ノブ@nobu_conscience

注射されたmRNAが体内で自己増殖する「レプリコンワクチン」が現在、大分大学医学部で開発されている。
自己増殖型なので、少量の投与で済むとのこと。
「わずか127グラムで、日本の全人口一億二千万人分のワクチンになる」という。

冗談じゃない。
「日本人を全滅させるのに、わずか127グラムで十分」だと言うことだろう!!

今でさえ、mRNA「ワクチン」の薬害が全世界で甚大なのだ。もはや日本以外の国はどこも追加接種などしていない。

それなのに、さらに危険な自己増殖型mRNAワクチンを開発するなど狂気の沙汰である。

打った人の体内で無限にmRNAが自己増殖して、呼吸や皮膚からmRNAが漏れ出れば、近くにいる非接種者も軒並み体内にmRNAを本人の同意なく入れられることになる。こんな簡単な想像力すら、開発に関わる医者も製薬会社も持っていないのか?

本人の同意なく薬物を打つことは紛れもない犯罪だ。

https://bcnretail.com/market/detail/20210831_241387.html












ノブ@nobu_conscience

「127gで日本国民全員分になる」
(すなわち、127gで日本人全滅)

自己増殖型mRNAワクチン、
「レプリコンワクチン」
ついに大分大学医学部附属病院臨床薬理センターにて治験開始。

現在、コロナmRNAワクチンが何の効果もなかっただけでなく、日本史上最悪の薬害被害を出している中での新しいmRNAワクチンの開発など、狂気の沙汰である。

そもそも、mRNA技術を「ワクチン」に応用するという考え方自体が誤りかもしれないのだ。
一旦、即時全面中止すべきである。

「レプリコンワクチンは自己増殖する」と簡単に説明するが、個人差が極めて大きいはずだ。
接種者全ての体内でのmRNA増殖状況をどうやってコントロールするのだ?暴走したら制御できるのか?
接種者が、無尽蔵にmRNAウイルスを作り出す、歩く「生物兵器」と化したら、どう対処するのだ?

本当にレプリコンワクチンが「安全だ」というのならば東京都心の国会や霞ヶ関付近の大学病院で治験をやれば良いのである。
わざわざ、東京から遠く離れた九州で行うこと自体、治験する側も「万が一」があることを分かっているとしか思えない。

想定される最悪のケースとしては、この病院からバイオハザード発生、九州でmRNAウイルスのパンデミックが起きて、九州を日本から切り離す「海上封鎖」が強行されるかもしれない。

ゾンビウイルスのパンデミックによりイギリス本土が海上封鎖されたストーリーのホラー映画『28週後』のような話だが、冗談ではなく、日本で現実になってもおかしくないのである。

もう一度言う。即時中止を。
https://data-max.co.jp/article/44277










ノブ@nobu_conscience

「自己増殖型mRNAワクチン=レプリコンワクチン承認へ」

気が狂っている。厚生労働省は、日本人を滅亡させるつもりなのか?

こんなもの、世界のどこの国でも危険すぎて治験も承認もしていないはずだ。

自己増殖型ということは、ウイルスを体内で培養して周囲に無差別にバラ蒔く薬物と何ら変わらない。

日本発のバイオハザードになる。
冗談ではなく、こんなものの使用を承認してしまえば、日本人全員が生物兵器扱いされて、海外から入国禁止になると思う。

悲しいことに、今起きていることの異常さにいまだ多くの人が気づいていない。















・レプリコンワクチン普及により「未接種者が消滅する」メカニズム

2023年11月29日

https://nofia.net/?p=16060



※この図を投稿された方は以下のように書かれていらっしゃいます。

レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)を接種すると、体内でmRNAが増える。

増殖がとめどなく続いた場合、身体中がmRNAで汚染され、mRNAが他者に伝わる可能性がある。

それが連鎖すれば、未接種者が消滅する可能性すらある。

日本は崖から飛び降りる寸前かもしれない。



・レプリコンワクチンのコスタイベ筋注って武漢株の一価?

2023年11月29日

https://nofia.net/?p=16057

※妊婦さんに打つ RSウイルスワクチンなど、いろいろと承認されたことが報じられている記事の中に、明治製菓のレプリコンワクチンの記載があったのですが、

> コスタイベは起源株を用いたワクチンで…

とありまして。起源株って、武漢株のことですよね。

武漢株だと、初期の頃の複数回接種者は今でも感染増強抗体が体内で待ち受けているわけで、ADE (抗体依存性感染増強)を誘発する可能性があるのでは?

