・イギリス、新型コロナ死者統計に交通事故死なども...... 算出法見直しへ(Newsweek 日本語版 2020年7月18日)

※英国のハンコック保健相は、イングランドの新型コロナウイルスによる死者数の算出法を見直すよう指示した。新型コロナ以外の要因による死者を含んでいる可能性があるという研究者の指摘を受けた。

英国の新型コロナによる死者数は4万5000人を超え、被害が欧州で最も大きい。ただ政府は、新型コロナの死者数の報告方法は各国で異なるため、国同士の比較は誤解を招くと主張してきた。

イースト・アングリア大学とオックスフォード大学の研究者は、イングランド公衆衛生局が最新の死亡報告と陽性反応結果のデータベースを照合して新型コロナの死者数を算出しているため、陽性結果が出た人は誰でも新型コロナで死亡したと報告される可能性があると指摘した。

ジョンソン英首相は17日の記者会見で「ハンコック氏がイングランド公衆衛生局の統計を見直す」と述べた。

2人の研究者は「イングランドで誰も新型コロナ感染症から回復できない理由」と題したブログの投稿で、陽性結果が出た後に完治した患者は「3カ月後に心臓発作を起こしたりバスに引かれた」場合でも、新型コロナで死亡したと見なされると述べた。イングランドの死者数が日々大幅に変わる原因だとした。

英国のほかの地域ではこうした計算法を用いていない。スコットランドでは患者に陽性結果が出て28日経った後は、自動的に新型コロナによる死亡と報告されることはない。

英国家統計局によると、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の期間中、死者数は通常より6万4000人超多かった。多くの専門家は新型コロナの死者数よりもこの統計に注目している。























※新型コロナPCRキットは、世界各国から多数のものが市販されています。検査キットの特異性は、検査の信頼性の観点から、最も重要な要因です。この特異性に関して、新型コロナPCRキットの添付書類を検証します。

「米国Creative Diagnostics社の新型コロナPCRキットには、特異性に関して次のような記載があります。

インフルエンザAウイルス(H1N1)、インフルエンザBウイルス(山形)、呼吸器合胞体ウイルス(タイプB)、呼吸器アデノウイルス(タイプ3、タイプ7)、パラインフルエンザウイルス(タイプ2)、パラインフルエンザウイルス(タイプ2)、マイコプラズマ、クラミジア等の非特異的影響あり
 
非特異的影響に関して、2つの要因があります。ひとつは、PCR反応に関する類似遺伝子の非特異的反応、もう一つは、検体の中に含まれる共存ウイルス等の影響です。

感染症においては、免疫力低下の結果増殖する常在ウイルスが混在することが予測されます。特にPCR法のような高感度な検査法では、非常に注意が必要です。

コロナウイルスのような一般的に多くの生物に存在する変異体の多数存在するものは、普遍的に夾雑物として検体に紛れ込むことが避けられないと考えたほうが良いのです。このマニュアルでは特に気道感染症においてこのような夾雑物としてコロナウイルスを検出する可能性を示しているのです。

従って、この検査キットは診断に使うのではなく、あくまで補助的に研究に使うという目的を明示しているのです。」












・中国は早くから新型コロナウイルスを知っていたのか?(Yahoo!ニュース 2020年5月16日)

https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20200516-00178852/

※2019年10月18日にアメリカのジョンズ・ホプキンス大学が「新型コロナウイルス」パンデミックに関するシミュレーションを行っている。

日時に関してはこちらのサイト「EVENT201」に書いてある。

https://www.centerforhealthsecurity.org/event201/

そこにはジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターは、世界経済フォーラム、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団と提携し、2019年10月18日にニューヨークでハイレベルなパンデミック演習「イベント201」を開催したと書いてある。

このサイトでは「近年、世界では疫病に関するイベントが増加して、年間で約200件にも及ぶ」と書いてあるのが気になる。世界各地で年間200件も同様のイベントが行われているということには驚きを禁じ得ない。逆に言えば、こうしたイベントは、世界200件の中の一つに過ぎないことを認識しなければならない。

