※岸田首相は9日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、カホフカ水力発電所のダム決壊による洪水を受け、500万ドル(約7億円)規模の緊急人道支援を国際機関を通じて早期に実施する考えを伝えた。松野官房長官が記者会見で明らかにした。
やれやれ、またロシアのせいにしてる😮💨
— さんポです🐯🐻😸🗣🍟🥤🎬そろそろ2019年以前の生活に戻りましょう! (@sun_dess) June 6, 2023
ダムはクリミアの生活水、原発の冷却水、決壊周辺はロシア系住民地帯
ロシア軍が破壊する訳ないのです
そのために、今までずっとウクライナの攻撃からザポリージャ原発を守っているのですから pic.twitter.com/WonSkVVZTJ

クリミアが干上がって困るのは、現時点で占拠中かつ人口の7割がロシア系住民だと言う事ですから、ロシア側ですよね。
— Vicarius Amidae (@ApplerV30) June 9, 2023
また両岸で戦争をやってる訳ですから、メンテが出来て無かったのは間違い無く、少なくともロシア側が積極的に破壊する動機が無いですね。https://t.co/KGyazbWP4R
これを「🇷🇺がやった」と本気で信じる人の思考回路が逆に知りたいわ‼️😩😖 https://t.co/yFbZtSJdmG
— きなこ (@kinakomochi_215) June 6, 2023
余裕のあるロシアが自国の不利益になる攻撃をする訳がない、負けが確定して来て無茶苦茶な事をしてくるNATOとグローバリストですねヤバイです。
— LONE.J.WOLF (@MISOSOUP63) June 6, 2023
1/2
— Kumi@🇮💟🇨🇺☭ (@Kumi_japonesa) June 9, 2023
【目が浮くジョン・カービー】
(記者)ロシアがダムを破壊してロシア系の村を5つ沈め、クリミアへの水の供給を止めたって、あなた、あり得ると思ってます?筋が通ってないみたいですけどね。自分で自分とこのパイプラインを吹っ飛ばすのと同じくらい筋が通った話だと思っていらっしゃる?🤭 pic.twitter.com/68TAw7xoGK
2/2
— Kumi@🇮💟🇨🇺☭ (@Kumi_japonesa) June 9, 2023
ジョン・カービー国防総省報道官:
この件については何ら結論には至っていません。我々はウクライナと一緒に働いてまして、できるだけの情報を集めようと思ってます😞💦
🔻スペイン語字幕からの翻訳です。
🔻ウクライナとの仕事はだいたい論理が破綻して終わる💧
2014年からのドンバスでのキエフ政権によるatrocityを,でっち上げとしか思えない人には,ロシア軍の仕業に見えるようです。
— Atsuo (@YKvptGHcbtdaUCC) June 6, 2023
自称公共放送局がプロパガンダばっかり報道する
— じゃこうねずみ🐭 (@jakoonezumi2017) June 6, 2023
馬鹿な日本人はまたロシアを非難するんでしょうね!
— 市民ジャーナリスト (@Rp1151) June 6, 2023
それにしても、まともなメディア(媒体)が出て来ない限り世の中良くなりませんよ!
目覚めよ日本人
日本の稚拙なメディア報道と
— zen (@zen23560492) June 6, 2023
日本人の群れが進むベクトル
↓
反対側が大正解
これが「虎の巻」だと確信している。
だから逆にすごく分かりやすくてシンプルだからありがたい(o^^o)
トレンドの「ダム決壊」で、日本のメディアや反ロシア派が「ロシア軍は酷い連中だ!」と叫んでいるのだけど……。
— コード・アリス(Code_Alice🇷🇺🇺🇦🇯🇵) (@AIs_of_Dragoon) June 8, 2023
この「ウクライナ軍がカホフカダムを砲撃している映像」をみたら、同じことをゼレンスキーに言うのかな?
それとも見て見ぬふりをして、変わらずロシアを批判し続けるのかな?
