「新型コロナワクチンmRNAは、脳を退化させる」
— カズ(裏コロナHP管理人) (@kazu_uracorona) September 7, 2021
プリオン病、クロイツフェルト・ヤコブ病、狂犬病
1、人格変化
2、記憶喪失
3、思考障害
4、視力障害又は失明
5、不眠症
6、協調不能
7、発話困難
8、突然のぎくしゃくした動き
9、敵意/攻撃性、偏執病 pic.twitter.com/tw9uQMOiqg
https://note.com/nakamuraclinic/n/n911ab54df84e
https://note.com/nakamuraclinic/n/nf27ea353919b
・コロナワクチンとヤコブ病
中村 篤史/ナカムラクリニック
2022年2月4日
※クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)という病気がある。
脳に異常なタンパク質(プリオン)が蓄積するプリオン病の一種で、牛でいうところの狂牛病に相当する。行動異常、性格変化、認知症、歩行障害などで発症し、数か月の経過で急速に進行し、多くの場合半年以内に寝たきりになり死亡する。発症頻度は100万人に1人と極めてレアである。
100万人に1人というのは、数十年医者をしていても、まずお目にかかることがない頻度で、そのため仮に臨床でヤコブ病の患者に遭遇したとしても、見落とす可能性もかなり高い。というか、ヤコブ病を疑う医者に出会えれば僥倖である。
しかし、コロナワクチンの集団接種が始まって以来、この病気が世界中で多発している。以前の記事で紹介した画像だが、繰り返す。
アメリカで多発しているし、韓国でも報告が上がっている。
具体的には、たとえばこのような経過をたどる。
認知機能の低下に加えて、全身の筋力が低下する。嚥下筋の筋力低下により食事がとれなくなるし、呼吸筋の筋力が低下すると呼吸ができなくなる。最終的にはこのあたりが命取りになる。
日本では今のところ、ワクチン接種後にヤコブ病を発症したとする報告はない。しかし報告がないということは、存在しないということではない。認知機能低下やうつ症状などから精神科を受診し、認知症なりうつ病なりの診断を受けたとして、しかし、なぜか身体機能も低下していく。その点を医者に訴えても、「家にじっと引きこもってるせいですよ。もっと体を動かしましょう。ウォーキングなんかいいですよ」とか的外れな助言をされて、そうこうしているうちに症状は急速進行して寝たきりになり、死に至る。適切な診断を下されないまま亡くなった患者が、無数にいるものと思われる。
個人的な話をすると、僕はこの3ヶ月で、2人のヤコブ病患者から相談を受けた。正確には、本人は症状で身動きできないため患者家族からの相談だが。
【症例】60代女性
【経過】元来健康で、家事、仕事(事務職)とも何ら問題なくできていた。
昨年9月ファイザーワクチンの2回目を接種した。11月頃より言葉が出なくなり、同僚に仕事の引継ぎができないなど、自分でも異変を感じていた。
12月、心身ともに調子が悪いことから救急病院を受診。異常なしと言われる。
後日心療内科を受診し、うつ病と診断された。今年に入ってからも症状は悪化する一方で、幻覚、幻聴が出現したことから、精神病院に入院した。
単なる統合失調症ではないと感じた主治医がMRIを撮ったところ、クロイツフェルト・ヤコブ病の画像所見と矛盾しない。また、体を動かせない、食べることができない(嚥下困難)、話せない(認知機能低下)など、急速に進行する臨床症状も併せて、クロイツフェルト・ヤコブ病と診断された。現在、すべてにおいて介助が必要である。食事の自力摂取ができないことから、経鼻栄養チューブを使用。
まず、ヤコブ病を鑑別にあげることができただけでも、優秀な医者だと言うべきだろう。ヤコブ病というのは、ほとんどの医者にとって「学生時代、国家試験対策にそんなの覚えたなぁ」程度の認識に過ぎないから。
ヤコブ病の可能性を指摘された上記患者の家族は、ネットで情報を調べるうちに、僕の記事『ナイアシンとプリオン病』を見つけた。
そして、主治医に僕の記事を見せ、「ナイアシンなどのサプリを飲ませてもいいか」と尋ねた。主治医は「ご自由にどうぞ」と答えた。
たとえば癌だと、こういうふうにすんなりとはいかない。お上の推奨する標準治療(抗癌剤、放射線、手術)があるので、「サプリを飲んでもいいですか」などと聞くと、「治療効果が分からなくなるからダメ」と言われるのがオチである。
しかしヤコブ病については、厚労省の『プリオン病診療ガイドライン』にもあるように、「CJDの治療法はない」。ひとたび罹患したとなれば、座して死を待つのみ、である。治療法がないということを厚労省が正式に認めているのだから、主治医も「民間療法でも何でもやっていい」とゴーサインを出したわけだ。
この主治医、ヤコブ病を見抜いた点ではすばらしい医者だったが、しかし、コロナワクチンへの盲目的な信頼という点では、そこらへんのつまらない医者だった。「コロナワクチンで起こり得る副作用として、CJDの記載はない。だから、ワクチンのせいでCJDになったとは言えない」と、因果関係は頑として認めない。
しかしサプリを認めてくれただけでも、よしとすべきかもしれない。カプセルタイプのサプリであれば、カプセルを割れば粉が出てくるから、それを経鼻チューブ経由で栄養剤と一緒にいれてやればいい。
ナイアシン、ルンブロキナーゼ、ゼオライト、5ALAあたりを試そうかと思っているが、果たしてどの程度効くか、分からない。しかし僕としては、一通りやれることをやって、少しでも症状の進行を遅らせることができれば、と思っている。
コロナワクチンの大規模接種が始まって以後、ヤコブ病の発症者が明らかに増えている。
しかし、100万人に1人の病気の発症率が仮に100倍に増えたとしても、1万人に1人である。増えているとはいえ、それでも、珍しい病気には違いない。
