ツイートまとめ テーマ:経済統合・SDGs・世界連邦運動...ワンワールド化工作のあらゆるルートを徹底分析する。
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〇英国がTPP参加を正式表明し、米国のTPP復帰の動きも取り沙汰されている。危惧された動きが表面化している。サービス分野が含まれる日米FTA第二段交渉の動きも気にかかる。「コロナ」の陰で進められている企みに要警戒!【英、TPP参加を正式表明 初の新規加入で拡大機運】https://www.jiji.com/jc/article?k=2021013100111&g=int
〇「日本が主導したTPP」とあるが、グローバリストはCFRやCSISの意向に従っているに過ぎない。「日本が主導」という文句で日本国民の自尊心を刺激し偽愛国心を喚起して包括的奴隷条約ひいてはグローバル化政策を支持せしめんとする魂胆と見る。売国政治屋共には「主導」するような「主体性」はない。
〇目下のワンワールド化工作を列挙してみる。①メガFTA(包括的奴隷条約)。TPP+RCEP=FTAAP。②国連が進めるSDGs(持続可能な開発目標)。美辞麗句を掲げてNWO化。③世界連邦運動。与野党の国会議員や宗教関係者が賛同。④「コロナ禍」を口実とした個人情報の一元管理や監視強化など全体主義化の推進。
〇⑤「戦争惹起工作」も想定出来る。世界各地に戦争の火種がある。それに一気に火をつける恐れ。これは主に④が失敗した場合の代替工作として企まれる事が危惧される。その他、共産中国の「一帯一路」は①に分類出来る。デジタル・レーニン主義やスマートシティ構想は勿論④である。大体五つに収まる。
〇「国際連帯税」の類は②SDGsや③世界連邦運動の一種に分類可能だろう。両建を打ち破りNWOを阻止するには①~⑤の総体に目を配っておく必要があると考える。さもないと視点が偏ってしまい両建に絡めとられる恐れがある。これら全ては有機的に連関しており、決して相互に無関係の孤立した事象ではない。
〇ワンワールド(NWO)化工作の主なルートのまとめ。①メガFTA(包括的奴隷条約)。②SDGs(持続可能な開発目標)。③世界連邦運動。④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化の推進。⑤戦争惹起工作。...主なものを列挙したが、これ以外のNWO化工作も多数あるので常に注意しておくべきである。
〇「これ以外のNWO化工作」とは、例えば人工芝工作である。ソロス一派が支援する各種運動やNED系の国家転覆工作などがある。目下ロシアで起こっているデモ騒ぎも胡散臭い。昨年起こったベラルーシの騒乱も記憶に新しい。人工芝工作は裏権力に不都合な政権を潰す事でNWO化に資する事を目的とすると分析。
〇各派閥の裏権力走狗も①~⑤に配置されていると見る。例えば、CSIS系の自称保守は「愛国保守」を騙るネオリベ・グローバリストなので①を推進し、自称リベラルは実は強権発動に抵抗がなく(むしろ好む?)「コロナ対策」などを口実に④に賛同する場合が多い。②③は左右両陣営が関与する両建の証拠。
〇ワクチン接種の推進と接種情報のデータベース化の企みは「②SDGs」と「④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化」に分類出来る。接種情報という名目で個人情報を一元管理し、接種証明書がない者に対しては社会的デメリット(移動の制限等)を課す事実上の強制は紛れもなく④の主要部分である。
〇ダボが強調する「グレート・リセット」はこれらを包括する野望の達成目標だと分析する。部分的な「リセット」ではなく、全てを包括する徹底的な破壊と「新秩序(ニューオーダー)」の樹立即ち「ワンワールド」「NWO」そのものである。ここに至る経路として①~⑤などが設定されているという事だろう。
〇ダボ〇ゼ会議が今年のテーマとして「グレート・リセット」を設定しているのは、世界中の裏権力走狗の総意としてNWO化を急ぐという意図の表明だと見る。「グレート・リセット」は各NWO化工作の包括的呼称と見るべきであり、NWOへ誘導する経路は多数あるので、そのいずれにも目を配っておくべきである。
〇一部で宣伝するトランス・ヒューマニズムは主に④に関わるイデオロギーだろう。デジタル・レーニン主義やスマートシティ構想など④の領域にはAIやIoTなどの最新テクノロジーが総動員されている。18世紀以来の進歩主義や西欧近代の技術崇拝のグロテスクな進化形(末路)。一周してオカルトに近づいた。
〇「一周してオカルトに近づいた」と書いたが、「世界の再魔術化」とも言い換えられようか。西洋近代科学と西洋魔術(錬金術なども含む)は元々の出所は同じである。「オカルト」とは「隠知学」「神秘学」などと称される西洋の「隠された知の系譜」である。これの先端部分にテクノロジーが出てきた観。
〇英国のTPP参加が「地政学的にも意義がある」みたいな“解説”を見かけたが、大いに僻事である。「地政学」という言葉からは「対中国包囲網」という言外の刷り込みが感じられるが、TPPはRCEPと合体してFTAAPにする目論見なので、「TPPは対中国包囲網」という言説は大嘘である。こういう思考誘導に要注意。
〇EU離脱した英国は対日政策として「新日英同盟」戦略を取っていると見受けられるが、これは過渡的な一時的戦略に過ぎない。日英同盟が第一次大戦後の四ヵ国同盟で弊履の如く捨てられたように、一時的な「新日英同盟」で日本を取り込みつつ、FTAAP、新WTOという更なる大規模経済統合に誘導する腹と見る。
〇「日英同盟破棄は米国の意向」と解説される事が多いが、第一次大戦以後の英米の支配層はRIIA(王立国際問題研究所)とその米国支部CFR(外交問題評議会)が作られるなど増々一体化を深めており「米国単独の意向」とは考えにくい。英米裏権力の総体の意向として日英同盟は破棄されたと見るべきである。
〇APEC構成国の経済統合であるFTAAPも中間地点として設定されているに過ぎない。全ての広域経済統合の最終目標は2030年に目論まれる新WTO(WTO再編)である。これは経団連の資料などにもはっきり書かれている。SDGsも2030年に設定されているのは決して偶然ではなかろう。要するにワンワールド化の企み。
〇ワンワールド化工作のルートとして、●包括的奴隷条約●SDGs●世界連邦運動●「コロナ禍」宣伝による全体主義化●戦争惹起工作●人工芝工作..を挙げたが、思想的なワンワールド化工作も重要である。例えば、宗教統一構想である。「宗教国連」構想、エキュメニズム、万教帰一思想など様々なものがある。
〇明治末期に設立された「帰一協会」は日本に於ける早期の宗教ワンワールド運動である。銀行家の渋沢栄一、牧師の成瀬仁蔵、「キリシタン史観」を確立した宗教学者の姉崎正治らが参加していた。世界連邦運動に参加する宗教関係者が多いのは、この時以来の動きだと見る。日本会議もこの流れから生まれた。
〇ワンワールド化工作は多方面で進められているので、一面だけでなく多面的に目を配っておくべきである。かと言って、個々人のスタンスの違いやキャパシティの問題、それぞれの得意分野の違いなどもあると思うので、追及者同士で意見や情報を持ち寄るなどお互いに補い合って協力するのがよいと考える。
〇ワンワールド化工作はかなり多面的だが、それを追及する陰謀追及者としては各個人が一人で全部やろうとするより、全体に目を配りつつも得意分野を磨いて情報を持ち寄りお互いに協力し合うのがよいと思う。自説のごり押しなどの「我」の張り合いは、それこそ裏権力側の両建の付け入る隙となるであろう。
