以下「国際秘密力研究」様より転載
https://kokuhiken.exblog.jp/32050497/
・NWO化に導く「コロナ禍」工作を斬る!!
内容:ワクチン接種後の死亡、ワクチンパスポート、イスラエルのグリーンパス、「黙示録」が設計図、「製薬会社=錬金術師の末裔」説など。
〇「ワクチンの接種は強制・義務ではない。「なんとなく」強制・義務と思い込まされないように注意すべき。厚労省のHPより引用:接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html
〇ついに日本でもワクチン接種後の死亡事例が出た。「因果関係は不明」とされるであろう事も予測されていた。「因果関係は評価できず」とは「因果関係はない」という断定も出来ないという事であろう。
【ワクチン接種の女性死亡 くも膜下出血か 因果関係は評価できず】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012894331000.html
〇ワクチン接種は義務・強制ではない。この事は何度でも強調しておく必要がある。ワクチン接種は法的に完全な任意である。雰囲気で「なんとなく」義務や強制と思い込ませられなように注意されたし。ワクチン未接種者に不利益を与えたり、差別煽動するなどして事実上の強制に追い込むのも言語道断である。
〇ノルウェー当局が高齢者へのワクチン接種と死亡の因果関係を認めている。引用:「すべての死亡例はこのワクチンに関連している」とノルウェー医薬品庁が16日にブルームバーグに書面で返答した。
【新型コロナワクチン接種後の死亡者が増加-ノルウェーの高齢者】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-17/QN1V23T1UM0W01
〇ノルウェーでワクチン接種を受けた高齢者が推定29人死亡し(1月17日時点)、基礎疾患がある高齢者へのワクチン接種への安全性について懸念が高まっている由。日本では医療関係者の次は高齢者へのワクチン接種が目論まれている。高齢者全員にワクチン接種するのが当然の如く言うのはまさに狂気の沙汰。
〇ワクチン接種後の死亡事例があっても「因果関係は不明」というのが常套句だが、ノルウェーの高齢者の死亡事例では「すべての死亡例はこのワクチンに関連している」と当局が因果関係を認めている。 今日本で使用されている「コミナティ筋注」もファイザーとビオンテックが開発したmRNAワクチンである。
〇人が亡くなっているのに、「心配していない」「憂慮すべきものではない」「予想の範囲内」などと言える感覚が恐ろしい。
【高齢の末期患者には危険か。ファイザーは「想定内」…ノルウェーでワクチン接種後に25人以上死亡】
https://www.businessinsider.jp/post-228107
〇ワクチン接種が原因で亡くなる人が出てくる事が「予想の範囲内」という事は「誰かが死んでも構わない」と言っているに等しい。ワクチンを推進しているのは、尊い人命が失われても「心配していない」「憂慮すべきものではない」と平然と言ってのける連中であるという事をしかと覚えておくべきであろう。
〇共産中国が「ワクチンパスポート」を開始の由。これはデジタル・レーニン主義と合わせて最凶のNWO化ツールになり得る。ワクチン接種の有無で人間を「選別」(嫌な言葉だ)する事になりかねない。「ワクチンパスポート」を世界各国に広めようという動きがあるので要警戒である。
https://www.news24.jp/articles/2021/03/09/10836571.html
〇「超NWO先進国」イスラエルではワクチン接種の有無で国民を差別するディストピア化=NWO化が異常に進行している模様である。日本も他人事ではない!
【イスラエルでは、コロナウイルスのワクチン接種を拒否すると、あなたの人生は終わることを意味している Ethan Huff】
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/fa492c89ccac60ab2f1ed7d9d480c342
〇「コロナ禍」を強調しワクチン接種を推し進める一連の世界的キャンペーンの目的を分析するに、「全世界のイスラエル化」と言えば端的で分かり易いであろう。目に見えるNWOがイスラエルにある。ワクチン接種の有無で人間を差別し、ワクチン未接種者には様々な制限を加え満足に社会生活を送れなくする。
〇イスラエルを見れば「NWO」が分かる。イスラエルが「超NWO先進国」である所以。イスラエルを見れば裏権力走狗が日本でやろうとしている事が見えてくる。“世界政府の首都”に擬せられる事もあるエルサレムを占領しているイスラエルは「国際秘密力の直轄地」なので、どこよりも早くNWO化するのだと見る。
〇幾ら「陰謀論」と嘲っても、かつて「陰謀論」と呼ばれた事象(番号で人間を管理・全人類へのワクチン接種等々)が現実化している。根拠を挙げて反証するならともかく、論証抜きに「陰謀論」というレッテルを貼り付けて嘲笑う者は「全世界のイスラエル化」に加担していると言われても仕方ないだろう。
〇「陰謀」は隠された事象なので直接経験して証明する事は難しい。だが、表に現れた現象は観察する事が出来る。近年世界で進行している状況は明らかに異常であり、かつて「陰謀論」と呼ばれた事象の現実化である事は、感性が鋭い方ならすぐに見抜けるはずだと思う。この期に及んで「陰謀論」連呼は愚か。
〇印度の論理学者の陳那(ディグナーガ)は確実な認識手段として「現量(pratyakṣa-pramāṇa)」(知覚・直接経験)と「比量(Anumāna)」(推理)を設定した。前者は感覚的経験、後者は「煙」の存在から「火」の存在を推理する類。陰謀追及では後者が主となる。
〇明治以来・戦後以来「日本は遅れている」と欧化主義者に散々言われてきたが、彼らが崇拝する欧米諸国は、ロックダウンの強行や夜間外出禁止、移動制限措置など簡単に独裁権化する。メディアを使用して世論工作を行えば簡単に全体主義化するのが欧米の体制である。イスラエルはさらにその“上”にいる。
〇こんなものを「全員接種が当たり前」の如く言うとしたら、まさに「外道」と言うほかは無し。
【アストラゼネカ製ワクチン、数か国が使用見合わせ 血栓症懸念】
https://www.afpbb.com/articles/-/3336249
〇イスラエルではワクチン接種完了者に対して「グリーンパス」なるものを発行している。ホテルや店舗などグリーンパスの所持者にしか利用できない施設がある。このようにグリーンパスの有無で民衆を“選別”する。まるで「666の刻印」である。EUもこれの導入を企んでいる。我が国も他人事に非ず。要警戒!
〇古代の宗教的文書は「陰謀」の設計図になり得る。「ワクチン接種」という体への“刻印”により人間に差別を設けるやり方は、まさに「黙示録」をネタ元にした如き発想である。文化が違う日本人には元々こういう発想がないが、今日本を牛耳っているのは「あっち側」の手先なので決して対岸の火事ではない。
〇因果関係の可能性が否定できない死亡事例が発生したら、取り返しがつかない事にならないように接種を中止して因果関係や安全性を検証するのが筋だと思うのだが、「接種と死亡の因果関係が未証明だから使用を継続せよ」という主張ははっきり言って狂っていると思う。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR11C8M0R10C21A3000000/
〇「接種と死亡の因果関係が未証明だから使用を継続せよ」と主張するのは利害関係者だろうから、積極的に因果関係を検証するつもりはないだろう。たとえどれ程有害事象が生じても「因果関係は不明(だから問題なし)」で押し通したいというのが本音と見る。死亡者が出ても「想定内」と言ってのける連中。
〇PCR検査の陽性者が死亡した場合は「コロナが原因で死亡した」と簡単に“因果関係”を認めるのに、ワクチン接種者が死亡しても「因果関係が不明」とばかり言うダブルスタンダードが罷り通っている。論理展開としてはダブスタであるが、巨大利権である国際製薬企業に都合が良いという点では一貫している。
〇製薬企業は莫大な利益を生み出す巨大利権なのと同時に、国際秘密力にとっては思想的にも重要な位置を占めていると推測する。西洋の秘教伝統の重要な一部がエジプトのエメラルド・タブレットを奥儀と見なす錬金術だからである。錬金術→化学という流れ。製薬企業は錬金術師の末裔と言えるかもしれない。
〇国際的巨大製薬企業が優遇されるのは、それ自体が金を生み出す巨大利権だからというのが第一にあると思われるが、西洋の薬学の源流にあるのが錬金術なので、思想的にも重視されているのではと推測する。錬金術は新プラトン主義を源流とする西洋神秘主義とも結びつき、西洋の秘密結社への影響が著しい。
〇西洋中世の錬金術師は「金を錬成する」と謳う詐欺師の類も多かったそうだが、そういう中身の怪しい商売がよりシステマティックに大規模化して行なわれているのが今の国際的製薬業界と言えるのではあるまいか。ソロスの如き投資家が「錬金術師」と称する場合もあるが、相互に意味が通っていると言える。
〇錬金術は「貴金属の錬成」を目的としたが、後には神秘主義的な象徴的解釈がなされ「人間が完全な存在(神)になる」という思想が付け加えられた。「完全」という概念は「不完全」という概念との相互依存関係で成り立つ。“完全”に執着する事自体が概念的思考の不完全性(限界)を露呈していると言える。
〇EUが「ワクチンパスポート」の導入を企んでいる由。ワクチンパスポートには接種歴だけでなく、技術的には様々な個人情報を書き込めるはずなので、これ自体が強力な支配ツールである。欧米の真似をする欧化主義者=裏権力走狗が日本でもやろうとするのは必定なので要警戒!