僕はいつも、患者のことをブログに書くときには、匿名にするのはもちろん、本質に関係ないところでは詳細を変えているが、これだけ発生頻度の低い病気であっては、その病気にかかったということだけで、本人の特定につながりかねない。だから、上記の患者を記事にすることにためらいがあった。
しかし、患者家族はこんなふうに思っていることを知った。「妻はこの病気のために仕事をやめましたが、病気がなかったとしても、年内には退職するつもりでした。これまで仕事でバタバタと忙しかったものですから、退職して家族とゆっくりと過ごそう、第二の人生を始めようと思っていたんです。そんな矢先にこういうことになりました。コロナワクチンの接種によってこんなことが起こるのだということを、広く知って欲しいと思っています」
ワクチン被害者の家族として、たとえばテレビや新聞などの取材があったとしても、応じる覚悟だ。
悲劇はいつも、事後的である。誰かが声をあげることで、そしてその声が誰かの耳に届くことで、少しでも悲劇を減らすことができればいいのだけれど。
ワクチン接種後にひどい副反応が生じたとしても、それをPMDAに報告するかどうかは、医者の胸ひとつである。
医者が認めない副反応は、社会的には、存在しないのと同義である。ワクチン接種後に100万人の1人という極めてレアな発症率の病気を生じたとしても、また、そういう病気が接種者の間に多発していたとしても、医者が報告しない限り、因果関係もへったくれもない。
【症例】60代女性
【発症の経緯】2021年7月1日と7月23日に集団接種会場でファイザー社製ワクチンを受けた。
9月頃より、仕事(事務職)のとき、「うまく仕事ができない気がする」と言い始めた。9月半ば、「自分は認知症ではないか」と思い、近医の物忘れ外来を自ら受診した。簡単な記憶力検査やMRI検査を受けたが、異常所見なしということで経過観察となった。
めまいがひどくなってきて、歩行にも差し支えるようになってきたため、10月初旬、耳鼻科を受診したが、特に異常なしと言われた。
10月4日、ふらつきのため、何かにつかまらないと歩けなくなり、再度耳鼻科を受診した。本人のすぐ左側に娘がいても、娘がまったく視野に入らないなど、左側の視野欠損を指摘された。持病の緑内障が悪化したと思って、眼科に行ったところ、眼科医が血相を変えて、「いや、それどころじゃない。重篤な病気が隠れている可能性があるから、すぐに
総合病院の脳外科を受診したほうがいい」
紹介された脳外科を受診し、各種検査を受けたところ、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の可能性を指摘された。主治医が言う。「一度入院したら、恐らく退院することはありません。家での身辺整理もあるでしょうから、一週間の猶予をあげます。一度家に帰って、心の整理などつけて、覚悟を決めてから来週入院してください」
医者はヤコブ病がどういう病気であるか、一応の知識があったために、このように助言をしたものと見える。しかし、この病気の進行スピードについては、やや見積もりが甘かったようだ。患者は医者の助言をいれて家に帰宅したものの、身辺整理をする余裕などとてもなかった。歩行機能がすみやかに衰え、日中に意識消失発作が見られるようになった。10月5日の朝には、かろうじて自力歩行できていたが、その日の夕方には歩けなくなり、車椅子の使用を余儀なくされた。症状は「日ごとに悪化」するどころか、「1時間おきに悪化」した。それほど急速な進行だった。結局、医者がくれた1週間の猶予期間は「長すぎる」ということになった。在宅で過ごすことさえできなくなり、入院日を早めてもらうことになった。
入院後も、症状の進行は止まらない。11月に入って自力での食事摂取が困難となり、11月15日より経鼻栄養を開始した。
次第に自分の意思で指を動かすこともできなくなり、現在、ほぼ意識なし。意思疎通はとれない。
家族(娘さん)の話
「昨年末までお見舞いに行っていましたが、今はコロナの関係で面会禁止となりました。これって、あんまりじゃありませんか?母はいつ死ぬか、分かりません。明日にも死ぬかもしれません。母の人生最後の日々を、そばで過ごしたい。家族のそういう願いも、病院は聞き入れてくれません。私、病院に抗議して、けっこうやり合いました。でも、病院の提示するぎりぎりの妥協案は、「もうすぐ臨終、という状況になったら連絡する。ただし、その際も面会は一人まで」と。さすがに怒りが湧きました。許せない。こんなの間違ってる。「感染症対策」が名目なら、本当に何でもありって感じです」
確かにおかしいと思う。感染対策としてそこまで面会を制限するだけの科学的根拠は一体何なのか?病院側に説明を求めたい。
こういうデタラメを吹っ掛けられたら、コロナワクチン駆け込み寺に相談してください。
https://567kyusai.com/
「もうひとつ、おかしいのは、母のこの状態について、主治医がワクチンとの因果関係を認めないことです。
CJDの確定診断は出ています。入院中、神経内科の専門病院に転院して、そこで検査を受けて、CJDと正式に診断されました。
主治医に言いました。「ワクチンのせいではないですか?」何度聞いても、はぐらかされます。あまりにもうっとうしいと思ったのか、ついにCJDの診断自体を否定する始末。「私はCJDではないと思う。CJDは潜伏期間が何十年もあるものだから、ワクチン接種から1、2か月で発症というのはあり得ない」と。
私は、「そういうことなら、病名は何でもいいです。浮動性のめまいとか、そういうのでもいいから、副反応報告にあげてもらえませんか」と言いました。
私としては、とにかく、母がワクチンのせいで被害を受けたんだと認めて欲しかった。CJDがあまりにも珍しい病気なので認めてもらえないのなら、仕方ない。でも少なくとも、ひどいめまいに苦しんでいたことは事実なんだから、そこだけでも認めて欲しかった。でも主治医は、そこさえ認めてくれないんです」
一体、どういうつもりなのか?主治医先生は何を考えているのだろう?純粋に聞いてみたい。怠惰なのだろうか?被害報告を書くのがめんどくさいのだろうか?何か責任を負わされるのが怖いのだろうか?