〇ワンワールド化工作の主なルートを列挙したが、「①経済②政治・社会③精神」という三つの領域に分類する事も可能である。①はTPPやRCEPなどの広域経済統合。②は統治機構や社会体制のワンワールド化である。国際連帯税や世界連邦運動、SDGsなど。③は思想工作などの精神の領域に於けるNWO工作である。
〇①は経済システムのワンワールド化である。TPPやRCEPなどこの領域の工作は全て2030年の新WTO構想に収斂する。英国のTPP参加もこの一環である。②は政治・社会体制のワンワールド化である。国家主権の制限・廃止、統治機構の単一化や国境の撤廃などが該当する。要するに「世界政府」創設に繋がる企み。
〇③は精神の領域に於けるワンワールド化工作である。固有の文化や言語、思想などの破壊とワンワールド主義の刷り込みである。物の考え方を改造してワンワールド化を受け入れさせNWOに「適応」させようとする。物の考え方が変えられると発言や行動も変わり、最終的に国家・社会のあり方自体が変質する。
〇以上「①経済②政治・社会③精神」という主に三つの領域でNWO化工作が行われていると分析する。これら全ての領域でNWO化に反対してこそNWO批判が万全となる。どれか一つの領域でNWO化に反対するが、他の領域では賛成すると両建に絡めとられる。例えば「FTAに反対しSDGsに賛成する」などが典型である。
〇ワンワールド化工作のルートを左右両建で分析する。左派はFTAや新自由主義政策に反対する事もあるが、「世界市民」主義的な発想でSDGsや国連中心主義、EU等に賛同する場合が多い。右派は「愛国」を叫ぶものの経済グローバリズムに賛同するパターンが多い。左右両陣営の分進合撃でワンワールドに誘導。
〇そして世界連邦運動については左右両陣営共に賛同している場合が多い。それを象徴するのが「世界連邦日本国会委員会」である。この「委員会」の面子には自民党から共産党まで与野党・左右の国会議員が所属している。彼らは対立しているように見えながら、世界連邦政府の樹立という点では一致している。
〇①経済②政治・社会③精神という三つの領域だと、左派は②のワンワールド化を主張する事が多く、右派は①のワンワールド化を主張する場合が多い。「担当」があるように見える。③も然り。左派は世界市民主義的な思想が多く、右派は新興宗教と密接で伝統思想の偽装でNWO思想に被れるパターンが目立つ。
〇フリーメイソンで言うと、左派は仏蘭西系、右派は英国系の影響が強いと見る。左派が「下からのワンワールド」(労働者の無国境的な連帯等)を主張し、右派が「上からのワンワールド」(グロ資本による寡占化等)を主張し、左右の分進合撃にてワンワールド化を進める両建構造になっていると分析する。
〇「地球市民」「世界市民」などの主義思想の布教は「下からのワンワールド化」である。世界の権力者・富裕層の肩を持って経済グローバリズムを推進するのは「上からのワンワールド化」である。このいずれかに絡めとられるパターンが多いと見る。あらゆる分野、領域、形態のワンワールド化を批判すべき。
〇某大東社系工作員が反FTAでは意見が一致していながらいきなり後ろから斬りつけるような真似をしてきたのは、吾人が大東社(仏蘭西系石屋)をも批判していたからである。其奴はFTAには反対しつつも別ルートのワンワールド化には賛同するのである。両建批判は潜伏する各裏権力派閥を炙り出す効果もある。
〇仏蘭西系フリーメイソンのシンパが反FTA・反新自由主義を掲げて運動するのは「下からのワンワールド化工作」の一例である。仏蘭西系フリーメイソンは無産者や労働者、革命家などのメンバー加入を早くから認めていた。「FTAに反対するが、SDGsには賛同する」パターンの原型はこの辺りにあると言える。
〇逆に自称愛国保守の中には英国被れがよくいる。このタイプが日英FTAを「新日英同盟」として歓迎するのは、英国系フリーメイソンシンパによる「上からのワンワールド化工作」の一例と言える。このように左右の分進合撃にて日本を解体しワンワールド化を進める両建である。視点が偏らないようにすべき。
〇左派の多くが意識的でなくとも潜在的な仏蘭西系フリーメイソンのシンパであり、同じく右派の多くが意識的でなくとも潜在的な英国系フリーメイソンのシンパだと分析する。左右両陣営の思想の「型」が英仏のフリーメイソンにあるので自ずとそうなる訳である。ここに気付き超克せねば両建に嵌められる。
〇ワクチン接種情報をマイナンバーに紐付けしマイナンバーカードのICチップに接種証明情報として記録しようという企みがある。ワクチン接種証明がないと移動やイベント参加の制限など様々な制約が課される事実上の強制に繋がる恐れがある。「グレート・リセット」の目的の一つと見る。厳重に警戒すべき。
〇マイクロソフトなどがスマホにワクチン接種情報を記録する「ワクチンパスポート」の開発を進めている。日本国民に対して異常に冷たいスガ一味が携帯電話料金の値下げには熱心に取り組んでいるのは、この為だと見る。スマホをより普及させ、ワクチン接種情報を搭載し、管理統制を強化する狙いだと分析。
〇「ワクチンパスポート」が無ければ様々な社会的な不利益や制限を受けるように仕向け、事実上のワクチン強制接種に追い込み、個人情報を一元管理するテクネトロニック体制を構築する。これが裏権力及びその走狗の薄汚い目論見だと分析する。「グレート・リセット」の主要目的の一つはこれだと見ている。
〇「番号で人間を管理する」という発想は、黙示録の「この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。」という記述を「設計図」にしていると推測する。国際秘密力の発想の根っ子は地中海・オリエントの思想にある。
〇ワンワールド化工作のルートの内、「ワクチン接種証明情報による統制強化」は勿論「④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化の推進。」である。「ワクチンパスポート」で人間を“選別”し従わせるというどす黒く薄汚い企み。これが“コロナ禍”工作の主要目的と見る。
「ワンワールド(NWO)化工作の主なルートのまとめ。①メガFTA(包括的奴隷条約)。②SDGs(持続可能な開発目標)。③世界連邦運動。④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化の推進。⑤戦争惹起工作。...主なものを列挙したが、これ以外のNWO化工作も多数あるので常に注意しておくべきである。」https://twitter.com/kikuchi_8/status/1355944299762880515
〇逆に言えば、「ワクチンパスポート」がないと仕事や学校に戻れず、旅行やイベントを再開できないという事では?引用:「人々が仕事や学校に戻ったり、旅行やイベントを再開したりするためには、安全で簡便なソリューションが必要だ」https://news.yahoo.co.jp/byline/kokuboshigenobu/20210115-00217758/
〇「ワクチンパスポートという“獣の刻印”がないと、日常生活もままならず、移動も集会も制限される」とは如何にも「黙示録」的世界観が刷り込まれた者らしい発想と言える。「科学が一周してオカルトに近づいた」という趣旨の事を書いたが、まさにこういう事である。日本人・東洋人とは発想が全く異なる。
〇「日本人・東洋人とは発想が全く異なる」で済ませては駄目である。発想が異なる連中と無関係でいられるならそれでもよいが、今やそういう連中が全世界を手にかけ、日本も無関係ではいられない。だから「敵を知る」為にしかと分析する必要がある。中でも発想の根にある「世界観」は重要な要素である。
