・横道ですがイーロン・マスクに学歴詐称疑惑(GIZAMODE JAPAN 2022年11月29日)
※27年間ずっと学歴詐称?

(上)イーロン・マスクに学歴詐称の可能性があると指摘するツイート
イーロン・マスクは「大学物理学部卒業」ということになっていますが、実際には大学は中退しており、卒業証書ができたのも卒業年のずっと後だという疑惑がTwitterユーザーCapitolHuntersさんの調べで浮上しました。これが事実なら、アメリカ入国時の就労ビザ取得要件にある大卒の条件を満たさず、当初は不法移民だった可能性もあります。
イーロン・マスクが発表している学歴
氏が公にしている学歴にはこうあります。
・カナダのオンタリオにあるクイーンズ大学に入学
・米ペンシルバニア大学に編入して物理の学士号(BA)を取得
・ワートン・スクール・オブ・ビジネスで経済学の学士号(BS)を取得(TeslaとSpaceXを創業)
・スタンフォード大学のマテリアルサイエンス博士課程に入学して中退
実際の学歴
ところがCapitolHuntersさんが資料にあたって調べてみたら、どの大学にも卒業した形跡はまったく見当たらなかったのです。スタンフォード大学の合格についても学士をスキップして博士課程なんて普通では考えられないことから、もしかして投資家サイドが大学にお金を払って、どれも後付けで買ったのではないかとの見方が強まっています。
裏付けとなる証拠はCapitolHunterさんがGoogleDrive上にまとめて公開してるんですけど、けっこうな分量で執念を感じます。CapitolHuntersさん、何者なんだ…。要旨を整理した連続ツイートでは、こんな風に書かれていますよ。
Someone has to say it: Elon Musk has lied for 27 years about his credentials. He does not have a BS in Physics, or any technical field. Did not get into a PhD program. Dropped out in 1995 & was illegal. Later, investors quietly arranged a diploma - but not in science. 1/ pic.twitter.com/ziuOMblwLJ
— capitolhunters (@capitolhunters) November 17, 2022
もうだれかがはっきり言わないと。イーロン・マスクはこの27年、ずっと学歴を偽ってきた。物理学はもとより、ほかの理系の学部においても、学士号(BS)を取得した事実はない。博士課程に入学したこともない。1995年に中退した不法移民だった。卒業証書はあとになって投資家たちが裏取引で用意したもの。しかも理系の学士号ですらない。
詐称が疑われる主なポイント
イーロン・マスクの発言が事実と食い違う点はほかにもいろいろあります。以下がその一覧です。
イーロン発言のおかしなところ
「ペンシルバニア大学で1994年に学士号を取得した」[x]
「ペンシルバニア大学で1995年に学士号を取得した」[x]
「ペンシルバニア大学で1997年に学士号を取得した」[〇]
「H1-B(特殊技能職)の就労ビザだったので大学で学位号を取得しなければならなかった」(H1-Bビザの申請には特殊技能職の4大卒もしくは短大卒+実務経験6年以上が必要だが、氏の場合、特殊技能職の理系学士号は取得していない」
「ペンシルバニア大学で取得した学士号は物理学だった」[x] 「ペンシルバニア大学で取得した学士号はコンピュータサイエンスだった」[x] (そんな学部は存在しない)
「カリフォルニアにはスタンフォード大学博士課程進学のため引っ越した」と言うときもあれば「カリフォルニアには投資家を探すために引っ越した」と言うときもあって一貫しない
「スタンフォード大学では博士課程に入学した」[x]
「スタンフォード大学では博士課程入学を延期した」[x] 「スタンフォード大学では博士課程に2日通ったが、授業料を払う前にやめた」[x] (合格していないので通学はありえない)
