トッポ@w2skwn3

ブレーキング‼️新たな研究でファイザーmRNA誘発ターボ癌を証明‼️
ベルギーのチームによる研究で、彼らは14匹のマウスに2つのファイザーのコロナワクチンを注射しました。
2回目のファイザー投与の2日後、1/14マウス(7%)が突然死亡し、肝臓、腎臓、脾臓、肺、腸など多くの臓器のリンパ腫浸潤を伴うターボ癌を患いました。


※ブログ主コメント:SV40が癌(腫瘍)を発現させることは1960年代からわかっていたということか。それ以後、ワクチンにSV40を混ぜたり、今回はコロナワクチンのmRNA製造用のプラスミドに直接SV40の発癌遺伝子のDNAを組み込んだということか。

・霊長類フォーラム:人獣共通感染症 

1997年2月15日

https://www.jsvetsci.jp/05_byouki/prion/pf50.html

※SV40はパポーバウイルス科に属するDNAウイルスで、主にアジア産のマカカ属サル 、とくにアカゲザル、ニホンザル、タイワンザルの腎臓細胞培養で見いだされています。

1960年に不活化ポリオワクチンの中から見いだされたものです。1ー2年後 に、これがハムスターに腫瘍を作ることが報告されてから、大きな社会問題にまでなったものです。米国だけで9800万人が1950年代後半に、SV40に汚染した不活化ポリオワクチンの接種を受けたものと推定されていました。また数ははるかに少ないものの、同様に汚染した不活化アデノワクチンの接種も受けた人たちが居ます。
 
ワクチン接種を受けた人たちについての大規模な追跡調査の結果、これらの人たちでとくに、癌の発生が高い傾向はみられず、一応この問題は収まっていました。
 
これだけ多数の人がSV40にさらされた事実は、スローウイルス感染の領域でも取り上げられたことが何回かあります。麻疹ウイルスが脳内に平均6年間潜伏したのちに 、100万人にひとりの割合で起こる代表的スローウイルス感染である亜急性硬化性全脳炎(SSPE)の原因が麻疹ウイルスであることが示された当初、1970年代には、 麻疹ウイルスに加えて、第2のウイルスも関与しているという説が出され、その第1候補としてSV40があげられました。しかし、現在では、このことは否定されています。

※遅発性ウイルス(英:slow virus)とは、発生までの動きが遅い、即ち潜伏期間が長い感染症の病原ウイルスである。 遅発ウイルスやスローウイルスともいう。 対義語で、発生までの動きが速いウイルスは速発性ウイルス (英:fast Virus)という。

もうひとつのスローウイルス感染である進行性多巣性白質脳(PML)は、SV40と 同じパポーバウイルス科のJCウイルスによる脱髄脳炎ですが、これでもSV40が分離され、原因のひとつといわれたことがあります。これは、後に遺伝子構造からJCウイルスであることが明らかになっています。
 
ところで、このSV40が人の癌の中で見いだされたというニュースがサイエンス2月7日号(Elizabeth Pennisi: Monkey virus DNA found in rare human cancers, Sci ence 275, 748-749, 1997)に出ています。デジャビュDeja vu(昔見たことがある映像)というタイトルでSV40の電子顕微鏡写真が付けられた記事ですが、私にとっても 、まさにデジャビュです。私が予研に居た1960ー70年代、SV40は癌ウイルスの花形でたくさんの研究が行われていました。現在では、遺伝子組換え用のプラスミドの主要構成要素としてお目にかかる位になっていました。それが、ふたたび人の癌との関連で問題になってきたという訳です。

この記事の要点をご紹介します。
 
最近、SV40 DNAが人の骨の癌、脳腫瘍、中皮腫(かつてはアスベストに結びつけられていた結合組織、とくに胸膜の腫瘍)で見つかったことから、先週、米国保健研究所NIHで約250人が集まって2日間にわたるワークショップが開かれました。その結果、30年前と同じ結論、すなわち、初期のポリオワクチンに混入していたSV40は 公衆衛生上の危険をもたらしていないというものでした。しかし、疫学的な検討結果だけで、問題が解決したわけではありません。
 
ポリオワクチンが使用される以前の人たちでもSV40が人に感染していたという成績があります。これが少数かもしれないがある種の癌の原因になっている可能性はないのか。中皮腫のなかにアスベストが関わっていないものがあるが、その原因になってはいないか。といった議論が行われています。
 