「私、表に出てもかまわないと思っています。病院の対応、主治医の態度。ひどすぎます。黙っていられません。健康だった母が、今にも死のうとしている。悔しくて、腹立たしくて。この怒りをどこにぶつければいいのか、分かりません。私、戦いたいんです。
きちんと報道してくれるのであれば、メディアの取材にも応じるつもりです。何日か前に先生が書かれたブログ、見ました。世の中には、ワクチン接種後にヤコブ病に罹患しながらも、患者はもちろん、医者も気付かないままに亡くなっていく人がたくさんいると思います。私が声を上げることで、気付く人が少しでも増えるのなら、意味があると思います」
100万人に1人の難病が、ワクチン接種後にまた一人。
僕はヤコブ病の患者を、最近続けざまに見ている。疫学的に考えれば、ありえないほど低い確率の事象に遭遇していることになる。
ワクチン接種によってこの病気が起こり得ることを広く世に知らしめるためには、まず、医者が被害報告を国にあげてくれないといけない。しかし、医者は頑としてそのつもりがないようだ。
とりあえず、近日中に僕の方から主治医に連絡をとることにする。そして、なぜ報告を国にあげないのか、直接聞いてみよう。こうして話し合い、事が進み、お互いが納得できれば一番早い。
話し合いが決裂すればどうなるか?あまり気は乗らないが、法律を使う戦いが必要になるかもしれない。
同時に並行して、世間の人々に周知していく活動も大事だろう。「コロナワクチンを打てば、100万人に1人の難病にかかるかもしれないんだよ」と伝えていく。これは、決して反ワクチン活動ではない。ワクチンを打とうかどうか悩んでいる人も、起こり得る副作用を知ったうえで打つべきで、そういう人への単なる情報提供である。
ワクチン接種に飛びついて、ヤコブ病にかかり、「こんなことになると知っていれば、打たなかったのに」。
そういう不幸を、少しでも減らさないといけない。
中村 篤史/ナカムラクリニック
神戸市元町で内科・心療内科・精神科・オーソモレキュラー栄養療法「ナカムラクリニック」を開業。ブログで健康情報を発信中。
以下「さてはてメモ帳」様より転載」
http://glassbead.blog.shinobi.jp/vaccine/mad-human%20disease
・狂人病?研究によれば、プリオン系疾患はmRNAワクチンで誘導可能(ナチュラルニュース 2023年4月23日)
S.D. Wells
「ワクチン」認知症については、脳の毛細血管が詰まることも大きいでしょうが、これもおさらい
https://www.naturalnews.com/2023-04-23-prion-based-diseases-can-be-induced-by-mrna-vaccines-study.html#
※「治療法は病気より悪いかもしれない」という医学界の古いことわざを思い出す人もいるかもしれませんが、それが今、Covid-19 mRNAワクチンに当てはまるのです。プリオンと呼ばれる伝達物質の感染によって起こるウシの進行性神経疾患であるウシ海綿状脳症(BSEまたは「狂牛病」)と同様に、ファイザーの「Covid-19」の「ワクチン」は、プリオンに基づく疾患をヒトに誘発する2つの危険因子を持つことが分析によって明らかになってきたのです。
2021年2月にMicrobiology & Infectious Diseasesに掲載された研究では、ファイザーのmRNAスパイクタンパク-プリオン注射に、ヒトのプリオン病を活性化または誘発する配列があるかどうか分析され、その結論は非常に懸念されました。プリオン病の危険因子とされる配列が2つ確認され、RNAワクチンは、アルツハイマー病や、神経細胞が壊れて身体機能に影響を与える神経系疾患であるALS(ルー・ゲーリッグ病(筋萎縮性側索硬化症)としても知られる)を含む一般的な神経変性疾患の発症につながるこれらのプリオンを活性化できることが示されました。治療法はありません。
今回のmRNAワクチンの研究により、ヒトに神経障害を引き起こすプリオン病を誘発することができるTDP-43とFUSという2つの内在性タンパク質を活性化できる配列が存在することが明らかになりました。長年にわたり、RNA結合タンパク質のあるクラスについて豊富な知識が発表され、それが神経疾患の原因となることが明らかにされてきましたが、今回の武漢ウイルス注射は、その悪夢のような傘の中に分類されるかもしれません。
プリオン病は、mRNAベースのワクチンにより、内在性タンパク質の活性化によりプリオンが形成され、神経変性疾患につながる
ファイザーのRNAベースのCovid-19タンパク-プリオン注射は、FDAによって決して承認されたものではありません。「緊急時使用許可」法では、この種の許可は、問題の感染症を軽減するのに有効な他の代替手段がない場合にのみ使用できると明言されています。
EUAは、適切で入手可能な代替品がない場合、特定の緊急事態においてのみFDAがEUAを発行できるとしています。しかし、イベルメクチン、ヒドロキシクロロキン、ビタミンD、亜鉛はすべて、Covid-19感染の予防、緩和、終息に効果があることが証明されていました。
RNAが神経を侵すプリオン病を引き起こす可能性があるという事前情報があったにもかかわらず、ファイザーのこの薬は、長期安全性試験も行われず、何(十)億人もの人間に投与されました。そして今、ワクチンによってコード化されたスパイクタンパクが、病的なプリオン変換を引き起こし、Covid-19のパンデミック以上の病気を引き起こす可能性があることが研究によって明らかになりました。これは、「治療法は病気より悪いかもしれない」という古いことわざの典型です。
このような研究は、生物兵器やダーティーボムなどの開発に利用され、戦時中に毒ガスや生物兵器を人間に使用することを禁じたジュネーブ条約に違反する戦術となりかねません。現在の分析では、ファイザーのRNAベースの中国フルー注射は、TDP-43とFUSに高い親和性を持つRNA配列を多数含んでおり、ウイルス・スパイクタンパク注射は、ヒトの慢性変性神経疾患を誘発する可能性があることが示されています。これは生物兵器ではないのか?
