以下は、ダグラス・マッカーサー連合軍司令官の甥であるダグラス・マッカーサー2世駐日大使から国務省へ送られた竹島関連の電文である。
マッカーサー2世は、1957年1月から1961年3月まで駐日アメリカ大使を務めた。
このファイルはダグラスマッカーサー2世が駐日アメリカ大使となっていた時にアメリカ国務省に送った1960年4月27日午後3時付けの電報である。
マッカーサー2世も竹島は日本の領土であると認識していたのだ。そして、竹島の問題をアメリカが動いて韓国に圧力をかけるように要請しているのだ。
では電文を訳してみる。
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マッカーサーDPFファイル:http://texas-daddy.com/DouglasMacArthur-Telegram.pdf
管理:4/415
日付:1960/4/27 PM3
国務省 3470 優先文書
Rptd info: Amembassy SEOUL 351
Reported information : ソウル大使館職員 351
For Assistant Secretary Parsons from MacArthur.
Seoul for Ambassador McConaughy.
パーソンズ次官補とマッコーニー・ソウル大使へ マッカーサーより
※我々には韓国に新しく民主主義体制の見込みがある今、できるだけ早く、我々が韓国と日本の紛争に恒久的解決をもたらそうとする機会をつかむよう、私は強く進言する。李承晩が権力の座に居る限りは、解決の糸口がほとんど無いように見えたが、現在、我々には韓国と日本の論争の精算につながる全く新しい状況がある。
韓国と日本の関係は単に日本と韓国と政府と言うような側面ばかりでは無く、アメリカと我々の北東アジアにおける責任に深く直接的に関わっている。実際問題として、合理的な解決策が見いだせるとすれば、韓国、日本政府と我々が緊密に協調する事が不可欠である。
最大限に重要な事は、明確な韓国政府の日本問題の早期解決のために、基本的な和解の進展を妨げ悩ましている鬱積した問題を特定し、素早く物事が運ぶように準備する事である。
我々は共産主義者達が新しい韓国の体制にどんな反応を示すかわからないが、我々ができるだけ早く韓国と日本政府を適切な状態に整えようとすることは不可欠である。李承晩政権が、韓国人に対し権威主義的な警察支配において民主主義の基本心情を冒涜し、国際的な品行や道徳等の基本原理を犯し、李承晩ライン周辺の韓国領域外の公海上でも実力行使で海賊行為を働き、日本人の漁民達を政治的人質として投獄し、韓国領域外の領域を力ずくでつかんでいた。
野蛮な人質外交の実行は共産主義シナに対する我々の由々しき非難の 1 つで、そして、韓国によって継続されるならば、それは新しい韓国の民主主義体制の大きな責任となり得る。韓国で新しい体制が整い次第、我々の影響力を行使して、これらのことを説得することを進言する。(それが暫定的な性格であろうが)
(1)李承晩の残酷で野蛮な弾圧行為を受け苦しんだ全ての日本人全員の人質を解放し(まだ刑が確定していない人質も含む)
(2)日本の漁船を公海上で拿捕する習慣をやめさせる事。
これは韓国の新しい体制から人質外交をやめさせるだけではなく、本当の意味での実りのある日本との外交関係の基盤作りが何よりも重要である。
同時に私は全ての漁民の本国送還と引き替えに、岸総理と日本国政府に対し韓国と日本の間で、機会を得て理にかなった交渉が行われ、お互いに合意を得て漁業協定が結ばれるまでの間、韓国の海峡での漁業を自粛するように強く要請する用意がある。
公海上での日本の漁船の拿捕と人質外交の上に李承晩体制下では、常に日本の領土とされてきている竹島を力ずくで占拠している。これは日韓関係の非常に重要で永久の悩みの種で、この島が日本に返還されるまで、日韓全体の和平が決着することが無い。
それ故、我々は、新しい韓国の政権に竹島を日本に返還するよう圧力をかけなければならない。