このワークショップが開かれるきっかけになったのは、1992年、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所の研究者がSV40遺伝子導入トランスジェニックマウスで脳の脈絡叢に腫瘍が起きることを見いだしたことです。そこで、人の脳腫瘍について、ポリメラーゼチェーン反応(PCR)で調べたところ、20例の脈絡叢の腫瘍の半分と、上衣の腫瘍11例中10例にSV40 DNAが検出されました。この結果に驚いてSV40の専門家にサンプルをブラインドで送って調べてみてもらったところ、成績が確認され、さらに1例の新鮮な腫瘍からはウイルスが分離され、遺伝子解析でSV40であることが確かめられました。
 
SV40 DNAを含む癌の種類はさらに増えて、1994年にはNIHで48例の中皮腫の 60%にSV40 DNAが検出されています。またダナ・ファーバーでは18例の骨肉腫の 半分以上にSV40 DNAを検出し、さらに150例の骨の腫瘍のうち、126例の骨肉腫 のうちの40例、ほかの骨の腫瘍34例のうちの14例で検出しています。これらの 知見がきっかけになって、今回のワークショップが開かれたわけですが、SV40に汚染したポリオワクチン接種を受けた人についての疫学的検討では癌の発生が増えた証拠はないとみなされました。
 
ただし、SV40 DNA検出について、同じサンプルで調べても陰性であったというグル ープの成績もあり、その食い違いの理由は今のところ明らかではありません。
 
また、ポリオワクチン接種以前にすでに人の間でSV40の感染のあった可能性もあります。ワクチン接種を受けていない人の間で、5-12%にSV40に対する抗体が見いだされたとの成績もあります。
 
FDAではもっとすぐれたPCR法と抗体スクリーニング法を開発するとのことです。これから、SV40と人の癌の関連についての検討が進むものと思われます。

Kazuya Yamanouchi (山内一也)




以下「In Deep」様より転載

https://indeep.jp/green-monkey-dna/

・新型コロナウイルス感染症ワクチンからミドリザルのDNAが見つかる

Epoch Times 2023/06/11

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防接種は、これまで想像されていた以上に時限爆弾であることが判明している。

腫瘍関連ウイルスプロモーターを含むミドリザルの DNA がバイアル中に存在するという新たな発見を受けて、微生物学者および免疫学者たちは、 mRNA「ワクチン」の使用の即時中止を求めている。

結局のところ、これらの予防接種の危険性はスパイクタンパク質と mRNA だけではないようだ。

マサチューセッツ工科大学ヒトゲノムプロジェクトの元研究者でありチームリーダーである微生物学者のケビン・マッカーナン氏とそのチームは、数十年にわたり、中皮腫、リンパ腫、脳や骨のガンなど、ヒトのガンを引き起こすのではないかと疑われてきたシミアンウイルス40(SV40)プロモーターを含む大量のDNA汚染を発見した。

これについて、スティーブン E. グリア博士は、各国政府と製薬会社が「これまで知られていたよりも、はるかに大きな範囲で世界を誤解させてきた」と述べる。

マッカーナン氏らの発見が正しければ、それはまた、「いわゆるワクチンが実際にヒトゲノムを改変し、致死性のスパイクタンパク質の永続的な生成を引き起こしている」ことを意味し、このスパイクタンパク質の内部生成が、今度は「感染の引き金を引く」ことになる。「免疫システムが自分自身の細胞を攻撃するようになるのです」とグリア博士は言う。


SV40 とは何なのか

2002年、医学誌ランセットは、 SV40に汚染されたポリオワクチンと非ホジキンリンパ腫を結びつける証拠を発表した。

著者たちによれば、毎年診断される非ホジキンリンパ腫症例 55,000件のうち最大半数はワクチンが原因である可能性があるとランセットに掲載された論文は述べる。

このサルのウイルスはどのようにして人間の中に侵入したのだろうか? 