「スタンフォード大学の学部はマテリアルサイエンスだった」[x]
「スタンフォード大学の学部はエンジニアリングだった」[x]
「スタンフォード大学の学部は応用物理学だった」[x] 「スタンフォード大学の学部は物理学だった」[x] 「スタンフォード大学の学部は”応用物理学&マテリアルサイエンス”だった」[x] (そんな学部は存在しない)
「スタンフォードではウィリアム・ニックス名誉教授のもとでコンデンサおよびバッテリーの研究をする予定だった」[x] (ニックス教授は1995年当時いずれの分野も手掛けていない。教授の専門はマテリアルサイエンス&エンジニアリング)
「スタンフォード大学院の学長から学歴を審査のうえ合格とするとの通知が届いた」[x] (学長は法的文書のなかで「学歴の記録は見当たらなかった」と書いている)
「スタンフォードでは博士課程修了後もしくは履修中に学部課程を修了できた」[x](そんな話は聞いたことがない)
嘘の上塗りに上塗りを重ねているうちに自分でも大学を出た気になってしまったのか、2013年のSWSEカンファレンスではこう滔々と語っていますよ。
Catching Elon in a lie isn’t hard. In 2013: “I had to [stay in school]..otherwise I’d get kicked out of the country.” (This is correct.) Then “since I already had my undergrad, I could..get an H1-B visa” (That’s a lie). In 1995 he had no degree, so no visa. He was illegal. 3/ pic.twitter.com/Xn9UYCYjuI
— capitolhunters (@capitolhunters) November 17, 2022
イーロン「会社を立ち上げてしまったら大学には通わなくていいけど、自分の場合、在学しないと強制送還になってしまうので重要なことだった」
聞き手「でも修士号も取得されたんですよね」
イーロン「スタンフォードではEVのコンデンサとバッテリーの研究をする予定だったけど、会社をはじめちゃったので延期にしたんですよ。もう学士号は持っていたので、H1-Bビザとかも取れてたし。H1-Bビザは学士号がないと取れないからね」
あたかも学士号を取得して就労ビザ取得要件を満たしていたかのように振る舞っていますが、「1995年当時は学士号も就労ビザもない不法滞在だった」とCapitolHunterさん。世界一の大富豪になった人に対して今さら…とも思いますが、Twitterでは社員の半分がリストラされた翌週に契約社員も8割解雇になって、「ハードコアに働く」と100%服従を誓って残った社員はもはや「Twitterに愛着のある人か就労ビザの人だけ」(元社員)という状態。「もうリストラは終わりだ」と安心させた直後にも、書いたコードを毎週提出するよう求めて「コードが合格点を満たしていない」と多くのエンジニアを強制解雇しており、今度の退職金は最初のリストラ、忠誠テストの自主退職組に支給された退職金(給与3か月分)より少ない給与1か月分。忠誠を誓った人のほうが少ないなんて何かのいやがらせか神経戦か拷問かって言われてたりします。
サンクスギビングの華やかな連休の前夜に強制解雇を言い渡された残留組にはH1-bビザの人もいて、ビザサポート打ち切り後は60日以内に次の仕事を探さなければ強制送還です。それも当初リストラ組の3分の1の退職金で。ビザ取得要件(理系学位)も後付けで買えるという感覚の人には強制送還の怖さ、わかりませんよね。
以下「さてはてメモ帳」様より転載
http://glassbead.blog.shinobi.jp/financial%20attack/elon-%20x
・イーロン、X、そしてフロントマンの真骨頂
Greg Reese
2023年7月26日
https://gregreese.substack.com/p/elon-x-and-the-epitome-of-a-front?