というか、すでにこの世から消えた武漢株が、また自己増殖 mRNA で環境に広がるということになるのですかね。

長い記事ですので、その部分だけ抜粋します。


・初のRSVに対する母子免疫ワクチンなど7製品承認へ Meiji Seikaのコロナワクチンも 薬食審部会が了承

mixonline.jp 2023/11/28

※厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会は11月27日、ファイザーのRSウイルスワクチン「アブリスボ筋注用」など新薬7製品を承認することを了承した。アブリスボは、新生児及び乳児のRSウイルス(RSV)による下気道疾患の予防のため、妊娠24~36週の妊婦に1回、筋肉内に接種して用いるもの。

正式承認されると、国内初のRSVに対する母子免疫ワクチンとなる。また、承認が了承された品目にはMeiji Seika ファルマの新型コロナに対する次世代mRNAワクチン「コスタイベ筋注用」も含まれる。

報告品目は1品目で、第一三共の新型コロナワクチン「ダイチロナ筋注」について、オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンを製造可能とすることが報告された。厚労省は第一三共との間で、薬事承認を条件に、XBB.1.5対応1価ワクチンを140万回分購入することで合意している。

(略)

▽コスタイベ筋注用(コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン、Meiji Seika ファルマ):「SARS-CoV-2 による感染症の予防」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。再審査期間は8年。

新型コロナに対するmRNAワクチン。開発コードはARCT-154。レプリコンワクチンと呼ばれるもので、接種後に抗原タンパクをコードするmRNAが細胞内で複製され、持続的に抗原タンパクがつくられる。接種量が少なく、ワクチンの効果が長く持続することが期待されている。

コスタイベは起源株を用いたワクチンで、成人の初回免疫と追加免疫に用いる。Meiji Seikaファルマの親会社の明治ホールディングスは、起源株を用いたワクチンであることから今回は承認取得後も上市せず、起源株とオミクロン株BA.4-5系統による2価ワクチンの開発を進める方針を示している。なお、コスタイベは23年10月時点で海外で承認されていない。



以下「In Deep」様より転載

https://indeep.jp/exosomes-contain-rna/

・「ヒトの唾液、血漿、母乳のエクソソームにはRNAが含まれている」という2011年の論文を読んで、今後の社会を考える

2023年7月5日


※エクソソームとは何?



(上)1983年に初めてエクソソームの放出が確認された際の画像


東京都健康長寿医療センターの説明ページから一部抜粋させていただきます。


エクソソームは細胞から分泌される直径50-150 nm(ナノメートル:10億分の1メートル)の顆粒状の物質です。その表面は細胞膜由来の脂質、タンパク質を含み、内部には核酸(マイクロRNA、メッセンジャーRNA、DNAなど)やタンパク質など細胞内の物質を含んでいます。

エクソソームは細胞外小胞の一種とされており、細胞外小胞にはエクソソームのほかにマイクロベシクル、アポトーシス小体があり、それぞれ産生機構や大きさが異なります。




エクソソームはどんなことをしているの?

細胞から分泌されたエクソソームは細胞と細胞の間に存在するだけでなく、体液(血液、髄液、尿など)にも存在しており、体中を循環しています。

エクソソームの重要な機能として注目されているのは、細胞間の情報伝達に使われているということです。前述のようにエクソソームはその内部に核酸、タンパク質などを含んでいます。分泌した細胞の核酸(マイクロRNA、メッセンジャーRNA)がエクソソームを介して受け取り側の細胞に伝達され、機能していることが報告されたことから、エクソソームは細胞間のコミュニケーションツールとして働いていると考えられています。



これだけの部分では、「その本人の体内で循環して、RNA や DNA などを伝達している」というような感じがするかもしれないですが、

「あらゆる外部の細胞とコミュニケーションしている」

ことが今はわかっています。

少なくとも「体液や分泌物からの伝達」は日常的に起きていることだと考えられます。

たとえば、2011年の医学論文「ヒトの唾液、血漿、母乳のエクソソームには RNA が含まれている : マクロファージによる取り込み」の、概要から抜粋しますと、以下のようになります。



論文「ヒトの唾液、血漿、母乳のエクソソームには RNA が含まれている : マクロファージによる取り込み」より

2011/01/14

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3033821/

概要

バックグラウンド

エキソソームは、多数の細胞によって生成されるエンドサイトーシス (※ 細胞が外部から栄養物質や情報分子を取り込む機構)起源の 30~ 100 nm の膜小胞である。

それらは、抗原提示を含む多様な生物学的機能を媒介することができる。最近、エクソソームには機能的な RNA が含まれており、他の細胞に送達できることが示された。したがって、エキソソームは、細胞との表面間の相互作用、または細胞への機能的 RNA の送達のいずれかによって、生物学的機能を媒介する可能性がある。

私たちのこの研究の目的は、ヒトの唾液、血漿、母乳のエキソソーム中の RNA の存在と、これらのエキソソームがマクロファージによって取り込まれるかどうかを判断することだった。

方法 (※ 方法はあまりに用語が難解ですので、割愛します)