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/europe-is-officially-launching-a-vaccine-passport-030521
〇政府が税金で変な広告を作ってまで「マイナンバーカード」を広めようとしているのも方向性としてはワクチンパスポートと同じだろう。一言で言うと「個人情報の収集と一元管理」への志向。これはブレジンスキーが唱えた「テクネトロニック・エージ」の方向性とも符合しており、NWOの主要な要素と見る。
〇EUが導入を狙うワクチンパスポートには接種歴だけでなく“感染”歴や検査歴などより広範な情報が書き込まれる可能性が高い由。という事は、今後さらに他の個人情報へ範囲拡大を狙っている可能性があると見る。全個人情報を書き込んだ「カード」を個人に持たせる事やスマホに導入する事などが想定出来る。
〇欧米の一部では乗車券や社員証などを体内チップとして埋め込む者がいるが、ワクチンパスポートでも同様の事を主張する輩が出てくる事が予想される。もしワクチンパスポートに書き込む個人情報の範囲が拡大し、あらゆる種類の個人情報を網羅した上で「体内チップ化」したらNWOという悪夢の完成である。
〇高度技術を使うNWO構想の中核が「個人情報の収集と一元管理」だと分析する。「収集」は「ビッグデータの活用」などの言葉で語られる。共産中国の如く膨大な監視カメラをAIで運用する事も然り。「一元管理」は「紐付け」などと表現される。最近はあらゆる個人情報を「紐付け」しようとする傾向がある。
〇「個人情報の一元管理」の「一元」化には2つの意味があると見る。一つは、個人に番号を付与して、その番号を中心にあらゆる個人情報を紐付けする事である。二つは、番号で紐付けされた膨大な個人情報を集約して一元的に支配する事である。この両者が相俟って「個人情報の一元管理=支配」が成り立つ。
〇これが「必然の流れ」などではなく、意図的に推進されている事は、政府が莫大な広告費をかけて必死に「マイナンバーカード」の普及を図っている事を見ても分かる。政府の発案でもなく背後に「指示」や「圧力」があると見るのが妥当。ブレジンスキーの主張を見ても分かるように数十年単位の計画である。
〇幾ら「陰謀論」と嘲ろうと、ブレジンスキーが唱えたような構想が全世界的に強力に推進され現実化しつつある事は否定できない。むしろ、だからこそやたらと「陰謀論」という言葉で火消しが行われているのだろう。数十年単位の動きを視野に入れて巨視的に現実を観察すれば、今の事象の性質が見えてくる。
〇高齢者の方や基礎疾患を持っている方こそ「コロナ」以外の死因の可能性も高くなるので尚更「認定するしかない」は成り立たない。実際毎日発表されている「死者数」は「陽性者の死亡者数」である。mRNAワクチンはウイルスを弱毒化したタイプのワクチンとは仕組みが異なる。
「コロナは、高齢や持病持ち、免疫暴走で重症→死亡し易いからコロナ以外考えられぬ死はコロナ死認定するしかない
ワクチンは人が安全な形(弱毒化)で提供し、実際の死者も多い訳じゃないから慎重になるのは当然。他に終息の為の武器もないし
つまり、ダブスタではなく、前提条件が大きく違うかと 」
※カッコ内は異論者の発言。
〇mRNAワクチンの安全性は未証明なのでそれこそ前提条件が違う。「多いか否か」は主観である上、統計の正確性は不明なので「実際の死者も多い訳じゃない」とは断定不可。「終息の為の武器もないし」は「“コロナの実態”を把握している」という暗黙の前提があるので未証明の言。
〇結論:ダブスタである。理由:共に「因果関係が未証明」とされる現象を、一方では「因果関係あり」とし、他方では「因果関係は不明」とするからである。「前提条件が違う」と言うが、「前提条件が違う」理由として挙げたもの自体に事実誤認(mRNAワクチンと生ワクチンの混同)が含まれているので却下。
〇ワクチンやPCR検査への批判を展開していたタンザニアのマグフリ大統領が亡くなった。死因が「心疾患」という点が気にかかる。心臓麻痺のような症状を引き起こす暗殺銃をCIAが開発していたという情報を思い出したからである。
https://www.afpbb.com/articles/-/3337304
〇「CIAが開発した暗殺銃」と言うと、またぞろ「陰謀論」などと言う連中がいるであろうが、CIAが開発した「心臓発作銃」は米国の議会で問題として取り上げられた事がある。
https://ichi.pro/cia-shinzo-hossa-ju-250486713462251
https://news.militaryblog.jp/web/CIA-was-developing-a-secretly/assassin-poison-dart-gun.html
〇ワクチンやPCR検査について大々的に批判を展開していたマグフリ氏は間違いなく国際秘密力にとっては不都合な人物だったはずである。米国の対外諜報活動を調査するチャーチ委員会の調べによるとCIAは心臓発作を引き起こす暗殺銃を開発していた。マグフリ氏の死因は心疾患とされる。事実を並べただけだ。
〇国内外の政治的事象に関して工作活動の可能性を疑うと「陰謀論」と嘲って考慮外に放逐する事は、完全に諜報機関の利益に適う。「陰謀論」なる語を発明したのはCIAだと言われているが、実際に話の筋が通っている。「陰謀論」と連呼する連中は実質的に工作活動の一部を構成する事実上の援兵と言えよう。
〇「「陰謀論」と連呼する連中は実質的に工作活動の一部を構成する事実上の援兵」の意味について。工作活動の可能性を疑う意見に「陰謀論」というレッテルを貼りつける事で工作員は世人から疑われる事無く工作活動を行える。万が一バレても援兵的工作員「陰謀論連呼連中」が勝手に「火消し」してくれる。
〇「陰謀論」なるレッテルが工作員にとって「利益しかない」のは間違いない。「陰謀論」なる語の“お陰”で諜報員や工作員の類は随分“仕事”がし易いのだろうなと推測する。「火消し」や「隠蔽」に“勝手に”協力してくれる「援兵」が大勢いるからである。陰謀論連呼連中は裏仕事の為の“環境整備係”と言える。
(了)
以下「国際秘密力研究」様より転載
https://kokuhiken.exblog.jp/32050462/
・レッテル貼りやインテリ振る俗物の横行を慷慨(こうがい)す。「陰謀論」と連呼する俗物的「陰謀否定論」と各種思想ツールを徹底批判する。
〇ネット言論統制の強化と連動した動きと見るが、何の根拠も無く「差別主義者」「デマ」などというレッテルを貼り付ける手口が横行している。色々な意味で力不足の妨害工作員一人がこれをやった所で影響は無いが、集団で組織的にこれをやると“立派”な言論弾圧・言論封殺になる。卑劣な行為を許すまじ。
〇変な日本語で「デマ」「差別主義者」などと罵倒してくる輩に遭遇したが、明らかに言葉遣いが不自然なので、日本語に不慣れな外国人か人工知能の可能性すら疑った。最近の技術進化を考えると後者の想定は決して突飛ではないと考える。今後は現実的な可能性として「人工知能系工作員」はあり得ると思う。
〇ただ、今回は前者の可能性の方が高いと見ている。ツイートを始めたのが昨年末(米大統領選に関連して開始と推測)でバイデン寄りでトランプ支持者を敵視している様子であった。この事から推測するに、米国民主党系、アンティファ、BLM等のメンバー又はシンパで、日本語が少し分かる外国人と推測した。