さらに悪いことに、ファイザーのワクチンは、FDAの説明文書によれば、自然免疫系の活性化を抑えるために選ばれたユニークなRNAヌクレオシドを使用しています。もし、この「ワクチン」が生物兵器であれば、ワクチン接種者の宿主細胞上にあるスパイクタンパクと結合する、より危険な第2のウイルスが放出され、これらの感染性物質によって大量の死傷者が出るかもしれません。何が言いたいかわかりますか?一言で言えば、「人口削減」です。
以下「In Deep」様より転載
https://indeep.jp/mechanisms-of-spike-protein-attack-on-brain/
・ショッキングなドイツの研究論文:スパイクタンパク質は、骨髄から血管から本体まで「脳のあらゆる部位から検出され」それらは一様に脳組織を破壊していた
2023年4月12日
※そしてスパイクは長期間、脳に蓄積される
つい最近の 4月5日に、ドイツの研究者たちよるスパイクタンパク質の「脳内の分布」に関しての非常に衝撃的な研究論文が発表されました。
論文は以下にあります。
頭蓋骨髄膜脳軸におけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の蓄積:ポストCOVID-19における長期的な神経学的合併症の潜在的な意味
この論文のタイトルにある「蓄積」という言葉を、まず念頭においていただきたいと思います。今回の研究の対象のメインは「脳」です。「脳に蓄積する」ということです。
ちなみに、この論文は、非常にグラフィカルに作られており、詳細な図や、カラー写真、その他が非常に多く使われていまして、確かに内容自体は大変に難しいのですが、図や写真で、
「スパイクタンパク質が体に入った後、脳でどんなことが起きているのか」
がよくわかります。
まず最初にご提示させていただこうと思いますのは、論文の最初に、「グラフィカルな要約」というイラストが載せられています。それでこの論文の著者たちの言いたいことの全体がわかります。
それを日本語化したものが以下です。
ドイツの論文の「グラフィカルな要約」より

さらに、どういうことが示されているのかをこちらで文字を入れさせていただきます。
ドイツの論文の「グラフィカルな要約」への注釈

つまり全部です。脳の全部からスパイクタンパク質が検出されたのです。
・頭蓋骨の骨髄
・硬膜 (脳と脊髄を覆う3層の髄膜のうち、一番外にある膜)
・くも膜と、くも膜下
・脳の血管
・脳本体
このすべてからです。
まず、論文の概要をご紹介します。
論文「頭蓋骨髄膜脳軸における SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の蓄積」の概要
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2型 (SARS-CoV-2)によって引き起こされるコロナウイルス病 2019 (COVID-19)は、主にブレインフォグや脳組織の喪失を含むさまざまな神経学的症状と関連しており、 中枢神経系に対するウイルスの急性および潜在的な慢性的影響を含む。
この研究では、マウスモデルと、ヒトの死後組織を利用し、頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸における SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の存在と分布を調査した。
私たちの結果は、頭蓋骨髄、脳髄膜、および脳実質におけるスパイクタンパク質の蓄積を明らかにした。
スパイクタンパク質のみを注射すると、脳の細胞死が引き起こされ、脳組織への直接的な影響が強調された。さらに、COVID-19 感染後、死亡者の頭蓋骨にスパイクタンパク質が存在することを観察した。
スパイクタンパク質は、好中球関連経路および PI3K-AKT (※ 脳細胞内のシグナル伝達経路のひとつ)ならびに補体および凝固経路に関与する脳タンパク質の調節不全に関連していた。
全体として、私たちの調査結果は、CNS境界 (※ 脳境界マクロファージ )から脳実質への SARS-CoV-2 スパイクタンパク質輸送と、特定されて調節された経路が、SARS-CoV-2 の即時および長期的な結果の根底にあるメカニズムへの洞察を提供し、診断および治療の機会を提示する可能性があることを示唆している。
最も重要なのは、たとえば、ウイルスにはさまざまなタンパク質が含まれます。しかし、この論文には、
「脳から見つかったのは、ウイルスのスパイクタンパク質のみ」
とあることです。
論文の節々から目についたところを箇条書きにしますと、以下のようなことが述べられています。
ドイツの論文より
・免疫細胞で少なくとも15ヵ月間スパイクタンパク質が持続している
・スパイクタンパク質は、血液脳関門を通過して脳実質に入る
・スパイクタンパク質は血液脳関門を「損傷」させている
・スパイクタンパク質は、長骨、脛骨、大腿骨など、あらゆる骨の骨髄に蓄積していた
・マウスでは、心臓、肺、肝臓、腎臓、腸、胸腺、脾臓、膵臓を含むほとんどすべての部位でスパイクタンパク質が検出された
・スパイクタンパク質は、「脳のタンパク質の根本的な変化 (プロテオミクス変化)」を起こす
・スパイクタンパク質は、「脳皮質のニューロンの損傷」を引き起こす
スパイクタンパク質により損傷を受けた脳皮質のニューロン