結果

3つの体液すべてのエクソソームで RNA が検出された。血漿エキソソームで検出された RNA の一部は、mRNA として特徴づけられた。

この結果は、健康なヒトにおけるエキソソームの特性評価を拡張し、ヒトの唾液および血漿エキソソームにおける RNA の存在を確認し、母乳エキソソームにおける RNA の存在を初めて報告する。

この結果は、唾液と母乳のエクソソームがヒトのマクロファージに取り込まれる可能性があることも示している。

結論

唾液、血漿、母乳中のエクソソームにはすべて RNA が含まれており、いくつかの供給源のエクソソームに RNA が含まれているというこれまでの発見が裏付けられた。

さらに、エキソソームはマクロファージに容易に取り込まれ、エキソソーム RNA が細胞間を行き来できるという考えが裏付けられた。



ここまでです。

少なくとも、

「唾液、血漿、母乳などを介して、mRNA は伝達され、他者の細胞に取り込まれる可能性が非常に高い」

ということです。

これは、2011年の研究で、ずいぶん以前から知られていたことなのですね。

一昨年から、「妊娠されている女性」や「授乳されている女性」については、接種について非常に注意深くなるべきであることを書いていましたけれど、この 12年前の論文を読んで、「伝播はほぼ確実」だと言えることがわかりました。


つまり、すでに現在、「エクソソームによる大規模な《他者同士の細胞間の mRNA の情報伝達》が続いている状態かもしれない」ともいえそうなのです。

血漿はともかくとしても、赤ちゃんとお母さんなどのコミュニケーションは常に「唾液や母乳」で媒介されます。

それがどんな RNA であろうと、親(あるいは子ども)が持つ遺伝子は、エクソソームを介して、近い関係にある人たちの間で「共有される」ようになっていくのだと理解します。


問題は、

「自然の mRNA の寿命は大変に短いが、人工の装飾がされた mRNA (たえば、ファイザーやモデルナ等によるもの)は、大変に寿命が長い」

ということです。

2017年にサイエンスに掲載された論文では、

「(自然の) mRNA の半減期の中央値は約 2分だった」

とあります。

それがどんなものであれ、自然の mRNA であれば、その程度の時間で、わりとあっという間に分解・消滅してしまうのです。

ところが、ファイザー社などが、シュードウリジンというもので修飾した(組み換えた) mRNA の寿命は、いろいろと研究はありますが、2022年3月に発表された研究では、

「接種 60日後にリンパ節で mRNA を発見した」

とあり、本来は 2分程度で消滅するものが、2ヵ月後まで残っているような頑丈な構造を得たのです。もう何倍とか何十倍の差ではなく、途方もない差なのですが、この「 mRNA の強さ」が問題だと思われます。ずっとスパイクタンパク質の生産を続ける。

今のところは、いつ消滅するのかがわかった研究はありません。


その頑丈な mRNA から作られるスパイクタンパク質には、さまざまな作用がありますが、代表的なものとして以下のようなことがあります。


・ヒトヘルペスウイルスを再活性化させる

・血管内皮への影響

・ミトコンドリアの損傷

・免疫の抑制との関係

・神経疾患や精神疾患と強く関係するMAOというものに結合する


他にもいろいろとありますけれど、こういう影響が徐々に浸透していきますと、たとえば、乳幼児など小さな子どもの場合、時間の経過と共に健康に関する問題として表面化してくるものだと思うのです。


エクソソームのこのような働きを改めて思いながら、今年の秋からの「接種に関する厚生労働省の指針」を思いますと、次第に事態はどうにもならなくなっていく可能性があるのではないでしょうか。

エクソソームの働きというのは、本来は、自然と自然、あるいは「人間と他の生物」が遺伝子などの情報を共有し、共に地球上の生物として、何らかの、そして「かなり根本的な生命の情報の共有」を行ってきたものだと思います。

たとえば、先ほどご紹介した 2011年の論文の中に、以下の部分があります。

> この結果は、唾液と母乳のエクソソームがヒトのマクロファージに取り込まれる可能性があることも示している。


これは、

「お母さんが赤ちゃんに授乳するという行為そのものが、《お母さんの遺伝子的要素を赤ちゃんに伝えている》」

と言えると思います。

お母さんが赤ちゃんにオッパイをあげるだけで、お母さんの遺伝要素が子どもに受け継がれていく。母乳の栄養素の重要性とか、そういうことを超えて、「遺伝子の要素を子に伝えている」ことになると。