反ロシア派「ダムって砲撃で壊れるの?😂」
— コード・アリス(Code_Alice🇷🇺🇺🇦🇯🇵) (@AIs_of_Dragoon) June 9, 2023
カホフカのダム型式は「アースダム」であり、堤体の大部分が土質材料。
コンクリートダムに比べ強度は期待できず、堤高(ダムの高さ)を越える水圧には耐えられない。
ウクライナ軍はこれを砲撃し、トドメに堤高を越える水を上流から流しダム決壊させた。
どこの西側メディアも専門家も、これについて触れてこなかったでしょ?
— コード・アリス(Code_Alice🇷🇺🇺🇦🇯🇵) (@AIs_of_Dragoon) June 9, 2023
カホフカのダムが破壊可能な構造物だったら都合が悪いし、ロシア軍ではなく、HIMARSなどで攻撃し上流のダムから大量の放流を行ったウクライナ軍が「ダム決壊の原因であり犯人」だとバレたら困るからね😊
ダム決壊後もカホフカの水位は下がらないレベルで大量の水が送られ続けている。
— コード・アリス(Code_Alice🇷🇺🇺🇦🇯🇵) (@AIs_of_Dragoon) June 9, 2023
いい加減なことを言うのはやめようね。さようなら^^
上流側で水量を調節しているのはウクナチ軍でしょうね。またダム型式と強度確認の為に昨年末にHIMARSを3発も撃ち込み確認したのでしょう❗
— 佐藤智 (@hMqtWLSKQhd6YRI) June 9, 2023
🇺🇦ウクライナはカホフカ水力発電所を破壊し、ロシア支配地域の何千もの住宅が浸水したが、西側メディアはプーチン大統領に責任があると主張している。
— 民衆を自由へと導く猫🤍💙❤️Z🐈🐾🇧🇷🇷🇺🇮🇳🇨🇳🇿🇦 (@ne1va9eH9nI2eiM) June 10, 2023
元FOXニュース司会者のタッカー・カールソン氏は、告発内容の矛盾点に注目を集めた。破壊された水力発電所はロシアの支配領域にあり、↓ pic.twitter.com/KA7fm7Tp9w
カホフカ貯水池はロシアのクリミアに水を供給しており、ウクライナの将軍は数カ月前にミサイル実験を行ったと認めた。攻撃はダムの水門に行われた。
— 民衆を自由へと導く猫🤍💙❤️Z🐈🐾🇧🇷🇷🇺🇮🇳🇨🇳🇿🇦 (@ne1va9eH9nI2eiM) June 10, 2023
タッカー・カールソンon twitter
— ᶠᵃᶜʰⁱʳⁱ (@v_fachiri) June 7, 2023
普通の人ならカホフカダムはウクライナ人が破壊したと結論づけるでしょう。
しかしメディアはウソをつく
プーチンがやった!プーチンがやった!
重要な部分を隠した報道のなかで米国人は生きている。https://t.co/VB4pyb1L4q pic.twitter.com/61KSDumqPO
こうやって嘘をかいて
— さんポです🐯🐻😸🗣🍟🥤🎬そろそろ2019年以前の生活に戻りましょう! (@sun_dess) June 9, 2023
プーチンは悪い奴、憎い
と洗脳仕向けていくんでしょうね
まじプーチンもたまったもんじゃないですよね
完全に濡れ衣
今までロシア軍が残虐行為をしてレイプして〜と、ウソ言った人間もうバレてるのにそれを信じてまだプーチン、ロシアを憎む😮💨
ガッカリ😞
ノルドストリーム破壊云々についての…!数ヶ月前に…売電達が予告会見を…!同じ事を…(…ワシントン・ポストに…)昨年の暮に!ウクライナ側元指揮官アンドレイ 、コバルチュク少将(11月反転後勢作戦でダム破壊シュミュレーションを予告!)が表明。彼奴らの手口はまったく同じ!メディアが追随!
— アガサ•シオラン (@6XF0HFdPf36GwUt) June 8, 2023
こんなマンガのような報道をするのは世界でも日本だけでしょう。北朝鮮と変わらない。そこまで日本は世界から情報的に孤立させられている。もちろんその原因は物事を掘り下げて考える習慣のない戦後教育による痴呆化があるのだが。
— doji72 (@doji72) June 8, 2023
初期の原発への攻撃から始まって
— 桃太郎 (@9qU6eOIOJpR38S7) June 8, 2023
幼稚園や学校や病院やショッピングモールや劇場等々狙っての非戦闘員への攻撃
世界中で🇺🇦しか使用しないだろうと言われる非人道的武器の使用、虐殺
偽旗のオンパレード
ですね!