〇「黙示録」の「予言」通りではなく、「黙示録」を「設計図」として計画を実行していると見るべきである。刷り込まれた世界観が発言や行動を規定する。「敵」の世界観を知る事は「敵」の思考を読み、行動を予測する手掛かりになる。国際秘密力は明らかに地中海・オリエントの思想枠組みで行動している。
〇裏権力走狗が「コロナの脅威」を煽るのも、「コロナ」への疑問を排除するのも、全て管理統制を強化する為だと分析する。それ故、「コロナの脅威」というイメージを相対化させるあらゆる言説をネット上から締め出そうとする。簡単に言えば「ワクチンパスポートなど要らん」となるのを恐れていると見る。
〇世界観や思想を客観的に分析する事とその世界観や思想を信じる事は異なる。宗教学と宗教が異なるのと同じである。そういう観点で国際秘密力が依拠する思想枠組みを分析する必要がある。耐性が無いと取り込まれる危険も伴う。特に陰謀情報とオカルトのセット売り現象は昔からあるので要注意であろう。
〇「国際秘密力は日本人・東洋人とは全く異なる思想枠組みに基いて行動している」という趣旨の事を書いた。陰謀情報とオカルトのセット売りや、伝統思想に西アジア的世界観(黙示的終末論、メシアニズム、世界最終戦争など)を付会する思想工作の目的はここにも存すると推測する。つまり思想的取り込み。
〇例えば、オウムは表向き仏教を偽装する神智学系のカルトであり、西アジア的な終末論を教義の中核としていた。日本人は元来「世界最終戦争(ハルマゲドン)」などと言われてもピンと来ないはずだが、何となくイメージされるようにはなっている。地中海・オリエント的な世界観枠組みの浸透の結果だろう。
〇思想工作員が日本や東洋の伝統思想を西アジア的な思想に執拗に付会しようとするのは、日本人を黙示録的世界観に取り込むのが狙いの一つだと分析している。欧米だと元々聖書的世界観があるので福音派みたいなのを簡単に大量動員できるが、日本にはその前提がない。そこで黙示録的世界観を浸透させると。
〇西アジア的世界観とは「最終戦争」「世界の終末」「最後の審判(人類の選別)」「メシアの登場」「新世界の到来」などを特徴とする。猶太教は西アジアで発生したので日猶同祖論も西アジア的世界観との付会と言えよう。これらを日本人に注入し思考誘導し易くしようとするのが思想工作員らの狙いと分析。
〇先に挙げた「最終戦争」「世界の終末」「最後の審判(人類の選別)」「メシアの登場」「新世界の到来」などはどれもワンワールド化工作に都合のよいものばかりである。ワンワールド思想の源流と言える世界市民思想(コスモポリタニズム)もアレクサンドロスの征服事業を受けて、かの地域にて誕生した。
〇「たまたま都合がよい」というより、元々国際秘密力の思想枠組み自体が地中海・オリエント(西アジア)地域に源流があるので、ある意味当然と言える。日本・東洋はこの文化圏の外側にいるので、日本人を取り込む為に伝統思想に付会するなどして西アジア的世界観を浸透させようとしていると分析する。
〇日本と猶太が同祖と言ってみたり、景教徒(ネストリウス派基督教徒)が渡来していたと強調したり、誰某は「メシアだ」(新興宗教は大抵メシアニズム的要素を持つ。「メシア教」なるそのままの名称の団体も)など日本人に西アジア的世界観を植え付けて世界観ごと取り込むのが狙いの一つと推測している。
〇世界観は決して侮れない要素である。例えば、ワクチンパスポートやマイナンバーなど人間を番号で管理する企みも「予言の成就」と捉えた者は、それらを肯定し受け入れる結果になるだろう。だが、それらは古代の宗教文書を設計図とした人為的企みだと見れば、あくまで批判し抵抗しようとするはずである。
〇グノーシス主義も地中海・オリエント産である。「グノーシス主義」をやたらに強調するグループの出現もまた日本人を西アジア的世界観に取り込む為の新手の工作の一つと見る。もっとも古代文献に忠実な「グノーシス主義」には非ずして近代の神智学の影響を受けたカルト・グループと見る方が正解だろう。
〇「ムーンショット目標」は「科学が一周してオカルト」の最たるものだろう。政府がこれを掲げるという現実。これも主要なワンワールド化工作だと見る。「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」という“目標”を掲げているが、グノーシス主義的な発想である。https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd99f833dfb19f6edcc432e4aa388c5426b7349
〇「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」と言うが、身体・脳とは別の「人」とは何か。「人」が身体・脳と同じなら「解放」は矛盾であるし、違うなら最初から「解放」されている事になる。実体論的な二元論はかかる論理矛盾が不可避となる。「人」は諸々の条件に依存して成り立つ。
〇政治とは「人」がよりよく生きられる条件を整える為のもの。よりよい条件の「整備」は成り立っても「解放」は成り立たない論理である。「いや、整備の事だ」と言おうが、「解放」を謳う時点で怪しげなオカルト的構想と言えよう。「人」と「身体・脳・空間・時間」は「同じ」でも「異なる」でもない。
〇「身体・脳」に依存して「人」は成り立ち、「人」あってこそ「身体・脳」という名称が成り立つ。特定の空間と時間的な「幅」が無ければ、如何なる「人」も存在し得ない。空間・時間と人は「即」である。切り離す事は不可能である。それを切り離して「解放」を謳う時点で頗る怪しげな“構想”だと言える。
〇「身体・脳・空間・時間」と無関係に存在する「人」は形而上学的存在であり、もはや「ある」とも「ない」とも論じられない代物である。空間・時間と不可分の現実の「人」を相手にすべき政治がこういう形而上学的な物言いをするのは非常に面妖である。「一周してオカルト」は決して杞憂に非ずと確信す。
〇森の「失言」報道もこれのスピンだと見る。RCEP+TPP=FTAAP。最終目標は2030年の新WTO=経済版NWO。RCEPは先述のワンワールド化工作のルートの内、「包括的奴隷条約」の一部である。毎度メディアが大騒ぎする裏で進行する企みに目を向けるべき!【RCEP承認案を了承】https://this.kiji.is/732040410717126656?c=39546741839462401
〇もし五輪中止が既に決定しているという情報が事実なら、森“失言”報道はRCEPのような重要案件のスピン以外だと、「森の“失言”のせい」という印象付けで「五輪中止もやむなし」という空気を醸成し、政府への風当たりを弱めつつ「五輪中止」へ向けて“ソフトランディング”する事が狙いではと推測している。
〇一部の「発言」を論い日本人全体を差別主義者の如く印象付けようとする欧米メディアの尻馬に乗って吹き上がるのが自称リベラルの習性である。欧米メディアにそのような非難をする資格は微塵もなかろう。男性しか入れないフリーメイソンのメンバーが社会の主要部を占める欧米社会はこれ如何に?となる。
〇欧米は男性中心の秘密結社(secret society)が力を持つ社会。「コロナ禍」宣伝の初期には欧米では日本人を含む亜細亜人への差別が横行し、欧米社会の根強い差別体質を浮き彫りにした。「欧米は進歩しているが、日本は遅れている」という欧米中心主義のお先棒を担ぐのは愚の骨頂。明治以来の欧化主義。
〇「時代遅れの日本社会」と一般化して非難する仏蘭西メディアの母国の素晴らしき「進歩した社会」の現実。https://www.tokyo-np.co.jp/article/71431
〇こう言うと自称リベラルなどは「ヘイトがあるのは日本も同じじゃないか」とお決まりの文句を言うだろうが、アジア人を襲撃する大東社国家仏蘭西の現状を見るに、「進歩した社会から遅れた社会を一方的に上から目線で非難する」という構図は成り立たないと言っているに過ぎない。欧化主義こそ時代遅れ。