そのような、かなり根本的なメカニズムの中に、人類史上初めて人工的なものが絡んだということになりますが、この代償はどこまでのものとなるのか… 。


ちなみに、冒頭の写真は、初めてエクソソームが確認されて、論文に掲載された際の画像ですが、これは、

「今から 40年前の 1983年の論文からのもの」

なのでした。

エクソソームの働きがわかったのは、2007年のことだったそうです。

ずいぶんと以前から、このエクソソームというものの存在と働きはわかっていたようです。

今後社会がどうなっていくのかは、時間が示してくれるはずです。













molbio08@molbio08

専門分野は分子腫瘍学・分子生物学。抗体を活用した研究を行ってきました。腫瘍免疫は重要なテーマなので免疫学も守備範囲。大学で教えています。

2023年7月1日

https://twitter.com/molbio08/status/1674906543211573248

※mRNA型ワクチンプラットフォームは、mRNAを体細胞に導入して抗原遺伝子を発現するため、抗原遺伝子発現細胞は免疫システムからは感染細胞として認識されるという致命的な欠陥を有しています。この問題を解決することは極めて困難であるため、mRNA型ワクチンプラットフォームについては、接種はもちろんのこと開発を全て中止しすべきというのが私の意見です。

これに加えて、今回のコロナワクチンでは抗原のスパイクタンパク質そのものに毒性があることが示され、さらには、抗原遺伝子の発現が持続するため抗体がIgG4に変化してしまい免疫抑制や免疫寛容を誘導してしまい、免疫能力を結果的に低下させるというワクチンにあるまじき現象を招いています。

いくつかの製薬企業はこのような現実を受け入れることなくmRNA型ワクチンの開発を進めています。mRNA型ワクチンの開発に邁進する前に、多くの接種犠牲者の存在を認識すべきです。現行タイプでも多くの問題があるにもかかわらず、現在、進められているのがレプリコンワクチンです。細胞に導入されたmRNAが細胞内で自己増殖して分子数を増やすため、少量のmRNAを投与するだけで大量の抗原タンパク質を生産できるというのがアイデアの出発点です。今回はレプリコンワクチンと関連が深いエクソソームに関して査読済み論文ベースで議論してみたいと思います。


最初に、ウイルスの機能について考えてみます。
ウイルスは宿主細胞に侵入すると細胞の種々のメカニズムを使用してウイルスのゲノムを複製し、ウイルスの粒子を形成するのに必要なタンパク質を生産します。ウイルスのゲノムとウイルス粒子を構成するタンパク質の合成が完了するとウイルスの粒子は自律的にできあがります。ゲノムのDNAまたはRNAとタンパク質が自己会合し、ひとりでにウイルス粒子ができあがるという仕組みです。ウイルス粒子が生産されると細胞内はウイルス粒子でいっぱいになってしまい、ウイルスは細胞から放出され、多くの場合感染した細胞は死んでしまいます。

このように、ウイルスの機能には、自己複製するという機能と、ウイルス粒子を構成するために必要なタンパク質を生産して感染性のあるウイルス粒子を構築するという二つがあることがわかります。レプリコンワクチンでは、ゲノムのRNAを複製しますので、ウイルスの持つ機能のうちの一つだけ、つまり自己複製という機能だけを持っていることがわかります。ウイルス粒子を構成するタンパク質の遺伝子を持っていないため、ウイルス粒子を構成できず、最初にmRNAが導入された細胞内だけで感染サイクルは終結してしまうはずです。レプリコンワクチンのmRNAが複製後に他の細胞や他の個体に伝播するかどうかについて、以降、検討したいと思います。




レプリコンワクチン、自己増殖型mRNAワクチンではmRNAが自分でどんどん複製していくため、接種量を減らしても大丈夫で、ウイルスの粒子を形成するために必要なタンパク質の遺伝子を含んでいないため、他の細胞に広がることはないという想定です。ところが、細胞がエクソソームという脂質二重層の膜で包まれた小胞を放出するため、レプリコンが伝播するという可能性が生じます。エクソソームは細胞から放出されるミクロな粒子ですが、その発見は1983年に遡ります。このころは赤血球から小胞が放出されるという現象が見つかっていました。エクソソームに関するレビューをここで紹介しておきます。
これが1983年の記念すべき論文のFigureです。赤血球が放出するエクソソームがトランスフェリン受容体を含んでいることを示した図です。

https://rupress.org/jcb/article/200/4/367/37222/Exosomes-Looking-back-three-decades-and-into-the





エクソソームの中にmRNAやマイクロRNAが含まれていて、細胞間で情報伝達を行っていることが明確に示されたのは2007年になってからです。この発見をしたのが、スウェーデンGothenburg UniversityのValady博士です。

マスト細胞が放出するエクソソームにmRNAとマイクロRNAが含まれていたというのがこの論文です。それまではエクソソームはタンパク質を含んでおり、抗原提示を行うから重要であるという文脈で解析されていましたが、この発見によってエクソソームはさまざまなRNA分子を含んでおり、その中にはmRNAも含まれているため、他の細胞にmRNAを介して遺伝情報を伝達することが示され、細胞間の情報伝達においてエクソソームが重要な役割を担っている可能性が示されました。