— さんポです🐯🐻😸🗣🍟🥤🎬そろそろ2019年以前の生活に戻りましょう! (@sun_dess) June 8, 2023
それを全てロシア軍のせいにしてきた!
でも,みんな嘘とバレました🤥
ウクライナに騙されてる日本人よ!早く気がついて!!
ジョージ・ソロス
— J Sato (@j_sato) June 9, 2023
・🇷🇺軍は張子の虎、🇺🇦軍の反撃は成功する
・🇷🇺海軍基地があるクリミア半島を奪うのが狙いだ。🇷🇺とつなぐ大橋を破壊し、淡水供給を止めることで、🇷🇺にとっての戦略的資産を戦略的負債に転換可能
・🇷🇺プーを負かすことで、🇨🇳習近平も言うことを聞くようになるhttps://t.co/MSIzsNUewm
🇺🇦🇷🇺戦況:
— captain_nemo (@captain82935407) June 9, 2023
オリヒフ手前から🇺🇦の攻撃が続く。🇷🇺第 291 連隊は35 時間以上にわたって🇺🇦の攻撃をかわし続けている。🇺🇦軍は🇷🇺陣地に対して次々と軍勢を送り続けている。モスクワは明らかに事前に🇺🇦反撃計画を把握している模様。👇 pic.twitter.com/eAntNaeOhs
🇺🇦の攻勢計画はおそらくオリヒフ突破の後⑨の進軍に同調して⑧のドニェプル河渡河部隊と合流。クリミアに進撃というもの。ノヴァカホフカダムの破壊はそのための準備か。
— captain_nemo (@captain82935407) June 9, 2023
ウクライナの攻撃でカホフカ水力発電所のダムが損傷し、洪水の被害を受けた住民に対して支援をするようプーチン大統領が緊急事態省に指示
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) June 8, 2023
すでに44棟の宿泊施設が配備され、被災地から出られない人には水や食料などが届けられている
ボランティアも現地入りしている… pic.twitter.com/bQukV7ICK5
ロシア兵も救助作業に参加
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) June 8, 2023
「悪夢みたいだけど、めげないよ」 pic.twitter.com/g5JPdMXoKj
支援物資の配達作業に従事しているロシアのボランティア pic.twitter.com/3zK3vkeKMO
— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) June 9, 2023
【ロシア🇷🇺懸命の人命救助】
— Kumi@🇮💟🇨🇺☭ (@Kumi_japonesa) June 10, 2023
ロシア🇷🇺緊急事態省発─ヘルソンの水没したエリアで人命救助に精を出すロシアさんチーム🐻
1,534を救助、うち154人は子ども。5,133人を避難させた、とのこと。 pic.twitter.com/8touiEWxOd
見てこのデタラメツイート
— MK✝️ほんものだよ (@Mari21Sofi) June 10, 2023
ロシアのМЧСの制服着てるのに、それを【ウクライナ軍】と呼ぶ日経読者 https://t.co/YlnDqVPrFD pic.twitter.com/uppzihZAzC
※ブログ主コメント:ウクライナ軍は昨年8月の時点で、既にこのダムを破壊することを計画しており、実際にダムを攻撃してダメージを与えていた。ウクライナはやり口が汚すぎる!また、日本の御用マスゴミどもが、いかにデタラメな報道をしているかもわかる。ウクライナの自作自演に支援するなっ!売国日本政府はふざけるなっ!