論文より
なお、この論文は単なるひとつの施設の研究者たちによるものではありません。ドイツ最高峰の科学機関の科学者たちによる「ドイツの知が結集している研究」です。論文に掲載されている研究機関の名称だけでも以下となります。
この論文の研究に関わった機関
・ヘルムホルツ・センター 組織工学・再生医療研究所
・ミュンヘン大学脳卒中および認知症研究所
・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学
・大学医療センター・ハンブルク
・腎臓の健康のためのハンブルク・センター (HCKH)
・ドイツ法医学研究所
・ミュンヘン工科大学病理学研究所
・ミュンヘン工科大学ウイルス学研究所
・ミュンヘン工科大学 情報学およびその応用における博士研究センター
・ライプツィヒ大学解剖学研究所
・ドイツ神経変性疾患センター
・ドイツ肺の健康と免疫研究所
・ドイツ肺研究センター
・デンマーク オーフス大学臨床医学部
・ミュンヘン医学研究学校
・神経科学大学院
ドイツの医学と科学の智恵が結集しています。
そして、論文を読む限り、コロナの自然感染についてのもののように見えますけれど、この論文の「執念」から私に見えたのは、
「この2年間、国民の大部分にスパイクタンパク質を打ち込み続けたことへの怒り」
だと感じます。
「スパイクタンパク質というのはこんなに悪いものなのだ!」と論文は叫んでいます。
脳の生殖機能への攻撃が続いた二年の中で
コロナというより、ワクチン接種キャンペーンが始まって以来、「脳」と「生殖機能」への影響について書くことが多かったですが、たとえば、
「脳の神経細胞は基本的に再生しない」
ということがあります。
先ほどの論文の写真のように損傷を受けてしまった場合、例外はあるかもしれないにしても、基本的には、損傷を受けた状態のまま生きていくということになります (しかも、1年以上スパイクタンパク質が蓄積されることがわかっているため、損傷は一時的ではない)。
これがただちに何らかの影響として出てくるわけではないにしても、たとえば、最近、「携帯電磁波と脳細胞の関係」について以下で書きました。
因果関係は明白ではないにしても、強い携帯放射波は、特に若者や小さな子どもの脳の一部の領域に影響を及ぼしている可能性があります。
そして、これもさまざまな要因でしょうけれど、たとえば、アメリカでは若年性の認知症の人たちの数が著しく増加しているのですが、このスパイクタンパク質の「脳への影響」も同様な感じの時間的経過をたどる可能性があるように思います。
つまり「何年」とか「十何年」というような単位で、その影響が出る人たちもいるかもしれないと。
再生されない神経を損傷された場合、何らかの影響はいつかは出るようにも思います。
生殖機能については、たとえば、卵巣などが損傷を受けた場合、「早期卵巣機能不全」という状態になることがないともいえず、そうなりますと、基本的には、ほぼ一生妊娠できません。
以下の記事では、ヒトパピローマウイルスワクチン (子宮頸がんワクチンのことです)による早期卵巣機能不全の研究の論文にふれています。
このヒトパピローマウイルスワクチンの場合は、ワクチン添加物(送達物質)である脂質ナノ粒子の影響が強いものと思われますが、スパイクタンパク質も、卵巣に到達します。そして、スパイクタンパク質が到達した部位は、どこであろうと、神経や血管が損傷を受けます。
実際、先ほどのドイツの論文でも、マウスで卵巣と精巣にスパイクタンパク質が分布することが示されていました。
以下の写真で、紫に光っている領域がスパイクタンパク質が分布しているところです。
マウスの卵巣と精巣におけるスパイクタンパク質の分布

論文より
こういう範囲で損傷を受けた場合、生殖機能に関しての様々な問題が起きても不思議ではないです。
このドイツの論文について、最近たまに取り上げさせていただく、カナダの医学者であるウィリアム・マキス博士がわかりやすく、項目ごとに概説してくださっていました。
それを取り上げて、今回は締めさせていただきます。
※スパイクタンパク質は脳に蓄積し、梗塞、出血、炎症を引き起こす
Dr. William Makis 2023/04/08
2023年4月5日にリリースされたドイツの新しい論文は、スパイクタンパク質が脳に蓄積し、脳細胞の死を引き起こすことを証明している。
主な調査結果
「私たちの結果は、頭蓋骨髄、脳髄膜、および脳実質におけるスパイクタンパク質の蓄積を明らかにした」
「スパイクタンパク質のみを注射すると、脳の細胞死が引き起こされ、脳組織への直接的な影響が強調された」
「COVID-19 に感染してからずっと後の死者の頭蓋骨にスパイクタンパク質の存在を観察した。これは、スパイクタンパク質の持続性が長期的な神経学的症状の一因となる可能性があることを示唆している」
スパイクタンパク質による損傷
「すべてのウイルスタンパク質のうち、スパイクタンパク質のみが脳実質で検出された」
「…スパイクタンパク質が体内で長い寿命を持つ可能性があることを示唆しているということは、感染後 1年以上経過した患者たちの免疫細胞でスパイクタンパク質を検出できるという観察によって裏付けられている。最近のプレプリント論文では、診断後 12か月まで血漿サンプル中にスパイクタンパク質が持続していることを示唆している」