図には二つのタイプのエクソソームが示されており左側が従来のモデルですが、右がエクソソームが細胞内でmRNAを取り込んで放出されるというモデルです。

https://ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2634021/




また同じく2011年にNature Cell Biologyに発表された論文の要旨にはこんなことが書かれています。
「エキソソームは、多くの細胞によって放出されるエンドサイトーシス起源の小胞である。これらの小胞は細胞間のコミュニケーションを媒介し、抗原提示などのプロセスを促進することができます。ここでは、マウスおよびヒト肥満細胞株(それぞれMC/9およびHMC-1)からのエクソソーム、ならびに初代骨髄由来のマウス肥満細胞がRNAを含むことを示す。マイクロアレイ評価により、約1300個の遺伝子からのmRNAの存在が明らかになり、その多くはドナー細胞の細胞質には存在しません。インビトロ翻訳は、エキソソームmRNAが機能的であることを証明した。エクソソーム由来の全RNAの品質管理RNA分析でも、マイクロRNAを含む低分子RNAの存在が明らかになりました。肥満細胞エクソソームからのRNAは、他のマウスおよびヒト肥満細胞に転写可能である。マウスエクソソームRNAをヒト肥満細胞に転写した後、レシピエント細胞に新しいマウスタンパク質が見出され、転写されたエキソソームmRNAが別の細胞に入った後に翻訳され得ることが示された。要約すると、エクソソームにはmRNAとマイクロRNAの両方が含まれており、別の細胞に送達することができ、この新しい場所で機能することができることを示しています。このRNAを「エキソソームシャトルRNA」(esRNA)と呼ぶことを提案します。」

エクソソームには機能的なmRNAが含まれており移動先の細胞において翻訳され、タンパク質を生産できることが示されています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17486113/


エクソソームが唾液、母乳にも含まれているというのが次に紹介する論文です。
この論文は唾液、母乳、血漿に含まれているエクソソームにがRNAを含んでいることを示したものです。同じ研究者が2011年にヒトの唾液、血漿そして母乳に含まれるエクソソームがRNAを含んでいることを見いだしています。血漿から採取されたエクソソームに含まれるRNAからはオリゴdTをプライマーとして逆転写反応を行ってみるとcDNAが合成されるため3‘末端のポリA配列を含んでいるmRNAが含まれていることが示されました。図は唾液、血漿、母乳から見つかったエクソソームの電子顕微鏡写真です。これらのエクソソームはマクロファージ細胞に取り込まれることも示されています。

これらの論文で示されたことから考えると、レプリコンmRNAワクチンで細胞に導入されたmRNAは細胞内で複製されますが、それが血漿中のエクソソームに含まれて、全身の細胞に伝播することは避けがたいと思います。また唾液、母乳のエクソソームもRNAを含んでいることも示されています。唾液や母乳に含まれているRNAがどの程度の長さのものかについての議論が残されているとはいうものの、複製可能なレプリコンワクチンが個体間で伝播する可能性は十分に考えておくべきだと思います。

https://ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3033821/#B21




個体間伝播の実験は実験動物で容易に実験することができます。PMDAの審議会の先生方は、そのデータを提出するように製薬企業に求めるべきです。非接種者にまでレプリコンワクチンが伝播してしまい全ての国民がスパイクタンパク質で持続的に免疫されてしまい、さらにはIgG4抗体を持つようになってしまうという事態はなんとしても避けなければなりません。

エクソソームが肺胞の細胞から呼気に放出されるかどうかにについてはまだ情報がありませんが、唾液、母乳からもエクソソームは検出されることを考えると、レプリコンワクチン接種者に濃厚接触すると個体間伝播がおきる可能性は最低限、あるとするべきでしょう。

mRNA型ワクチン自体がmRNA発現細胞に対する自分の免疫システムによる攻撃を引き起こすという致命的な欠陥を持っています。すでに多くの接種者が死亡しています。それにもかかわらず、時の総理大臣が6回目の接種の推奨動画を発信するような異常事態です。

追加接種を行っているのは実質日本だけです。このような状態に加えて大規模なレプリコンワクチン生産拠点を国内に設置し続ける日本は、滅亡への道をひたすらたどっているように見えます。

今日も、今回の接種対象の方たちが嬉々として接種会場に向かっていると思います。その中から何人の方が犠牲になるのでしょうか。それを知っていて接種を勧める行政は犯罪行為に加担していると言われてもしかたがないと思います。

現行のワクチンは現在、感染拡大しているXBBタイプには効果はほとんどありません。IgG4抗体の血液中のレベルを高めて事態を悪化させるだけのことです。

既に声をあげている政治家も少数ながらおいでですが、日本に政治家と呼ばれる方が大勢いるとしたら、その方たちも勇気をもって声を上げるべきです。いますぐ接種を中止しろと言うべきです。それとmRNAワクチン開発体制もペンディングにすべきだと!