・ウクライナのダムは決壊の前から損壊していた…衛星写真で明らかに(BUSINESS INSEIDER 2023年6月8日)
Matthew Loh

(上)ダムが決壊する前の6月5日に撮影された画像。車道が破損していることが確認できる。
※ウクライナ南部のカホフカ・ダムが6月6日に決壊したが、その前にすでに損傷していたことが確認されたとBBCとCNNが報じている。
BBCが公開した衛星写真では、6月1日にはなかった車道の損傷が、6月2日に見られる。
誰が損傷を与えたのか、またそれが最終的な決壊に影響したのかは不明だ。
2023年6月6日にウクライナ南部のカホフカ・ダムが決壊した。衛星画像を見ると、少なくともその4日前に、ダム上の橋の一部がすでに構造的なダメージを受けていたことを示している。
BBCは、橋の状態が悪化していることを示す6月1日と2日に撮影された画像2枚を入手して公開した。2日の画像では、橋の車道の一部が欠けている様子が写っており、1日にはなかった損傷であることが分かる。
Insiderは、マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)が撮影した同様の画像2枚を入手した。

(上)左は5月28日撮影の画像で、車道は損傷していない。右6月5日撮影の画像で、車道に欠けた部分が見られる。
CNNも6月6日にBBCと同様の分析を発表したが、画像は含まれていない。
これらのメディアは、車道の損傷がカホフカ・ダムの最終的な決壊に影響したかどうかは不明であると報じている。また、この被害が意図的に引き起こされたものなのか、ウクライナとロシアのどちらかの軍事行動の結果なのかも不明だとしている。
ドニプロ川にあるこのダムの破壊により、ヘルソン地方南部の数十の村が浸水し、下流の数千人も水位の急上昇により避難を余儀なくされた。また、北にあるザポリージャ原子力発電所を冷却するための貯水池の水が流出する恐れもある。
カホフカ・ダムは、2014年以来ロシアが占拠しているクリミア半島における水の供給にとっても不可欠なダムだ。
2023年6月6日、ウクライナ、ヘルソン地方のロシア支配地域にあるカホフカ・ダムが決壊し、水が流れ出ている。
ロシアはウクライナを非難しており、同国の外交官は、ウクライナがアメリカから供給されたHIMARSロケット(高機動ロケット砲システム)を使用して施設を破壊し、反撃を開始したのだと述べている。
一方、ウクライナはロシアに責任があるとし、ダムに仕掛けた地雷を爆発させたと主張している。ウクライナの国連大使セルギー・キスリツァ(Sergiy Kyslytsya)は、カホフカ・ダムを外部から破壊することは「物理的に不可能」だと述べた。
6月6日、アメリカのロバート・ウッド(Robert Wood)国連代理大使は記者団に対し、ダムの決壊を引き起こしたのが誰なのかはまだ分からないが、ウクライナがこのような攻撃を行ったとは考えにくいと述べた。
Insiderはウクライナとロシアのそれぞれの国防省にコメントを求めたが、返答は得られていない。
・6月4日に始めた「反転攻勢」に失敗したウクラナ軍がダムを破壊した可能性
2023.06.07
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202306070001/
※ウクライナ軍が6月4日に始めた「反転攻勢」は5日の段階で失敗に終わった。その直後の6日、ノヴァ・カホウカ・ダムが爆破されて洪水が引き起こされたようだ。ノードストリーム(NS1)とノードストリーム2(NS2)が爆破された時と同じようにウォロディミル・ゼレンスキーはロシアが実行したと宣伝しているが、被害を受けるのはロシア側だ。ウクライナ側が事前にドニエプル川上流のダムを満水にしていたことから被害は大きくなったという。
昨年11月、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣はヘルソンからの撤退を部隊に命じた。セルゲイ・スロビキン司令官からの報告に基づくのだが、その理由はアメリカ/NATOの命令で動いているウクライナ軍がカホフカ・ダムに対する砲撃を続け、破壊を目論んでいる可能性があると判断されていたからだ。ウクライナ軍がダムの破壊を目論んでいるとする情報は西側のメディアも伝えていた。