有力なワクチン開発者である故モーリス・ヒレマン博士によると、メルク社は自社のポリオワクチンを通じて誤ってウイルスを放出したという。

SV40 がいつポリオワクチンから排除されたのかは正確には不明だ。タイミングも国によって異なる。例えば、イタリアでは SV40 に汚染されたポリオワクチンが 1999年に投与されていたことが研究で判明している。


二本鎖 DNA で汚染された mRNA ワクチン

このような背景を踏まえて、マッカーナン氏の調査結果に戻ろう。

彼のチームは、ガン遺伝子(ガンを引き起こす可能性のある遺伝子)に遭遇するとガンの発症を引き起こすことが知られている SV40 プロモーター(遺伝子発現に必須の DNA 配列)を含む二本鎖 DNA プラスミドのレベルが上昇していることを発見した。

汚染のレベルは測定に使用されるプラットフォームによって異なるが、どの方法が使用されるかに関係なく、DNA 汚染のレベルはヨーロッパと米国の両方の規制値を大幅に上回っているとマッカーナン氏は述べている。

発見された DNA 汚染の最高レベルは 30%であり、これは驚くべきものだ。

マッカーナン氏が説明したように、一般的な PCR検査を使用する場合、検査でサイクル閾値 (CT) が約 40で SARS-CoV-2 ウイルスが検出された場合、陽性とみなされる。これに対し、DNA 汚染は 20未満の CT で検出される。

これは、汚染が、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性反応を示すために必要なウイルス量の 100万倍であることを意味する。

マッカーナン氏はサブスタックの記事で、ウイルス RNA は複製能力があるため、二本鎖 DNA とウイルス RNA は誤った同等性であると主張する人々は間違っているとも指摘している。

サブスタックの記事の中でマッカーナン氏は、ワクチンに含まれる DNA がどのようにガンを引き起こす可能性があるかを論じた 2009年の研究も引用し、関連性の高い部分を強調している。

SV40 プロモーターがどのようにして mRNA ワクチンに含まれることになったかについては、開発のどこで SV40 が紛れ込んだのかを含めて不明だが、製造プロセス中の品質管理が不十分であることが関係しているようだ。


二本鎖 DNA がゲノムに組み込まれる可能性がある

二本鎖 DNA の存在は、ゲノム統合の可能性という別の大きな懸念も引き起こす。マッカーナン氏は以下のように書いている。

「少なくともファイザーワクチンには、SV40プロモーターとして知られるものを持っています。これは発ガン性ウイルスの一部です。それはウイルス全体ではありませんが、しかし、この小さな断片は非常に積極的な遺伝子発現を引き起こすことが知られています」

「そして、二本鎖 DNA を注入されると、FDA ですら過去に指摘していた懸念ですが、これらがゲノムに組み込まれる可能性があるということです」

マッカーナン氏の論文はゲノム統合の証拠を示していないが、特に SV40 プロモーターの存在下では可能であることを指摘している。

「 SAR-CoV-2 がヒトゲノムに組み込まれる能力については、健全な議論が行われてきました…この研究は、mRNAワクチンのゲノム統合能力に関する疑問を引き起こしました。このような事象には、LINE-1 による mRNA の DNA への逆転写が必要となります」

「しかし、スパイクタンパク質をコードする配列に dsDNA(二本鎖DNA)が混入していれば、逆転写に LINE-1 は必要なく、ファイザーのワクチンベクターに SV40 核局在化シグナルが存在すれば、組み込みの可能性はさらに高まるでしょう」


憂慮すべき問題

こちらにある動画で、日本の東京大学教授のムラカミ・ユウスケ氏が、新型コロナウイルス感染症のワクチンから SV40 プロモーターが発見されたことに懸念を表明している。

「ファイザーのワクチンには驚くべき問題がある」とムラカミ氏は言う。

「この図はファイザーのワクチン配列の拡大図です。ご覧のとおり、ファイザーのワクチン配列には SV40配列の一部が含まれています。この配列はプロモーターとして知られています」

「大まかに言えば、プロモーターは遺伝子の発現を増加させます。問題は、その配列が既知の発ガン性ウイルスに存在することです。さらに問題は、なぜファイザーのワクチンにガンウイルス由来のそのような配列が存在するのかということです」

「ワクチンにそのような発ガン性ウイルス配列が含まれる必要はまったくありません。この配列は、mRNA ワクチンの製造にはまったく不要です。このような配列がワクチン中にしっかりと含まれていることが問題です」

「これだけではありません。このような配列が DNA 内に存在すると、DNA は核に移動しやすくなります。つまり、DNAがゲノムに容易に侵入できるということです。これは非常に憂慮すべき問題です」

「シーケンスを削除することが不可欠です。しかし、ファイザーは配列を除去せずにワクチンを製造した。それはとんでもなく悪質です。この種のプロモーター配列は、mRNA ワクチンの製造にはまったく必要ありません」