「スパイクタンパク質を注射すると、コロナウイルス疾患、補体および凝固カスケード、好中球脱顆粒、NETs (※ 好中球細胞外トラップ)形成、および PI3K-AKT シグナル伝達経路に関連するタンパク質を含む、頭蓋骨髄、髄膜、および脳における広範なプロテオーム変化 (※ タンパク質の総合的な変化)を誘発し、免疫原性を実証した」
脳の炎症
「私たちの分子分析は、気道で報告されているものと同様に、好中球の活動を動員して増加させることにより、頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸における免疫応答の活性化を示唆している」
「頭蓋骨髄では…スパイクタンパク質が炎症性刺激として作用し、脳内で重大な免疫反応が発生する」
「髄膜では、炎症状態の重要な結果は、好中球の脱顆粒に関与するタンパク質のアップレギュレーションだ」
「神経変性経路と血液脳関門の損傷に関連するタンパク質は、脳内で最も顕著な調節不全の分子だった」
「スパイクタンパク質は、血液脳関門の破壊を引き起こす RHOA (※ 遺伝子の一種)の活性化につながる」
血栓、軽度の脳卒中、脳出血
「補体および凝固経路の調節不全は、頭蓋骨髄と脳の両方で検出された。これは、COVID-19 患者が脳実質に軽度の梗塞を発症するという観察された傾向と、 COVID-19 患者における微小出血のレベルの増加の観察を説明する可能性があり、 COVID-19 患者で観察された脳損傷に寄与する可能性がある」
スパイクタンパク質と神経疾患
「COVID-19 と以前に関連がなかったいくつかの候補タンパク質、特に以前は神経疾患と関連していたものを特定した…特に、それらの役割はパーキンソン病、アルツハイマー病、認知症などの障害と関連していた」
「急性炎症反応を超えた脳組織におけるスパイクタンパク質特異的効果の結果をさらに特定するために…神経変性に関連するいくつかの調節不全タンパク質を特定した」
スパイクタンパク質が脳に入る仕組み
「私たちのデータは、ウイルスが中枢神経系に侵入するメカニズムも示唆している可能性がある。マウスと COVID-19 のヒト組織の両方で、ウイルスまたはウイルス成分が頭蓋骨から髄膜および脳実質に移動するために使用できるSMC(頭蓋骨髄膜接続)にスパイクタンパク質が見つかった。
「ウイルスは、相互に排他的ではない方法で脳に到達するために他の経路をたどる可能性がある。たとえば、ウイルスは脳血管系を横断して脳実質に到達するか、免疫細胞によって(好中球または食細胞を介して)そこに運ばれる可能性がある」
「一部の COVID-19 症例で見られるスパイクタンパク質の脳侵入は、血液脳関門の損傷と、嗅神経または迷走神経に沿った通常ではない経路と関連している。ここでは、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質が最初に頭蓋骨に到達し、次に脳に入る前に髄膜に到達する別の可能性を提案する」
「スパイクによる頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸の変化は、脳実質よりも頭蓋骨と髄膜の両方にアクセスしやすい」
これはドイツからの非常に重要な論文だ。この種の研究がカナダで行われることはない。
この論文は、SARS-CoV2 自然感染、および COVID-19 mRNA ワクチンのスパイクタンパク質が、頭蓋骨髄、髄膜、および脳実質に侵入することを証明している。
スパイクタンパク質は、血液脳関門を破壊する。
そして、スパイクタンパク質は、単独で脳内の細胞死を引き起こし、補体および凝固経路を活性化して血栓、小さな梗塞および脳出血を引き起こし、炎症、および神経変性 (認知症、アルツハイマー病、パーキンソン病)に関連する局所変化を引き起こす。
神経損傷は、COVID-19 mRNA ワクチン損傷の最大のカテゴリーの 1つだと思われる。これらの損傷は非常に一般的によく見られるが、脳内のスパイクタンパク質の蓄積による長期的な影響は最近になって見られ始めたばかりだ。
接種後には、脳卒中、動脈瘤、脳出血、視覚と聴覚前庭の問題、あらゆる種類の麻痺と運動障害を超えて、神経変性障害、精神的健康障害、および全体的な自殺のリスクが高まることになる。
以下「In Deep」様より転載
https://indeep.jp/when-the-bbb-is-breakdown/
・血液脳関門が破壊されると、どうなってしまうのか
2023年4月13日
※単に通過するのではなく「破壊」する
前回の記事で取り上げさせていただきましたドイツの研究は、実に素晴らしいもの…という表現は変ですが、スパイクタンパク質の「脳への影響」について、非常に納得できるものでした。
この記事では、詳しくはふれませんでしたが、スパイクタンパク質が「脳に炎症を起こす」システムについての記述のあたりにある、「血液脳関門への影響」で気になることが書かれていました。
血液脳関門というのは、「血流から脳に異物が入ることを防ぐ」脳の防御のシステムですが、実際にはこの血液脳関門を突破する物質は、今の時代には多いです。
・脂質ナノ粒子は血液脳関門を突破する
・スパイクタンパク質単独でも血液脳関門を突破する
このどちらも血液脳関門を突破します。
脂質ナノ粒子というのは、ファイザーワクチンで使われているポリエチレングリコールというもの、あるいはメルク社の子宮頸がんワクチンに使われているポリソルベート80 などがそれに該当します。