ダムが破壊されると下流のヘルソンも洪水に襲われて少なからぬ犠牲者が出ることが予想され、ドニエプル川西岸にいたロシア軍への補給が厳しくなる。そこで11万5000人以上の住民を避難させた上で部隊も撤退させたわけだ。この撤退をみてウクライナ軍はダムの破壊を中止したのかもしれない。
ダムの破壊でロシア側の地域に対する水の供給に問題が生じるほか、水力発電による電力の供給量が落ちる。ロシア軍がドニエプル川西岸に作った地雷原がダメージを受け、クリミアの防衛力が落ちる可能性があるとも指摘されている。
・ダム破壊の計画をウクライナ軍の司令官が昨年12月、米紙に語っていた
2023.06.09
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202306090000/
※ノヴァ・カホウカ・ダムが6月6日に爆破され、ヘルソンのロシアが支配している地域は洪水で水浸しになっている。ウクライナ軍の侵攻を防ぐために作られた地雷原は今回の洪水で押し流され、水が引いて土地が乾燥した後、攻め込むことが容易になると考える人がいる。アメリカ/NATOはクリミアを占領しようと目論んでいるが、破壊されたダムはクリミアの水源であると同時に電力の供給源だった。ザポリージャ原子力発電所もダムの水力発電所から電力の供給を受けている。
ウクライナ軍がダムの破壊を計画していることは昨年の段階で指摘されていた。アメリカの主要プロパガンダ機関であるワシントン・ポスト紙は12月に同軍のアンドリー・コバルチュク少将をインタビュー、ドニエプル川を氾濫させるという構想を聞いている。同少将はヘルソン地区におけるウクライナ軍を指揮している。

その構想に基づき、ウクライナ軍はHIMARSでノヴァ・カホウカ・ダムを攻撃、3カ所に穴を開けたとコバルチュク語った。これは昨年8月のことだ。テストは成功したが、最後の手段として取っておくとしていた。
昨年11月、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣はセルゲイ・スロビキン司令官からの報告に基づき、ヘルソンからの撤退を部隊に命じた。同時に住民も避難させている。ウクライナ側の計画を知ってのことだろう。
この頃、ロシア側はダムの水位を下げているが、年明け後に急上昇している。ウクライナ軍がドネプロペトロフスクとザポリージャの水門を開いたからだと言われている。

ウクライナ軍は6月4日に「反転攻勢」を始めたものの、5日の段階で失敗に終わった。そこで注目されているのがNATOの軍事演習「エア・ディフェンダー23」。6月12日から23日まで実施されるNATO史上最大の空軍展開演習で、25カ国から最大1万人が参加、派遣される航空機は220機に達するという。追い詰められているネオコンはこの演習を利用して軍事侵攻すると懸念する人もいる。そうなるとヨーロッパが壊滅するだけではなく、核戦争に発展する可能性もある。
ウクライナの内戦は2010年の大統領選挙で選ばれたビクトル・ヤヌコビッチ大統領をアメリカのバラク・オバマ政権が2014年2月、ネオ・ナチを使って排除したところから始まる。勿論、このクーデターは憲法違反だ。
クーデターを指揮していたのはジョー・バイデン副大統領、ビクトリア・ヌランド国務次官補、副大統領の国家安全保障補佐官を務めていたジェイク・サリバン。現在バイデンは大統領、ヌランドは国務次官、サリバンは国家安全保障問題担当の大統領補佐官だ。バイデン政権で戦争を推進しているのは、この3人とアントニー・ブリンケン国務長官だ。またサリバンの妻でジョー・リーバーマンやジョン・マケインの顧問を務めた海軍情報局の退役将校マーガレット・グッドランダーも注目されている。
アメリカは世界支配のために買収、恫喝、暗殺、クーデター、軍事侵略などあらゆる手段を使ってきた。その国の政府は「法の支配」や「紛争の平和的解決」といった用語を使いたがる。その従属国も真似をしたがる。
しかし、「万国公法」が帝国主義国の植民地政策を正当化するルールにすぎなかったように、こうした用語は買収、恫喝、暗殺、クーデター、軍事侵略に歯向かうことを許さないという宣言にすぎない。
昨年秋にも大きな破壊活動があった。ロシアとドイツがバルト海に建設した2本のパイプライン「ノードストリーム(NS1)」と「ノードストリーム2(NS2)」が2022年9月26日から27日にかけての間に破壊され、天然ガスが流出したのだ。
