・ヨモギの共生菌、新型コロナ増殖を阻害 福山大や国立感染症研究所などのチームが発見 治療薬レムデシビルと比較して十分な効果(中國新聞デジタル 2023年10月15日)
※福山大(広島県福山市東村町)や国立感染症研究所(東京)などの研究チームは、ヨモギと共生する微生物の中から、新型コロナウイルスの増殖を抑制する菌を発見した。同大薬学部の前原昭次准教授(45)=天然物化学=たちは今後、菌の持つ有効成分の分析を進め、医薬品への活用を目指す。
同大の駐輪場で採取したヨモギの葉と茎から抽出した13種の微生物を培養し、新型コロナウイルスの増殖に必要な酵素の働きをどの程度まで阻害できるか分析した。13種のうち2種の微生物について、新型コロナの治療薬として厚生労働省に承認されている「レムデシビル」と比較して十分な阻害効果があるとする結果を得たという。
また、この微生物は、特に茎の外皮に多く存在していることも突き止めた。今後は薬の候補となる物質の特定と、化学的な合成手法などが課題になるという。
ヨモギの仲間からマラリアに有効な成分が抽出できることに着目した前原准教授は、2017年からヨモギの共生微生物の研究をスタート。その後、新型コロナへの応用を並行して進めてきた。
共生微生物は植物を外敵から守ると考えられており、全ての植物に存在する。前原准教授は「新型コロナの抑制に効果があることが分かり、共生微生物の有用性を示すことができた。研究が進めば農産物の栽培などの分野でもうまく活用できるはずだ」と話している。
※ブログ主コメント:菌と良いということには、菌が生きていないと駄目なのだろうか。煮出しては駄目か。沖縄料理のフーチバーのように、薬味として生で食べるのが効果的なのだろうか。
後、春摘みの新芽ではないヨモギには、シュウ酸が多く含まれており、結石の原因となるので、注意が必要。後、ヨモギはカリウムが多いのも注意。
※福山大(広島県福山市東村町)や国立感染症研究所(東京)などの研究チームは、ヨモギと共生する微生物の中から、新型コロナウイルスの増殖を抑制する菌を発見した。同大薬学部の前原昭次准教授(45)=天然物化学=たちは今後、菌の持つ有効成分の分析を進め、医薬品への活用を目指す。
同大の駐輪場で採取したヨモギの葉と茎から抽出した13種の微生物を培養し、新型コロナウイルスの増殖に必要な酵素の働きをどの程度まで阻害できるか分析した。13種のうち2種の微生物について、新型コロナの治療薬として厚生労働省に承認されている「レムデシビル」と比較して十分な阻害効果があるとする結果を得たという。
また、この微生物は、特に茎の外皮に多く存在していることも突き止めた。今後は薬の候補となる物質の特定と、化学的な合成手法などが課題になるという。
ヨモギの仲間からマラリアに有効な成分が抽出できることに着目した前原准教授は、2017年からヨモギの共生微生物の研究をスタート。その後、新型コロナへの応用を並行して進めてきた。
共生微生物は植物を外敵から守ると考えられており、全ての植物に存在する。前原准教授は「新型コロナの抑制に効果があることが分かり、共生微生物の有用性を示すことができた。研究が進めば農産物の栽培などの分野でもうまく活用できるはずだ」と話している。
※ブログ主コメント:菌と良いということには、菌が生きていないと駄目なのだろうか。煮出しては駄目か。沖縄料理のフーチバーのように、薬味として生で食べるのが効果的なのだろうか。
後、春摘みの新芽ではないヨモギには、シュウ酸が多く含まれており、結石の原因となるので、注意が必要。後、ヨモギはカリウムが多いのも注意。