※選択の錯覚が、経済的奴隷化の苦痛を軽減する
イーロン・マスク[Elon Musk]は1年以上前に、ツイッターを中国のWeChatのような何でもできるアプリに変える計画を発表した。オンラインバンキングや金融を含む、あらゆることができるアプリだ。
昨年4月、マスクはツイッター社をX社に社名変更し、X.AIとして知られる新しい人工知能会社を設立し、株式と暗号の取引所としてeToroと提携したと発表した。
メディアは、イーロン・マスクが独立した億万長者の天才で、その夢は銀行に革命を起こすことだと信じ込ませようとしている。しかし、この話は明らかに間違っている。事実を見れば、イーロン・マスクは同じことの繰り返しのフロントマンであることがわかる。しかし、彼は性別は2つしかないと言っているため、自分の嘘を説明する必要もなく、戦争の時代に過激化した人々の信頼を得たのだ。
マスクは貧しい家庭に育ったが、家族はエメラルドを有し裕福で、虐待と魔術の歴史があったという。多世代にわたるマインドコントロールの兆候である。
マスクは両親から数万ドルを受け取り、最初の事業を立ち上げた。Zip2として知られるデジタル電話帳である。イーロンはコーディングができなかったため、外部のコーダーを雇ってすべてを書かせた。Zip2は数百万ドルで販売されたが、どこにも売れなかった。しかし、イーロンは2,200万ドルを稼ぎ、主流メディアの助けを借りて、風変わりな天才ポップスターとしての新しい人格を打ち立てた。その後、彼はxドット・コムを買収し、「X」として知られるオンライン銀行を創設すると発表した。彼は銀行の専門家と提携したが、彼らは皆、イーロンが製品についてメディアに嘘をついていると非難して会社を去った。彼がやったことはそれだけだ。
イーロン・マスクがペイパルを共同設立したとされる。これは誤りだ。2000年、マスクは経営破綻したxドット・コム事業を、ピーター・ティール[Peter Thiel]とマックス・レヴチン[Max Levchin]が1998年に設立したコンフィニティに売却した。マスクがそこで行ったとされるのは、社名をXに変更するよう主張することだけだった。彼は追い出されたが、どうにかして、会社のウェブサイトから「創業者」への言及をすべて削除することに書面で同意させることに成功した。
マスクは、ペイパルという何の貢献もしていない会社の売却で2億ドル近くを稼ぎ、その金と成功した実業家の共同創業者であるという幻想を利用して、テスラへの道を買ったのだ。
テスラ・モーターズは2003年、テスラ・ロードスターを開発したマーク・ターペニング[Marc Tarpenning]とマーティン・エバーハード[Martin Eberhard]によって設立された。テスラがイーロンから数百万ドルを受け取ったとき、それには彼が会長に就任することが条件だった。資金を提供しただけとはいえ、マスクはメディアがテスラ・モーターズの功績を認めてくれないことに怒りを隠せなかった。そして、エバーハードを会社から追い出した後、彼はテスラ・モーターズの歴史を書き直し、自分自身をオリジナルの共同設立者として記載した。
億万長者の風変わりな天才というこの明らかな偽りのペルソナは、スペースXを疑う人さえほとんどいないほどうまく機能している。公式には、ロケット科学の経験がまったくないイーロンは、CIAのIn-Q-Telのマイケル・グリフィン[Michael Griffin]とロシアを旅行中にスペースXのアイデアを思いついたとされている。この会話の直後、グリフィンはNASAの長官となり、NASAのロケット計画を民営化するCOTSプログラムを立ち上げた。そして、ロケットを作ったことも飛ばしたこともないスペースXに2億7,800万ドルを授与した。マスクはその後、ロケットエンジニアのトム・ミューラー[Tom Mueller]と提携し、軍産複合体の民間部門で長年にわたって開発されてきたロケット技術を生み出した。
イーロンの会社は過去20年間、政府から何十億もの補助金を受け取ってきた。そのお金は後にツイッターの買収に使われた。彼はすぐに、ツイッターを独自の銀行システムを持つあらゆるアプリに変えるプロセスに着手した。というより、彼の糸を引く支配階級の陰謀団が、ツイッターを独自の銀行システムを持つあらゆるアプリに変えようとしているのだ。これは驚くべきことだ。しかし彼は、性別は2つしかないし、家族はいいものだし、人々はヒーローが大好きだと言う。
あなたをコントロールするためにチップを入れる必要はない。我々はすでに虹彩スキャナーや手のひらスキャナーを持っている。キャッシュレス社会がその役割を果たすだろう。そして多くの人にとって、イーロンのXはアマゾンの手のひらスキャナーよりも好ましいだろう。選択肢があるという幻想は、金融奴隷化の苦痛を減らすだろう。
※27年間ずっと学歴詐称?