〇そもそも森は清和会一味。森政権以降に社会のネオリベ化が進行してきた。CSIS・ジャパンハンドラーズのような欧米の権力グループが彼らを走狗として使役してきた。彼らがいつまでも大きな顔をしていられるのは、そういった背後関係があるからこそだろう。自称リベラルが無視する真の日本の問題である。
〇清和会一味の如きネオリベ・グローバリスト勢力をいつまでものさばらせている事が日本の真の問題である。もし「時代遅れ」があるとしたら、まさにこれであろう。日本を貶める事が主目的の自称リベラルは勿論ここには触れない。そこから利益を吸い上げてきた裏権力傘下のメディアは尚更触れる訳がない。
〇清和会系元政治屋の発言を大きく取り上げて、欧米メディアと自称リベラルがそれを叩き、RCEPという重要案件から目を逸らすという両建マッチポンプだと見る。森を生贄にして「森のせい」という印象付けを行ない政府への風当たりを弱めつつ、機を見て「五輪中止」を正式発表する算段ではないかとも読む。
〇言葉は慎むべきであり、軽々しくすべきではないのは当然であるが、表向きの発言と実際の言動が一致するとは限らないのも事実である。著名なリベラル系作家が奥さんに対して暴力を振るっていたという話もある。正義を口にする者が立派な人間とは限らない。直感的に自称リベラルは胡散臭いと思っている。
〇EU系の大使館が「男女平等」を言うキャンペーンを行っているようだが、仏蘭西大東社は女性は正式加入できないようである。欧米の、特に「リベラルなエリート」は「我が身を省みる」という事が苦手なように思う。「苦手」というより元からそういう発想自体がないのだろう。故に物言いが一方的になる。
〇欧州系の左翼運動の源流と元締めは大東社だと見ている。故に、これの尻馬に乗る自称リベラルを「大東社系左翼」と呼ぶのである。その大東社は女性の加入を認めていない男性中心の組織である。ロッジによっては女性が加入できるようだが、大東社の総体としては女性の正規加入を認めていないようである。
〇大東社系左翼は、他者を責めるのは得意だが、己を省みる事は苦手どころかそういう発想自体が元から全くないのが特徴である。何故彼らの各種運動が「正義」や「平等」を掲げつつ世の顰蹙を買うのかと言えば、その独善的で一方的な態度による。仏大東社の歴史的悪癖の腐臭を人々が直感的に嗅ぎ取るのだ。
〇「仏大東社の歴史的悪癖の腐臭」とは仏蘭西革命時の数々の蛮行(リヨンの大虐殺など)に表れたような、“正義”に酔い痴れる者の狂気であり、独善性・排他性・暴力性である。自己反省を伴わずに正義に酔い痴れる事の恐ろしさがここにある。大東社系左翼が集団リンチを好むのは、この性癖によっている。
〇「左翼は文明人 右翼は野蛮人」という書き込みを見た事がある。「文明と野蛮」という二元論はネオコンの論理と全く同じである。要するに西洋近代主義者の論理。西洋列強は「文明が野蛮を征服する」という論理で世界侵略を正当化した。大東社系左翼も同じ論理を共有している事は明白である。侵略の駒。
〇欧州フリーメイソンらが「文明人たる我々が野蛮なる日本人を啓蒙してやろう・してやらねばならない」という態度で独善的で一方的な物言いをしてくるパターンである。大東社系左翼はその尻馬に乗っかって「そうだ!そうだ!」と言う。CSIS系の似非保守とは派閥が違うだけで走狗たる本質は同じである。
〇国内の裏権力派閥を「米国系VS欧州系」両建構造があると分析した事がある(米国や欧州が拠点という程の意味で米国や欧州諸国という「国」単位で見ているのではない事に注意)。CSIS系の似非保守勢は前者で、自称リベラル・大東社系左翼は後者である。派閥が違うだけで走狗である事に変わりない。両建。
〇特定の裏権力派閥がその時々の情勢次第で最も勢力を伸張させる事を「ターン」と呼んでいる。アベ“政権”時は似非保守勢のターンだったが、ヤバいデン自称“政権”で自称リベラル・大東社系左翼勢のターンになった又はなりつつあると見ている。時々の情勢で最も強い派閥を優先的に追及する事にしている。
〇「失言」が色々と言われているが、口の軽い粗忽者より「失言」はおそか一切の隙を見せない者の方が裏権力走狗としては恐ろしいと思う。例えば、「近代警察の父」ジョゼフ・フーシェは絶対に「失言」などせず、逆に密偵網を駆使して政敵の弱みを握った。大東社系左翼と公安警察は奇しくも源流が同じ。
〇イタチごっこを繰り広げる過激派と公安警察は実はどちらも仏蘭西革命に源流がある。大東社系左翼は権力を握るまでは反権力を掲げるが、一旦権力を握ると専制的独裁的になる。自称リベラル勢が言論の自由の制限や自粛の強行に抵抗が無く、むしろ積極的に賛同する所に彼らの本性が露呈していると言える。
〇自称リベラルのように性別・年齢・人種などの表面的属性のみで人を判断するのではなく、主張・言動・行為など「実質」「中身」で人を判断するべきである。さもないと、子供や女性を傀儡にする工作に簡単に騙される事になる。清和会一味が問題なのは「高齢の男性」だからではなくネオリベだからである。
〇裏権力は湾岸戦争前の「ナイラ証言」、グレタ・トゥーンベリやカマラ・ハリスなど「子供」「女性」「マイノリティー」などの表面的属性を売りにした傀儡を立てる手口をよく使う。自称リベラル系程こういうのに条件反射的に飛びつく。傀儡・手先・広告塔であるかが重要で、性別・年齢・人種は関係ない。
〇オバマも然り。「黒人」という表面的な属性だけで民衆の味方の如く売り出したが、TPPを熱心に推進したようにオバマはグローバル・エリートの利益代理人に過ぎない。表面的属性のみで人を判断するような、底の浅い、薄っぺらい人物評価を止めて、実際の行いという実質・中身を見るようにすべきである。
〇「行為で人を判断すべし」とは原始仏典にある釈迦の言葉である。個人的には「インプットされた思想」が決定的な規定要因になる場合が多いと見ている。これが「行為」の原動力にもなる。故に裏権力は思想工作を重視するのだろう。思想改造を行えば如何なる性別・年齢・人種でも「走狗」になるのである。
〇思考・意思が行為の元にある。思考・意思に基かない「行為」は「行為」というより只の「動き」に過ぎまい。「思想」は思考・意思に大きな影響を与える。故に他者の思考と行動を操ろうとする者は、その目的に都合が良い「思想」を注入しようとする。プログラムを脳に「インストール」するようなもの。
〇「仮面ライダー」で「脳」を改造されると完全な「怪人」になるという設定があるが、秘密結社によって思想改造されると怪人=走狗・工作員になるのだと言える。最近はテクノロジーの進化で、「思想改造」だけでなく、チップ埋め込みなどで文字通りの「脳改造」も可能になりかねない。要注意であろう。
〇総務省と首相の長男の接待疑惑などもRCEPのスピンだと見る。毎度毎度の事ではあるが、メディアや左右両陣営が「盛り上がっている」事象の裏に真の国難あり。そこに気付く人には「陰謀論者」というレッテルが貼られる。実に巧妙かつ馬鹿げたシステムである。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210224/k10012882821000.html
〇自称リベラルは「実は統制主義者」「本当は全体主義が好き」「言論統制大歓迎」「集団リンチが好物」の場合が多く、自称保守は「中身はネオリベ」「実はグローバリスト」「世界連邦運動に大賛成」「愛国を隠れ蓑に国家破壊に加担する売国奴」である場合が多いと見る。左右両建抗争は“ガン無視”しよう。
〇毎度毎度繰り広げられる左右両建抗争とは、「実は統制主義者・本当は全体主義が好き・言論統制大歓迎・集団リンチが好物」VS「中身はネオリベ・実はグローバリスト・世界連邦運動に大賛成・愛国を隠れ蓑に国家破壊に加担する売国奴」の両建抗争に過ぎない。真に重要な問題は大抵このスピンの裏にある。