〇単体だと色々な意味で力不足だったが、もう少し日本語が出来る者を数を揃えて投入したらSNS企業などによるネット言論統制の強化とも相俟って厄介な言論封殺部隊になり得ると思う。単体としては物の数にも入らぬレベルでも「数」を揃えると厄介なものになり得るので警鐘を鳴らす為に一応言及した次第。
〇インテリ振る俗物(スノッブ)ほど近年流行のQアノンやらを見ただけで「陰謀論」などと知った風な口を聞くが、カルト系・紐付き系の言説を一般化し真面目に事実を調べている追及者をも「陰謀論者」と呼んで貶める手口に注意されたし。真っ当な陰謀追及者は紐付き陰謀情報は思想ツールと見抜いている。
〇紐付き陰謀情報の特徴を分析する。①終末論や救世主思想(メシアニズム)とセット。②陰謀追及と見せかけて結局はNWOを肯定する。陰謀追及者ではなく陰謀宣伝者。③伝統文化や伝統思想を改変して破壊する(憑依型戦術)。西アジア的な思想と付会するパターンが多い。④裏権力に好都合な“偽史”の製造。
〇①は特定の人物などを「救世主」の如く持ち上げて崇拝させようとする。「もうすぐ世界の終わり」「旧時代の終焉」などと煽り、「新時代(ニューエイジ)」の到来を強調する。こういう世界観に執着すると事理に即する独立的思考が損なわれる。世の中を正すのはあくまで原因・結果の連鎖の結果である。
〇②は「都市伝説」などのテイで最近はテレビ等でも喧伝されている。一部事実と思われる陰謀情報を暴露するものの、必ずオカルト的な怪しい誘導とセットであり、結論部分ではNWO・ワンワールド・人口削減・トランスヒューマニズムなどを肯定的に扱うのが特徴。この類の者を「陰謀宣伝者」と呼んでいる。
〇③は昔からの定番である。江戸末期から明治前後以降に顕著になった傾向である。一神教化、実体論的な善悪二元論の導入、黙示的終末思想やメシア待望論など西アジア的思想要素を伝統思想の体裁で強調する。これらの要素の信奉者は大量動員され易い。新興宗教の教義はこの線に沿って作られていると見る。
〇④は日猶同祖論などを典型とする。〇猶同祖論は西洋の基督教宣教師が非西洋世界に於いて布教を円滑ならしめる為に作った事が学術的にも明らかになっている。例えば、北米大陸ではトーマス・ソロウグッドなる清教徒の宣教師がインディオは古代猶太人の末裔という説を拵えた。日猶同祖論だけではない。
〇東亜では幕末に来日したノーマン・マクレオドが唱えたとされる日猶同祖論より中猶同祖論の方が古い。江戸初期にイエズス会の宣教師ジョアン・ロドリゲスが中猶同祖論を唱えた。つまりイエズス会の布教手段の一つだった。このように①~④の要素は昔から思想ツールには欠かせない要素だったと見ている。
〇「思想ツール」とは「思想の形態を取る人心誘導の為の道具」という程の意味で使っている。誰が何を信じてもそれは個人の自由だと思っているが、特定の思想要素が人心に与える影響や機能というものに自覚的でないと知らない内に誘導されてしまうという事になりかねないと思うので客観的に分析している。
〇擬似インテリ風の俗物らは思想ツールに嵌められた者を一般化して「陰謀論者」と呼び「陰謀論者は終末論や救世主待望論を盲信している危ない奴ら」みたいな印象操作をする。ある意味、思想ツールに嵌められるタイプと、それを一般化して陰謀追及者全体を貶めるタイプの両建・分担作業と見る事も出来る。
〇戦国時代の島津が得意とした「釣り野伏せ」という戦法がある。囮を使って敵をおびき寄せ一網打尽にするやり方である。陰謀追及者に対する「釣り野伏せがあり得ると見ている。例えば、囮となる紐付き陰謀情報や陰謀理論を用意して、追及者達がそれに飛びついた所で一気に誘導したり弾圧する手口である。
〇急に喧伝され出したムーブメントがあると、裏権力側が仕掛けた「釣り野伏せ」や人工芝工作の可能性をも考慮し簡単に身を預けるような事はしないようにした方がよい。参考程度にするのはよいが、常に独立的思考(自分で考える事)を維持し他人(特に声の大きな者)に思考を預けないようにすべきである。
〇各種思想ツールとセットの陰謀情報には注意が必要だが、どんな紐付き陰謀情報も100%嘘という事は割と少なく部分的には事実が含まれている場合が多い。「○○%の事実の中に××%の嘘を混ぜる」という手口である。%の割合は場合により異なる。100%に近いか100%の嘘もあり得る。その都度判断すべき。
〇言説を丸ごと盲信したり、肝心な部分で思考誘導(NWOを肯定する等)されなければ、事実に関する情報を部分的に参考にするのは何ら問題ない。それどころか、鍛錬を積むと100%の虚偽情報・誘導情報すら「敵の狙いを読む」という意味で分析資料になる。独立的思考が堅固であれば何も恐れる必要はない。
〇その為には事実と虚偽・誘導を識別する情報鑑識眼が必要である。謂わば「情報のフグ料理人」みたいなもの。フグ料理人はフグの身の部分と毒の部分を巧みに切り分ける。情報も然り。毒の部分(思考誘導・思想ツール)と事実の部分を見極めるべきである。これが出来ないと全否定か全肯定という両極端に。
〇「全否定」とは自称リベラルなどの擬似インテリ俗物陰謀否定論者みたいに一部の紐付き系言説を一般化して陰謀追及全般を「陰謀論」と決めつけて貶める事である。「全肯定」とは陰謀情報に含まれる「毒」の部分をも丸ごと飲み込んで思考誘導される事である(例えばNWO・ワンワールド化を肯定する等)。
〇両極端は両建に通じる。だが、事実に照らした結果、全否定・全肯定出来る場合もある。「中道」とは必ずしも「両極端の真ん中」ではなく「事実・道理に中る事」である。以前も申したように大事なのは「陰謀論か否か」ではなく「事実か否か」である。自分で考え「事実か否か」を見極める事が重要である。
〇「全否定」の陰謀否定論者と「全肯定」の陰謀宣伝者(紐付き・偽陰謀追及者)に共通するのは、事実に即して考えていない事である。結論ありきの主義・ドグマ・イデオロギーが先行しており、「陰謀論」というレッテルを貼り付けたり、思想ツールを刷り込もうとしたりする。結局はこれも両建と言える。
〇「事実と道理に即する独立的思考」と言っても、「事実」を直接経験出来るとは限らない。陰謀追及の場合はむしろ伝聞情報の分析や推理・推論の比重が大きい。対象が「陰謀」という基本的に隠された事柄だからである。それ故に「読み」や「推測」と明示する事や自分の考えを絶対視しない事も重要となる。
これは「事実」だけでなく「道理」についても言える事。人は常に道理に適う時ばかりではない。そもそも何が「道理」かについても人ぞれぞれ考えが違ったりする。だから議論・対話の姿勢も大事。また「自分は道理に適っている」と思い込み過ぎると独善的になってかえって道理に外れる事になりかねない。
〇「事実と道理」はあくまで自分の思考や言動を反省する為の基準であって、自分の思考や言動自体が常に事実や道理に即していると思い込むのとは全く別の事である。後者は「独善」と言う。独善に陥らない為の基準であるのに「事実と道理」という概念に執着して自分の思考自体と混同すると本末転倒になる。
〇「事実と道理」と言っても何が「事実」で何が「道理」かは人ぞれぞれ捉え方や考えが違うので議論や対話に開かれた姿勢も重要だと思う。その意味で、言論弾圧は勿論、何の論証もせず根拠も提示せずに「デマ」と決めつけたり、“陰謀論”なるレッテルを貼り付けるのは極めて道理に悖る態度と言うほかない。