スパイクタンパク質が血液脳関門を通過したことは、2020年の研究で「マウスにスパイクタンパク質を直接注射した」後の分布を調べた結果がネイチャーに掲載されています。
あと、フッ素とかもそうですけれど、血液脳関門を突破するものは結構あるのですが、前回のドイツの研究でわかったことは、スパイクタンパク質は、「単に血液脳関門を突破する」のではなく、
「血液脳関門を破壊する」
と述べられていました。以下のように書かれています。
> スパイクタンパク質は、血液脳関門の破壊を引き起こす RHOA 遺伝子の活性化につながる… (Dr. William Makis)
通過するだけではなく、スパイクタンパク質は、「血液脳関門の破壊を引き起こす」作用を持つ遺伝子を「活性化させる」ようなのです。
そんな遺伝子が人間の中にあったというのも初めて知りましたが、しかし気になるのは、
「血液脳関門が破壊される」
という意味がどういうことなのか、ということです。
先ほど書きましたように、血液脳関門は「脳に異物が入らないように守ってくれているバリア」となります。
そこが、スパイクタンパク質の作用(あるいは、スパイクタンパク質によって活性化された RHOA 遺伝子というものの作用)によって、血液脳関門の働きが「減少する」あるいは「なくなる」と、
「いったい、脳の防御はどうなってしまうのか」
と。
さまざまな異物から脳を守る防御の作用が「消える」? ということなんでしょうか。
このあたり、よくわからないのですが、「血液脳関門が破壊される」という表現から、そのようなことをどうしても思ってしまいます。
そして、「スパイクタンパク質は、体内に 1年以上残り、蓄積されている (それ以上の期間は調査されていません)」ということをドイツの論文では述べており、そのような期間において血液脳関門の破壊の作用が助長され続けているわけで、そんな長期間、血液脳関門の機能が働かないとした場合、
「脳はどうなっちゃうのか」
と。
もちろん、私にはわからないことですが、ただ、古い論文を検索していますと、あまり良い状態とはいえないことが、かなり出てきます。
以下は、アメリカ国立衛生研究所のライブラリー (PMC)にある2014年の論文です。
血液脳関門の発達、維持、破壊
Development, maintenance and disruption of the blood-brain barrier
概要には以下のようにあります。ここでは、血液脳関門は、基本的に BBB と記されています。
「血液脳関門の発達、維持、破壊」 概要
血液循環と神経組織の間の境界面には、「血液脳関門」 (BBB)という独自の特徴が備えられている。
このバリアの主な機能は、すなわち脳の恒常性の維持、流入と流出輸送の調節、および害(物質等)からの保護が、その特殊な多細胞構造によって決定される。
すべての構成細胞タイプは、BBB の完全性に不可欠な貢献をする。
しかし、BBB の 1つのメンバーが機能しなくなり、その結果バリアが壊れると、劇的な結果が生じる可能性があり、神経炎症や神経変性が発生する可能性がある。
このレビューでは、最近得られた BBB の開発と保守に関する機構的洞察を強調する。次に、BBB の破壊がどのように神経疾患を引き起こしたり、その一因となるかについて説明する。
血液脳関門が破壊される要因としては、後述しますが、いろいろとあるようです。
そして、血液脳関門によって引き起こされる可能性がある疾患として、以下が論文で上げられています。
・虚血性脳卒中
・てんかん
・ALS (筋萎縮性側索硬化症)
・視神経脊髄炎
この論文には、以下のような「原因」「特徴(起こること)」「結果」というものが示されています。

日本語にしますと、以下のようになりますが、意味がわからない単語も多く、直訳です。
血液脳関門の破壊
原因
・ROS (活性酸素)
・MMP (マトリックスメタロプロテアーゼ)
・血管新生因子
・炎症性サイトカイン
・自己抗体
・白血球接着
・免疫細胞の血管外遊出
・病原体
BBBの特徴
・透過性の向上
・タイトジャンクションタンパク質の発現低下、再分布
・トランスポーター機能の障害
・不十分なクリアランス機能
・周皮細胞の剥離
・アストロサイトの喪失
・基底膜の破壊
結果
・イオン、トランスミッターの不均衡
・血漿タンパク質の漏出
・毒素、病原体の侵入
・ミクログリア/アストログリアの活性化
・サイトカイン、ケモカインの放出
↓ (これらにつながる)
・神経機能障害
・神経炎症
・神経変性
スパイクタンパク質は、この血液脳関門を「破壊する作用」を持つ遺伝子を活性化させ、結局、血液脳関門を破壊してしまうということが、ドイツの研究で示されています。
うーん…。
重い話ですが、このワクチンに関して、軽い話など出たこともなかったですので、またひとつ加わったという感じでしょうか。
ちなみに、この、
> 血液脳関門の破壊を引き起こす RHOA 遺伝子…
にあります「 RHOA 遺伝子」というものが、スパイクタンパク質によって活性化されるということなんですが、どんなものなのか興味を持ち、調べてみたのですが、「変異」ということが前提ですが、ガンとの関係の研究が多いです。
以下は、2014年の東京医科歯科大学と、東京大学の論文のプレスリリース「難治性スキルス胃がんの治療標的候補となる活性化遺伝子変異を同定」というものの冒頭の「ポイント」にある部分です。
(プレスリリースより)
