プーチンの言う「多極化容認」「EU軍容認」は何を意味するか?
(NATOと違い米国の指示を受けないと言う事、しかし多極化とはプレイヤーが増えた新たな冷戦でもある。AIは必要になるし、情報戦の比重は高まり、一般市民は巻き込まれる。実はコストもバカにならない)

世の中のトレンドを操っているのは支配層であり、軍事も同じだ。「大量殺戮」ではなく「サステナブルな戦争」に切り替えている。米軍が中東で培った「AI戦争」、陸海空軍の指揮は人工知能が行い、その映像はリアルタイムに指揮官に伝達される。あのビンラディン暗殺をオバマはリアルタイムに見ていた。

ビンラディン暗殺シーンをオバマ以下ヒラリーらメンバーが見るシーンだ。つまり兵隊は与えられた作戦に従って「自由」に動く時代は終わり、兵隊は「遠隔操作」される時代なのだ。

詳細な作戦は遠隔操作される兵士や火力兵器をセンサー情報のフィードバックで最適化する為「AI」が使われる。
その様な実験をイラク戦争で行い、あえて「誤爆」もさせつつ人工知能を鍛えてきた。それを戦争屋が「多極化した世界」に売り付けるのである。

多極化とは戦争屋が仕組んだビジネスの新たな形態である。沢山のプレイヤーが敵を完全に倒す事なく、チョコチョコと戦争を行い、サステナブルを、維持しながら上手く「リフォーム」するのである。それを食らうのはいつまでも「庶民」である。

人工知能がデータによって戦争を行う訳だからデータを改竄されると誤爆となる。よってリフォーム前に情報戦が重視される。言論統制やディスインフォはその延長線上で起こる、その際に誰がキーになるか?キーとなる人物のアカウントはハッキングされ、誘導に使われるのである。

戦争屋も金融屋も裏ではつるんでいる。戦争で死ねば誰に金が移動するか、その土地を奪うのに最適な方法も人工知能が割り出す。そもそも気象兵器も使われる。平時であっても保険は払われない。多極化はサバイバルゲームを意図的に作り出し、コンピュータで管理する時代の入口である。

第二次世界大戦でも戦争被害にあったのは主に「下町」だったりと、実は無差別ではなかった経緯がある。サステナブルな社会で、どうも狙われる地域があるんではないかと思う。

クラウス・シュワブ(世界経済フォーラムの設立者で様々な肩書(騎士団~博士号~ユダヤ人評議会)をもつ人物が「グレート・リセット」について語ったこと。

人類を気候大災害への道から外す-「大いなるリセット」?
Resetting the world: Klaus Schwab on The Great Reset podcast
World Economic Forum Founder Klaus Schwab's book on the Great Reset; and a report that shows how working with nature can deliver millions of jobs.
weforum.org

「私たちは人類のターニングポイント」「歴史的重要な時」「新世界は緊急だ」「社会契約の改変(セーフティーネット)」「自然保護」「人間中心のシステム(監視社会)」「経済のエコロジカルな考えのリセット」

ここに自然保護が載っている。2030年までに44トリリオンドルを投資するという。「COVID-19と自然はリンクしています。だから、回復する必要があります。」訳わからない理屈だが、人をスマートシティに追いやり、空いた土地を奴らが奪うという計画だろう。
COVID-19 and nature are linked. So should be the recovery.
Coronavirus is a reminder of our dysfunctional relationship with nature. Studies show deforestation and the loss of wildlife cause infectious disease.
weforum.org

英語だとわかりにくいので、日本語の新聞から。
「ステークホルダー(利害関係者)がつくる持続可能で結束した世界」得体が知れないようだが、実はマルチステークホルダーとは資源・資産を管理人が奪う事とみている。

ステークホルダー主義の浸透を クラウス・シュワブ氏: 日本経済新聞
1月に開いた世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)のテーマは、「ステークホルダー(利害関係者)がつくる持続可能で結束した世界」だった。私はかねて、経営者がまず株主と顧客、従業員に利益をもたらし、地域社会にも貢献することを提唱してきた。

わかりやすい例が「自然保護区」である。国が管理するが運用は○○組織だったりする。つまり国の資源を○○組織に移管するのと一緒だ。日本の水道局もそれでやられている。つまりは「乗っ取り」である。「ステークホルダー(利害関係者)がつくる持続可能で結束した世界」とはそういうことだ。

今の通信システムも実は「マルチステークホルダー」に作り替えられている。グーグルが作り出したOAuthという技術だ。これによりあらゆる資源を所有権をそのままに第三者に提供できるのだ。今アクセスしているツイッターもそれを使っているし、GAFAの根幹はそこである。

クラウドを介在して、あらゆるものが一時貸しの状態となる。日経が東京のビルの絵を見せているが、これはこれらの土地建物がマルチステークホルダーの資本主義によってシェアリングされるという事を意図している。

これが意味するところは「私有財産の消滅」である。そこに気が付かないとならない。だからこその資本主義の終焉なんである。それを段階的に可能とするのがマルチステークホルダーというわけだ。

民営化~低炭素~エネルギーのデマンドレスポンス~シェアリングは全て繋がっている、つまりは中国とは違うスタイルで資本主義を段階的に共産主義にするというものである。「必要なもの(デマンド)」に依存して「提供(シェア)」する社会に「私有財産」は存在しない。それも自分のパンツ含めて。

特許もそうだが、「権利」の切り売りは、○○○人の得意技だ。「他人の努力を自分達の物にする仕組み」なんである。株式会社もそうである。株保有を「組織を操る権利」に出来る仕組みだ。「技術ノウハウ」も「組織運営」も「権利化」という仕組みでコントロール出来るようにした。