(上)イーロン・マスクに学歴詐称の可能性があると指摘するツイート
イーロン・マスクは「大学物理学部卒業」ということになっていますが、実際には大学は中退しており、卒業証書ができたのも卒業年のずっと後だという疑惑がTwitterユーザーCapitolHuntersさんの調べで浮上しました。これが事実なら、アメリカ入国時の就労ビザ取得要件にある大卒の条件を満たさず、当初は不法移民だった可能性もあります。
イーロン・マスクが発表している学歴
氏が公にしている学歴にはこうあります。
・カナダのオンタリオにあるクイーンズ大学に入学
・米ペンシルバニア大学に編入して物理の学士号(BA)を取得
・ワートン・スクール・オブ・ビジネスで経済学の学士号(BS)を取得(TeslaとSpaceXを創業)
・スタンフォード大学のマテリアルサイエンス博士課程に入学して中退
実際の学歴
ところがCapitolHuntersさんが資料にあたって調べてみたら、どの大学にも卒業した形跡はまったく見当たらなかったのです。スタンフォード大学の合格についても学士をスキップして博士課程なんて普通では考えられないことから、もしかして投資家サイドが大学にお金を払って、どれも後付けで買ったのではないかとの見方が強まっています。
裏付けとなる証拠はCapitolHunterさんがGoogleDrive上にまとめて公開してるんですけど、けっこうな分量で執念を感じます。CapitolHuntersさん、何者なんだ…。要旨を整理した連続ツイートでは、こんな風に書かれていますよ。
Someone has to say it: Elon Musk has lied for 27 years about his credentials. He does not have a BS in Physics, or any technical field. Did not get into a PhD program. Dropped out in 1995 & was illegal. Later, investors quietly arranged a diploma - but not in science. 1/ pic.twitter.com/ziuOMblwLJ
— capitolhunters (@capitolhunters) November 17, 2022
もうだれかがはっきり言わないと。イーロン・マスクはこの27年、ずっと学歴を偽ってきた。物理学はもとより、ほかの理系の学部においても、学士号(BS)を取得した事実はない。博士課程に入学したこともない。1995年に中退した不法移民だった。卒業証書はあとになって投資家たちが裏取引で用意したもの。しかも理系の学士号ですらない。
詐称が疑われる主なポイント
イーロン・マスクの発言が事実と食い違う点はほかにもいろいろあります。以下がその一覧です。
イーロン発言のおかしなところ
「ペンシルバニア大学で1994年に学士号を取得した」[x]
「ペンシルバニア大学で1995年に学士号を取得した」[x]
「ペンシルバニア大学で1997年に学士号を取得した」[〇]
「H1-B(特殊技能職)の就労ビザだったので大学で学位号を取得しなければならなかった」(H1-Bビザの申請には特殊技能職の4大卒もしくは短大卒+実務経験6年以上が必要だが、氏の場合、特殊技能職の理系学士号は取得していない」
「ペンシルバニア大学で取得した学士号は物理学だった」[x] 「ペンシルバニア大学で取得した学士号はコンピュータサイエンスだった」[x] (そんな学部は存在しない)
「カリフォルニアにはスタンフォード大学博士課程進学のため引っ越した」と言うときもあれば「カリフォルニアには投資家を探すために引っ越した」と言うときもあって一貫しない
「スタンフォード大学では博士課程に入学した」[x]
「スタンフォード大学では博士課程入学を延期した」[x] 「スタンフォード大学では博士課程に2日通ったが、授業料を払う前にやめた」[x] (合格していないので通学はありえない)
「スタンフォード大学の学部はマテリアルサイエンスだった」[x]