また、問題を認識した研究者は最悪のケースを想定して国民に警告すべきです。リスクの評価が終わる前に、多分、安全そうだから大丈夫ですというようなことは言うべきではないと私は思います。特に対象の疾患の致死率が低い以上緊急性はないはずです。

最後に結論です。個体間伝播をする可能性まで考えられるレプリコンワクチンを実用化することの可否は明らかです。開発はすぐに中止すべきです。


現段階では治験の規模は小さく、普通に暮らしている人は心配しなくてもいいレベルだと思います。まだ情報が少ないので確実なことは言えないにしても、現在の推定としてはレプリコンワクチンmRNAの個体間伝播力はHIVと同程度だと思います。唾液から伝播されるにしても、レプリコンワクチン接種者の唾液に何コピーのmRNAが含まれているかによってだいぶ状況は変わるでしょう。

これが実用化されて人口の10%とかが打つ始めると真剣に全国民IgG4化とかいうことを心配しなければなるでしょう。リスクが高くて必然性がないものの実用化を行うのがそもそも間違いです。


RNAからRNAを合成する酵素はDNAからDNAを合成する酵素よりもエラー率が高いため、複製を繰り返せば変異が集積していくと思います。ご指摘の最悪の場合が実際におきる可能性は考えておくべきでしょう。mRNA型ワクチンそのものがメカニズム的に致命的な欠陥を持っていることは何度も指摘しました。それの改悪版ですので、このレプリコンワクチンは決して実用化してはならないものだと考えています。


考察すべきことは、次のようなことです。通常のmRNAワクチンでもエクソソームに含まれて人から人への伝播はあり得るのですが、この場合はそれが増殖して他の細胞に拡散されることはないのです。ところがmRNAに増殖能力を与えてしまうとこの限りではありません。伝播先で複製されて増えていくわけです。

レプリコンワクチン接種者からエクソソームを回収して、その中にどのくらいの全長のmRNAが含まれているかというデータが出てくるのはかなり後になると思います。この数字が小さければ、問題にはならないと思います。このデータがない以上、現段階では警戒すべきと言うしかありません。

残念ながら、今回のmRNAワクチン薬害事件では当初、あり得ないとされていたことの多くが現実化されています。既にSC2によるCOVID -19の致死率はかなり低いことがわかっていて、さらには既に国民の8割がmRNAワクチンの接種を終えています。こんな状況で新たなワクチンなど不要でしょう。

mRNAワクチンによってパンデミックが終わったかといえば、そんなことはなく、反対に事態は複雑化しています。抗原原罪、抗体のIgG4化、がんの多発、帯状疱疹患者の増加などなど。こんな状況下で新規のコロナワクチンのニーズは皆無で、接種するとデメリットの方が大きいのが現状です。

既にmRNAワクチンプラットフォームは破綻しています。無駄な研究開発はやめるべきです。



・自己増殖型mRNAワクチン

荒川央

2023年5月20日

https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nd2df07ce123b

※今回は、近頃SNS上等でも話題になっている自己増殖型mRNAワクチンについてお話ししようと思います。

セントラルドグマはフランシス・クリックが1958年に提唱した分子生物学の概念で、遺伝情報が「DNA → mRNA → タンパク質」の順に伝達されるというものです。本来、RNAからRNAをコピーする仕組みをヒト細胞は持っていません。セントラルドグマには例外が2つ見つかっています。一つはレトロウイルスで見つかった逆転写です。この反応は逆転写酵素によってRNAを鋳型としてDNAを合成 (逆転写) するものです。そして、もう一つの例外がRNAウイルスから見つかったRNA依存性RNA複製です。この仕組みにおいて、RNA依存性RNAポリメラーゼはRNAからRNAを合成します。

RNAウイルスの自己増殖やRNA合成の仕組みを利用すると、ワクチンもウイルスのように体内で増殖させる事が出来ます。言わば、自己増殖型mRNAワクチンとは殻の無いRNAウイルスのようなものなのです。最近の総説論文を参考にして、自己増殖型mRNAワクチンの仕組みを解説します。


ヒト細胞内でRNAを「自己増殖」させるためには、1) RNAからRNAを複製する酵素 (RNA依存性RNAポリメラーゼ)、2) その酵素が認識する制御配列 (プロモーターなど) が必要となります。自己増殖型mRNAワクチンのデザインを理解するためには、その元となったウイルスのゲノム構造を知る必要があるでしょう。

多くの自己増殖型mRNAワクチンは、プラス鎖アルファウイルスであるベネズエラウマ脳炎ウイルス (VEEV)、シンドビスウイルス (SINV)、またはセンリキフォレストウイルス (SFV) 等のゲノムに基づいています。プラス鎖RNAはタンパクに直接翻訳され得るRNAです。ワクチンの自己増殖にはウイルス由来のRNAポリメラーゼが使われます。

