“フランシスコ麻生太郎”はイエズス会(イルミナティ)メンバーだった!(TOCANA 2017年7月5日)
http://tocana.jp/2017/07/post_13755_entry.html
(ブログ主注:不要部分を省略改変。ふざけた体裁のオカルトサイトでも、部分的に真実・事実は含まれているので、その部分だけ抽出すれば役に立つ。)
※■麻生太郎とイエズス会の陰謀
まずは陰謀史観的イエズス会について説明しよう。
イエズス会とは1534 年、教皇の承認を受けたイグナチオ・デ・ロヨラとフランシスコ・ザビエルらによってアジアを中心とした、世界各地へのキリスト教普及を目的に設立された修道士団体である。元軍人だったロヨラが設立した組織だけに、軍隊的組織と規律をもったイエズス会には高い結束力と諜報力があった。
イエズス会がその後どれほど大きな組織に成長したかは、現在のローマ法王・フランシスコ1世がイエズス会士であることから明らかだ。単なる修道士団体だったはずが、いまや世界中のカトリックを支配する世界最大の組織のトップにまで上り詰めたことは大きな意味を持つ。
こうした事実に鑑みれば、フランシスコ・ザビエルが来日した真の狙いはキリスト教の伝来ではなく、世界支配だったといわれても驚かないだろう。事実、キリスト教に改宗した当時の日本貴族はキリシタン大名となり、多くの神社・寺院を破壊し、僧侶をも迫害。布教の見返りとして、武器の援助や日本人奴隷の貿易を行った者もいたという。
つまりイエズス会(イルミナティ)は、南蛮貿易の活性化や銃を使用した戦争を広めることで日本国内を混乱に陥れ、最終的に日本を制圧しようとしていたのである。
そんなイエズス会のキリシタン大名として最も有名なのが、2014年NHK の大河ドラマにもなった秀吉の軍師・福岡藩祖の黒田官兵衛であるが、その黒田の妹が嫁いだのが、福岡(筑前)の麻生家。ずばり麻生太郎の家系なのだ。
しかし驚くべきはこれからだ。
実際に麻生太郎はイエズス会の洗礼を受け、5月にも正式礼拝を行っているのである!
■フランシスコ麻生太郎だけが礼拝していた!
2017年5月30日、評論家であり上智大学名誉教授・渡部昇一の追悼ミサが四ツ谷にあるイエズス会・聖イグナチオ教会で行われた。そこに参列したのは、安倍晋三総理、麻生副総理、稲田朋美防衛大臣といった錚々たるメンバーだった。執り行ったのはイエズス会士のピーター・ミルワード神父である。
X氏は語る。
「渡部昇一さんの追悼ミサで、麻生太郎は1人だけイエズス会の正式な礼拝を行いました。麻生太郎にはフランシスコという洗礼名もありますから、当然です。頭を垂れるだけではなく、足を一歩引いて胸の前で十字を切る正式なものだったそうですよ。安倍や稲田も参列していましたが、彼らはイエズス会メンバーではないので、正式礼拝は行っていません」
事情通はこうも語る。
「イエズス会は麻生太郎に祈りの支援だけでなく、資金的支援もしているという噂がある。2年ほど前から、NHKのドラマがキリスト教徒の主人公を題材にしているのが目立つのも、彼らの圧力がかかっているからかもしれません。大河ドラマ『八重の桜/新島八重』『軍師官兵衛/黒田官兵衛』、朝ドラ『あさが来た/広岡浅子』『べっぴんさん/坂野惇子』いずれもキリスト教徒でしたからね」
陰謀論専門家もこう分析する。
「2014年にイエズス会士のローマ法王フランシスコのもと、バチカン法王庁聖職者省は『国際エクソシスト協会』をカトリック団体として公認すると発表していますから、悪魔の存在については認めているんです」
安倍の次の麻生とは、いつかきた道と同じ末路である。勢いを削がれた安倍政権にトドメを刺すように、この後「米国が安倍を見放した」「安倍の健康問題」などの情報が意図的に流され、「次は麻生」という雰囲気が醸成されていくだろう。
だが、忘れてはならない。麻生政権はイルミナティ・イエズス会の傀儡なのだ。日本の未来は絶望的に暗い。
※麻生太郎氏の語録(共同通信 2008年9月22日)