日韓包括交渉の満足な終結をさせる気がないならば、新しい体制は少なくとも未解決の他の問題を双方満足な形で解決する意欲の表明をしなければならない。
我々が竹島を日本に返還するように強く圧力をかけている間、万が一、新しい体制がそうする気が無ければ、最低限、我々はこの件を国際司法裁判所に付託し仲裁を求める事に合意するよう、主張すべきである。
最後に、我々は新しい体制に対して、外交使節団、ビジネスマンとジャーナリストによる訪問、商業的な取引のような事において、相互主義の条件に関して、日本との関係を調節する準備をしなければならない事を、特に明らかに知らせなければならない。
日本人は 8 年間、李承晩の占領主義の手法で苦しんで、彼の後継者からそのような擁護できない扱いを受け入れる気は無い。それ自身の利益において、新しい体制は通常の国際行為規範に準拠した行いから始めなければならず、最も有効な始動は、(日本や他の自由主義の世界世論に照らし)、韓国大使館がここ(日本)で運営するのと同じ条件で、日本外交使節団を受け入れ韓国で機能することを承諾させる事から始める事である。
もし我々が今、迅速に動くならば、韓国の新体制は我々の有益性を鑑み、一般的に見れば我々の見解を受け入れるであろうから、我々には初期の時点にて、日韓問題に影響を及ぼす事ができる立場、二度と無いであろう好機があるであろう。
日本は間違いなく、新しい韓国の体制の日本への新しい見方を暖かく迎え、全面的にそれに報いるであろう。
D MacAuthur:mek POL:WHGleysteem DCMWmLeonhart
ダグラス・マッカーサー
Reproduction from this copy is prohibited unless "UNCLASSIFIED"
機密扱いが解かれるまでは複製を禁じる。
Confidential
親展
classification Official file copy
機密種別 公式文書
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マッカーサー2世が送った相手はパーソンズ次官補である。
パーソンズ次官補は、1959年6月より極東担当国務次官補に任命され、1961年3月までアイゼンハワー政権末期のアジア政策立案に務めたのである。
極東担当国務次官補と言うのは、政治担当国務次官の下に属し、国務長官および担当国務次官に対してアジア太平洋地域の問題に関する助言を行う。アジア太平洋地域に関する政治的問題に対処し、これらの地域の国々と合衆国との間の外交関係および外交政策について責任を負う。
このパーソンズ国務次官補が動いたのか、その上が動かなかったのかそれは不明であるが、電文を送ったことは紛れも無い事実である。
如何だろうか?
マッカーサーも1960年に韓国に勧告していたのだ。国際司法裁判所に訴えたがいいとまで提言している。
いくら竹島(韓国名ドクド)は韓国の物と言っても歴史的にもアメリカが、世界が認めているのだ。
竹島は日本の領土なのだ。
マッカーサー2世は、1957年1月から1961年3月まで駐日アメリカ大使を務めた。
このファイルはダグラスマッカーサー2世が駐日アメリカ大使となっていた時にアメリカ国務省に送った1960年4月27日午後3時付けの電報である。
マッカーサー2世も竹島は日本の領土であると認識していたのだ。そして、竹島の問題をアメリカが動いて韓国に圧力をかけるように要請しているのだ。
では電文を訳してみる。
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マッカーサーDPFファイル:http://texas-daddy.com/DouglasMacArthur-Telegram.pdf
管理:4/415
日付:1960/4/27 PM3
国務省 3470 優先文書
Rptd info: Amembassy SEOUL 351
Reported information : ソウル大使館職員 351
For Assistant Secretary Parsons from MacArthur.
Seoul for Ambassador McConaughy.
