
・ワクチン3回目接種、2回済ませた全員が対象に 厚労省(毎日新聞 2021年10月28日)
※厚生労働省のワクチン分科会は28日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、2回の接種を済ませた人全員を対象とする方針で一致した。
・ワクチン3回目接種は全員が対象 厚労省分科会(産経新聞 2021年10月28日)
※新型コロナウイルスワクチン接種について議論する厚生労働省の専門分科会が28日開かれ、3回目接種の対象を2回の接種を完了した全員とする方向性で一致した。3回目で異なるワクチンを用いる交差接種を認めるかなども含め、次回の分科会で接種の枠組みを取りまとめる。
3回目接種での優先順位は改めて設定せず、2回目の接種が終わってからおおむね8カ月経過後、希望すれば接種できるようになる。事実上、医療従事者から年内にも開始される見込み。
会合では委員から、重症化リスクなどを考慮し3回目接種が強く推奨される高齢者らに適切な情報を発信するよう求める意見が出た。12歳未満の子供への接種について、厚労省の担当者はメーカー側からの承認申請の状況などを踏まえ、「早い段階で議論できるよう準備する」と述べた。
・3回目接種は国民全員対象=優先順位設けず、8カ月後めど―コロナワクチン・厚労省(時事通信 2021年10月28日)
※厚生労働省の専門部会は28日、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人が対象の3回目接種について、希望する国民全員とする方針で一致した。時期は2回目から8カ月後が目安となる。職種や年齢などによる優先順位は設けないが、2月に先行接種が始まった医療従事者からとなる見通し。
厚労省は、11月に改めて専門部会を開き正式決定する。3回目は12月から開始し、どのワクチンを使うかは引き続き議論を続ける。
専門部会は、海外で行われた米ファイザー社ワクチンの追跡調査で、感染予防効果が2回目接種から5カ月後に、12歳以上の全年齢で88%から47%に低下している点を考慮。諸外国では3回目接種を医療従事者や高齢者などに限定する一方、対象拡大に向け検討が続けられているとして、「2回接種完了者全てに追加接種の機会を提供する」との方針で一致した。