http://www.kyodonews.jp/feature/fukuda_resignation/2008/09/post_76.html
自民党新総裁に選出された麻生太郎氏のこれまでの発言をまとめた。(カッコ内の役職は当時)
【1979年】
「皆さんの支援に応え、じいさん(吉田茂元首相)に負けぬ政治家になる」(10月8日、衆院議員に初当選直後の抱負)
【89年】
「日本は貧しいときの哲学は出来上がっているが、豊かになってからの哲学はない。それに合わせて教育も変えていかないといけない」(11月24日、衆院文教委員会で質問)
【93年】
「分裂しない、絶対に割れない。政権には魅力がある」(4月28日、共同通信のインタビューで、後に自民党を離党する小沢一郎氏らについて)
【01年】
「金持ちのユダヤ人が住みたくなるような国が1番いい」(4月19日、党総裁選の講演。経済財政担当相)(※←重要)
「90%の内閣支持率はファシズムの1歩手前で行き過ぎだ。抵抗勢力があるのはいいことだ」(6月25日、講演で驚異的高支持率の小泉内閣について。党政調会長)
「この人(首相)が言ったらそれ以外は認めないのは全体主義だ」(12月6日、小泉純一郎首相の政治手法について講演で。同)
【02年】
「財務省の主力はマルクス主義経済学にマインドコントロールされ『結果の平等』(の思想)に汚染された手合いだ。財政再建原理主義者は間違っている」(6月7日、講演。同)
「今の自民党の不幸はいい野党がいないこと。相手が強くないとこっちも強くなる必要がなく、だらける」(12月1日、自由党との合併構想が浮上していた民主党について講演で。同)
【03年】
「歴史認識を一緒にしようと言っても隣の国と一緒になるわけがない。創氏改名は(朝鮮人が)名字をくれと言ったのがそもそもの始まりと言ってやり合ったら、年寄りの韓国人があなたのおっしゃる通りだと言った」(5月31日、東大・五月祭で講演。同)
【04年】
「三位一体はそもそもキリスト教の用語。父、子、聖霊の3つが一体という意味だ。それが私の前の(片山虎之助総務相)時代に、いつの間にか政治用語化していた」(10月18日、衆院予算委員会で国・地方財政の三位一体改革について。総務相)
【05年】
「隣国で10億の民、原爆を持ち、軍事費が連続17年間で毎年2けた伸び、内容は極めて不透明だ。かなり脅威になりつつある」(12月22日、中国の軍備増強について記者会見で。外相)
【06年】
「英霊からしてみれば天皇陛下のために『万歳』と言ったのであって、総理大臣万歳と言った人はゼロだ。天皇陛下の参拝が1番だ」(1月28日、靖国神社参拝問題に関連し講演で。同)
「公共工事が悪とはとんでもない。ぶつ切れになっている道路をつながないと意味がない」(6月17日、講演。同)
「自称『秋葉原オタク』の皆さん」(9月9日、東京・秋葉原で行われた総裁選の街頭演説で聴衆に呼びかけ。同)
【07年】
「7万81000円と1万61000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもこれくらいは分かる」(7月19日、参院選の応援演説で日中両国のコメ価格差について。外相)
「古い自民党と小泉改革以来の新しい自民党との再試合だ。慌ててまとめた多数派も成立のその瞬間から瓦解の方向に動きだす」(9月16日、総裁選立会演説会で主要派閥が支える福田康夫氏陣営について。党幹事長)
「殴られてみる、働いてみる、(女性に)ふられてみることの3つだ」(12月5日、都内の高校で男子生徒から「社会に出る前に経験すべきことは」と質問されて)
【08年】
「孤独に耐える才能がいる。どす黒いまでの孤独だと思う、国家のトップに立つというのは」(2月18日、民放番組で「首相に必要なもの」を聞かれて)
「わたしの前途には日本と日本国民が登るべき高らかにそびえる峰が見えている。指導者たらんとする者は、おのれにむち打って急な坂を上っていかねばならない」(9月11日、総裁選の所見発表演説会で。党幹事長)