(了)
https://kokuhiken.exblog.jp/32017362/
〇英国がTPP参加を正式表明し、米国のTPP復帰の動きも取り沙汰されている。危惧された動きが表面化している。サービス分野が含まれる日米FTA第二段交渉の動きも気にかかる。「コロナ」の陰で進められている企みに要警戒!【英、TPP参加を正式表明 初の新規加入で拡大機運】https://www.jiji.com/jc/article?k=2021013100111&g=int
〇「日本が主導したTPP」とあるが、グローバリストはCFRやCSISの意向に従っているに過ぎない。「日本が主導」という文句で日本国民の自尊心を刺激し偽愛国心を喚起して包括的奴隷条約ひいてはグローバル化政策を支持せしめんとする魂胆と見る。売国政治屋共には「主導」するような「主体性」はない。
〇目下のワンワールド化工作を列挙してみる。①メガFTA(包括的奴隷条約)。TPP+RCEP=FTAAP。②国連が進めるSDGs(持続可能な開発目標)。美辞麗句を掲げてNWO化。③世界連邦運動。与野党の国会議員や宗教関係者が賛同。④「コロナ禍」を口実とした個人情報の一元管理や監視強化など全体主義化の推進。
〇⑤「戦争惹起工作」も想定出来る。世界各地に戦争の火種がある。それに一気に火をつける恐れ。これは主に④が失敗した場合の代替工作として企まれる事が危惧される。その他、共産中国の「一帯一路」は①に分類出来る。デジタル・レーニン主義やスマートシティ構想は勿論④である。大体五つに収まる。
〇「国際連帯税」の類は②SDGsや③世界連邦運動の一種に分類可能だろう。両建を打ち破りNWOを阻止するには①~⑤の総体に目を配っておく必要があると考える。さもないと視点が偏ってしまい両建に絡めとられる恐れがある。これら全ては有機的に連関しており、決して相互に無関係の孤立した事象ではない。
〇ワンワールド(NWO)化工作の主なルートのまとめ。①メガFTA(包括的奴隷条約)。②SDGs(持続可能な開発目標)。③世界連邦運動。④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化の推進。⑤戦争惹起工作。...主なものを列挙したが、これ以外のNWO化工作も多数あるので常に注意しておくべきである。
〇「これ以外のNWO化工作」とは、例えば人工芝工作である。ソロス一派が支援する各種運動やNED系の国家転覆工作などがある。目下ロシアで起こっているデモ騒ぎも胡散臭い。昨年起こったベラルーシの騒乱も記憶に新しい。人工芝工作は裏権力に不都合な政権を潰す事でNWO化に資する事を目的とすると分析。
〇各派閥の裏権力走狗も①~⑤に配置されていると見る。例えば、CSIS系の自称保守は「愛国保守」を騙るネオリベ・グローバリストなので①を推進し、自称リベラルは実は強権発動に抵抗がなく(むしろ好む?)「コロナ対策」などを口実に④に賛同する場合が多い。②③は左右両陣営が関与する両建の証拠。
〇ワクチン接種の推進と接種情報のデータベース化の企みは「②SDGs」と「④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化」に分類出来る。接種情報という名目で個人情報を一元管理し、接種証明書がない者に対しては社会的デメリット(移動の制限等)を課す事実上の強制は紛れもなく④の主要部分である。
〇ダボが強調する「グレート・リセット」はこれらを包括する野望の達成目標だと分析する。部分的な「リセット」ではなく、全てを包括する徹底的な破壊と「新秩序(ニューオーダー)」の樹立即ち「ワンワールド」「NWO」そのものである。ここに至る経路として①~⑤などが設定されているという事だろう。
〇ダボ〇ゼ会議が今年のテーマとして「グレート・リセット」を設定しているのは、世界中の裏権力走狗の総意としてNWO化を急ぐという意図の表明だと見る。「グレート・リセット」は各NWO化工作の包括的呼称と見るべきであり、NWOへ誘導する経路は多数あるので、そのいずれにも目を配っておくべきである。
〇一部で宣伝するトランス・ヒューマニズムは主に④に関わるイデオロギーだろう。デジタル・レーニン主義やスマートシティ構想など④の領域にはAIやIoTなどの最新テクノロジーが総動員されている。18世紀以来の進歩主義や西欧近代の技術崇拝のグロテスクな進化形(末路)。一周してオカルトに近づいた。
〇「一周してオカルトに近づいた」と書いたが、「世界の再魔術化」とも言い換えられようか。西洋近代科学と西洋魔術(錬金術なども含む)は元々の出所は同じである。「オカルト」とは「隠知学」「神秘学」などと称される西洋の「隠された知の系譜」である。これの先端部分にテクノロジーが出てきた観。
〇英国のTPP参加が「地政学的にも意義がある」みたいな“解説”を見かけたが、大いに僻事である。「地政学」という言葉からは「対中国包囲網」という言外の刷り込みが感じられるが、TPPはRCEPと合体してFTAAPにする目論見なので、「TPPは対中国包囲網」という言説は大嘘である。こういう思考誘導に要注意。
〇EU離脱した英国は対日政策として「新日英同盟」戦略を取っていると見受けられるが、これは過渡的な一時的戦略に過ぎない。日英同盟が第一次大戦後の四ヵ国同盟で弊履の如く捨てられたように、一時的な「新日英同盟」で日本を取り込みつつ、FTAAP、新WTOという更なる大規模経済統合に誘導する腹と見る。
〇「日英同盟破棄は米国の意向」と解説される事が多いが、第一次大戦以後の英米の支配層はRIIA(王立国際問題研究所)とその米国支部CFR(外交問題評議会)が作られるなど増々一体化を深めており「米国単独の意向」とは考えにくい。英米裏権力の総体の意向として日英同盟は破棄されたと見るべきである。
〇APEC構成国の経済統合であるFTAAPも中間地点として設定されているに過ぎない。全ての広域経済統合の最終目標は2030年に目論まれる新WTO(WTO再編)である。これは経団連の資料などにもはっきり書かれている。SDGsも2030年に設定されているのは決して偶然ではなかろう。要するにワンワールド化の企み。
〇ワンワールド化工作のルートとして、●包括的奴隷条約●SDGs●世界連邦運動●「コロナ禍」宣伝による全体主義化●戦争惹起工作●人工芝工作..を挙げたが、思想的なワンワールド化工作も重要である。例えば、宗教統一構想である。「宗教国連」構想、エキュメニズム、万教帰一思想など様々なものがある。
〇明治末期に設立された「帰一協会」は日本に於ける早期の宗教ワンワールド運動である。銀行家の渋沢栄一、牧師の成瀬仁蔵、「キリシタン史観」を確立した宗教学者の姉崎正治らが参加していた。世界連邦運動に参加する宗教関係者が多いのは、この時以来の動きだと見る。日本会議もこの流れから生まれた。
〇ワンワールド化工作は多方面で進められているので、一面だけでなく多面的に目を配っておくべきである。かと言って、個々人のスタンスの違いやキャパシティの問題、それぞれの得意分野の違いなどもあると思うので、追及者同士で意見や情報を持ち寄るなどお互いに補い合って協力するのがよいと考える。
〇ワンワールド化工作はかなり多面的だが、それを追及する陰謀追及者としては各個人が一人で全部やろうとするより、全体に目を配りつつも得意分野を磨いて情報を持ち寄りお互いに協力し合うのがよいと思う。自説のごり押しなどの「我」の張り合いは、それこそ裏権力側の両建の付け入る隙となるであろう。
