23は13と33と並んで、オカルトで重視される数字。その本質的な理由は、23そのものにあるのではなく、23が13と33の間にある、両者の連番だからである。

西洋では、23 は 13 と同様に凶兆を表す数字であると、アレイスター・クロウリーやウィリアム・S・バロウズがその著書で主張している。(→23エニグマ)

・聖書における23

旧約聖書

士師記
「二十三年間、士師としてイスラエルを裁いた。彼は死んで、シャミルに葬られた。」(士師記 10章 2節)

列王記下
「だが、ヨアシュ王の治世第二十三年になっても、なお祭司たちは神殿の破損を修理しなかったので、」(列王記下 12章 7節)
「ユダの王、アハズヤの子ヨアシュの治世第二十三年に、イエフの子ヨアハズがサマリアでイスラエルの王となり、十七年間王位にあった。」(列王記下 13章 1節)
「ヨアハズは二十三歳で王となり、三か月間エルサレムで王位にあった。その母は名をハムタルといい、リブナ出身のイルメヤの娘であった。」(列王記下 23章 31節)

歴代誌上
「セグブにはヤイルが生まれた。ヤイルはギレアドの地に二十三の町を所有した。」(歴代誌上 2章 22節)
「第二十三のくじはデラヤに、第二十四のくじはマアズヤに当たった。」(歴代誌上 24章 18節)
「第二十三のくじはマハジオトとその息子、その兄弟十二人に。」(歴代誌上 25章 30節)

歴代誌下
「第七の月の二十三日に王は民を自分たちの天幕に帰らせた。彼らは、主がダビデとソロモンとその民イスラエルになさった恵みの御業を喜び祝い、心は晴れやかであった。」(歴代誌下 7章 10節)
「ヨアハズは二十三歳で王となり、三か月間エルサレムで王位にあった。」(歴代誌下 36章 2節)

エズラ記
「この神殿は、ダレイオス王の治世第六年のアダルの月の二十三日に完成した。」(エズラ記 6章 15節)

エステル記
「そのころ、第三の月のこと、すなわちシワンの月の二十三日に、王の書記官が召集され、インドからクシュに至るまで、百二十七州にいるユダヤ人と総督、地方長官、諸州の高官たちに対してモルデカイが命ずるがままに文書が作成された。それは各州ごとにその州の文字で、各民族ごとにその民族の言語で、ユダヤ人にはユダヤ文字とその言語で、」(エステル記 8章 9節)

エレミヤ書
「ユダの王、アモンの子ヨシヤの第十三年から今日に至るまで二十三年の間、主の言葉はわたしに臨み、わたしは倦むことなく語り聞かせたのに、お前たちは従わなかった。」(エレミヤ書 25章 3節)
「ネブカドレツァルの第二十三年には、親衛隊の長ネブザルアダンがユダの人々七百四十五人を捕囚として連れ去った。総数は四千六百人である。」(エレミヤ書 52章 30節)