パーソンズ次官補とマッコーニー・ソウル大使へ マッカーサーより
※我々には韓国に新しく民主主義体制の見込みがある今、できるだけ早く、我々が韓国と日本の紛争に恒久的解決をもたらそうとする機会をつかむよう、私は強く進言する。李承晩が権力の座に居る限りは、解決の糸口がほとんど無いように見えたが、現在、我々には韓国と日本の論争の精算につながる全く新しい状況がある。
韓国と日本の関係は単に日本と韓国と政府と言うような側面ばかりでは無く、アメリカと我々の北東アジアにおける責任に深く直接的に関わっている。実際問題として、合理的な解決策が見いだせるとすれば、韓国、日本政府と我々が緊密に協調する事が不可欠である。
最大限に重要な事は、明確な韓国政府の日本問題の早期解決のために、基本的な和解の進展を妨げ悩ましている鬱積した問題を特定し、素早く物事が運ぶように準備する事である。
我々は共産主義者達が新しい韓国の体制にどんな反応を示すかわからないが、我々ができるだけ早く韓国と日本政府を適切な状態に整えようとすることは不可欠である。李承晩政権が、韓国人に対し権威主義的な警察支配において民主主義の基本心情を冒涜し、国際的な品行や道徳等の基本原理を犯し、李承晩ライン周辺の韓国領域外の公海上でも実力行使で海賊行為を働き、日本人の漁民達を政治的人質として投獄し、韓国領域外の領域を力ずくでつかんでいた。
野蛮な人質外交の実行は共産主義シナに対する我々の由々しき非難の 1 つで、そして、韓国によって継続されるならば、それは新しい韓国の民主主義体制の大きな責任となり得る。韓国で新しい体制が整い次第、我々の影響力を行使して、これらのことを説得することを進言する。(それが暫定的な性格であろうが)
(1)李承晩の残酷で野蛮な弾圧行為を受け苦しんだ全ての日本人全員の人質を解放し(まだ刑が確定していない人質も含む)
(2)日本の漁船を公海上で拿捕する習慣をやめさせる事。
これは韓国の新しい体制から人質外交をやめさせるだけではなく、本当の意味での実りのある日本との外交関係の基盤作りが何よりも重要である。
同時に私は全ての漁民の本国送還と引き替えに、岸総理と日本国政府に対し韓国と日本の間で、機会を得て理にかなった交渉が行われ、お互いに合意を得て漁業協定が結ばれるまでの間、韓国の海峡での漁業を自粛するように強く要請する用意がある。
公海上での日本の漁船の拿捕と人質外交の上に李承晩体制下では、常に日本の領土とされてきている竹島を力ずくで占拠している。これは日韓関係の非常に重要で永久の悩みの種で、この島が日本に返還されるまで、日韓全体の和平が決着することが無い。
それ故、我々は、新しい韓国の政権に竹島を日本に返還するよう圧力をかけなければならない。
日韓包括交渉の満足な終結をさせる気がないならば、新しい体制は少なくとも未解決の他の問題を双方満足な形で解決する意欲の表明をしなければならない。
我々が竹島を日本に返還するように強く圧力をかけている間、万が一、新しい体制がそうする気が無ければ、最低限、我々はこの件を国際司法裁判所に付託し仲裁を求める事に合意するよう、主張すべきである。
最後に、我々は新しい体制に対して、外交使節団、ビジネスマンとジャーナリストによる訪問、商業的な取引のような事において、相互主義の条件に関して、日本との関係を調節する準備をしなければならない事を、特に明らかに知らせなければならない。
日本人は 8 年間、李承晩の占領主義の手法で苦しんで、彼の後継者からそのような擁護できない扱いを受け入れる気は無い。それ自身の利益において、新しい体制は通常の国際行為規範に準拠した行いから始めなければならず、最も有効な始動は、(日本や他の自由主義の世界世論に照らし)、韓国大使館がここ(日本)で運営するのと同じ条件で、日本外交使節団を受け入れ韓国で機能することを承諾させる事から始める事である。
もし我々が今、迅速に動くならば、韓国の新体制は我々の有益性を鑑み、一般的に見れば我々の見解を受け入れるであろうから、我々には初期の時点にて、日韓問題に影響を及ぼす事ができる立場、二度と無いであろう好機があるであろう。
日本は間違いなく、新しい韓国の体制の日本への新しい見方を暖かく迎え、全面的にそれに報いるであろう。
D MacAuthur:mek POL:WHGleysteem DCMWmLeonhart
ダグラス・マッカーサー
Reproduction from this copy is prohibited unless "UNCLASSIFIED"
機密扱いが解かれるまでは複製を禁じる。
Confidential
親展
classification Official file copy
機密種別 公式文書
-------------------------
マッカーサー2世が送った相手はパーソンズ次官補である。
パーソンズ次官補は、1959年6月より極東担当国務次官補に任命され、1961年3月までアイゼンハワー政権末期のアジア政策立案に務めたのである。
極東担当国務次官補と言うのは、政治担当国務次官の下に属し、国務長官および担当国務次官に対してアジア太平洋地域の問題に関する助言を行う。アジア太平洋地域に関する政治的問題に対処し、これらの地域の国々と合衆国との間の外交関係および外交政策について責任を負う。
このパーソンズ国務次官補が動いたのか、その上が動かなかったのかそれは不明であるが、電文を送ったことは紛れも無い事実である。
如何だろうか?
マッカーサーも1960年に韓国に勧告していたのだ。国際司法裁判所に訴えたがいいとまで提言している。
いくら竹島(韓国名ドクド)は韓国の物と言っても歴史的にもアメリカが、世界が認めているのだ。
竹島は日本の領土なのだ。