ドナルド・トランプ政権下の2020年7月には国務長官のマイク・ポンペオがNS2を止めるためにあらゆることを実行すると主張。2021年1月に大統領がジョー・バイデンに交代しても状況に変化はなく、22年1月27日にビクトリア・ヌランド国務次官はロシアがウクライナを侵略したらNS2を止めると発言、2月7日にはジョー・バイデン大統領がNS2を終わらせると主張し、アメリカはそうしたことができると記者に請け合っていた。
調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュはアメリカ海軍のダイバーがノルウェーの手を借りてノードストリームを破壊したとする記事を発表した。彼によると、ジョー・バイデン米大統領は2021年後半にジェイク・サリバン国家安全保障補佐官を中心とする対ロシア工作のためのチームを編成し、その中には統合参謀本部、CIA、国務省、そして財務省の代表が参加している。12月にはどのような工作を実行するか話し合い、2022年初頭にはCIAがサリバンのチームに対し、パイプライン爆破を具申している。
西側の政府や有力メディアが宣伝していた「ロシア犯行説」は説得力にかけ、疑惑の目はアメリカに向けられた。そうした中、有力メディアは「ウクライナ犯行説」を打ち出してきたのだ。ここにきてワシントン・ポスト紙は「CIAはウクライナの破壊工作を知っていた」とする話を流しているが、要するに「アメリカ政府は無実だ」という印象を広めたいのだろう。
以下「In Deep」様より転載
https://indeep.jp/whereabouts-of-the-last-farce/
・最後の茶番の行方 : あまりのダーティさに辟易するにしても、事態が終末に向かい続けていることは確か
2023年6月7日
※「最終手段」
ウクライナ南部の水力発電所のダムが、破壊により決壊したというニュースがありました。
国連の安全保障理事会は、「ウクライナ侵攻が始まって以来、最も重大な事件」だとして、緊急会合が行われていると報じられています。
周辺の村では、「完全に水没した村」もあるようで、人的被害もかなりのものになっているかもしれません。
これをやったのが、ロシアかウクライナか、それはわかりません。
現状でわかっていることは、
「昨年、ウクライナはこのダムを破壊させて洪水を起こす試験を行っていた」
という事実だけです。
ハイマース(HIMARS)という高機動ロケット砲システムで、「洪水を起こすために」ダムを試験攻撃したことが、昨年の米ワシントンポストで報じられています。
ウクライナ軍を取材したワシントンポストの記者によるその記事に、以下の部分があります。目的は、「ロシア軍を二分するため」と述べています。
2022年12月29日の米ワシントンポストより
…ウクライナ側は、東側のロシア支配地域から離れたドニエプル川の西側に位置するヘルソン市に焦点を当て、より狭い範囲の作戦に着手した。
コバルチュク氏はドニエプル川西側のロシア占領地域を分断し、ロシア軍をトラップにはめる作戦に出た。
これが失敗した場合、次の目的は、ロシア軍を強制的に逃走させることだった。ヘルソンのその地域にいた 25,000人のロシア軍は、広い川によって補給物資から隔てられ、非常に危険な位置に置かれていた。コバルチュク氏は、もし十分な軍事的圧力が加えられれば、ロシア側には撤退以外の選択肢はないだろうと語った。
ロシアは、アントノフスキー橋、アントノフスキー鉄道橋、そしてその上に道路が通っている水力発電施設の一部であるカホフカ・ダムの 3つの交差点を経由して軍隊に武器を与え、食料を供給する必要がある。
この 2つの橋は、米国が供給した M142 高機動砲ロケットシステム (HIMARS 発射装置)の標的となり、すぐに通行不能になった。
「我々が彼らの補給線を完全に遮断した瞬間もあったが、それでもロシア側はなんとか国境を建設できた。彼らは弾薬も補充した。……情勢は良くなかった」
コバルチュク氏は、「川を氾濫させる」という作戦を考えた。
同氏によれば、ウクライナ軍は、カホフカ・ダムの水門の 1つを、高機動砲ロケットシステムで試験攻撃し、金属に 3つの穴を開けて、ドニエプル川の水位をロシア軍の渡河を妨げるのに十分なだけ増水させられるかどうかを確認したが、試験では、付近の村々に洪水を発生させなかったと述べた。