以下「In Deep」様より転載

https://indeep.jp/canaries-in-the-dna-mine-are-dying/

・DNA 炭鉱のカナリアは死につつある

2023年7月24日

※SV40配列のもうひとつの働き

最近、論文…といっても、「 1999年」の論文なんですが、

「SV40配列を、非ウイルスベクターに組み込むと、核内に輸送されるベクターの能力が大幅に増加する」

ということが書かれているものを読みました。

以下が論文です。

プラスミド核インポートのための配列要件
Sequence requirements for plasmid nuclear import


論文の概要は、

> したがって、このSV40配列を非ウイルスベクターに組み込むと、特に非分裂細胞において、核内に輸送されるベクターの能力が大幅に増加する可能性がある。

で締められています。

この「核内」というのは、細胞核内ということだと思いますが、細胞核とは以下のような部位で、基本的には、一つの細胞の中に一つだけ存在します。

細胞核

細胞核とは、細胞内に存在する細胞小器官の一つで、遺伝情報であるDNAやRNA、タンパク質が含まれています。単に「核」とよぶこともあります。


先ほどの論文によれば、SV40配列を組み込むと、この「細胞核内」に輸送されるベクターの能力が大幅に増加する、と。

この「ベクター」というのは、「運ぶもの」というような意味で、たとえば、ファイザー社ワクチンでしたら、mRNA を運ぶわけで、その意味で、学問での「ベクター」の意味は以下のようになります。

ベクター (遺伝子工学)

ベクターとは、外来遺伝物質を別の細胞に人為的に運ぶために利用される DNA または RNA 分子である。

任意の遺伝子や DNA、RNA 配列を導入先の細胞内で増幅・維持・導入させる、いわゆる遺伝子組換え技術に用いられる。


SV40配列を組み込むと、さらに「細胞核」へと輸送される能力がアップされるということなんですかね。

細胞核に mRNA が入り込んだ場合にどのようなことになるのかは私にはわからないですが、ただ、ファイザーなどの RNA は、一般の(つまり自然の) RNA ではなく、「シュードウリジン化した RNA 」であり、つまり、「人工遺伝子」となっています。

これが意味するところは、「自然のよりはるかに強度が高い」のです。


自然の RNA の寿命は「平均 2分間」です (サイエンスの論文)。

体内で、あっという間に分解・消滅してしまうのです。

ところが、ワクチン mRNA に関しては、「接種 2ヵ月後」の人からも検出されています(論文)。

とても強い。

最近、「接種 2年後の人の免疫細胞からもワクチン mRNA が検出された」と報じられたことがありましたが、この真偽はわかりません。

ただ、先ほど書きました 60日後に検出されたことを聞いた際、

「 60日間分解されなかったのなら、ほとんど半永久的に残るのでは?」

と思ったのは確かです。

永久に、とはいわないですけれど、シュードウリジン化という人工的修飾の寿命が終わるまで、相当長く残る可能性があると思います。

その一部は細胞核などへ赴き、「 DNA と近い場所で長く過ごし続ける」ということになりそうです。

これが何を引き起こすのかはわかりません。


そういえば、最近、興味深いニュースリリースを見ました。

1000個に1個の細胞にランダムに外来遺伝子が組み込まれる
横浜市立大学 大学院生命ナノシステム科学研究科の足立典隆教授が主導した研究で、ネイチャーに掲載された論文に関してのニュースリリースです。

2017年7月のニュースリリースで、全体の概念は大変に難しいものですが、その冒頭のセクション「研究の背景」に興味深い記述がありました。

以下が抜粋です。


ヒト細胞の染色体に外来遺伝子が組み込まれるメカニズムを解明
横浜市立大学 ニュースリリース 2017/07/12

研究の背景

外来遺伝子を細胞の中に導入すると、ごく稀に染色体中のランダムな位置に取り込まれます (およそ1,000個の細胞に1個の割合)。

この現象は、タンパク質の機能解析をはじめ、有用タンパク質の大量産生、遺伝子組換え作物や iPS 細胞の作製など、さまざまな分野に利用されてきました。

しかし、こうしたランダムな組込みによって重要な遺伝子が壊れたり働いてはいけない遺伝子が働いたりする恐れがあるため、本来であれば染色体中の狙った位置に外来遺伝子を組み込ませるほうが安全かつ好都合です。