EVENT201の具体的な内容(シナリオ)は衝撃的だ。

イベント201は、コウモリから豚へ、豚から人へと感染する「新型人獣共通感染コロナウイルス」の発生をシミュレートし、最終的には人から人へと効率的に感染が広がり、深刻なパンデミックを引き起こすことになると書いてある。

怖いのは、シミュレーションに関して以下のように書いてあることだ。

――全人類が影響を受けるため、パンデミックの初期の数ヶ月間は、累積症例数が指数関数的に増加し、毎週2倍になる。そして、感染やその死者が累積していくにつれて、経済的あるいは社会的な影響はますます深刻になっていく。シミュレーションのシナリオは18ヶ月後に6500万人が死亡した時点で終了する。(引用ここまで)

まるで、現在起こっているパンデミックを表しているようではないか。

「18ヵ月後」ということは「1年半」かかることになる。架空のシミュレーションとは言え、そうなったらごめんだ。

さらにゾッとするのは報告の最後に以下のように書いてあることである。

――パンデミックは、有効なワクチンが存在するまで、あるいは世界人口の80~90%が感染するまで、ある程度の割合で継続する。そこから先は、小児の風土病のようになるかもしれない。(引用ここまで。)

アメリカでは最近、子供の感染者にKAWASAKI病のような症状が現れているという。

EVENT201のシミュレーションが、まるで予言者のようで身震いがする。

なお、ジョンズ・ホプキンス大学を中心としたEVENT 201のシミュレーションは、あくまでも「架空」のものであり、現実とは違う。シミュレーションではコウモリを発生源とした「新型のコロナウイルス」がブラジルの養豚場で豚に感染し、それがヒトに感染して「新型コロナウイルス肺炎」として発症して、南米のいくつかの巨大都市の低所得者層の密集した地域で、ヒトからヒトへと広がり始め、ポルトガルやアメリカさらには中国へと空路などで輸出され、その後多くの国に拡大してパンデミックを起こすという「架空」の想定で行われている。その意味で条件が異なるので現在流行中の新型コロナウイルス肺炎がシミュレーションと同じになるというわけではない。

人に感染するコロナウイルスには7種類ある

「ヒトコロナウイルス」には7種類あり、1960年代からいく度も感染拡大を続けては、その度に「新型」と呼ばれてきた。

その根源をさかのぼれば、紀元前8000年には存在していたと考えられており、一部のモデルは5500万年以上前にさかのぼってコウモリとの長期的な共進化を遂げてきたことが学術的に示唆されているくらいだ。

言いたいのは「コロナウイルス」はコウモリなどに宿って太古の昔からあり、「新型」は人類史上で何度も現れているので、「新型のコロナウイルス」という文字を見ただけで短絡的に今流しているCOVID-19(肺炎)のウイルス「SARS-CoV-2」(2019新型コロナウイルス)を指していると勘違いしてはならないということである。

もしそうであるならEVENT201はここまで詳細なシミュレーションを行っているので、「アメリカは早くからCOVID-19の新型コロナウイルスを知っていた。だからウイルスはアメリカから漏れた」という論理構築が可能になってしまう。

※ブログ主コメント:なるほど。イベント201も数あるイベントの一つに過ぎないというわけか。しかし、目くらましのために、数多くのイベントを開いていたとも考えられる。新型コロナも実はしょっちゅう変異するありふれたものだったわけか。それゆえに選ばれたとも考えられる。問題は、ウイルスの、種類や起源や実際の危険度が何であれ、意図的な散布かそうでないかどうであれ(ありふれていればわざわざ散布する必要もない)、権力者達が示し合わせて、ストーリーに沿って大騒ぎし、NWOへと導くことである。











・ビル・ゲイツ氏は「ワクチン完成するまで生活戻すな」と提言(NEWSポストセブン 2020年4月23日)



(上)ビルゲイツ氏は数十億ドルを投資
 
※コロナウイルスによる未曾有の事態に、経済界で実績を残した世界の賢人は、独自の分析と提言をしている。

トランプ大統領は早期の都市封鎖解除を訴えるが、米国立アレルギー感染症研究所・アンソニー・ファウチ所長は、4月の後半に感染ピークの可能性を示しながらも、「規制を部分的に解除しながら徐々に前進すべきであり、ソーシャルディスタンシングの措置も継続すべき(4月7日付ウォールストリート・ジャーナル紙)」と、トランプ氏の性急な発言に警鐘を鳴らす。