〇自称リベラルなどの陰謀否定論者は「正義に照らして自分の考えを反省する」のではなく「自分の考えが正義だ」という態度である。「人の振り見て我が振り直せ」と言う。事実や道理は自分の思考を反省する為の基準であり、自分の考え自体を「事実」「道理」と思い込むと俗物陰謀否定論者と同類になる。
〇所謂ポリコレなどに「「正義に照らして自分の考えを反省する」のではなく「自分の考えが正義だ」という態度」がよく見られる。この類にとり「正義」とは「自分を反省する為の物差し」ではなく「他人を殴る為の棍棒」である。「自分は正義」というのが大前提である。かかる独善はリンチを誘発しがち。
〇俗物(スノッブ)とは、単に俗欲が深い人物という意味ではない。見栄っ張りで自分を上品で教養の深い知識人と見せたがるような人物を言う。それも結局は俗欲が根底にある訳だが。「陰謀論」を連呼する陰謀否定論者は大抵「インテリ」を気取る擬似知識人なのでまさに「スノッブ」と呼ぶのが相応しい。
〇陰謀追及に「陰謀論」のレッテルを貼るのは擬似インテリ村の掟である。擬似インテリ村では「陰謀論者」という烙印を押される事はムラからの追放を意味する。この村の住人になるには「良識を備えた教養の深い知識人」然として振る舞い、「陰謀論」と決めつけて鼻で笑うスノッブである事が条件である。
〇例えば「グレート・リセット」という語感だけで“陰謀論”と思い込む前にダボス会議が実際に唱えている事くらいは知っておくべき。何事も調べもせずにとりあえずイメージで“陰謀論”と決めつけ“鼻で笑って”みせる擬似インテリ村の“作法”は実に醜悪と言う他はない。すのっぶには付ける薬なしと言った所か。
〇メディアが「陰謀論」の典型としてよく挙げる「小児性愛者ネットワーク」も然り。ジェフリー・エプスタインの事件が表沙汰になっている上に、エプスタインと欧米の「エリート」層(英国の王子などが含まれる)の関係も明らかになっている以上只の「陰謀論」として一笑に付す事は出来ないはずである。
〇「悪魔崇拝」もそうだろう。著名人が何故か「コルナ」サインをする事が多いのは事実である。このサインは元々はイタリアの風習だが、アントン・ラヴェイが採用して以後はサタニズムのシンボルとなった。世界中の有名人がイタリアの風習をやる必然性はないので、サタニズムに関係している可能性は高い。
〇この場合例え「陰謀論」と決めつけても欧米“セレブ”らがコルナ・サインをやる意味の合理的な説明はない。「悪魔崇拝」「悪魔教」「サタニズム」は西洋文明の裏の側面である。これもまた「陰謀論」でも何でもない。故にコルナをやる連中がサタニスト・秘密結社員の類と推測しても何ら論理の飛躍はない。
〇以前書いたが、英国に於ける年間の子供の行方不明者数は他の国と比べて異常に多い。そういうデータがあるのは事実。背景として英国がオカルティズムの中心地である事を想定したとしても決して突飛とは言えないだろう。あくまで可能性の話だが、調べもせずに「陰謀論」の一語で否定し去る事は出来ない。
〇最近は「陰謀論」という侮蔑語を用いるメディアの中傷報道が増えている。「人は何故陰謀論にはまるのか」「身近な人が陰謀論にはまったら?」の類。根拠なく特定の説を盲信するならば「陰謀論」(思考停止語)だろうが「陰謀否定論」だろうが同じ事である。「陰謀論」と限定する所に意図が感じられる。
〇陰謀追及は事実の探求である。否定したいなら根拠を挙げて反証すればよいだけ。反証が出来ず、肯定も否定も出来ないような見解ならば事実探求としての陰謀追及ではなく形而上学的断定やドグマの類なので、その事を指摘すればよい。疑問も持たずに「陰謀論」という思考停止語を使うなら独断論者と同じ。
〇問題なのは「見解への執着」である。ある論者が未証明の特定の説を絶対視すれば確かに「見解への執着」になるが、メディアが弄する論証抜きの「陰謀否定論」にも「見解への執着」が潜んでいる事を看破しなくてはならない。問題は「事実か否か」であり「陰謀論か否か」ではない。事実は認めねばならぬ。
〇論証抜きで「陰謀論」というレッテルを貼り付けて「人は何故陰謀論にハマるのか」「身近な人が陰謀論にハマったら?」などという「何とでも言えるようなざっくりとした印象操作」というメディアがよく用いる手口は実に姑息で卑怯である。かかる陰謀否定論にこそ執拗な意図と執着が潜む事を見抜くべし。
〇確かに陰謀追及界隈には誘導情報の類も多く思想ツールに嵌められたりして排他独善的になったりカルト化するグループもいる。メディアはそれを一般化して陰謀追及者全体を貶める。全くのお門違いである。特定の見解や言説を絶対視し執着する事が問題なのであって、それは陰謀否定論にも言える事である。
〇「覚醒」「目覚めた」という言葉には注意が必要である。物事の理解は段階的に進むので一度の「覚醒」「目覚め」で全て分かる訳ではない。「学校やメディアが言わない裏の構造がある」事に気付くなど転換点となる「気づき」がある事は否定しないが、それは「入口」であり、そこからさらに探求が始まる。
〇「覚醒」「目覚め」は英語圏では「great awakening」(Qアノン系が多用・元々は米国の基督教用語)という表現が用いられているようである。こういう概念に執着すると、そこで停滞してしまい、思考の柔軟性が失われる可能性があると考える。つまり「覚醒」の時点で得た見解を絶対視しドグマ化する恐れ。
〇「裏の構造に気付いた」など転換点となる「気づき」は「入口」であって、その時点の認識に停滞する事無く、そこからさらに事実を探求していくべきである。人は知らない事の方が圧倒的に多いので、どこまで行っても極まりはないと言える。そういう謙虚な姿勢を持すれば排他独善的にはならないと思う。
〇比喩的な意味などとして「覚醒」「目覚め」等の言葉を使っていても、入口段階の見解を絶対視したりせず、常に事実を探求し続ける思考の柔軟性が失われていなければ何も問題はない。要は独立的思考が働いているか否か。特定の観念や概念、見解への執着がこれを失わせる原因になる事が多いと見ている。
〇メディアが陰謀追及者に「そうあって欲しい」という「像」があると見る。○排他独善的○過激な行為に走りたがる○事実の探求を怠り特定の見解を絶対視○終末論やメシアニズムを盲信しており「もうすぐ世界が救われる」と根拠なく吹聴する...等々。これを一般化して陰謀追及者を貶められるからである。
〇メディアが陰謀追及者に「そうあって欲しくない」像もあると考える。例えば、事実を重視・地道に事実を積み重ねる・論理的である・対話や議論など開かれた姿勢がある・根拠の無い事は肯定も否定もせず無記で臨む・独断的ではない・道理を守る...等々。こういうタイプの追及者が増えると嫌がると思う。
〇熱狂は冷める時節あり。「世界はもうすぐ救われる」「○月×日に何かが起こる」等一挙に問題が解決するかのような出来事に期待するメシアニズムは、それが起こらなかった時の落胆と表裏一体である。世の中が正されるのはあくまで地道な積み重ねの結果(原因・条件・結果の連鎖の結果)ではあるまいか。
(了)
https://kokuhiken.exblog.jp/32050497/
・NWO化に導く「コロナ禍」工作を斬る!!