ところが、このような「狙い撃ちの組込み (これを遺伝子ターゲティング※1 と呼びます)」はランダムな組込みの 1,000分の1以下の頻度でしか起こらないため、高い効率で遺伝子ターゲティングを行うためにはランダムな組込みをほぼ完全に抑制しなければなりません。

この戦略の実現に向けさまざまな研究が行われてきましたが、ヒト細胞での大きな成功例はありませんでした。ランダムな組込みは一見とても単純な生命現象ですが、実際の反応は複雑な再編成を伴うことが多く、その分子メカニズムは30年以上も不明のままでした。

外来遺伝子の組込みは染色体が切れている場所で起こりやすいと考えられています。染色体の切断 (二本鎖 DNA 切断)は再連結されないと細胞死や癌化を招いてしまうため、相同組換え※2 や非相同末端連結 (NHEJ)※3、によって速やかに修復されます。「狙い撃ちの組込み」には相同組換えの働きが必要不可欠です。

一方、ランダムな組込みには NHEJ が関与していますが、NHEJ を欠損させた細胞でもランダムな組込みはほぼ正常に起こります。このため、オルタナティブ末端連結 (A-EJ)※4 と呼ばれる別の修復機構の関与が示唆されていましたが、その詳細はよくわかっていませんでした。

※1 遺伝子ターゲティング : 標的遺伝子破壊とも呼ばれる。細胞の核の中で起こる相同組換え反応を利用して、ゲノム上の特定の遺伝子を改変(破壊または修正)する手法のこと。

※2 相同組換え : DNA の相同性を利用して起こる正確な組換え。

※3 NHEJ / 非相同末端連結 : DNA の相同性とは無関係に起こる組換えであり、切断されたDNA 末端を効率良く連結できる。しかし、再連結後に短い塩基の挿入や欠失などの変異が導入されてしまうため、効率は良いが不正確な修復である。

※4 A-EJ / オルタナティブ末端連結 : DNA の相同性とは無関係に起こる、非相同末端連結以外の末端連結反応の総称。


ここまでです。

「外来遺伝子は、1000個の細胞のうちの 1個の割合でランダムに取り込まれる」のだそうです。

人間の細胞の数を思いますと(説により、37兆から 60兆個)、1000個に 1個という響きはなかなか大きなものにも思えます。

また、以下の部分がありました。

> 外来遺伝子の組込みは染色体が切れている場所で起こりやすいと考えられています。…速やかに修復されます。

2021年のスウェーデンの研究 (後に、論文は不明な理由により自主撤回)で明らかになったのですが、

「スパイクタンパク質は DNA の修復を邪魔する」

のです。


まあ……今回書きました一連のことや、「逆転写」というような概念 (逆転写に関する記事一覧)を考えますと、

「人類の遺伝子に危機が迫っている。あるいはすでに進行している」

ということが言えるのではないかというように思います。


ちなみに、今回の記事のタイトルは、7月19日に発表された論文にインスパイアされたものです。以下の論文です。

ヒト DNA 鉱山のカナリアたち
The Canaries in the Human DNA Mine

これを書いたのは弁護士の方で、以下のように始まるものです。

(論文より)

> 遺伝子組み換え生物への曝露から人類を守るために何十年にもわたって制定された洗練された詳細な法律は、SARS-CoV-2 が到来したとき、無視されるか、瞬時に法制化されて廃止された。この追放は人類の利益のためではなく、意図的に行われたようだ。 ijvtpr.com

そして、論文の最後は以下のように締められます。

> 影響は驚異的であり、私たちの DNA 鉱山のカナリアは死につつある。


もちろん今後、何かが起きていくというのは「可能性」でしかありません。

ただ、私個人の見識としては、「何も起きないことはない」と思わざるを得ないということです。

その時間的推移も全然わからないですし、しばらくの間は、「コロナ禍から蘇った(とされる)社会」の中で、人々は大いに楽しむのかもしれません。

確かにいい思い出を作っておくということにおいては大切な時期かもしれません。



以下「In Deep」様より転載

https://indeep.jp/health-canada-confirms/

・独占:カナダ保健省、ファイザー製注射液に未公開のDNA配列が存在することを確認

Epoch Times 2023/10/19

※カナダ保健省は、ファイザー製の新型コロナウイルス感染症ワクチンにシミアンウイルス40(SV40)の DNA 配列が存在することを確認したが、製造元のファイザー社はこれまで明らかにしていなかった。