一方、5年前に「人類の脅威は核爆弾よりウイルス」とパンデミックを予想していたビル・ゲイツ氏は、1年半後に完成予定のワクチン開発に数十億ドルを投資し、「全米規模の封鎖、徹底的な検査、データに基づく治療法とワクチンの開発」を提言(3月31日付ワシントンポスト紙)、パンデミック終息後についてこう語っている。

「経済は命さえあれば取り戻せる。病気や死という痛みを最小限に抑えるために、私たちは今こそ経済の痛みを受け入れるべきだ。ワクチン完成までは人々の生活を元に戻すべきではないことは明らかだ」(3月25日放送CNBC)

私たちは、ビル・ゲイツ氏の提言をどう受け止めるべきか──。


























・「マスク着用を正当化するために世界中のコロナ陽性者数を掻き集めて数を上げているが、陽性者数に対する致死率は世界中で下がる一方だ。

マスク着用を正当化する医学上の理由はない。政治問題だ。これまでの予測はすべて外れている。フランスでは50万の死者が出ると言われた。死者が少ないのは防疫政策のおかげではない。ロックダウンをしなかったスウェーデンでも死者数は予測を遙かに下回る。」(トゥサン博士パリ大学生理学教授)











・なぜ日本の国会議員はいまだ感染者ゼロなのか(NEWSポストセブン 2020年7月23日)

※新型コロナウイルス感染拡大の一途を辿る日本で、なぜか感染者が出ない“職業”がある。国会議員だ。

現在、衆議院465人、参議院248人、合わせて713人の国会議員がおり、秘書の感染例こそあるものの、議員が感染したケースは皆無。本誌が確認した限り、地方議員も同様である。

これには堀江貴文氏も、《国会ってあんだけ人いて感染者ゼロってすごいよね。あれは三密じゃないのかな。教えて偉い人》とツイート。

(後略)





・小池都知事「5つの小」呼びかけ当日に会食の言行不一致【スクープ】(DIAMOND ONLINE 2020年12月4日)



※小池百合子東京都知事が緊急記者会見を開き、都民の会食で注意すべき「5つの小」を呼び掛けた11月19日の夜、オリックスの宮内義彦シニア・チェアマンら高齢の財界人らと5人での会食に参加していたことが分かった。5つの小に含まれる“小人数”とはいえず、自身の呼びかけを自ら破っていたわけだ。

緊急記者会見で掲げた「小」のパネル
新語・流行語大賞の言葉のセンスが光るも…

「今日11月でございますが、あと10日もすれば、師走、12月であります。年末年始を迎えて、ますます会食の機会も多くなるかと思いますが、改めて会食時の対策を徹底していただきたい、とのことを本日申し上げたいと存じます」

 533人と過去2番目に多い都内の新型コロナウイルス新規感染者数を記録していた11月19日。小池百合子東京都知事は午後5時15分から緊急記者会見を開いてこう訴え、パネルを掲げた。

小池百合子東京都知事,5つの小
Photo:JIJI
「5つの小」――。“小人数”で開催し、小一時間で切り上げ、小声で話し、小皿で料理を分け、小まめにマスク着用や換気、消毒をするという、コロナの感染を避けるための会食での5つの注意点を挙げたのだった。

小池知事は”小人数“を「こにんずう」と読んでいた。正確な日本語で言えば少人数(しょうにんずう)だが、「小池の『小』に無理やり合わせたかったのではないか」(都政関係者)。「3密」で今年の新語・流行語大賞を受賞した小池知事らしい言葉のセンスを、ここでも遺憾なく発揮していた。

感染リスクを抑えるためにはそもそも会食を控える方がよいが、仕事などでやむを得ず会食をする場合、菅義偉首相が呼びかけた「静かなマスク会食」よりは、「5つの小」の方がまだ実践しやすそうではある。決して誤った予防策というわけでもなさそうだ。だが…。