技術ノウハウも組織運営も権利化によって遠隔管理できる、自分達が技術を考えられなくとも、見事な組織を運営出来なくとも、札を刷る「輪転機」で権利を買えるようにする仕組みを用意するだけで、世界を支配できる。権利は紙切れの金で刷って手に入れられる。ど楽勝な世界だ。

仕組みと言うのは「誰か」の為にある。それは「金持ちのため」と言うのがこの世の中。技術ノウハウを考えつく、組織運営出来る、そんな努力を鼻で笑い、それの頂点に「輪転機野郎」が君臨する。君臨出来るその源は「世の中で先立つもの」これを抑えているからだ。「秘密」こそ最大の防御である。

世の中は「特許を出すと儲かる」「株式会社は儲かる」と宣伝される、違うのだ。「特許にださず秘密にする」「会社は有限会社」これこそ最大の防御である。輪転機野郎からのね。まぁ輪転機野郎を騙して紙切れを得て喜ぶ奴らもいる。だが所詮はその程度。

グーグルみたいな会社が成功してる裏には、輪転機野郎の支援なくして有り得ない。我々は無料で使ってるように錯覚するが、裏では輪転機野郎の供給あっての話だ。輪転機野郎は世界支配の「自己実現」のためにグーグルを生かしている。利用しているのだ。

我々が「グーグルと同じこと」をビジネスとする事は許されない。そもそもビジネスは輪転機野郎によって一切自由を奪われている。今のビジネスは「無いところ」でしか生きられない。レッドオーシャンでは輪転機野郎が居るからだ。ブルーオーシャンで慎ましく、輪転機に頼らない生き方しかない。

STAP細胞のような話は「寿命」に影響する話で、輪転機野郎に落ちれば「コントロール」される。そもそも理研は国の機関であり奴らの作った権利化システムのもとではオーナーである「国=国民」に還元されるはずだが、あの様に落とされれば奴らの息のかかった「プライベート」組織に帰属する。

輪転機野郎は「紙切れ」は刷ればよいダケだからなんてことない。権利が欲しいのである。国民に渡さないと言う事だ。グーグルとオラクルの1兆円を超える権利話は共に奴らの支配下の会社で「正当な所得移転」を装う儀式でしかない。でなきゃタックスヘブンでやるだろう。

QEは前からだと思いますが、何を口実に「旧システムの崩壊」を仕掛けてくるかですね。このまま継続しても彼らは十分儲かるわけで。現状の継続は大企業がどんどん巨大化し、結果中小企業潰しになりますけどね。「金を配る」という話が出始めているので、それがテクノクラシーに発展するか?

電子マネーは本来の通貨に「ピンハネ構造」を持ち込むというのは「銀行送金」と同じですが、すべてのマネー流通を捕捉されるという事と、信用構造を作ってその下に人々の購買行動を規制する(「あなたは買えません」とか)流れになると思いますね。経済の自由の最後の砦が消滅するわけですけどね・・・

コロナ騒ぎから不景気を生み出し「ベーシックインカム」導入にもっていくシナリオかもしれません。2026年~もうちょっとかかるでしょうけどデジタル通貨とAIが機能するとシステムは自動化して人間の45%の労働は余剰になるとのこと。「インカム」を作り出さないと・・・

テクノクラシーとは1930年代から存在し、ロックフェラー・ロスチャイルドがローマクラブ(地球温暖化・持続社会)の中心となる考え方である。テクノクラシーとは大量消費社会を管理社会に変革させる「支配層のムーブメント」である。

https://youtube.com/watch?v=5bqPXqYWHlE

共産主義の技術版である「テクノクラシー」と言う考えはロックフェラーが投資し、ブレジンスキーらを使って展開してきた。アジェンダ21もその一つである。それが「AI」と名前が変わっただけである。

クラウド(集中型、米国)にしろブロックチェーン(分散型、欧州)にしろ、その先のIoTも、ブレジンスキーの「個人情報管理、それもリアルタイム収集」これを是としていて、ただ法律で個人情報非所有が欧州、保有OKが米国という派閥なのかと。

https://twitter.com/Nezmi_san/status/893858482448867328

「ベーシックインカム批判」ビデオにもあるが「マイナスの税金」を庶民に与えるのだ。高効率生産は購買能力を失った庶民への供給となり無意味と化す。そして企業は画期的なモノを発明しなくなる。「AI」が個人情報から適当なサービスやモノを「シェア」すれば良いだけになる。

ここ数十年のシステムの変化は70年代のブレジンスキーの考えである「テクノクラシー」と「個人情報管理」をベースに置く。コンピューター=AI、個人情報、シェアリング、ビットコインなどなどは彼ら「テクノクラート」が打ち立てた思想に基づいて構築されたものだ。

散々言ってるので説明は割愛するが70年代に「テクノクラシー」という考えがあり、今年亡くなったブレジンスキーの著書でも「個人情報(ID)を収集して管理社会を作る」という事は書かれている。1984と同じ発想である。これも脈々としたイルミナティの思想である。

「テクノクラシー」は共産主義を軸とし、特権階級がテクノロジーを使って庶民を支配するという事。特権階級とはデータを分析する「シンクタンク」である。計画経済を行う共産主義と変わりはない。そもそも資本のほとんどは世界の一握りの貴族が所有している訳だから。

「人間を管理してそのデータで儲ける」そのために、コンピューターを作り、インターネットを作ってきたという、おそらく皆がボトムアップだと思ってることは、支配者側からのトップダウンだったという、信じられない人もいるでしょうが、70年代のブレジンスキーの言葉です。