◆日本人のスキルス胃がんのゲノムシーケンシングにより RHOA(ローエー)遺伝子の変異を同定しました。
◆RHOA遺伝子は細胞運動・増殖制御に関わる遺伝子で、今回見つかった変異は解析の結果、がん化を促進する活性化変異であることが分かりました。
u-tokyo.ac.jp
つまり、「変異した RHOA 遺伝子」が、日本人のスキルス胃がんと関係している可能性についてのものです。
あと、悪性リンパ腫なども RHOA 遺伝子の変異と関係あるという可能性についての筑波大学の論文などもありました。
難解な医学のジャンルですので、これ以上深追いするつもりはないですが、その RHOA 遺伝子というものを、スパイクタンパク質は「活性化させる」ということのようです。
それにしても、このような血液脳関門を破壊する作用がスパイクタンパク質にあるということが、「もともとわかっていたのか」あるいは「そうではないのか」は重要ですね。
悪意の度合いがずいぶんと異なります。
以下「さてはてメモ帳」様より転載
http://glassbead.blog.shinobi.jp/vaccine/cause%20brain%20damage
・COVID-19ワクチンに含まれるスパイクタンパクが脳障害を引き起こす可能性があることを脳神経外科医が明らかに(ナチュラルニュース 2023年5月17日)
Belle Carter
https://www.naturalnews.com/2023-05-17-spike-proteins-in-covid-vaccines-damage-brain.html#
※アメリカの引退した神経外科医ラッセル・ブレイロック[Russell Blaylock]は最近、武漢コロナウイルスワクチンによって誘導されたスパイクタンパクが神経学的障害を引き起こす可能性があるという衝撃的な発見を共有しました。
「全身に炎症が起きたり、何らかの外傷が体内に発生すると、炎症が生じ、免疫系が活性化します。これが数分以内に脳に信号を送り、脳内の炎症性細胞であり細胞傷害性細胞であるミクログリアの活性化を開始します」と、ブレイロックは説明しました。
「免疫系が刺激されると、枝状化したミクログリアは、プライム化したミクログリアの段階に移行します。仮足が引っ込み、より丸みを帯びた見た目の細胞になります。プライム化したミクログリアの内部では、サイトカイン、ケモカイン、興奮毒素の産生が激しくアップレギュレーションされますが、それらは細胞から放出されないので、多少の免疫反応はあるかもしれませんが、それ以外はあまり反応の兆候はありません。」
ブレイロックによると、これは注射の1回目を打った後に起こるそうです。また、ケモカインがマクロファージ(白血球)を脳に引き寄せることも重要であるといいます。脳内のマクロファージはミクログリアとそっくりで、プライミングを受けることもあります。
数カ月後に2回目を注射すると、プライミングされたミクログリアが完全に活性化し、すべての毒性成分を放出するようになります。「慢性的に活性化したミクログリアは、過剰に活性化した状態になり、通常のミクログリアの活性化に比べて3倍以上の炎症反応が起こります」と、ブレイロックは言います。
さらに、感染症にかかり、そこから回復すると、ミクログリアは活性化した状態から枝状の状態に戻ると説明しました。このとき、ミクログリアは有害な化学物質を放出する代わりにニューロトロフィンを放出し、活性化した状態でのダメージを修復します。
研究:スパイクタンパクは神経機能を変化させる
ブレイロックはまた、注射の有害性、特にスパイクタンパクが神経機能を変化させることを指摘するいくつかの発表論文を引用しました。(関連:ベン・アームストロング:COVID-19ワクチンが脳にダメージを与えるという証拠はたくさんある)
ある研究では、研究者がスパイクタンパクを細胞に入れたところ、スパイクタンパクだけでなく、2種類のマイクロRNAを含む豊富なエクソソームが形成されたとブレイロックは言います:「エクソソームに含まれるスパイクタンパクは、ミクログリアのIRE9(インターフェロン制御自己制御システム)を急激に低下させ、ミクログリアを限りなく破壊的にすることが示されました。」
もう一つ別の研究では、スパイクタンパクの断片のみに対する抗体が、マウスの神経炎症を誘発し、エピソード記憶を損なわせることがわかりました。ブレイロックによれば、このことは、この注射を受けた人間にも起こっていることで、彼らは記憶障害を起こしているのです。
「脳には、特別な抗炎症システムが組み込まれていて・・・これが何をするかというと、全ての炎症反応をダウンレギュレートするのです」と、ブレイロックは説明しました。「そしてそれで、彼らが発見したことは、スパイクタンパクを免疫した後、そのスパイクタンパクの断片に対して免疫反応を起こし、それらの動物のエピソード記憶が失われたということです。2回目の注射は常により悪いのです。」
ミトコンドリアへの影響に関する別の研究では、スパイクタンパクがミクログリアのミトコンドリア活性を高め、極めて高いレベルの活性酸素と活性窒素種を産生することが示されました。これにより、ミクログリアは通常よりも破壊的になります。
その論文では、細胞内の主要な炎症成分(インフラムマソーム)が64%増加したと結論付けています。また、スパイクタンパクは、脳の炎症に耐える能力を損ない、脳のサイトカインストームを大きく促進することも示しました。