「安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ」(14日、8月の愛知県の集中豪雨について名古屋市での総裁選街頭演説で。同)
・“エクソシスト”は現代の救世主 ヨーロッパで悪魔祓いが流行る理由(AERA 2017年11月27日号)
※初老の神父が女性と対峙している。聖水をかけると彼女の体が揺れ出し、地の底から響くような声で叫び始めた──。ドキュメンタリー映画「悪魔祓い、聖なる儀式」のショッキングな冒頭シーンだ。1973年に大ヒットした映画「エクソシスト」に描かれたような儀式が、いまイタリアで多く行われている。
そもそもエクソシストとは何か。90年代後半からイタリアでエクソシストを取材してきたノンフィクション作家の島村菜津さんは解説する。
「エクソシストは悪魔祓い(=エクソシズム)の儀式を行う人のことです。現在、バチカンの司教に任命された404人が公式エクソシストと認められています。最も古いエクソシストはキリストで、聖書には悪霊に取り憑かれた“白目を剥く少年”や“大声で叫び続ける墓に住む男”が登場し、それをキリストが追い払う様が描かれています」
映画の主人公・カタルド神父はシチリア島のエクソシストだ。彼のもとには毎日、遠方から人々が押し寄せる。フェデリカ・ディ・ジャコモ監督は神父のミサに何度も通い、信頼を得て撮影に成功した。監督は話す。
「エクソシズムを受けて“憑き物が出てきた”状態になった人は顔つきも声もすさまじく変わります。それが超自然的なものかはわかりませんが、そのときの彼らの目に何か邪悪なものを感じたのは事実です」
島村さんも数回、エクソシズムに立ち会った経験がある。
「まっすぐ立っていた人が突然、蛇のようにウネウネと不思議な動きをしたりする。儀式後その人に触ってみると、ものすごく筋肉が硬直しているんです」
儀式によって何かのスイッチが入り、肉体的な発散と解放が起こる様子を感じたという。
「数人の儀式を見た経験から、私はエクソシズムを非常に洗練された演劇療法だと捉えています。エクソシスト歴10年の神父も『体が宙に浮くなどの超常現象レベルは一度も見たことがない』と言います。あり得ないほどの馬鹿力を出す人もいますが、それも人間の能力の範囲内だと言い切るエクソシストさえいます」(島村さん)
●カウンセラー的な側面
実際、カタルド神父のもとを訪れるのは見るからに悪魔憑きな人ばかりではない。「雇用主が賃金を払ってくれない」といった悩み相談をする人もいる。
「エクソシズムに来る人の多くは常に悪魔憑きの状態ではないんです。神父の前でバッとその状態になり、その後は家に帰って夕食を作ることもできる。現代のエクソシストは明らかにカウンセラーや心の病の治療者としての役割を担っていると思います」(フェデリカ監督)
島村さんも同意見だ。
「知り合いの心理学者は患者から『先生の話も聞きますから、エクソシストに紹介状を書いてください』と言われることがショックだと話していました。人々はむしろ悪魔祓いに行ったほうが気が楽だ、と考えている。しかもイタリアのカウンセラー費用は高額で、8割の人には行き場がない。教会で無料で受けられるエクソシズムは彼らの受け皿になっているのです」
増え続けるエクソシズム希望者に対応するため、カタルド神父は集団でミサを行い、遠方の信者には携帯電話で悪魔祓いをする。こうしたシーンがエクソシストの教義に反するとして、映画はバチカンでも大きな物議を醸した。だがイタリアで悪魔祓いを希望する人は年間50万人。対して国内の公式エクソシストは241人。現実問題としてエクソシスト不足は深刻だ。
需要に応えるためバチカンは2004年から「エクソシスト養成講座」を開催している。一般人も受講可能で、島村さんも今年8月に放送されたNHK BSプレミアム「世界神秘紀行 イタリア エクソシストvs. 悪魔」の取材で、女優の英玲奈さんと日本人で初めて講座を受講した。番組ディレクターの伊原律さんによると、講座は6日間行われ、42カ国350人が参加した。