〇ワンワールド化工作の主なルートを列挙したが、「①経済②政治・社会③精神」という三つの領域に分類する事も可能である。①はTPPやRCEPなどの広域経済統合。②は統治機構や社会体制のワンワールド化である。国際連帯税や世界連邦運動、SDGsなど。③は思想工作などの精神の領域に於けるNWO工作である。
〇①は経済システムのワンワールド化である。TPPやRCEPなどこの領域の工作は全て2030年の新WTO構想に収斂する。英国のTPP参加もこの一環である。②は政治・社会体制のワンワールド化である。国家主権の制限・廃止、統治機構の単一化や国境の撤廃などが該当する。要するに「世界政府」創設に繋がる企み。
〇③は精神の領域に於けるワンワールド化工作である。固有の文化や言語、思想などの破壊とワンワールド主義の刷り込みである。物の考え方を改造してワンワールド化を受け入れさせNWOに「適応」させようとする。物の考え方が変えられると発言や行動も変わり、最終的に国家・社会のあり方自体が変質する。
〇以上「①経済②政治・社会③精神」という主に三つの領域でNWO化工作が行われていると分析する。これら全ての領域でNWO化に反対してこそNWO批判が万全となる。どれか一つの領域でNWO化に反対するが、他の領域では賛成すると両建に絡めとられる。例えば「FTAに反対しSDGsに賛成する」などが典型である。
〇ワンワールド化工作のルートを左右両建で分析する。左派はFTAや新自由主義政策に反対する事もあるが、「世界市民」主義的な発想でSDGsや国連中心主義、EU等に賛同する場合が多い。右派は「愛国」を叫ぶものの経済グローバリズムに賛同するパターンが多い。左右両陣営の分進合撃でワンワールドに誘導。
〇そして世界連邦運動については左右両陣営共に賛同している場合が多い。それを象徴するのが「世界連邦日本国会委員会」である。この「委員会」の面子には自民党から共産党まで与野党・左右の国会議員が所属している。彼らは対立しているように見えながら、世界連邦政府の樹立という点では一致している。
〇①経済②政治・社会③精神という三つの領域だと、左派は②のワンワールド化を主張する事が多く、右派は①のワンワールド化を主張する場合が多い。「担当」があるように見える。③も然り。左派は世界市民主義的な思想が多く、右派は新興宗教と密接で伝統思想の偽装でNWO思想に被れるパターンが目立つ。
〇フリーメイソンで言うと、左派は仏蘭西系、右派は英国系の影響が強いと見る。左派が「下からのワンワールド」(労働者の無国境的な連帯等)を主張し、右派が「上からのワンワールド」(グロ資本による寡占化等)を主張し、左右の分進合撃にてワンワールド化を進める両建構造になっていると分析する。
〇「地球市民」「世界市民」などの主義思想の布教は「下からのワンワールド化」である。世界の権力者・富裕層の肩を持って経済グローバリズムを推進するのは「上からのワンワールド化」である。このいずれかに絡めとられるパターンが多いと見る。あらゆる分野、領域、形態のワンワールド化を批判すべき。
〇某大東社系工作員が反FTAでは意見が一致していながらいきなり後ろから斬りつけるような真似をしてきたのは、吾人が大東社(仏蘭西系石屋)をも批判していたからである。其奴はFTAには反対しつつも別ルートのワンワールド化には賛同するのである。両建批判は潜伏する各裏権力派閥を炙り出す効果もある。
〇仏蘭西系フリーメイソンのシンパが反FTA・反新自由主義を掲げて運動するのは「下からのワンワールド化工作」の一例である。仏蘭西系フリーメイソンは無産者や労働者、革命家などのメンバー加入を早くから認めていた。「FTAに反対するが、SDGsには賛同する」パターンの原型はこの辺りにあると言える。
〇逆に自称愛国保守の中には英国被れがよくいる。このタイプが日英FTAを「新日英同盟」として歓迎するのは、英国系フリーメイソンシンパによる「上からのワンワールド化工作」の一例と言える。このように左右の分進合撃にて日本を解体しワンワールド化を進める両建である。視点が偏らないようにすべき。
〇左派の多くが意識的でなくとも潜在的な仏蘭西系フリーメイソンのシンパであり、同じく右派の多くが意識的でなくとも潜在的な英国系フリーメイソンのシンパだと分析する。左右両陣営の思想の「型」が英仏のフリーメイソンにあるので自ずとそうなる訳である。ここに気付き超克せねば両建に嵌められる。
〇ワクチン接種情報をマイナンバーに紐付けしマイナンバーカードのICチップに接種証明情報として記録しようという企みがある。ワクチン接種証明がないと移動やイベント参加の制限など様々な制約が課される事実上の強制に繋がる恐れがある。「グレート・リセット」の目的の一つと見る。厳重に警戒すべき。
〇マイクロソフトなどがスマホにワクチン接種情報を記録する「ワクチンパスポート」の開発を進めている。日本国民に対して異常に冷たいスガ一味が携帯電話料金の値下げには熱心に取り組んでいるのは、この為だと見る。スマホをより普及させ、ワクチン接種情報を搭載し、管理統制を強化する狙いだと分析。
〇「ワクチンパスポート」が無ければ様々な社会的な不利益や制限を受けるように仕向け、事実上のワクチン強制接種に追い込み、個人情報を一元管理するテクネトロニック体制を構築する。これが裏権力及びその走狗の薄汚い目論見だと分析する。「グレート・リセット」の主要目的の一つはこれだと見ている。
〇「番号で人間を管理する」という発想は、黙示録の「この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。」という記述を「設計図」にしていると推測する。国際秘密力の発想の根っ子は地中海・オリエントの思想にある。
〇ワンワールド化工作のルートの内、「ワクチン接種証明情報による統制強化」は勿論「④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化の推進。」である。「ワクチンパスポート」で人間を“選別”し従わせるというどす黒く薄汚い企み。これが“コロナ禍”工作の主要目的と見る。
「ワンワールド(NWO)化工作の主なルートのまとめ。①メガFTA(包括的奴隷条約)。②SDGs(持続可能な開発目標)。③世界連邦運動。④「コロナ禍」を口実とする統制強化・全体主義化の推進。⑤戦争惹起工作。...主なものを列挙したが、これ以外のNWO化工作も多数あるので常に注意しておくべきである。」https://twitter.com/kikuchi_8/status/1355944299762880515
〇逆に言えば、「ワクチンパスポート」がないと仕事や学校に戻れず、旅行やイベントを再開できないという事では?引用:「人々が仕事や学校に戻ったり、旅行やイベントを再開したりするためには、安全で簡便なソリューションが必要だ」https://news.yahoo.co.jp/byline/kokuboshigenobu/20210115-00217758/
〇「ワクチンパスポートという“獣の刻印”がないと、日常生活もままならず、移動も集会も制限される」とは如何にも「黙示録」的世界観が刷り込まれた者らしい発想と言える。「科学が一周してオカルトに近づいた」という趣旨の事を書いたが、まさにこういう事である。日本人・東洋人とは発想が全く異なる。
〇「日本人・東洋人とは発想が全く異なる」で済ませては駄目である。発想が異なる連中と無関係でいられるならそれでもよいが、今やそういう連中が全世界を手にかけ、日本も無関係ではいられない。だから「敵を知る」為にしかと分析する必要がある。中でも発想の根にある「世界観」は重要な要素である。
〇「黙示録」の「予言」通りではなく、「黙示録」を「設計図」として計画を実行していると見るべきである。刷り込まれた世界観が発言や行動を規定する。「敵」の世界観を知る事は「敵」の思考を読み、行動を予測する手掛かりになる。国際秘密力は明らかに地中海・オリエントの思想枠組みで行動している。
