・巨大な「チャッキー」が踊り、奇怪な顔が空中に…「東京が怖い」(中央日報日本語版 2021年7月19日)



(上)公共美術熱気球「まさゆめ」が16日、東京代々木公園の林の間に浮かんでいる。

※日本の地方自治体が東京オリンピック(五輪)を祝うために製作したイベント用の象徴物がやや奇怪な外観で非難されている。趣旨は良いが、お祝いムードにはそぐわないという指摘とあわせて「税金のムダ使い」という批判もある。

「『進撃の巨人』がテーマ?」「チャッキー(『チャイルド・プレイ』)とそっくり」。

17日、東京新宿御苑に姿を表わした巨大な操り人形「モッコ」に対して記事コメントやソーシャルメディア(SNS)に寄せられた反応だ。

この人形は東日本大震災の被害地である東北地域の復興を祈る「復興五輪」の象徴物で、岩手・宮城・福島県を経て五輪開催地である東京にこの日到着した。

読売新聞など日本メディアなどによると、「モッコ」とは「お調子者」を意味する宮城県の方言だ。竹などで作られ、50本のロープで人間が操る高さ10メートルの巨大な人形「モッコ」は、曲に乗せて目や手足を動かしながら踊る。

被害地域の子どもたちが描いた絵を基に人形劇師の沢則行が製作した作品だが、公開と同時に賛辞よりも非難が続いている。「怖い」「子供とかトラウマにならなきゃいいが」「あれを税金で作ったというから腹が立つ」などだ。

その前日の16日、東京渋谷の上空に浮かんだ顔の形をした大型熱気球も奇怪な雰囲気を漂わせていて人々を仰天させた。東京都が五輪を祝うために作った公共美術作品「まさゆめ」だ。

建物6~7階ほどの高さに浮上したこの熱気球は、眉毛が濃く、無表情な顔の形をしている。日本メディアによると、作家3人で構成された芸術チーム「目」のあるメンバーが中学生のときに見た人の顔が月のように浮び上がる夢から着想した。

「まさゆめ」とは「夢に見たことが現実になる夢」という意味で、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で延期になった五輪がついに開幕するという意味を含んでいる。だが、真っ青で無表情な顔に「びっくりした」「背筋が凍った」という評価が大多数であった。日本のホラー漫画家・伊藤潤二氏の作品を思い出させるという評も続いた。

これに先立ち、東京五輪・パラリンピックのマスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」も、2018年決定当時には「幼稚」という批判に苦しめられた。イラストレーターの谷口亮氏のデザインで、全国の小学生の投票を経て決まった。


・伊藤潤二「首吊り気球」無料公開、空に浮かぶ“巨大な人の顔”の話題を受けて(コミックナタリー 2021年7月16日)

※(略)本日、東京・渋谷の上空に巨大な人の顔を模したバルーンのようなものが浮き上がり、それに関するニュースを見た人々がネット上で「(伊藤潤二の)首吊り気球のようだ」と話題にしたことを受け、(略)



バルーンのような巨大アートは、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が主催する、芸術・文化の祭典「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」のプロジェクトのうちの1つで、現代アートチーム・目[me]が企画する「まさゆめ」の作品として制作された。作品は目[me]のアーティストである荒神明香が中学生のときに見た夢から着想を得たもので、年齢や性別、国籍を問わず世界中から広く“顔”を募集し、選ばれた「実在する1人の顔」を東京の空に浮かべるプロジェクトとして進行された。浮上した顔の大きさはおおよそビル6~7階分。顔のモデルや浮上方法は作家の意向により非公開とされている。顔の向きが変わる可能性はあるが、固定の場所にて本日20時まで断続的に浮上している予定だ。

※目[me]のeはアキュートアクセント付きが正式表記。


・伊藤潤二『首吊り気球』が期間限定無料公開 東京の空に現れ話題をさらった気球アートを受け(ねとらぼ 2021年7月16日)





(上)masayume, 目[me´], 2019-21, Tokyo Tokyo FESTIVAL Special 13

※東京・代々木公園で7月16日、“巨大な人間の顔”を模した気球が出現

この気球は、東京五輪・パラリンピック関連のアート作品「まさゆめ」で、現代アートチーム「目[me´]」が企画したもの。気球として浮遊する顔は20メートル超の大きさとみられ、公募で選ばれたという実在の人物がモデルになっています。

その異形さから、ネットでは、「完全に伊藤潤二の首吊り気球」「伊藤潤二さんの『首吊り気球』が現代アート認定されたのすか?」(原文ママ)など、伊藤さんの『首吊り気球』を連想する人が多数。同作は、アイドルタレントが首を吊った状態で発見された後、宙に浮かぶ彼女の顔をした巨大な生首が目撃され始め、日本中を巻き込んでいく絶望的な展開が特徴の作品。奇怪な内容が記憶に刻み込まれる一作です。