内容:ワクチン接種後の死亡、ワクチンパスポート、イスラエルのグリーンパス、「黙示録」が設計図、「製薬会社=錬金術師の末裔」説など。
〇「ワクチンの接種は強制・義務ではない。「なんとなく」強制・義務と思い込まされないように注意すべき。厚労省のHPより引用:接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html
〇ついに日本でもワクチン接種後の死亡事例が出た。「因果関係は不明」とされるであろう事も予測されていた。「因果関係は評価できず」とは「因果関係はない」という断定も出来ないという事であろう。
【ワクチン接種の女性死亡 くも膜下出血か 因果関係は評価できず】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012894331000.html
〇ワクチン接種は義務・強制ではない。この事は何度でも強調しておく必要がある。ワクチン接種は法的に完全な任意である。雰囲気で「なんとなく」義務や強制と思い込ませられなように注意されたし。ワクチン未接種者に不利益を与えたり、差別煽動するなどして事実上の強制に追い込むのも言語道断である。
〇ノルウェー当局が高齢者へのワクチン接種と死亡の因果関係を認めている。引用:「すべての死亡例はこのワクチンに関連している」とノルウェー医薬品庁が16日にブルームバーグに書面で返答した。
【新型コロナワクチン接種後の死亡者が増加-ノルウェーの高齢者】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-17/QN1V23T1UM0W01
〇ノルウェーでワクチン接種を受けた高齢者が推定29人死亡し(1月17日時点)、基礎疾患がある高齢者へのワクチン接種への安全性について懸念が高まっている由。日本では医療関係者の次は高齢者へのワクチン接種が目論まれている。高齢者全員にワクチン接種するのが当然の如く言うのはまさに狂気の沙汰。
〇ワクチン接種後の死亡事例があっても「因果関係は不明」というのが常套句だが、ノルウェーの高齢者の死亡事例では「すべての死亡例はこのワクチンに関連している」と当局が因果関係を認めている。 今日本で使用されている「コミナティ筋注」もファイザーとビオンテックが開発したmRNAワクチンである。
〇人が亡くなっているのに、「心配していない」「憂慮すべきものではない」「予想の範囲内」などと言える感覚が恐ろしい。
【高齢の末期患者には危険か。ファイザーは「想定内」…ノルウェーでワクチン接種後に25人以上死亡】
https://www.businessinsider.jp/post-228107
〇ワクチン接種が原因で亡くなる人が出てくる事が「予想の範囲内」という事は「誰かが死んでも構わない」と言っているに等しい。ワクチンを推進しているのは、尊い人命が失われても「心配していない」「憂慮すべきものではない」と平然と言ってのける連中であるという事をしかと覚えておくべきであろう。
〇共産中国が「ワクチンパスポート」を開始の由。これはデジタル・レーニン主義と合わせて最凶のNWO化ツールになり得る。ワクチン接種の有無で人間を「選別」(嫌な言葉だ)する事になりかねない。「ワクチンパスポート」を世界各国に広めようという動きがあるので要警戒である。
https://www.news24.jp/articles/2021/03/09/10836571.html
〇「超NWO先進国」イスラエルではワクチン接種の有無で国民を差別するディストピア化=NWO化が異常に進行している模様である。日本も他人事ではない!
【イスラエルでは、コロナウイルスのワクチン接種を拒否すると、あなたの人生は終わることを意味している Ethan Huff】
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/fa492c89ccac60ab2f1ed7d9d480c342
〇「コロナ禍」を強調しワクチン接種を推し進める一連の世界的キャンペーンの目的を分析するに、「全世界のイスラエル化」と言えば端的で分かり易いであろう。目に見えるNWOがイスラエルにある。ワクチン接種の有無で人間を差別し、ワクチン未接種者には様々な制限を加え満足に社会生活を送れなくする。
〇イスラエルを見れば「NWO」が分かる。イスラエルが「超NWO先進国」である所以。イスラエルを見れば裏権力走狗が日本でやろうとしている事が見えてくる。“世界政府の首都”に擬せられる事もあるエルサレムを占領しているイスラエルは「国際秘密力の直轄地」なので、どこよりも早くNWO化するのだと見る。
〇幾ら「陰謀論」と嘲っても、かつて「陰謀論」と呼ばれた事象(番号で人間を管理・全人類へのワクチン接種等々)が現実化している。根拠を挙げて反証するならともかく、論証抜きに「陰謀論」というレッテルを貼り付けて嘲笑う者は「全世界のイスラエル化」に加担していると言われても仕方ないだろう。
〇「陰謀」は隠された事象なので直接経験して証明する事は難しい。だが、表に現れた現象は観察する事が出来る。近年世界で進行している状況は明らかに異常であり、かつて「陰謀論」と呼ばれた事象の現実化である事は、感性が鋭い方ならすぐに見抜けるはずだと思う。この期に及んで「陰謀論」連呼は愚か。
〇印度の論理学者の陳那(ディグナーガ)は確実な認識手段として「現量(pratyakṣa-pramāṇa)」(知覚・直接経験)と「比量(Anumāna)」(推理)を設定した。前者は感覚的経験、後者は「煙」の存在から「火」の存在を推理する類。陰謀追及では後者が主となる。
〇明治以来・戦後以来「日本は遅れている」と欧化主義者に散々言われてきたが、彼らが崇拝する欧米諸国は、ロックダウンの強行や夜間外出禁止、移動制限措置など簡単に独裁権化する。メディアを使用して世論工作を行えば簡単に全体主義化するのが欧米の体制である。イスラエルはさらにその“上”にいる。
〇こんなものを「全員接種が当たり前」の如く言うとしたら、まさに「外道」と言うほかは無し。
【アストラゼネカ製ワクチン、数か国が使用見合わせ 血栓症懸念】
https://www.afpbb.com/articles/-/3336249
〇イスラエルではワクチン接種完了者に対して「グリーンパス」なるものを発行している。ホテルや店舗などグリーンパスの所持者にしか利用できない施設がある。このようにグリーンパスの有無で民衆を“選別”する。まるで「666の刻印」である。EUもこれの導入を企んでいる。我が国も他人事に非ず。要警戒!
〇古代の宗教的文書は「陰謀」の設計図になり得る。「ワクチン接種」という体への“刻印”により人間に差別を設けるやり方は、まさに「黙示録」をネタ元にした如き発想である。文化が違う日本人には元々こういう発想がないが、今日本を牛耳っているのは「あっち側」の手先なので決して対岸の火事ではない。
〇因果関係の可能性が否定できない死亡事例が発生したら、取り返しがつかない事にならないように接種を中止して因果関係や安全性を検証するのが筋だと思うのだが、「接種と死亡の因果関係が未証明だから使用を継続せよ」という主張ははっきり言って狂っていると思う。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR11C8M0R10C21A3000000/
〇「接種と死亡の因果関係が未証明だから使用を継続せよ」と主張するのは利害関係者だろうから、積極的に因果関係を検証するつもりはないだろう。たとえどれ程有害事象が生じても「因果関係は不明(だから問題なし)」で押し通したいというのが本音と見る。死亡者が出ても「想定内」と言ってのける連中。
〇PCR検査の陽性者が死亡した場合は「コロナが原因で死亡した」と簡単に“因果関係”を認めるのに、ワクチン接種者が死亡しても「因果関係が不明」とばかり言うダブルスタンダードが罷り通っている。論理展開としてはダブスタであるが、巨大利権である国際製薬企業に都合が良いという点では一貫している。
〇製薬企業は莫大な利益を生み出す巨大利権なのと同時に、国際秘密力にとっては思想的にも重要な位置を占めていると推測する。西洋の秘教伝統の重要な一部がエジプトのエメラルド・タブレットを奥儀と見なす錬金術だからである。錬金術→化学という流れ。製薬企業は錬金術師の末裔と言えるかもしれない。
〇国際的巨大製薬企業が優遇されるのは、それ自体が金を生み出す巨大利権だからというのが第一にあると思われるが、西洋の薬学の源流にあるのが錬金術なので、思想的にも重視されているのではと推測する。錬金術は新プラトン主義を源流とする西洋神秘主義とも結びつき、西洋の秘密結社への影響が著しい。
〇西洋中世の錬金術師は「金を錬成する」と謳う詐欺師の類も多かったそうだが、そういう中身の怪しい商売がよりシステマティックに大規模化して行なわれているのが今の国際的製薬業界と言えるのではあるまいか。ソロスの如き投資家が「錬金術師」と称する場合もあるが、相互に意味が通っていると言える。
〇錬金術は「貴金属の錬成」を目的としたが、後には神秘主義的な象徴的解釈がなされ「人間が完全な存在(神)になる」という思想が付け加えられた。「完全」という概念は「不完全」という概念との相互依存関係で成り立つ。“完全”に執着する事自体が概念的思考の不完全性(限界)を露呈していると言える。
〇EUが「ワクチンパスポート」の導入を企んでいる由。ワクチンパスポートには接種歴だけでなく、技術的には様々な個人情報を書き込めるはずなので、これ自体が強力な支配ツールである。欧米の真似をする欧化主義者=裏権力走狗が日本でもやろうとするのは必定なので要警戒!
