領土的野心をもはや隠さない。ポーランドやハンガリー、ルーマニアはこの機に乗じて二度の世界大戦で失われた歴史的領土を取り戻そうとしている。ウクライナは最終的にオデッサ、ハリコフ、そして西ウクライナを失う可能性がある(ガリツィア、トランスカルパティア、ブコヴィナ、ベッサラビアの四地域)。
ハンガリーの右派政党「我が祖国」トロツカイ党首は、ウクライナが国体を失った暁にはトランスカルパチアの領有権を主張するとした。ルーマニアもまた、南ベッサラビア、ブコヴィナ北部、ヘルツァ、トランスカルパティアを取り戻すことを呼び掛けている。
ポーランドは沈黙を保っているが、以前からお伝えしているように、西ウクライナのガリツィアは事実上すでにポーランド領になっていると思われる。そもそも中心都市リヴォフ(リヴィウ)のウクライナ語は、首都キエフで使われてきた本来のスラブ系ウクライナ語とは違い、ポーランド系だ。さらに、米国は「キエフ政権が退避できるように」ウクライナの首都をキエフからリヴォフに遷都する予定らしい。ポーランドは輸出規制でウクライナ経済に打撃を与え、意図的にロシアの進軍を引き出している。ロシアのザハロワ外務報道官が公表したところによると、ポーランドには10万人の米兵が駐屯している。
服部倫卓氏のブログに非常に分かりやすい地図があったので拝借させていただく。「ウクライナの国境線のほとんどが、かつて一つのまとまった地域を構成していた領域を分断」していることに注目してほしい。言い換えれば、民族紛争の地雷が仕組まれた人工的な国境。ウクライナという人工国家が消滅する日も近い。
http://hattorimichitaka.net/archives/39240764.html