一方、歌手の西川貴教さんは7月16日朝のツイートで、同じ気球を「朝起きたら代々木公園に女型の巨人いるんですけど……」「こ……怖い……」と報告。“女型の巨人”と表現したことから、リプライ欄には、「進撃の……」「立体機動装置付けました?」「駆逐しましょう」など漫画『進撃の巨人』を連想する反応も多く見られました。


・巨大人形モッコ、新宿御苑に 「東北復興」問う(河北新報 2021年7月18日)



(上)東日本大震災からの復興をテーマとした、東京五輪・パラリンピックの公式イベントに登場した巨大な操り人形「モッコ」=17日午後、東京・新宿御苑

※東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」の一環で、「東北復興」をテーマにしたイベントが17日、東京都内で開かれた。東日本大震災の被災3県を旅した巨大人形「モッコ」が新宿御苑に到着。3県で受け取ったメッセージから生まれた楽曲が初めて披露された。

プロジェクト「しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ」の最終回。50本のロープで操られた高さ約10メートルのモッコが、盛岡さんさ踊りや「仙台・青葉まつり」のすずめ踊りのおはやしに乗ってダンスしたり、会場をゆっくり練り歩いたりした。

モッコは5月に陸前高田、岩沼、南相馬3市であったイベントの会場で、地元の子どもたちから復興を願う言葉を預かった。それらを歌詞にまとめたラップ調の楽曲「とうほくの幸」を、歌手石川さゆりさんらが力強く歌い上げた。

石川さんは「モッコがやって来るのをドキドキわくわく待っていた。たくさんの人の温かな思いがモッコを運んだのだと思う」と語った。

モッコを企画した郡山市出身のクリエーター箭内(やない)道彦さんは「モッコの物語が、『復興五輪』をうやむやにしないための一つになったらいい」と述べた。


・南アルプスに巨大操り人形現る クドカン命名「モッコ」(朝日新聞DIGITAL 2021年4月29日)

※東北復興を発信する東京五輪・パラリンピックの文化プログラムに登場する巨大な操り人形が、制作現場の長野県高森町で初めて屋外で動く姿を披露した。5月15日の岩手県陸前高田市を皮切りに、宮城、福島、東京へと続く舞台の旅に出る。

人形は身長約10メートルの大きさで、名前は「モッコ」。脚本家の宮藤官九郎さんが命名した。東京2020大会の公式文化プログラム「しあわせはこぶ旅」の主役として、東日本大震災の被災3県で5月にある舞台イベントに登場。参加者らのメッセージを集め、7月17日に東京でのイベントに現れる予定だ。

高森町は、2019年に町内でモッコの制作が決まって以降、温室だった施設を作業場所として提供し、冷暖房の設備も整えた。ボランティア募集に応じた町民ら100人以上が、人形に用いる竹を細く切って着色したり、マントを手縫いしたりして協力。町出身の鉄工所経営者も部材製作などで全面協力した。


・巨大操り人形「モッコ」発表 東京五輪・パラの公式文化プログラムに登場(毎日新聞 2019年5月30日)

※2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は29日、来年の大会前に行う「東北復興」をテーマにした公式文化プログラムに登場する巨大操り人形「モッコ」のデザインを発表した。高さ10メートル以上の巨大人形の10分の1の模型を披露。人形は来年5~6月、岩手、宮城、福島3県を巡り、被災地の人々のメッセージを預かりながら、東京を目指す。

モッコは、お調子者、いたずらっ子などを意味する宮城の方言「おだづもっこ」から、県出身の脚本家、宮藤官九郎さんが命名した。昨年12月から、被災3県の特別支援学校や小学生らがイメージ画を創作。これを元に山形県出身の絵本作家、荒井良二さんがデザイン化し、チェコ在住の人形作家、沢則行さんが立体デザインした。6月から長野県高森町で制作が始まる。



yak********さん

ユダヤ人の男性の髪型でモミアゲだけ三つ編みにしているのをよく見ますが、
あれには一体何の意味があるのでしょうか


ベストアンサー
cav********さん

レビ19:27 あなたがたの頭のびんの毛をそり落としてはならない。ひげの両端をそこなってはならない。

と聖書にあるからです。これは、当時、宗教的理由からこめかみ(びんの毛)を刈り上げている異教徒がいたので、彼らと一線を画すためでした。

(エレミヤ9:26 エジプト、ユダ、エドム、アモン人、モアブ、および荒野の住人でこめかみを刈り上げているすべての者を罰する。)

現在は宗教的理由からこめかみを刈り上げる民族などいないので、本来の意味は失われているのですが、文化として、今も超正統派のユダヤ人に受け継がれているのです。