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/europe-is-officially-launching-a-vaccine-passport-030521
〇政府が税金で変な広告を作ってまで「マイナンバーカード」を広めようとしているのも方向性としてはワクチンパスポートと同じだろう。一言で言うと「個人情報の収集と一元管理」への志向。これはブレジンスキーが唱えた「テクネトロニック・エージ」の方向性とも符合しており、NWOの主要な要素と見る。
〇EUが導入を狙うワクチンパスポートには接種歴だけでなく“感染”歴や検査歴などより広範な情報が書き込まれる可能性が高い由。という事は、今後さらに他の個人情報へ範囲拡大を狙っている可能性があると見る。全個人情報を書き込んだ「カード」を個人に持たせる事やスマホに導入する事などが想定出来る。
〇欧米の一部では乗車券や社員証などを体内チップとして埋め込む者がいるが、ワクチンパスポートでも同様の事を主張する輩が出てくる事が予想される。もしワクチンパスポートに書き込む個人情報の範囲が拡大し、あらゆる種類の個人情報を網羅した上で「体内チップ化」したらNWOという悪夢の完成である。
〇高度技術を使うNWO構想の中核が「個人情報の収集と一元管理」だと分析する。「収集」は「ビッグデータの活用」などの言葉で語られる。共産中国の如く膨大な監視カメラをAIで運用する事も然り。「一元管理」は「紐付け」などと表現される。最近はあらゆる個人情報を「紐付け」しようとする傾向がある。
〇「個人情報の一元管理」の「一元」化には2つの意味があると見る。一つは、個人に番号を付与して、その番号を中心にあらゆる個人情報を紐付けする事である。二つは、番号で紐付けされた膨大な個人情報を集約して一元的に支配する事である。この両者が相俟って「個人情報の一元管理=支配」が成り立つ。
〇これが「必然の流れ」などではなく、意図的に推進されている事は、政府が莫大な広告費をかけて必死に「マイナンバーカード」の普及を図っている事を見ても分かる。政府の発案でもなく背後に「指示」や「圧力」があると見るのが妥当。ブレジンスキーの主張を見ても分かるように数十年単位の計画である。
〇幾ら「陰謀論」と嘲ろうと、ブレジンスキーが唱えたような構想が全世界的に強力に推進され現実化しつつある事は否定できない。むしろ、だからこそやたらと「陰謀論」という言葉で火消しが行われているのだろう。数十年単位の動きを視野に入れて巨視的に現実を観察すれば、今の事象の性質が見えてくる。
〇高齢者の方や基礎疾患を持っている方こそ「コロナ」以外の死因の可能性も高くなるので尚更「認定するしかない」は成り立たない。実際毎日発表されている「死者数」は「陽性者の死亡者数」である。mRNAワクチンはウイルスを弱毒化したタイプのワクチンとは仕組みが異なる。
「コロナは、高齢や持病持ち、免疫暴走で重症→死亡し易いからコロナ以外考えられぬ死はコロナ死認定するしかない
ワクチンは人が安全な形(弱毒化)で提供し、実際の死者も多い訳じゃないから慎重になるのは当然。他に終息の為の武器もないし
つまり、ダブスタではなく、前提条件が大きく違うかと 」
※カッコ内は異論者の発言。
〇mRNAワクチンの安全性は未証明なのでそれこそ前提条件が違う。「多いか否か」は主観である上、統計の正確性は不明なので「実際の死者も多い訳じゃない」とは断定不可。「終息の為の武器もないし」は「“コロナの実態”を把握している」という暗黙の前提があるので未証明の言。
〇結論:ダブスタである。理由:共に「因果関係が未証明」とされる現象を、一方では「因果関係あり」とし、他方では「因果関係は不明」とするからである。「前提条件が違う」と言うが、「前提条件が違う」理由として挙げたもの自体に事実誤認(mRNAワクチンと生ワクチンの混同)が含まれているので却下。
〇ワクチンやPCR検査への批判を展開していたタンザニアのマグフリ大統領が亡くなった。死因が「心疾患」という点が気にかかる。心臓麻痺のような症状を引き起こす暗殺銃をCIAが開発していたという情報を思い出したからである。
https://www.afpbb.com/articles/-/3337304
〇「CIAが開発した暗殺銃」と言うと、またぞろ「陰謀論」などと言う連中がいるであろうが、CIAが開発した「心臓発作銃」は米国の議会で問題として取り上げられた事がある。
https://ichi.pro/cia-shinzo-hossa-ju-250486713462251
https://news.militaryblog.jp/web/CIA-was-developing-a-secretly/assassin-poison-dart-gun.html
〇ワクチンやPCR検査について大々的に批判を展開していたマグフリ氏は間違いなく国際秘密力にとっては不都合な人物だったはずである。米国の対外諜報活動を調査するチャーチ委員会の調べによるとCIAは心臓発作を引き起こす暗殺銃を開発していた。マグフリ氏の死因は心疾患とされる。事実を並べただけだ。
〇国内外の政治的事象に関して工作活動の可能性を疑うと「陰謀論」と嘲って考慮外に放逐する事は、完全に諜報機関の利益に適う。「陰謀論」なる語を発明したのはCIAだと言われているが、実際に話の筋が通っている。「陰謀論」と連呼する連中は実質的に工作活動の一部を構成する事実上の援兵と言えよう。
〇「「陰謀論」と連呼する連中は実質的に工作活動の一部を構成する事実上の援兵」の意味について。工作活動の可能性を疑う意見に「陰謀論」というレッテルを貼りつける事で工作員は世人から疑われる事無く工作活動を行える。万が一バレても援兵的工作員「陰謀論連呼連中」が勝手に「火消し」してくれる。
〇「陰謀論」なるレッテルが工作員にとって「利益しかない」のは間違いない。「陰謀論」なる語の“お陰”で諜報員や工作員の類は随分“仕事”がし易いのだろうなと推測する。「火消し」や「隠蔽」に“勝手に”協力してくれる「援兵」が大勢いるからである。陰謀論連呼連中は裏仕事の為の“環境整備係”と言える。
(了)
以下「国際秘密力研究」様より転載
https://kokuhiken.exblog.jp/32050462/
・レッテル貼りやインテリ振る俗物の横行を慷慨(こうがい)す。「陰謀論」と連呼する俗物的「陰謀否定論」と各種思想ツールを徹底批判する。
〇ネット言論統制の強化と連動した動きと見るが、何の根拠も無く「差別主義者」「デマ」などというレッテルを貼り付ける手口が横行している。色々な意味で力不足の妨害工作員一人がこれをやった所で影響は無いが、集団で組織的にこれをやると“立派”な言論弾圧・言論封殺になる。卑劣な行為を許すまじ。
〇変な日本語で「デマ」「差別主義者」などと罵倒してくる輩に遭遇したが、明らかに言葉遣いが不自然なので、日本語に不慣れな外国人か人工知能の可能性すら疑った。最近の技術進化を考えると後者の想定は決して突飛ではないと考える。今後は現実的な可能性として「人工知能系工作員」はあり得ると思う。