「スタンフォード大学の学部はエンジニアリングだった」[x]
「スタンフォード大学の学部は応用物理学だった」[x] 「スタンフォード大学の学部は物理学だった」[x] 「スタンフォード大学の学部は”応用物理学&マテリアルサイエンス”だった」[x] (そんな学部は存在しない)
「スタンフォードではウィリアム・ニックス名誉教授のもとでコンデンサおよびバッテリーの研究をする予定だった」[x] (ニックス教授は1995年当時いずれの分野も手掛けていない。教授の専門はマテリアルサイエンス&エンジニアリング)
「スタンフォード大学院の学長から学歴を審査のうえ合格とするとの通知が届いた」[x] (学長は法的文書のなかで「学歴の記録は見当たらなかった」と書いている)
「スタンフォードでは博士課程修了後もしくは履修中に学部課程を修了できた」[x](そんな話は聞いたことがない)
嘘の上塗りに上塗りを重ねているうちに自分でも大学を出た気になってしまったのか、2013年のSWSEカンファレンスではこう滔々と語っていますよ。
Catching Elon in a lie isn’t hard. In 2013: “I had to [stay in school]..otherwise I’d get kicked out of the country.” (This is correct.) Then “since I already had my undergrad, I could..get an H1-B visa” (That’s a lie). In 1995 he had no degree, so no visa. He was illegal. 3/ pic.twitter.com/Xn9UYCYjuI
— capitolhunters (@capitolhunters) November 17, 2022
イーロン「会社を立ち上げてしまったら大学には通わなくていいけど、自分の場合、在学しないと強制送還になってしまうので重要なことだった」
聞き手「でも修士号も取得されたんですよね」
イーロン「スタンフォードではEVのコンデンサとバッテリーの研究をする予定だったけど、会社をはじめちゃったので延期にしたんですよ。もう学士号は持っていたので、H1-Bビザとかも取れてたし。H1-Bビザは学士号がないと取れないからね」
あたかも学士号を取得して就労ビザ取得要件を満たしていたかのように振る舞っていますが、「1995年当時は学士号も就労ビザもない不法滞在だった」とCapitolHunterさん。世界一の大富豪になった人に対して今さら…とも思いますが、Twitterでは社員の半分がリストラされた翌週に契約社員も8割解雇になって、「ハードコアに働く」と100%服従を誓って残った社員はもはや「Twitterに愛着のある人か就労ビザの人だけ」(元社員)という状態。「もうリストラは終わりだ」と安心させた直後にも、書いたコードを毎週提出するよう求めて「コードが合格点を満たしていない」と多くのエンジニアを強制解雇しており、今度の退職金は最初のリストラ、忠誠テストの自主退職組に支給された退職金(給与3か月分)より少ない給与1か月分。忠誠を誓った人のほうが少ないなんて何かのいやがらせか神経戦か拷問かって言われてたりします。
サンクスギビングの華やかな連休の前夜に強制解雇を言い渡された残留組にはH1-bビザの人もいて、ビザサポート打ち切り後は60日以内に次の仕事を探さなければ強制送還です。それも当初リストラ組の3分の1の退職金で。ビザ取得要件(理系学位)も後付けで買えるという感覚の人には強制送還の怖さ、わかりませんよね。
以下「さてはてメモ帳」様より転載
http://glassbead.blog.shinobi.jp/financial%20attack/elon-%20x
・イーロン、X、そしてフロントマンの真骨頂
Greg Reese
2023年7月26日
https://gregreese.substack.com/p/elon-x-and-the-epitome-of-a-front?