コバルチュク氏は、実験は成功したが、この措置は最後の手段だと述べた。
https://web.archive.org/web/20221229064018/https:/www.washingtonpost.com/world/2022/12/29/ukraine-offensive-kharkiv-kherson-donetsk/
ここに「この措置は最後の手段だ」と述べられていますが、それほど、この行為は、周辺地域を著しく荒廃させるものです。その「最後の手段」に着手した。
さらには、
「このダムを爆破した後は、ロシアを非難する」
という段取りもその以前より決められていたようです。
今から半年以上前の、2022年10月21日のビジネスインサイダーには、以下のような記事が載せられていました。抜粋です。
ロシアは水力発電ダムを地雷で爆発させ、地域の 80の町や村を洪水で荒廃させるだろうとゼレンスキー氏は述べる
Zelenskyy says Russia wired a hydroelectric dam to explode and flood 80 towns in region it may have to abandon
https://www.businessinsider.com/russia-mined-a-ukrainian-dam-planned-false-flag-attack-zelenskyy-2022-10
ロシアはウクライナの主要な水力発電ダムに地雷を設置しており、ウクライナへの攻撃として数十の町を水没させる用意があるとウォロディミル・ゼレンスキー大統領は 10月20日に主張した。
ゼレンシキー大統領は、欧州理事会との会合で「ロシアは意図的にウクライナ南部で大規模災害の土壌を作り出している」と発言した。
ゼレンスキー氏は、カホフカ水力発電所に地雷が設置されたとの情報を入手したと述べた。我々はこの主張を確認できていない。
このダムは、ダムのすぐ上流で幅約 2マイルの巨大なドニプロ川からエネルギーを生成する。
このダムはヘルソン地域にあり、そこでは占領中のロシア軍がウクライナの反撃による強い圧力にさらされている。
ゼレンスキー大統領は、「ロシアのテロリストたちがこのダムを爆破すれば、ヘルソンを含む 80以上の集落が急速な洪水地帯に入るだろう」と述べた。「何十万人が影響を受ける可能性がある」
ゼレンシキー大統領は「ロシアは新たな偽旗作戦を組織するためにこれを行っている」と主張し、ロシアは崩壊の原因をウクライナのせいにしようとするだろうと主張した。
ゼレンスキー氏は、ダムの喪失により広大な地域が洪水に見舞われ、ウクライナ南部から水の供給が失われる可能性があると述べた。
また、近くのカホフカにある貯水池を冷却に利用しているザポリージャ原子力発電所も危険にさらす可能性があると同氏は述べた。原子力の専門家たちは、この状況には問題があり、リスクをもたらすだろうが、その影響はすぐには起こらないだろうと述べた。
くどいようですが、ダムを破壊したのがロシアなのかウクライナなのかという選択を私は述べてはいません。
このふたつの昨年の報道からわかるのは、以下の2つです。
・2022年にウクライナは、今回破壊されたダムの破壊試験を行っていた
・それが起きた場合に、「ロシア政府は、ウクライナのせいにするだろう」と、ゼレンスキー氏が述べていた
ということで、「その通りのことが今起きている」というだけです。
どちらかがやったのかはともかく、相当多くの人たちの命が、この洪水で犠牲になったことは確実だと見られます。
あと、上のビジネスインサイダーの記事で、
> ザポリージャ原子力発電所も危険にさらす可能性がある
とありますが、これは現在、多くの国の専門家たちが述べていることです。
米ゼロヘッジは、以下のように記しています。「これはすべて軍事的戦略」だと。
これも長い記事で、この部分の抜粋です。
「カホフカ爆破というキエフの長期「最後の手段」計画が暴露される」より抜粋
zerohedge.com 2023/06/07
・このテロ攻撃が果たしたウクライナの第一の目的は、ロシアが管理するザポリージャ原子力発電所の安全性について世界的な懸念を引き起こすことであった。同原子力発電所は現在急速に枯渇しつつあるカホフカ貯水池からの冷却水を利用している。国際原子力機関は、「原子力の安全上の直接的なリスクはない」が、潜在的なリスクは排除できないと述べた。危機が発生した場合、ザポリージャ地方北部におけるロシアの防衛が混乱に陥る可能性がある。