この発見の重要性については科学者の間でも議論があり、ガンを引き起こす可能性があると言う人たちもいれば、ほとんど脅威がないと言う人たちもいる。

カナダ保健省は私たちに対して電子メールで以下のように述べた。

「カナダ保健省はスポンサーに対し、提出時にプラスミド内の生物学的に機能する DNA 配列(SV40エンハンサーなど)を特定することを想定しています。しかし、ファイザーのプラスミドの完全な DNA 配列は、最初の出願時には、 SV40 配列を具体的に特定していませんでした」

規制当局は、科学者のケビン・マッカーナン氏とフィリップ・J・バックホールツ博士が今年初めにワクチン中の SV40 エンハンサーの存在を公に提起した後、「カナダ保健省は提出されたプラスミド DNA 配列に基づいてエンハンサーの存在を確認することが可能であった」と述べた。

両科学者は、新型コロナワクチンのプラスミド DNA がヒトゲノムを改変する可能性があると警告し、波紋を広げた。しかし、ワクチン製造プロセス中に遺伝子転写を促進するエンハンサーとして使用される SV40 配列がワクチン内に存在することの重要性について、両者は異なる懸念を共有している。

マサチューセッツ工科大学ヒトゲノムプロジェクトの元研究者でチームリーダーのマッカーナン氏は、SV40 とポリオワクチンの関連性を理由としてファイザーが DNA 配列の存在を公表しなかったのではないかと語っている。

マッカーナン氏は、この配列に発ガン性があるという証拠はないが、ヒトゲノムへのその配列の組み込みについては懸念があると述べた。

発ガン性 DNA ウイルスである シミアンウイルス40 は、ガンとの関連性に関する懸念から、以前、ポリオワクチンから除外されたことがある。

1950年代後半から 1960年代前半に使用されたポリオワクチンは、ワクチンの増殖に使用されたサルの腎臓細胞にウイルスが存在していたため、SV40 に汚染されていることが判明していた。

サウスカロライナ大学 癌ゲノミクス教授でガン遺伝学研究室所長のバックオーツ博士は、SV40エンハンサーの存在についての懸念を和らげようと努めており、SV40エンハンサーは「小さな(ガン化の)危険性をもたらすかもしれませんが、しかし、プラスミド DNA の他の部分もすべて、それ(ガン化)に関しては同様です」と述べた。

バックホールツ博士は私たちに対し、「ワクチン中の SV40 配列は発ガン性 SV40 ラージ T抗原ではないことを国民が認識することが重要です。ラージ T抗原は非常に重大な発ガンリスクとなります」と語った。

バックホールツ博士はソーシャルメディアで、SV40 から採取した SV40 エンハンサー配列は「 Neo 耐性マーカーの高レベル発現を達成するための分子生物学工学の標準的な部分」であり、「何十年も使用されてきた」と述べた。

「この小さな DNA 断片は、他のすべての DNA 配列と同様に、将来のガンリスクは、ゼロではないものの、はるかに小さいものです。規制当局の懸念は適切ですが、国民にパニックを誘発することは適切ではありません」と同氏は語った。


製造プロセス

カナダのラヴァル大学医学部微生物学・感染症・免疫学部の教授であるパトリック・プロボスト博士は、SV40 エンハンサー配列がワクチンに使用されたのは、それがワクチンの mRNA の増幅に使用されるプラスミドの構成要素であるためであると述べた。

プロボスト博士によると、ワクチンに含まれる SV40 エンハンサーの危険性は、それらが細胞の DNA ゲノムに組み込まれる可能性があることだという。

「単一細胞内の間違った場所で単一の統合が行われるだけで、ガン化プロセスが開始され、人が死亡します」と同氏は述べた。

プロボスト博士は、プラスミド DNA が大きな DNA 断片を小さな断片に切断することを目的とした DNase (※ DNAを分解する酵素)によって十分に分解されなかった場合、SV40 エンハンサーが最終製品にまだ含まれている可能性があると述べた。

バックホールツ博士が発見した分解された DNA 断片の平均長は 100 塩基対であり、SV40 エンハンサー配列の長さはわずか 72 塩基対であるため、mRNA ワクチン内で無傷で完全に機能する SV40 エンハンサー配列が見つかる可能性が高いと同氏は述べた。

プロボスト博士が提起したもう一つの問題は、ワクチンに含まれる汚染 DNA 断片が脂質ナノ粒子にカプセル化されている可能性があり、それがヒト細胞への送達を促進する可能性があることだ。