〇ただ、今回は前者の可能性の方が高いと見ている。ツイートを始めたのが昨年末(米大統領選に関連して開始と推測)でバイデン寄りでトランプ支持者を敵視している様子であった。この事から推測するに、米国民主党系、アンティファ、BLM等のメンバー又はシンパで、日本語が少し分かる外国人と推測した。
〇単体だと色々な意味で力不足だったが、もう少し日本語が出来る者を数を揃えて投入したらSNS企業などによるネット言論統制の強化とも相俟って厄介な言論封殺部隊になり得ると思う。単体としては物の数にも入らぬレベルでも「数」を揃えると厄介なものになり得るので警鐘を鳴らす為に一応言及した次第。
〇インテリ振る俗物(スノッブ)ほど近年流行のQアノンやらを見ただけで「陰謀論」などと知った風な口を聞くが、カルト系・紐付き系の言説を一般化し真面目に事実を調べている追及者をも「陰謀論者」と呼んで貶める手口に注意されたし。真っ当な陰謀追及者は紐付き陰謀情報は思想ツールと見抜いている。
〇紐付き陰謀情報の特徴を分析する。①終末論や救世主思想(メシアニズム)とセット。②陰謀追及と見せかけて結局はNWOを肯定する。陰謀追及者ではなく陰謀宣伝者。③伝統文化や伝統思想を改変して破壊する(憑依型戦術)。西アジア的な思想と付会するパターンが多い。④裏権力に好都合な“偽史”の製造。
〇①は特定の人物などを「救世主」の如く持ち上げて崇拝させようとする。「もうすぐ世界の終わり」「旧時代の終焉」などと煽り、「新時代(ニューエイジ)」の到来を強調する。こういう世界観に執着すると事理に即する独立的思考が損なわれる。世の中を正すのはあくまで原因・結果の連鎖の結果である。
〇②は「都市伝説」などのテイで最近はテレビ等でも喧伝されている。一部事実と思われる陰謀情報を暴露するものの、必ずオカルト的な怪しい誘導とセットであり、結論部分ではNWO・ワンワールド・人口削減・トランスヒューマニズムなどを肯定的に扱うのが特徴。この類の者を「陰謀宣伝者」と呼んでいる。
〇③は昔からの定番である。江戸末期から明治前後以降に顕著になった傾向である。一神教化、実体論的な善悪二元論の導入、黙示的終末思想やメシア待望論など西アジア的思想要素を伝統思想の体裁で強調する。これらの要素の信奉者は大量動員され易い。新興宗教の教義はこの線に沿って作られていると見る。
〇④は日猶同祖論などを典型とする。〇猶同祖論は西洋の基督教宣教師が非西洋世界に於いて布教を円滑ならしめる為に作った事が学術的にも明らかになっている。例えば、北米大陸ではトーマス・ソロウグッドなる清教徒の宣教師がインディオは古代猶太人の末裔という説を拵えた。日猶同祖論だけではない。
〇東亜では幕末に来日したノーマン・マクレオドが唱えたとされる日猶同祖論より中猶同祖論の方が古い。江戸初期にイエズス会の宣教師ジョアン・ロドリゲスが中猶同祖論を唱えた。つまりイエズス会の布教手段の一つだった。このように①~④の要素は昔から思想ツールには欠かせない要素だったと見ている。
〇「思想ツール」とは「思想の形態を取る人心誘導の為の道具」という程の意味で使っている。誰が何を信じてもそれは個人の自由だと思っているが、特定の思想要素が人心に与える影響や機能というものに自覚的でないと知らない内に誘導されてしまうという事になりかねないと思うので客観的に分析している。
〇擬似インテリ風の俗物らは思想ツールに嵌められた者を一般化して「陰謀論者」と呼び「陰謀論者は終末論や救世主待望論を盲信している危ない奴ら」みたいな印象操作をする。ある意味、思想ツールに嵌められるタイプと、それを一般化して陰謀追及者全体を貶めるタイプの両建・分担作業と見る事も出来る。
〇戦国時代の島津が得意とした「釣り野伏せ」という戦法がある。囮を使って敵をおびき寄せ一網打尽にするやり方である。陰謀追及者に対する「釣り野伏せがあり得ると見ている。例えば、囮となる紐付き陰謀情報や陰謀理論を用意して、追及者達がそれに飛びついた所で一気に誘導したり弾圧する手口である。
〇急に喧伝され出したムーブメントがあると、裏権力側が仕掛けた「釣り野伏せ」や人工芝工作の可能性をも考慮し簡単に身を預けるような事はしないようにした方がよい。参考程度にするのはよいが、常に独立的思考(自分で考える事)を維持し他人(特に声の大きな者)に思考を預けないようにすべきである。
〇各種思想ツールとセットの陰謀情報には注意が必要だが、どんな紐付き陰謀情報も100%嘘という事は割と少なく部分的には事実が含まれている場合が多い。「○○%の事実の中に××%の嘘を混ぜる」という手口である。%の割合は場合により異なる。100%に近いか100%の嘘もあり得る。その都度判断すべき。
〇言説を丸ごと盲信したり、肝心な部分で思考誘導(NWOを肯定する等)されなければ、事実に関する情報を部分的に参考にするのは何ら問題ない。それどころか、鍛錬を積むと100%の虚偽情報・誘導情報すら「敵の狙いを読む」という意味で分析資料になる。独立的思考が堅固であれば何も恐れる必要はない。
〇その為には事実と虚偽・誘導を識別する情報鑑識眼が必要である。謂わば「情報のフグ料理人」みたいなもの。フグ料理人はフグの身の部分と毒の部分を巧みに切り分ける。情報も然り。毒の部分(思考誘導・思想ツール)と事実の部分を見極めるべきである。これが出来ないと全否定か全肯定という両極端に。
〇「全否定」とは自称リベラルなどの擬似インテリ俗物陰謀否定論者みたいに一部の紐付き系言説を一般化して陰謀追及全般を「陰謀論」と決めつけて貶める事である。「全肯定」とは陰謀情報に含まれる「毒」の部分をも丸ごと飲み込んで思考誘導される事である(例えばNWO・ワンワールド化を肯定する等)。
〇両極端は両建に通じる。だが、事実に照らした結果、全否定・全肯定出来る場合もある。「中道」とは必ずしも「両極端の真ん中」ではなく「事実・道理に中る事」である。以前も申したように大事なのは「陰謀論か否か」ではなく「事実か否か」である。自分で考え「事実か否か」を見極める事が重要である。
〇「全否定」の陰謀否定論者と「全肯定」の陰謀宣伝者(紐付き・偽陰謀追及者)に共通するのは、事実に即して考えていない事である。結論ありきの主義・ドグマ・イデオロギーが先行しており、「陰謀論」というレッテルを貼り付けたり、思想ツールを刷り込もうとしたりする。結局はこれも両建と言える。
〇「事実と道理に即する独立的思考」と言っても、「事実」を直接経験出来るとは限らない。陰謀追及の場合はむしろ伝聞情報の分析や推理・推論の比重が大きい。対象が「陰謀」という基本的に隠された事柄だからである。それ故に「読み」や「推測」と明示する事や自分の考えを絶対視しない事も重要となる。
これは「事実」だけでなく「道理」についても言える事。人は常に道理に適う時ばかりではない。そもそも何が「道理」かについても人ぞれぞれ考えが違ったりする。だから議論・対話の姿勢も大事。また「自分は道理に適っている」と思い込み過ぎると独善的になってかえって道理に外れる事になりかねない。
〇「事実と道理」はあくまで自分の思考や言動を反省する為の基準であって、自分の思考や言動自体が常に事実や道理に即していると思い込むのとは全く別の事である。後者は「独善」と言う。独善に陥らない為の基準であるのに「事実と道理」という概念に執着して自分の思考自体と混同すると本末転倒になる。