・2番目の目標は、ウクライナとロシアで分断されているヘルソン地域の下流地域が現在浸水していることだ。時間が経てば最終的には水が引く可能性があるが、これによりドニエプル川左岸に沿ったロシアの防衛計画が複雑になる可能性がある。最初のシナリオに関連する結果と合わせて考えると、これは、LOC (接触線)の背後にある河畔戦線のかなりの部分がすぐに軟化して、ウクライナの反撃の次の段階を促進する可能性があることを意味する。
・実際、6月6日朝の攻撃が、運河を通じた半島の上水供給に影響を及ぼす可能性があるという脅威のため、ウクライナの「異例の軟化作戦」の地理的範囲はクリミアにまで拡大する可能性がある。同地方の知事は、 今のところ十分な水の供給は残っているが、今後数日でリスクのレベルが明らかになるだろうと述べた。クリミアはウクライナによる 8年間の運河封鎖にもかかわらずなんとか生き延びたが、この拡大がロシアにとって不利であることは疑いない。
・4番目の戦略目標は、すでに説明した 3つの目標に基づいており、この攻撃の心理戦の要素に関係している。外国面では、ロシアが「環境破壊」の罪を犯しているというウクライナの喧伝により、ロシアに対する世界的な圧力を最大化するためのものだ。昨年 12月にワシントンポストが(ウクライナのダム破壊試験を)伝えたにも関わらず、現在、ロシアに対する世界的な圧力が主流メディアによって増幅される一方、国内面では、ロシア国内にパニックを引き起こすことが目的である。ウクライナの旧地域でのロシアの防衛をさらに軟化させることを目的としている。
・そして最後に、カホフカダムを部分的に破壊することで果たされた最後の戦略的目標は、ロシアが近いうちにジレンマに陥るかもしれないということだ。ウクライナのヘルソン・ザポリージャ接触線沿いの「異例の軟化作戦」は、クレムリンの焦点をベルゴロド・ハリコフ戦線およびドンバス戦線から分断する可能性があり、それによってこれら 3つの戦線のうちの 1つが弱体化し、突破の危険が生じる可能性がある。ウクライナがベラルーシやモルドバも攻撃して紛争を拡大すれば、ロシアにとって防衛状況はさらに困難になる可能性がある。
完全に明確にしておきたいのは、ウクライナにおける NATO とロシアのこの代理戦争の軍事戦略力学は、当分の間、依然としてロシアに有利であるが、だからこそウクライナは、自国に有利なように形を変えようと必死の試みとして攻撃を実行したのだ。
前の 2つの段落で説明した軍事戦略力学は、西側諸国を変える大きな予期せぬ出来事が起こらない限り、これまでのところ新冷戦最大の代理紛争で西側諸国を敗北させる運命にあることは避けられない。それはまさにウクライナが、最近の攻撃での軍事戦略を通じて達成しようとしていたことだ。
最後のほうはちょっと解釈が難しいですけど、もう少しわかりやすいものとしては、アメリカ空軍の元中佐であるカレン・クウィアトコウスキー氏という方がメディアに以下のように述べていました。
カレン・クウィアトコウスキー米空軍元中佐の言葉
…この攻撃は、最近のウクライナの他の行動と同様、テロ攻撃のあらゆる特徴を備えており、民間人や民間生活に影響を及ぼし、失われた土地や資産の奪還を目的としたものではなく、それらを破壊することを目的としています。
明らかな原子力災害のリスクにもかかわらず、ここ数週間、ウクライナは、ザポリージャ原子力発電所を砲撃し続けています。
それ以来、ウクライナはさらに過激になり、農業生産、都市人口と産業、交通、エネルギー供給を直接破壊することを狙ったのです。カホフカのダムの一部の破壊は、これら 4つの目的すべてにおけるウクライナの意図と、一連の攻撃を組み合わせたものです。
infowars.com
いずれにしても、もう、
「泥沼」
の感じです。
仮に、ロシアが敗北に向かうようなことがあれば、その先にどんな可能性があるのかは、基本的に理解できます。
あるいは、ロシアは、世界で最も EMP (高高度核爆発)開発の歴史を持っている国です。
プーチン大統領が、このあまりにもダーティな攻撃や、国際社会の振る舞いに耐え続けられるのかどうか (私が当人なら無理っぽい)。