※選択の錯覚が、経済的奴隷化の苦痛を軽減する
イーロン・マスク[Elon Musk]は1年以上前に、ツイッターを中国のWeChatのような何でもできるアプリに変える計画を発表した。オンラインバンキングや金融を含む、あらゆることができるアプリだ。
昨年4月、マスクはツイッター社をX社に社名変更し、X.AIとして知られる新しい人工知能会社を設立し、株式と暗号の取引所としてeToroと提携したと発表した。
メディアは、イーロン・マスクが独立した億万長者の天才で、その夢は銀行に革命を起こすことだと信じ込ませようとしている。しかし、この話は明らかに間違っている。事実を見れば、イーロン・マスクは同じことの繰り返しのフロントマンであることがわかる。しかし、彼は性別は2つしかないと言っているため、自分の嘘を説明する必要もなく、戦争の時代に過激化した人々の信頼を得たのだ。
マスクは貧しい家庭に育ったが、家族はエメラルドを有し裕福で、虐待と魔術の歴史があったという。多世代にわたるマインドコントロールの兆候である。
マスクは両親から数万ドルを受け取り、最初の事業を立ち上げた。Zip2として知られるデジタル電話帳である。イーロンはコーディングができなかったため、外部のコーダーを雇ってすべてを書かせた。Zip2は数百万ドルで販売されたが、どこにも売れなかった。しかし、イーロンは2,200万ドルを稼ぎ、主流メディアの助けを借りて、風変わりな天才ポップスターとしての新しい人格を打ち立てた。その後、彼はxドット・コムを買収し、「X」として知られるオンライン銀行を創設すると発表した。彼は銀行の専門家と提携したが、彼らは皆、イーロンが製品についてメディアに嘘をついていると非難して会社を去った。彼がやったことはそれだけだ。
イーロン・マスクがペイパルを共同設立したとされる。これは誤りだ。2000年、マスクは経営破綻したxドット・コム事業を、ピーター・ティール[Peter Thiel]とマックス・レヴチン[Max Levchin]が1998年に設立したコンフィニティに売却した。マスクがそこで行ったとされるのは、社名をXに変更するよう主張することだけだった。彼は追い出されたが、どうにかして、会社のウェブサイトから「創業者」への言及をすべて削除することに書面で同意させることに成功した。
マスクは、ペイパルという何の貢献もしていない会社の売却で2億ドル近くを稼ぎ、その金と成功した実業家の共同創業者であるという幻想を利用して、テスラへの道を買ったのだ。
テスラ・モーターズは2003年、テスラ・ロードスターを開発したマーク・ターペニング[Marc Tarpenning]とマーティン・エバーハード[Martin Eberhard]によって設立された。テスラがイーロンから数百万ドルを受け取ったとき、それには彼が会長に就任することが条件だった。資金を提供しただけとはいえ、マスクはメディアがテスラ・モーターズの功績を認めてくれないことに怒りを隠せなかった。そして、エバーハードを会社から追い出した後、彼はテスラ・モーターズの歴史を書き直し、自分自身をオリジナルの共同設立者として記載した。
億万長者の風変わりな天才というこの明らかな偽りのペルソナは、スペースXを疑う人さえほとんどいないほどうまく機能している。公式には、ロケット科学の経験がまったくないイーロンは、CIAのIn-Q-Telのマイケル・グリフィン[Michael Griffin]とロシアを旅行中にスペースXのアイデアを思いついたとされている。この会話の直後、グリフィンはNASAの長官となり、NASAのロケット計画を民営化するCOTSプログラムを立ち上げた。そして、ロケットを作ったことも飛ばしたこともないスペースXに2億7,800万ドルを授与した。マスクはその後、ロケットエンジニアのトム・ミューラー[Tom Mueller]と提携し、軍産複合体の民間部門で長年にわたって開発されてきたロケット技術を生み出した。
イーロンの会社は過去20年間、政府から何十億もの補助金を受け取ってきた。そのお金は後にツイッターの買収に使われた。彼はすぐに、ツイッターを独自の銀行システムを持つあらゆるアプリに変えるプロセスに着手した。というより、彼の糸を引く支配階級の陰謀団が、ツイッターを独自の銀行システムを持つあらゆるアプリに変えようとしているのだ。これは驚くべきことだ。しかし彼は、性別は2つしかないし、家族はいいものだし、人々はヒーローが大好きだと言う。
あなたをコントロールするためにチップを入れる必要はない。我々はすでに虹彩スキャナーや手のひらスキャナーを持っている。キャッシュレス社会がその役割を果たすだろう。そして多くの人にとって、イーロンのXはアマゾンの手のひらスキャナーよりも好ましいだろう。選択肢があるという幻想は、金融奴隷化の苦痛を減らすだろう。