・「首相夫人は私人」 政府、答弁書を閣議決定(日本経済新聞 2017年3月14日)
※政府は14日、「首相夫人は公人ではなく私人である」とする答弁書を閣議決定した。「公人とは一般に公職にある人を意味する」としたうえで、「私人とは一般に公人の対義語として用いられる」と説明した。安倍晋三首相の昭恵夫人が2015年に学校法人「森友学園」が運営する幼稚園で講演したことに関し、首相夫人が私人か公人かが国会審議の論点にあがっていた。
・首相夫人はやっぱり「私人」閣議決定 桜の会出席は…(朝日新聞DIGITAL 2019年11月29日)
※国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、政府は29日、首相夫人は「公人ではなく私人」との認識が変わらないとする答弁書を閣議決定した。安倍晋三首相の妻昭恵氏が会に出席していたことについて「首相の公務の遂行を補助する一環として行われてきた」とした。
立憲民主党の熊谷裕人参院議員の質問主意書に答えた。桜を見る会をめぐっては、今年約1万5千人いた招待者のうち、菅義偉官房長官は昭恵氏を含む首相の推薦者は計約1千人だったと説明している。質問主意書では昭恵氏の推薦人数などについても尋ねたが、「『夫人の推薦』枠の意味するところが明らかではないため、お答えするのは困難である」とした。
政府は、森友学園問題などで追及を受けていた2017年、昭恵氏は「公人ではなく私人であると認識している」とする答弁書を閣議決定している。私人である昭恵氏が「内閣の公的行事」である桜を見る会の招待者の選定過程にかかわっていたことに、野党などから批判が出ていた。
・岸田裕子さん、単独訪米は公費 「首相の公務遂行を補助」と官房長官(朝日新聞DIGITAL 2023年4月17日)
※松野博一官房長官は17日の記者会見で、岸田文雄首相の妻裕子さんの単独訪米について、費用は公費で賄われることを明らかにした。「首相の外国訪問の随行と同様に、首相の公務の遂行を補助する活動と位置付けられる」と説明した。
松野氏は今回の訪米について、当初は1月の首相の訪米に随行する形で行われる予定だったが、米側の事情で実現しなかったため、改めて調整されたと説明。「首相夫人が招待に応じて米国を訪問することは外交儀礼上、意義のあることであり、配偶者間の交流の促進を通じ、首脳間の友好、信頼関係の一層の促進にもつながるものと期待されている」などと公費を支出する理由を語った。
外務省によると、裕子さんは16日(日本時間17日)、日本文化を紹介する「サクラマツリ・ストリートフェスティバル」や国立アジア美術館を訪れた。フェスティバルで裕子さんは「日本との出会いをきっかけに、多くの方に日本への関心を強めてもらうことを期待する」などと語ったという。
※政府は14日、「首相夫人は公人ではなく私人である」とする答弁書を閣議決定した。「公人とは一般に公職にある人を意味する」としたうえで、「私人とは一般に公人の対義語として用いられる」と説明した。安倍晋三首相の昭恵夫人が2015年に学校法人「森友学園」が運営する幼稚園で講演したことに関し、首相夫人が私人か公人かが国会審議の論点にあがっていた。
・首相夫人はやっぱり「私人」閣議決定 桜の会出席は…(朝日新聞DIGITAL 2019年11月29日)
※国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、政府は29日、首相夫人は「公人ではなく私人」との認識が変わらないとする答弁書を閣議決定した。安倍晋三首相の妻昭恵氏が会に出席していたことについて「首相の公務の遂行を補助する一環として行われてきた」とした。
立憲民主党の熊谷裕人参院議員の質問主意書に答えた。桜を見る会をめぐっては、今年約1万5千人いた招待者のうち、菅義偉官房長官は昭恵氏を含む首相の推薦者は計約1千人だったと説明している。質問主意書では昭恵氏の推薦人数などについても尋ねたが、「『夫人の推薦』枠の意味するところが明らかではないため、お答えするのは困難である」とした。
政府は、森友学園問題などで追及を受けていた2017年、昭恵氏は「公人ではなく私人であると認識している」とする答弁書を閣議決定している。私人である昭恵氏が「内閣の公的行事」である桜を見る会の招待者の選定過程にかかわっていたことに、野党などから批判が出ていた。
・岸田裕子さん、単独訪米は公費 「首相の公務遂行を補助」と官房長官(朝日新聞DIGITAL 2023年4月17日)
※松野博一官房長官は17日の記者会見で、岸田文雄首相の妻裕子さんの単独訪米について、費用は公費で賄われることを明らかにした。「首相の外国訪問の随行と同様に、首相の公務の遂行を補助する活動と位置付けられる」と説明した。
松野氏は今回の訪米について、当初は1月の首相の訪米に随行する形で行われる予定だったが、米側の事情で実現しなかったため、改めて調整されたと説明。「首相夫人が招待に応じて米国を訪問することは外交儀礼上、意義のあることであり、配偶者間の交流の促進を通じ、首脳間の友好、信頼関係の一層の促進にもつながるものと期待されている」などと公費を支出する理由を語った。
外務省によると、裕子さんは16日(日本時間17日)、日本文化を紹介する「サクラマツリ・ストリートフェスティバル」や国立アジア美術館を訪れた。フェスティバルで裕子さんは「日本との出会いをきっかけに、多くの方に日本への関心を強めてもらうことを期待する」などと語ったという。