アルファウイルスは、トガウイルス科に属する一本鎖のプラス鎖RNAウイルスです。アルファウイルスゲノムは11-12 kbです。ゲノムの5′にはメチルグアニル化キャップ、3′にはポリAテールを持ちます。二つのオープンリーディングフレーム (ORF: タンパクに翻訳され得る塩基配列) からなり、1つはRNA複製複合体 (nsp1~4)、もう1つはウイルスの外殻 (カプシドおよびエンベロープ) をコードしています。

自己増殖型mRNAワクチンのデザインの一つの例は以下の図のようになります。



nsPはゲノムRNAの最初のORFからポリタンパク質として直接翻訳されます。4つのタンパクに分割されたnsP1~4は再び会合し、RNA複製複合体を構築します。それぞれのnsPには異なった役割があります。nsP1はキャップ酵素です。そしてnsP2はRNAヘリカーゼ兼RNAトリホスファターゼであり、また、宿主細胞のタンパク質発現の遮断を誘導します。nsP3はウイルスの複製に不可欠なウイルス-宿主、タンパク質-タンパク質相互作用を仲介します。nsP4がRNA依存RNAポリメラーゼです。

RNA複製複合体の働きは大きく分けて2つあります。1つはRNAゲノムの複製です。プラス鎖ゲノムの鋳型となる全長のマイナス鎖ゲノムを合成し、さらにそのマイナス鎖を鋳型としてプラス鎖を合成します。もう1つの働きはそれぞれの遺伝子のRNAを合成する事です。そこからRNA複製複合体や、ウイルスの外殻タンパクであるカプシドおよびエンベロープを産生します。自己増殖型mRNAワクチンのデザインは、ウイルスの外殻タンパクを抗原遺伝子で置き換えたようなものです。これはまさに「殻の無いウイルス」と呼べるでしょう。

ウイルスゲノムにはRNA合成やウイルス粒子へのパッケージングに重要な配列が含まれています。これらの要素は、シス作用型エレメント (CSE) と呼ばれます。CSEにはプロモーター機能も含まれます。二番目のORFのみのRNA合成にはサブゲノムプロモーター (SGP) が必要です。ここでは詳しく紹介しませんが、RNA複製複合体と抗原遺伝子を別々のRNAに分割する事も可能です (トランス増殖型RNAワクチン)。

mRNAワクチンの製造法には根本的な問題があり、どうしても鋳型となったDNAが混入してしまいます。そうしたDNAはゲノムにどのように作用するか分かりませんし、癌の誘発やゲノム改変に繋がるリスクともなります。そしてこれはコロナワクチンだけではなく、次世代mRNAワクチンでも同様です。自己増殖型mRNAワクチンのほぼ全体がゲノムに取り込まれ、生涯ワクチンを周囲に拡散する人が出現する可能性さえあるのです。頻度は高くないとしても、仮にそうした人が一人生まれただけでも大問題となってしまいます。

ワクチン接種者の体内でワクチンの遺伝情報が増殖するという事は、「ワクチンに感染」したとも言える状態です。私には自己増殖型mRNAワクチンの研究は「形を変えた機能獲得研究」のようにも見えます。変異速度の早いRNAウイルスの複製システムを流用している以上、自己増殖型mRNAワクチンも増殖の過程で変異します。突然変異の主な原因はゲノム複製の際のコピーミスです。体内でRNAを複製する際にはコピーミスも起こるでしょう。そもそも全くエラーを起こさずにゲノムを複製する仕組みを作る事など出来ないのです。DNAゲノム複製の場合は相同性組換え、塩基除去修復、ヌクレオチド除去修復、ミスマッチ修復など多様なDNA修復機構がエラーを最小限に抑えますが、RNAワクチンの複製にはそうした修復機構は適用されません。突然変異による予測されない抗原の出現は自己免疫疾患を誘発する可能性があります。

進化は変異と選択によって起こるものです。進化の本質は「増えやすいものは増えやすい」と言う単純な同語反復です。自己増殖型mRNAワクチンにおいて懸念される最悪の事態の1つは、人体の中で「自己増殖型mRNAワクチンが進化」し、「増殖しやすいワクチン」や「免疫系を回避しやすいワクチン」、「感染しやすいワクチン」が派生する事です。想定される状況は、まさにワクチン接種者の「人体での人工進化による機能獲得実験」です。

これまでのmRNAワクチンはスパイクタンパク生産のブレーキのないワクチンでしたが、自己増殖するmRNAワクチンはさらに遺伝子の増殖にすらブレーキがありません。それどころかむしろ加速するアクセルが付いているようなものです。ワクチン接種者から他者にワクチンを感染させる事態が発生すると、社会の中でワクチン感染が蔓延し、ワクチン変異株が周囲に拡散されるバイオハザードのような状況すら理論的には起こり得るのです。もはやこうなるとSFの世界そのものです。しかし、これは絵空事では無いのです。現在、自己増殖型mRNAワクチンはmRNAワクチンの研究の流れの中で現実のものになっています。mRNAワクチンの研究自体が倫理的に大きな危険性を孕むものと私自身は強く感じています。