〇裏権力走狗が「コロナの脅威」を煽るのも、「コロナ」への疑問を排除するのも、全て管理統制を強化する為だと分析する。それ故、「コロナの脅威」というイメージを相対化させるあらゆる言説をネット上から締め出そうとする。簡単に言えば「ワクチンパスポートなど要らん」となるのを恐れていると見る。
〇世界観や思想を客観的に分析する事とその世界観や思想を信じる事は異なる。宗教学と宗教が異なるのと同じである。そういう観点で国際秘密力が依拠する思想枠組みを分析する必要がある。耐性が無いと取り込まれる危険も伴う。特に陰謀情報とオカルトのセット売り現象は昔からあるので要注意であろう。
〇「国際秘密力は日本人・東洋人とは全く異なる思想枠組みに基いて行動している」という趣旨の事を書いた。陰謀情報とオカルトのセット売りや、伝統思想に西アジア的世界観(黙示的終末論、メシアニズム、世界最終戦争など)を付会する思想工作の目的はここにも存すると推測する。つまり思想的取り込み。
〇例えば、オウムは表向き仏教を偽装する神智学系のカルトであり、西アジア的な終末論を教義の中核としていた。日本人は元来「世界最終戦争(ハルマゲドン)」などと言われてもピンと来ないはずだが、何となくイメージされるようにはなっている。地中海・オリエント的な世界観枠組みの浸透の結果だろう。
〇思想工作員が日本や東洋の伝統思想を西アジア的な思想に執拗に付会しようとするのは、日本人を黙示録的世界観に取り込むのが狙いの一つだと分析している。欧米だと元々聖書的世界観があるので福音派みたいなのを簡単に大量動員できるが、日本にはその前提がない。そこで黙示録的世界観を浸透させると。
〇西アジア的世界観とは「最終戦争」「世界の終末」「最後の審判(人類の選別)」「メシアの登場」「新世界の到来」などを特徴とする。猶太教は西アジアで発生したので日猶同祖論も西アジア的世界観との付会と言えよう。これらを日本人に注入し思考誘導し易くしようとするのが思想工作員らの狙いと分析。
〇先に挙げた「最終戦争」「世界の終末」「最後の審判(人類の選別)」「メシアの登場」「新世界の到来」などはどれもワンワールド化工作に都合のよいものばかりである。ワンワールド思想の源流と言える世界市民思想(コスモポリタニズム)もアレクサンドロスの征服事業を受けて、かの地域にて誕生した。
〇「たまたま都合がよい」というより、元々国際秘密力の思想枠組み自体が地中海・オリエント(西アジア)地域に源流があるので、ある意味当然と言える。日本・東洋はこの文化圏の外側にいるので、日本人を取り込む為に伝統思想に付会するなどして西アジア的世界観を浸透させようとしていると分析する。
〇日本と猶太が同祖と言ってみたり、景教徒(ネストリウス派基督教徒)が渡来していたと強調したり、誰某は「メシアだ」(新興宗教は大抵メシアニズム的要素を持つ。「メシア教」なるそのままの名称の団体も)など日本人に西アジア的世界観を植え付けて世界観ごと取り込むのが狙いの一つと推測している。
〇世界観は決して侮れない要素である。例えば、ワクチンパスポートやマイナンバーなど人間を番号で管理する企みも「予言の成就」と捉えた者は、それらを肯定し受け入れる結果になるだろう。だが、それらは古代の宗教文書を設計図とした人為的企みだと見れば、あくまで批判し抵抗しようとするはずである。
〇グノーシス主義も地中海・オリエント産である。「グノーシス主義」をやたらに強調するグループの出現もまた日本人を西アジア的世界観に取り込む為の新手の工作の一つと見る。もっとも古代文献に忠実な「グノーシス主義」には非ずして近代の神智学の影響を受けたカルト・グループと見る方が正解だろう。
〇「ムーンショット目標」は「科学が一周してオカルト」の最たるものだろう。政府がこれを掲げるという現実。これも主要なワンワールド化工作だと見る。「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」という“目標”を掲げているが、グノーシス主義的な発想である。https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd99f833dfb19f6edcc432e4aa388c5426b7349
〇「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」と言うが、身体・脳とは別の「人」とは何か。「人」が身体・脳と同じなら「解放」は矛盾であるし、違うなら最初から「解放」されている事になる。実体論的な二元論はかかる論理矛盾が不可避となる。「人」は諸々の条件に依存して成り立つ。
〇政治とは「人」がよりよく生きられる条件を整える為のもの。よりよい条件の「整備」は成り立っても「解放」は成り立たない論理である。「いや、整備の事だ」と言おうが、「解放」を謳う時点で怪しげなオカルト的構想と言えよう。「人」と「身体・脳・空間・時間」は「同じ」でも「異なる」でもない。
〇「身体・脳」に依存して「人」は成り立ち、「人」あってこそ「身体・脳」という名称が成り立つ。特定の空間と時間的な「幅」が無ければ、如何なる「人」も存在し得ない。空間・時間と人は「即」である。切り離す事は不可能である。それを切り離して「解放」を謳う時点で頗る怪しげな“構想”だと言える。
〇「身体・脳・空間・時間」と無関係に存在する「人」は形而上学的存在であり、もはや「ある」とも「ない」とも論じられない代物である。空間・時間と不可分の現実の「人」を相手にすべき政治がこういう形而上学的な物言いをするのは非常に面妖である。「一周してオカルト」は決して杞憂に非ずと確信す。
〇森の「失言」報道もこれのスピンだと見る。RCEP+TPP=FTAAP。最終目標は2030年の新WTO=経済版NWO。RCEPは先述のワンワールド化工作のルートの内、「包括的奴隷条約」の一部である。毎度メディアが大騒ぎする裏で進行する企みに目を向けるべき!【RCEP承認案を了承】https://this.kiji.is/732040410717126656?c=39546741839462401
〇もし五輪中止が既に決定しているという情報が事実なら、森“失言”報道はRCEPのような重要案件のスピン以外だと、「森の“失言”のせい」という印象付けで「五輪中止もやむなし」という空気を醸成し、政府への風当たりを弱めつつ「五輪中止」へ向けて“ソフトランディング”する事が狙いではと推測している。
〇一部の「発言」を論い日本人全体を差別主義者の如く印象付けようとする欧米メディアの尻馬に乗って吹き上がるのが自称リベラルの習性である。欧米メディアにそのような非難をする資格は微塵もなかろう。男性しか入れないフリーメイソンのメンバーが社会の主要部を占める欧米社会はこれ如何に?となる。
〇欧米は男性中心の秘密結社(secret society)が力を持つ社会。「コロナ禍」宣伝の初期には欧米では日本人を含む亜細亜人への差別が横行し、欧米社会の根強い差別体質を浮き彫りにした。「欧米は進歩しているが、日本は遅れている」という欧米中心主義のお先棒を担ぐのは愚の骨頂。明治以来の欧化主義。
〇「時代遅れの日本社会」と一般化して非難する仏蘭西メディアの母国の素晴らしき「進歩した社会」の現実。https://www.tokyo-np.co.jp/article/71431
〇こう言うと自称リベラルなどは「ヘイトがあるのは日本も同じじゃないか」とお決まりの文句を言うだろうが、アジア人を襲撃する大東社国家仏蘭西の現状を見るに、「進歩した社会から遅れた社会を一方的に上から目線で非難する」という構図は成り立たないと言っているに過ぎない。欧化主義こそ時代遅れ。