〇「事実と道理」と言っても何が「事実」で何が「道理」かは人ぞれぞれ捉え方や考えが違うので議論や対話に開かれた姿勢も重要だと思う。その意味で、言論弾圧は勿論、何の論証もせず根拠も提示せずに「デマ」と決めつけたり、“陰謀論”なるレッテルを貼り付けるのは極めて道理に悖る態度と言うほかない。
〇自称リベラルなどの陰謀否定論者は「正義に照らして自分の考えを反省する」のではなく「自分の考えが正義だ」という態度である。「人の振り見て我が振り直せ」と言う。事実や道理は自分の思考を反省する為の基準であり、自分の考え自体を「事実」「道理」と思い込むと俗物陰謀否定論者と同類になる。
〇所謂ポリコレなどに「「正義に照らして自分の考えを反省する」のではなく「自分の考えが正義だ」という態度」がよく見られる。この類にとり「正義」とは「自分を反省する為の物差し」ではなく「他人を殴る為の棍棒」である。「自分は正義」というのが大前提である。かかる独善はリンチを誘発しがち。
〇俗物(スノッブ)とは、単に俗欲が深い人物という意味ではない。見栄っ張りで自分を上品で教養の深い知識人と見せたがるような人物を言う。それも結局は俗欲が根底にある訳だが。「陰謀論」を連呼する陰謀否定論者は大抵「インテリ」を気取る擬似知識人なのでまさに「スノッブ」と呼ぶのが相応しい。
〇陰謀追及に「陰謀論」のレッテルを貼るのは擬似インテリ村の掟である。擬似インテリ村では「陰謀論者」という烙印を押される事はムラからの追放を意味する。この村の住人になるには「良識を備えた教養の深い知識人」然として振る舞い、「陰謀論」と決めつけて鼻で笑うスノッブである事が条件である。
〇例えば「グレート・リセット」という語感だけで“陰謀論”と思い込む前にダボス会議が実際に唱えている事くらいは知っておくべき。何事も調べもせずにとりあえずイメージで“陰謀論”と決めつけ“鼻で笑って”みせる擬似インテリ村の“作法”は実に醜悪と言う他はない。すのっぶには付ける薬なしと言った所か。
〇メディアが「陰謀論」の典型としてよく挙げる「小児性愛者ネットワーク」も然り。ジェフリー・エプスタインの事件が表沙汰になっている上に、エプスタインと欧米の「エリート」層(英国の王子などが含まれる)の関係も明らかになっている以上只の「陰謀論」として一笑に付す事は出来ないはずである。
〇「悪魔崇拝」もそうだろう。著名人が何故か「コルナ」サインをする事が多いのは事実である。このサインは元々はイタリアの風習だが、アントン・ラヴェイが採用して以後はサタニズムのシンボルとなった。世界中の有名人がイタリアの風習をやる必然性はないので、サタニズムに関係している可能性は高い。
〇この場合例え「陰謀論」と決めつけても欧米“セレブ”らがコルナ・サインをやる意味の合理的な説明はない。「悪魔崇拝」「悪魔教」「サタニズム」は西洋文明の裏の側面である。これもまた「陰謀論」でも何でもない。故にコルナをやる連中がサタニスト・秘密結社員の類と推測しても何ら論理の飛躍はない。
〇以前書いたが、英国に於ける年間の子供の行方不明者数は他の国と比べて異常に多い。そういうデータがあるのは事実。背景として英国がオカルティズムの中心地である事を想定したとしても決して突飛とは言えないだろう。あくまで可能性の話だが、調べもせずに「陰謀論」の一語で否定し去る事は出来ない。
〇最近は「陰謀論」という侮蔑語を用いるメディアの中傷報道が増えている。「人は何故陰謀論にはまるのか」「身近な人が陰謀論にはまったら?」の類。根拠なく特定の説を盲信するならば「陰謀論」(思考停止語)だろうが「陰謀否定論」だろうが同じ事である。「陰謀論」と限定する所に意図が感じられる。
〇陰謀追及は事実の探求である。否定したいなら根拠を挙げて反証すればよいだけ。反証が出来ず、肯定も否定も出来ないような見解ならば事実探求としての陰謀追及ではなく形而上学的断定やドグマの類なので、その事を指摘すればよい。疑問も持たずに「陰謀論」という思考停止語を使うなら独断論者と同じ。
〇問題なのは「見解への執着」である。ある論者が未証明の特定の説を絶対視すれば確かに「見解への執着」になるが、メディアが弄する論証抜きの「陰謀否定論」にも「見解への執着」が潜んでいる事を看破しなくてはならない。問題は「事実か否か」であり「陰謀論か否か」ではない。事実は認めねばならぬ。
〇論証抜きで「陰謀論」というレッテルを貼り付けて「人は何故陰謀論にハマるのか」「身近な人が陰謀論にハマったら?」などという「何とでも言えるようなざっくりとした印象操作」というメディアがよく用いる手口は実に姑息で卑怯である。かかる陰謀否定論にこそ執拗な意図と執着が潜む事を見抜くべし。
〇確かに陰謀追及界隈には誘導情報の類も多く思想ツールに嵌められたりして排他独善的になったりカルト化するグループもいる。メディアはそれを一般化して陰謀追及者全体を貶める。全くのお門違いである。特定の見解や言説を絶対視し執着する事が問題なのであって、それは陰謀否定論にも言える事である。
〇「覚醒」「目覚めた」という言葉には注意が必要である。物事の理解は段階的に進むので一度の「覚醒」「目覚め」で全て分かる訳ではない。「学校やメディアが言わない裏の構造がある」事に気付くなど転換点となる「気づき」がある事は否定しないが、それは「入口」であり、そこからさらに探求が始まる。
〇「覚醒」「目覚め」は英語圏では「great awakening」(Qアノン系が多用・元々は米国の基督教用語)という表現が用いられているようである。こういう概念に執着すると、そこで停滞してしまい、思考の柔軟性が失われる可能性があると考える。つまり「覚醒」の時点で得た見解を絶対視しドグマ化する恐れ。
〇「裏の構造に気付いた」など転換点となる「気づき」は「入口」であって、その時点の認識に停滞する事無く、そこからさらに事実を探求していくべきである。人は知らない事の方が圧倒的に多いので、どこまで行っても極まりはないと言える。そういう謙虚な姿勢を持すれば排他独善的にはならないと思う。
〇比喩的な意味などとして「覚醒」「目覚め」等の言葉を使っていても、入口段階の見解を絶対視したりせず、常に事実を探求し続ける思考の柔軟性が失われていなければ何も問題はない。要は独立的思考が働いているか否か。特定の観念や概念、見解への執着がこれを失わせる原因になる事が多いと見ている。
〇メディアが陰謀追及者に「そうあって欲しい」という「像」があると見る。○排他独善的○過激な行為に走りたがる○事実の探求を怠り特定の見解を絶対視○終末論やメシアニズムを盲信しており「もうすぐ世界が救われる」と根拠なく吹聴する...等々。これを一般化して陰謀追及者を貶められるからである。
〇メディアが陰謀追及者に「そうあって欲しくない」像もあると考える。例えば、事実を重視・地道に事実を積み重ねる・論理的である・対話や議論など開かれた姿勢がある・根拠の無い事は肯定も否定もせず無記で臨む・独断的ではない・道理を守る...等々。こういうタイプの追及者が増えると嫌がると思う。
〇熱狂は冷める時節あり。「世界はもうすぐ救われる」「○月×日に何かが起こる」等一挙に問題が解決するかのような出来事に期待するメシアニズムは、それが起こらなかった時の落胆と表裏一体である。世の中が正されるのはあくまで地道な積み重ねの結果(原因・条件・結果の連鎖の結果)ではあるまいか。
(了)