荒川央 (あらかわ ひろし)

1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属



・放射能汚染水の海洋放出と遺伝子操作薬の製造

2023.08.26

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202308260000/

※福島県南相馬市で、アルカリスと明治グループのMeiji Seikaファルマが共同でmRNA技術を利用した「遺伝子操作薬」の製造工場を建設した。アルカリスは2021年にアルクトゥルスとアクセリードが合弁で設立した会社で、アクセリードは武田薬品の湘南研究所が2017年にスピンオフしてできた。

武田薬品の「グローバル・ワクチン・ビジネス・ユニット」で「プレジデント」を務め、今年3月に退職したラジーブ・ベンカヤはジョージ・W・ブッシュが大統領だった2002年から03年にかけての時期にホワイトハウス・フェローを務め、バイオ防衛担当ディレクターを経て大統領特別補佐官およびバイオ防衛担当シニアディレクターとして活動、バイオ・テロリズム研究グループを率いていた人物。ホワイトハウス時代、ベンカヤはフランシス・タウンゼント国土安全保障担当補佐官の直属で、その時、ロックダウンを考え出したという。

ホワイトハウスを離れたベンカヤはビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団でグローバル・ヘルス・プログラムのワクチン・デリバリー・ディレクターを務め、2011年には武田薬品のグローバル・ワクチン・ビジネス・ユニットを率いることになった。



その一方、Gavi(ワクチンアライアンス)の理事を務め、CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)やIAVI(国際エイズワクチン推進構想)の理事会メンバー。CFR(外交問題評議会)の終身会員でもある。ちなみに、Gaviはワクチンを推進するため、2000年にWEF(世界経済フォーラム)の年次総会で設立された団体。活動資金はWHO(世界保健機関)、UNICEF(国連児童基金)、世界銀行、ビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団などから得ている。

WEFやビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のほか、ウェルカム・トラストなどによって作られたCEPIは「将来の『疾病X』の発生は避けられない」と予測し、将来のウイルス侵入に対する永遠の警戒を呼びかけている。ウェルカム・トラストの理事長だったジェレミー・ファラーは現在、WHOの主任科学者だ。

ウェルカム・トラストは2020年5月、ウェルカム・リープなる会社を創設しているが、そのCEOに選ばれたレジーナ・デューガンはアメリカ国防総省のDARPA(国防高等研究計画局)で長官を務めていた人物。南相馬のmRNA工場もアメリカ国防総省の匂いがする。

ジョー・バイデン政権は今年7月21日、生物学的脅威や病原体に対する備えと対応を指揮するというOPPR(パンデミック対策対応室)の発足とポール・フリードリックス退役少将のOPPR初代室長就任を発表している​。これもCOVID-19とアメリカ国防総省との関係を示していると言えるだろう。

医薬品業界で研究開発に関わってきたサーシャ・ラティポワの分析によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」の接種計画はオバマ政権の時代にアメリカの国防総省が始めている。

この「ワクチン」計画は2015年9月に国連で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」と関係している。「SDGs(持続可能な開発目標)」を実現するため、個人を特定するためのシステムに記録されていない人びとを管理する必要があるとされ、デジタルIDの導入が進められることになった。

岸田文雄内閣は昨年10月13日、「マイナンバーカード」と健康保険証を一体化させる計画の概要を発表したが、これも欧米の私的権力が推進しているプロジェクトの一環だろう。

マイナンバーカードはデジタルIDの一種だが、デジタルIDとワクチンは不可分。マイナンバーカードもワクチンの強制接種に使われる可能性がある。

どのようにデジタルIDの導入を進めるかが2016年5月には国連本部で話し合われ、ID2020というNGOが設立された。このNGOにはビル・ゲイツのマイクロソフトも関係している。

こうした計画の実施に最も積極的なのはEUの執行機関である欧州委員会。2019年に同委員会が公表した指針の中には、EU市民向けの「ワクチン・カード/パスポート」を2022年に導入する計画が示されている。

パンデミックを口実にして、欧米の私的権力が全人類を監視、管理する計画が進んでいる。その仕掛けのひとつが「パンデミック条約」。WHO(世界保健機関)が2021年3月に宣伝し始めたもので、各国から主権を奪うことを目的にしている。2022年5月にはスイスのジュネーブで「第75回世界保健総会(WHA)」を開催、その条約について話し合い、来年5月に成立させようと目論んでいるようだ。その仕組みを動かす上で重要な情報を集約する「ハブ」をWHOはロックフェラー財団と作るともされている。