オリックス宮内氏が会食同席を認める
出席者は「年寄りばっかりだから」

「もう20年ぐらいずっと続いている定例会でね。コロナの前は、年に2、3回ぐらいやっていたかな」――。こう話すのは、金融大手オリックスの宮内義彦シニア・チェアマンだ。小池知事が会見で「5つの小」を呼び掛けたまさにその日の夜、小池知事や宮内氏ら5人で会食したと、ダイヤモンド編集部の取材に認めた。定例会のメンバーは計6人だが、1人が病気で欠席したという。

宮内氏は、総合商社の日綿實業(現双日)からオリックスの前身であるオリエント・リースに転じ、1980年に社長、2000年から14年まで会長を務めたほか、政府の総合規制改革会議で議長を務めた大物財界人だ。

宮内氏は小池知事と同じ兵庫県出身で、小池知事が中退した関西学院大学の出身。同大学OBの重鎮であり、宮内氏によると、小池知事が92年に参議院議員に初当選した選挙で応援をするなど、付き合いは長い。

今回の会食を呼び掛けたのは宮内氏で、時間は2時間程度。小池知事は遅れて途中から加わったといい、自身の参加は“小一時間”だったのかもしれない。「政治とは全く関係ない、たわいもない話しかしなかった」と宮内氏は振り返る。

ただ、参加者が小池氏を加え5人であることをどう考えるか。厚生労働省は2月26日に全国の自治体に送った通知で、クラスターについて「当面の間接触歴等が明らかとなる5人程度の発生を目安とする」と定義している。

また、政府の飲食店への支援策である「Go Toイート」の利用については、コロナ感染防止の観点から、当の東京都や大阪府など9都道府県が「原則4人以下」との制限を設けている。

5人の会食であれば、都内でのGo Toイートの対象外であり、全員がコロナに感染すればクラスターとなってしまう規模である。

また1952(昭和27)年生まれの小池知事は68歳、1935(昭和10)年生まれの宮内氏は85歳と、れっきとした高齢者だ。宮内氏は会食のメンバーについて「年寄りばっかりだから」と話していた。

小池知事はこの日の会見で「高齢者の患者さんの数が増加しております。高齢者をはじめとして、例えば糖尿病の持病がある方、心血管疾患、呼吸器疾患など、これらの基礎疾患のある方は、会食はできるだけお避けいただいた方がいいです」とも話していた。宮内氏は「小池さんは義理で来てくれたのかもしれない」と慮るが、なぜその足で、85歳の宮内氏がいる会食に自ら出かけて行ってしまうのか。

アクリル板を巡って失言の過去
問われるべき小池知事の言行不一致
 
小池知事の言行不一致については、同じ11月19日の緊急会見において、他にも見受けられた。

小池知事はこの日の会見で、「例えば会食の際のお部屋の広さであったり、アクリル板が置いてあるかどうかとか(中略)、換気の良いお店ということで、お客さんを安全にお迎えいただければというふうに思います」と述べ、会食で客同士の飛沫が飛び交うのを防ぐアクリル板の設置の重要性を訴えている。

だが7月3日の会見では「アクリル板を作ってすき焼きを食べて、おいしいかっていうのはよく分かりませんけれども」と笑いながら話していた。感染予防対策に取り組む飲食店のことを考えれば、極めて不適切な発言であることは言うまでもない。

しかも、この日の記者会見でのやり取りを掲載した都のホームページでは、この発言だけが記載されておらず、東京新聞が批判した(https://www.tokyo-np.co.jp/article/49659)。

なお、11月19日の会食について、小池知事の事務所にファックスで問い合わせたが、期日までに回答はなかった。電話も一切つながらなかった。

都内のコロナ新規感染者数は12月3日、533人と高い水準であり、重傷者は54人だが、今後も新規感染者が増えれば、じわじわと増加する可能性が高い。また島しょ部を除く都内では11月28日から、飲食店やカラオケ店などの午後10時までの時短営業の要請が始まり、休廃業の危機が再び強まっている。

小池知事は、都民に「5つの小」を呼びかけたその夜に、条件にそぐわない会食に自ら参加していたことになる。

危機的な状況の下、都のコロナ対策を預かるリーダー自身による言行不一致は、その責任を問われてしかるべきだろう。