・奈良県民や京都府民が同じ状況になったら

https://gendai.media/articles/-/118026?page=6

※長州新聞「許されぬパレスチナ人大量虐殺 世界中で怒りの抗議行動」では、「パレスチナの地では70年前まで、140万人のパレスチナ人が1300の町や村にわかれて平和的に暮らしていた。それが1948年のイスラエル建国と同時に突如として土地を強奪され、故郷を追い出され、いまだに530万人が難民として(中略)困難な生活を送っている」と述べられている。

例えば、ある日突然「謎のA民族」が、卑弥呼の時代からさらに遡って2000年前に「俺たちは京都や奈良に住んでいた」と主張。欧米や国連の「京都・奈良分割決議案」に従って、京都に「A国」を「建国」したと仮定する。周りの日本人が黙っているはずがない。

しかし、繰り返される戦闘の結果、奈良にもA国の占領地域が拡大された。そして、押し込められていた、京都から逃れた人々と奈良県民が、「天井の無い監獄」でひどい目にあわされたとしよう。このA国の支配に対する日本人の攻撃を、果たして「テロ」と呼んでいいのだろうか。むしろ「レジスタンス活動」であると思える。


ウクライナと同じ権利をなぜパレスチナに認めない?

TBS報道において、重信メイ氏は、「学校にいじめる子がいて、常に毎日いじめられていた子が、やっと初めてやり返したら、そこに焦点が当たったような感じ」と述べているが、少なくとも一面の真理を突いていると思う。

武力によって領土を奪われた民族が、武力でその土地を取り返すことはウクライナ人には認められている。そして、(日本を含む)欧米はその行為を支援しているのだ。

もし、パレスチナ人にウクライナ人と同じ権利を認めなければ、明らかな「ダブルスタンダード」である。


https://gendai.media/articles/-/118239?page=2

ハマスにも当然非難されるべき部分はある。しかし、「パレスチナ人」は、武力で領土を奪おうとするイスラエルに、やはり武力で立ち向かう権利を持っている。これはウクライナ人には明らかに認められた権利であり、なぜパレスチナ人に認められないのか理解できない。

また、ガザ攻撃のように武力で他国を侵略するのは許されない行為である。したがって、「米英独仏伊の5か国首脳の共同声明」のようにイスラエルの後押しを行うことは、「ロシアのウクライナ侵攻を肯定」するのに等しい。