・山形新幹線「つばさ」、自由席を来年3月以降に廃止…「長時間並ぶ不便さや不公平感」を解消(読売新聞 2021年11月17日)
※JR東日本仙台支社は16日、山形新幹線「つばさ」の自由席を来年3月以降に廃止し、すべて指定席にすると発表した。料金改定も同時に実施し、東京―山形間の指定席は100円値下げするが、これまでの自由席に比べると810円の値上げとなる。
つばさは現在7両編成で、うち2両を自由席としている。全車両が指定席になると、グリーン車を除く指定席は259席から371席に増える。
東京―山形間の乗車券と指定席特急料金は計1万1450円となる。自由席は計1万640円だった。
福島―新庄間の通勤、通学用で販売されている「つばさ定期券」利用者は、指定席の空席を利用する。定期代は料金改定で値下がりし、福島―新庄間6か月の定期代は5万1250円安くなる。
一方、山形―新庄間で自由席のみ利用可能な「つばさモーニング特急券」は廃止される。
山形市内で記者会見した同支社の大川潤一郎営業部長は、自由席の廃止の理由について、繁忙期に長時間並ぶ不便さや、始発駅に近い乗客の方が席の確保が有利といった不公平感の解消を挙げた。「目的は収益ではなく課題の解決」と繰り返した。
※JR東日本仙台支社は16日、山形新幹線「つばさ」の自由席を来年3月以降に廃止し、すべて指定席にすると発表した。料金改定も同時に実施し、東京―山形間の指定席は100円値下げするが、これまでの自由席に比べると810円の値上げとなる。
つばさは現在7両編成で、うち2両を自由席としている。全車両が指定席になると、グリーン車を除く指定席は259席から371席に増える。
東京―山形間の乗車券と指定席特急料金は計1万1450円となる。自由席は計1万640円だった。
福島―新庄間の通勤、通学用で販売されている「つばさ定期券」利用者は、指定席の空席を利用する。定期代は料金改定で値下がりし、福島―新庄間6か月の定期代は5万1250円安くなる。
一方、山形―新庄間で自由席のみ利用可能な「つばさモーニング特急券」は廃止される。
山形市内で記者会見した同支社の大川潤一郎営業部長は、自由席の廃止の理由について、繁忙期に長時間並ぶ不便さや、始発駅に近い乗客の方が席の確保が有利といった不公平感の解消を挙げた。「目的は収益ではなく課題の解決」と繰り返した。