同氏は、これにより、ナノ粒子に封入されていない「裸の」DNA に対して設定された DNA 汚染の閾値が「完全に無関係」になる可能性があると警告した。


SV40 シーケンスは、リスクばかりで見返りはない

ファイザーの一価ワクチンおよび二価ワクチンに SV40 エンハンサーまたはプロモーター配列が存在することは、2023年4月に微生物学者のマッカーナン氏によって初めて発見された。

いくつかの方法を使用して、モデルナとファイザーのワクチン 4つのバイアルの核酸組成を評価したところ、彼は次のことを確認した。

ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンには、SV40 72bpのエンハンサーとプロモーターが含まれていた。

マッカーナン氏は、ファイザーのワクチンには、抗生物質耐性遺伝子を駆動するために使用されるモデルナと同様の AmpR プロモーターがすでに含まれているため、SV40 プロモーターを含めることは「完全に冗長」であり、「リスクばかりで見返りはない」と述べた。

マッカーナン氏は、ポリオワクチンには完全な 5kb の SV40 ウイルスが含まれているものの、SV40 プロモーターがヒトゲノムのガン遺伝子(ガンを引き起こす可能性のある遺伝子)の近くに組み込まれるリスクがあるため、その存在が依然として懸念されていると述べた。

ロンドンのセントジョージ病院医科大学の腫瘍学教授、アンガス・ダルグリーシュ氏は最近、メディア誌に、自身や彼の同僚が経験した新型コロナワクチン接種後のガン発生率の上昇について、複数の感染症による「爆発性ガンの流行」と転移性の広がりを含むと書いた。

ダルグリーシュ氏、「ガンの発生を促進する際の DNA プラスミドと SV40 の統合」の可能性を指摘した。

しかし、これらの懸念は仮説にとどまっており、科学研究や事例研究ではまだ証明されていない。

カナダ保健省の広報担当者マーク・ジョンソン氏は私たちに対し、査読済みの最新の科学研究、統計的証拠、有害事象報告に基づくと、現在のデータは悪性腫瘍または「ターボがん」と呼ばれる新たな現象の発生を裏付けるものではないと語った。


「規制当局から隠蔽された」

トキシコロジー・サポート・サービス(Toxicology Support Services) の毒物学および分子生物学の責任者であるジャンシー・リンゼイ博士は、SV40 エンハンサーなどのプラスミド DNA 配列には発ガン性があり、ガンの発生に寄与する可能性があると述べた。

リンゼイ博士は、完全な SV40 ウイルス自体は新型コロナワクチンには含まれていないが、プラスミドをヒト細胞の核に直接運ぶための核局在化配列が存在すると指摘した。

リンゼイ博士は私たちに、SV40 プロモーターが、挿入突然変異誘発として知られるプロセスでヒトゲノムに組み込まれた場合、それは、ガンを引き起こす可能性のある遺伝子変異を引き起こす可能性があるという。

「あるいは、プロモーターを、たとえばプラスミドから取得して、ガン遺伝子の上に位置し、通常では考えられないようなクレイジーな方法でその遺伝子の発現を駆動することもあります」と彼女は言う。

リンゼイ博士は、SV40 プロモーターは非常に強力なプロモーターであるため、「どこにでも鎮座する」(※ 全身のどこにでも入る可能性があるという意味だと思います)と述べた。これにより、ガン遺伝子に衝突してガンの原因となる遺伝子の発現が促進されたり、ガン性の腫瘍抑制遺伝子に到達したりするリスクが高まると彼女は述べた。

リンゼイ博士は、なぜファイザーがアメリカ食品医薬品局、欧州医薬品庁、カナダ保健省などの規制当局に SV40 プロモーターを開示しなかったのか疑問を呈した。

「彼らはそれらを隠しました。つまり、規制当局から意図的に隠されたという事実です」と彼女は言った。

ファイザー社はエポックタイムズのコメント要請に応じなかった。

カナダ保健省は、新型コロナウイルス感染症ワクチンのデータと科学的情報の評価に基づいて、「リスクと利益のプロファイルが引き続きファイザー・ビオンテックワクチンの使用を支持すると結論付けました」と主張している。

「カナダ保健省は、ワクチン製造業者が提供する結論には依存していません。カナダ保健省は、安全性、有効性、品質に関する高い基準が満たされていることを確認するために、製造業者が提供する必要な証拠について独立した綿密な審査を行っています」と同省は付け加えた。