〇そもそも森は清和会一味。森政権以降に社会のネオリベ化が進行してきた。CSIS・ジャパンハンドラーズのような欧米の権力グループが彼らを走狗として使役してきた。彼らがいつまでも大きな顔をしていられるのは、そういった背後関係があるからこそだろう。自称リベラルが無視する真の日本の問題である。
〇清和会一味の如きネオリベ・グローバリスト勢力をいつまでものさばらせている事が日本の真の問題である。もし「時代遅れ」があるとしたら、まさにこれであろう。日本を貶める事が主目的の自称リベラルは勿論ここには触れない。そこから利益を吸い上げてきた裏権力傘下のメディアは尚更触れる訳がない。
〇清和会系元政治屋の発言を大きく取り上げて、欧米メディアと自称リベラルがそれを叩き、RCEPという重要案件から目を逸らすという両建マッチポンプだと見る。森を生贄にして「森のせい」という印象付けを行ない政府への風当たりを弱めつつ、機を見て「五輪中止」を正式発表する算段ではないかとも読む。
〇言葉は慎むべきであり、軽々しくすべきではないのは当然であるが、表向きの発言と実際の言動が一致するとは限らないのも事実である。著名なリベラル系作家が奥さんに対して暴力を振るっていたという話もある。正義を口にする者が立派な人間とは限らない。直感的に自称リベラルは胡散臭いと思っている。
〇EU系の大使館が「男女平等」を言うキャンペーンを行っているようだが、仏蘭西大東社は女性は正式加入できないようである。欧米の、特に「リベラルなエリート」は「我が身を省みる」という事が苦手なように思う。「苦手」というより元からそういう発想自体がないのだろう。故に物言いが一方的になる。
〇欧州系の左翼運動の源流と元締めは大東社だと見ている。故に、これの尻馬に乗る自称リベラルを「大東社系左翼」と呼ぶのである。その大東社は女性の加入を認めていない男性中心の組織である。ロッジによっては女性が加入できるようだが、大東社の総体としては女性の正規加入を認めていないようである。
〇大東社系左翼は、他者を責めるのは得意だが、己を省みる事は苦手どころかそういう発想自体が元から全くないのが特徴である。何故彼らの各種運動が「正義」や「平等」を掲げつつ世の顰蹙を買うのかと言えば、その独善的で一方的な態度による。仏大東社の歴史的悪癖の腐臭を人々が直感的に嗅ぎ取るのだ。
〇「仏大東社の歴史的悪癖の腐臭」とは仏蘭西革命時の数々の蛮行(リヨンの大虐殺など)に表れたような、“正義”に酔い痴れる者の狂気であり、独善性・排他性・暴力性である。自己反省を伴わずに正義に酔い痴れる事の恐ろしさがここにある。大東社系左翼が集団リンチを好むのは、この性癖によっている。
〇「左翼は文明人 右翼は野蛮人」という書き込みを見た事がある。「文明と野蛮」という二元論はネオコンの論理と全く同じである。要するに西洋近代主義者の論理。西洋列強は「文明が野蛮を征服する」という論理で世界侵略を正当化した。大東社系左翼も同じ論理を共有している事は明白である。侵略の駒。
〇欧州フリーメイソンらが「文明人たる我々が野蛮なる日本人を啓蒙してやろう・してやらねばならない」という態度で独善的で一方的な物言いをしてくるパターンである。大東社系左翼はその尻馬に乗っかって「そうだ!そうだ!」と言う。CSIS系の似非保守とは派閥が違うだけで走狗たる本質は同じである。
〇国内の裏権力派閥を「米国系VS欧州系」両建構造があると分析した事がある(米国や欧州が拠点という程の意味で米国や欧州諸国という「国」単位で見ているのではない事に注意)。CSIS系の似非保守勢は前者で、自称リベラル・大東社系左翼は後者である。派閥が違うだけで走狗である事に変わりない。両建。
〇特定の裏権力派閥がその時々の情勢次第で最も勢力を伸張させる事を「ターン」と呼んでいる。アベ“政権”時は似非保守勢のターンだったが、ヤバいデン自称“政権”で自称リベラル・大東社系左翼勢のターンになった又はなりつつあると見ている。時々の情勢で最も強い派閥を優先的に追及する事にしている。
〇「失言」が色々と言われているが、口の軽い粗忽者より「失言」はおそか一切の隙を見せない者の方が裏権力走狗としては恐ろしいと思う。例えば、「近代警察の父」ジョゼフ・フーシェは絶対に「失言」などせず、逆に密偵網を駆使して政敵の弱みを握った。大東社系左翼と公安警察は奇しくも源流が同じ。
〇イタチごっこを繰り広げる過激派と公安警察は実はどちらも仏蘭西革命に源流がある。大東社系左翼は権力を握るまでは反権力を掲げるが、一旦権力を握ると専制的独裁的になる。自称リベラル勢が言論の自由の制限や自粛の強行に抵抗が無く、むしろ積極的に賛同する所に彼らの本性が露呈していると言える。
〇自称リベラルのように性別・年齢・人種などの表面的属性のみで人を判断するのではなく、主張・言動・行為など「実質」「中身」で人を判断するべきである。さもないと、子供や女性を傀儡にする工作に簡単に騙される事になる。清和会一味が問題なのは「高齢の男性」だからではなくネオリベだからである。
〇裏権力は湾岸戦争前の「ナイラ証言」、グレタ・トゥーンベリやカマラ・ハリスなど「子供」「女性」「マイノリティー」などの表面的属性を売りにした傀儡を立てる手口をよく使う。自称リベラル系程こういうのに条件反射的に飛びつく。傀儡・手先・広告塔であるかが重要で、性別・年齢・人種は関係ない。
〇オバマも然り。「黒人」という表面的な属性だけで民衆の味方の如く売り出したが、TPPを熱心に推進したようにオバマはグローバル・エリートの利益代理人に過ぎない。表面的属性のみで人を判断するような、底の浅い、薄っぺらい人物評価を止めて、実際の行いという実質・中身を見るようにすべきである。
〇「行為で人を判断すべし」とは原始仏典にある釈迦の言葉である。個人的には「インプットされた思想」が決定的な規定要因になる場合が多いと見ている。これが「行為」の原動力にもなる。故に裏権力は思想工作を重視するのだろう。思想改造を行えば如何なる性別・年齢・人種でも「走狗」になるのである。
〇思考・意思が行為の元にある。思考・意思に基かない「行為」は「行為」というより只の「動き」に過ぎまい。「思想」は思考・意思に大きな影響を与える。故に他者の思考と行動を操ろうとする者は、その目的に都合が良い「思想」を注入しようとする。プログラムを脳に「インストール」するようなもの。
〇「仮面ライダー」で「脳」を改造されると完全な「怪人」になるという設定があるが、秘密結社によって思想改造されると怪人=走狗・工作員になるのだと言える。最近はテクノロジーの進化で、「思想改造」だけでなく、チップ埋め込みなどで文字通りの「脳改造」も可能になりかねない。要注意であろう。
〇総務省と首相の長男の接待疑惑などもRCEPのスピンだと見る。毎度毎度の事ではあるが、メディアや左右両陣営が「盛り上がっている」事象の裏に真の国難あり。そこに気付く人には「陰謀論者」というレッテルが貼られる。実に巧妙かつ馬鹿げたシステムである。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210224/k10012882821000.html
〇自称リベラルは「実は統制主義者」「本当は全体主義が好き」「言論統制大歓迎」「集団リンチが好物」の場合が多く、自称保守は「中身はネオリベ」「実はグローバリスト」「世界連邦運動に大賛成」「愛国を隠れ蓑に国家破壊に加担する売国奴」である場合が多いと見る。左右両建抗争は“ガン無視”しよう。
〇毎度毎度繰り広げられる左右両建抗争とは、「実は統制主義者・本当は全体主義が好き・言論統制大歓迎・集団リンチが好物」VS「中身はネオリベ・実はグローバリスト・世界連邦運動に大賛成・愛国を隠れ蓑に国家破壊に加担する売国奴」の両建抗争に過ぎない。真に重要な問題は大抵このスピンの裏にある。
(了)