【超真相】日本は“ユダヤ製国家”だった!? 国連「イザヤ・ウォール」に刻まれた真実と世界政府(TOCANA 2016年9月6日)



※紀元前8世紀の大預言者イザヤは、当時、南北に分かれたイスラエルにあって、将来の国家滅亡を予言したとされている。ただし、彼のアッシリア侵攻やバビロニア侵攻の予言は、後代に付け足されたものだという批判的立場の主張も排除すべきではないだろう。

さて、今回取り上げるのはイザヤの予言そのものの真偽ではない。ニューヨークの国際連合プラザに、この大預言者の言葉が刻まれた、通称「イザヤ・ウォール」と呼ばれる壁が存在する。実は、これが国連の本質を密かに示したサインになっているのだ。つまり、分かる人(=目的を共有する仲間)には分かる“仕掛け”なのである。

■「イザヤ・ウォール」に刻まれた謎の銘文



さて、ここでいう国連とは、当然ながら軍事同盟の連合国ではなく、戦後に国連憲章に基づいて創設された国際機構としての国連のことである。ちなみに本部の土地を提供したのはロックフェラー2世だ。それでは、「イザヤ・ウォール」に刻まれている、旧約聖書から引用されたその銘文を以下に紹介しよう。


They shall beat their swords into plowshares,
彼らは剣を打ち直して鋤とし、
and their spears into pruning hooks.
槍を打ち直して鎌とする。
nation shall not lift up sword against nation,
国は国に向かって剣を上げず、
neither shall they learn war any more.
もはや戦うことを学ばない。(イザヤ)


つまり、この国連の銘文は、もはや武器を必要とせず、国々が互いに争うことのない平和な世界の到来を謳っている。だから、戦後の国際連合機構は、そのような理想の世界の建設を目指して創設されたものだと、誰もが考えるはずだ。



国会図書館蔵『あたらしい憲法のはなし』(1947発行)より
 
とりわけ、戦争で悲惨な目にあった日本人は、戦後の理想そのままであるとして感動すら覚えるのではないだろうか。実際、新憲法施行後に文部省が発行した社会科用の冊子には、この銘文を体現するかのような絵が掲載されている。(※後述するが、実はこれも偶然ではない)

■文書はトリミングされていた! 果たして真の意味は……!?

ところがである。これは旧約聖書におけるイザヤ書2章の、とある一部を抜き取ったものにすぎないのだ。実は、全文は次のように記されている。

アモツの子イザヤが、ユダとエルサレムについて幻に見たこと。
終わりの日に
主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち
どの峰よりも高くそびえる。
国々はこぞって大河のようにそこに向かい
多くの民が来て言う。
「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。
主はわたしたちに道を示される。
わたしたちはその道を歩もう」と。
主の教えはシオンから
御言葉はエルサレムから出る。
主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。
彼らは剣を打ち直して鋤とし
槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げず
もはや戦うことを学ばない。
ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう。(イザヤ書2章1~5)


この詩の意味がおわかりだろうか。つまり、大預言者イザヤが見た幻とは「ユダヤが諸国民の王として全世界を従えた光景」だったのである! しかも、これはワンワールドだけでなく「ワン宗教」、世界中の国々が“大河のように”世界首都エルサレムにある神殿にお参りして、神の指導を受ける様子さえ表している! そうなれば武器も要らないし、戦争だってなくなるぞ、という意味で「剣を打ち直して鋤とし…」などと謳っているのである。イザヤは、終末にはきっとこんな世界になるぞ、と予言しているのだ。

■ワンワールド主義者にとってそれはパクス・ユダエウスだった!

なぜ前半部分がばっさりとカットされてしまったのか、いや、隠してしまったのか、もうおわかりだろう。国連ビルの銘文が真に意味するものは「パクス・ユダエウス(ユダヤによる平和)」にほかならないのだ。つまりこれが、彼らが国際連盟を、そして次に国際連合を作った本当の理由である。

そして今や、ユダヤ人は国連を発展解消して、世界政府とワンワールドへと進化させようとしている。グローバル経済、TPP、IS問題、パナマ文書、世界恐慌、世界大戦……すべてはこの文脈の上で起こった、又は将来起こる出来事だと見なしても、そう間違いではないと思う。



もっとも、この場合の「ユダヤ」とは特権的なグローバル・ユダヤのことであり、大多数を占める一般のユダヤ人は、国際的な陰謀に何の関係もないばかりか、むしろ犠牲者ですらある事実は銘記しておきたい。彼らは自分たちへの批判をかわすため、むしろ反ユダヤ主義を上手に利用してきた方なので、普通のユダヤ人に対して敵意と偏見を持つことは、かえってグローバル・ユダヤを助ける愚行でしかないことを強調しておく。

最後に付け加えておくと、『あたらしい憲法のはなし』の絵がイザヤの予言のメタファーだとしても、何ら不思議はない。その憲法の創案に関わったのがユダヤ人だったし、当時の文部省はまだGHQの支配下にあって、発行する書籍はすべて検閲を受けていた。そして戦後日本の改革を担ったのも、GHQ内のユダヤ人頭脳集団だった。実は、彼らが自分たちの理想を実現するための格好の実験台と見なしたのが、終戦直後の日本だったのである。だから、その秘密を知っている元東京在住のラビ(ユダヤ教指導者)、トケイヤーは『ユダヤ製国家日本』などという、一見不可解な題名の本を出したのだろう。しかし彼の言説は、必ずしも荒唐無稽な妄想話などではないのだ。

(『神々の予定表』著者・超常分野研究家・個人ブログ「新世界より」「フリー座」運営 山田高明)


※詩篇 47篇

指揮者のために。コラの子たちの賛歌

1 すべての国々の民よ。手をたたけ。喜びの声をあげて神に叫べ。

2 まことに、いと高き方主は、恐れられる方。全地の大いなる王。

3 国々の民を私たちのもとに、国民を私たちの足もとに従わせる。

4 主は、私たちのためにお選びになる。私たちの受け継ぐ地を。主の愛するヤコブの誉れを。

5 神は喜びの叫びの中を、主は角笛の音の中を、上って行かれた。

6 神にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。

7 まことに神は全地を王。巧みな歌でほめ歌を歌え。

8 神は国々を統べ治めておられる。神はその聖なる王座に着いておられる。

9 国々の民の尊き者たちは、アブラハムの神の民として集められた。

10 まことに、地の盾は神のもの。神は大いにあがめられる方。



※コトバンク

シオン Zion

聖書に出てくる丘の名。エルサレム南東にあるこの丘はエブスの要害であったが,ダビデが占領して「ダビデの町」と名づけ,そこに契約の櫃を置いた。ソロモンがこの町の北にあるモリア山に神殿を建ててからは,この山がシオンと呼ばれた。のちにこの名はエルサレムの町全体を,そして「シオンの娘」という表現はその住民をさすようになった。またシオンは神の住む丘であることから「神の都」を意味する象徴的な言葉としても使われている。