なぜ、悪魔祓いを求める人が増えているのだろう? 島村さんは「根本には社会不安がある」と推察する。
「ヨーロッパにおいては、まず移民の存在です。彼らが土着の宗教や価値観を持ち込み、キリスト教が揺らいでいる。加えてテロの問題。日常に起こる暴力がその不安を助長しています」
伊原さんも話す。
「イタリアでは1998年に精神科病院を全廃した。以降、政府も暗に『心の病は宗教に任せておこう』と考えているようです」
かつて「悪魔憑き」と言われた疾患の存在も知られ始めた。「抗NMDA受容体脳炎」。09年にこの病気を発症したニューヨーク・ポスト紙の記者スザンナ・キャハランの著書『脳に棲む魔物』(澁谷正子訳、KADOKAWA)によると、体内で生じた抗体が脳を攻撃し、脳が炎症を起こす病気で、病名が確定したのは07年。患者は攻撃的な言動をしたり、強いけいれんなどの不随意運動を起こしたりする。映画「エクソシスト」のモデルとなった少年はこの病気を患っていたとされている。
●悪魔祓いは現代の縮図
イタリアで医療とエクソシズムは協力体制にあるのだろうか。
「システムとしての体制はありません。ただエクソシストのなかには、協力してもらえる医師を探そうと個人レベルで動いている人もいます」(島村さん)
「ベルトコンベヤー的な医療の犠牲者や、色々な理由で社会から取り残された人々の不満や怒りが蓄積している。悪魔祓いはそうした人たちが集まる、現代の縮図という気がします」(同)
●不安に巣くう“悪魔”
今年、バチカンは公式エクソシスト以外でもエクソシズムを行うことができる「解放の祈り」講座を新たに設けた。が、そこには落とし穴もあると島村さんは警鐘を鳴らす。
「ノウハウだけをつまんで学んだ、いわゆる“職業霊媒”が増えるリスクもあります。さらに集団での祈りにはカルトにつながる危険性もある。取材で在野の信者による『解放の祈り』を見学した際に『近づいてはいけない危険な記号』を示されましたが、そこには陰と陽を表現した東洋のタオマークや、LGBTのシンボルであるレインボーマークも入っていた。根底にキリスト教原理主義の思想を感じてゾッとしました」
不安な時代、“悪魔”はあらゆる形で、人の心に入り込む隙を狙っているのかもしれない。
http://tocana.jp/2017/07/post_13755_entry.html
(ブログ主注:不要部分を省略改変。ふざけた体裁のオカルトサイトでも、部分的に真実・事実は含まれているので、その部分だけ抽出すれば役に立つ。)
※■麻生太郎とイエズス会の陰謀
まずは陰謀史観的イエズス会について説明しよう。
イエズス会とは1534 年、教皇の承認を受けたイグナチオ・デ・ロヨラとフランシスコ・ザビエルらによってアジアを中心とした、世界各地へのキリスト教普及を目的に設立された修道士団体である。元軍人だったロヨラが設立した組織だけに、軍隊的組織と規律をもったイエズス会には高い結束力と諜報力があった。
イエズス会がその後どれほど大きな組織に成長したかは、現在のローマ法王・フランシスコ1世がイエズス会士であることから明らかだ。単なる修道士団体だったはずが、いまや世界中のカトリックを支配する世界最大の組織のトップにまで上り詰めたことは大きな意味を持つ。
こうした事実に鑑みれば、フランシスコ・ザビエルが来日した真の狙いはキリスト教の伝来ではなく、世界支配だったといわれても驚かないだろう。事実、キリスト教に改宗した当時の日本貴族はキリシタン大名となり、多くの神社・寺院を破壊し、僧侶をも迫害。布教の見返りとして、武器の援助や日本人奴隷の貿易を行った者もいたという。
つまりイエズス会(イルミナティ)は、南蛮貿易の活性化や銃を使用した戦争を広めることで日本国内を混乱に陥れ、最終的に日本を制圧しようとしていたのである。
そんなイエズス会のキリシタン大名として最も有名なのが、2014年NHK の大河ドラマにもなった秀吉の軍師・福岡藩祖の黒田官兵衛であるが、その黒田の妹が嫁いだのが、福岡(筑前)の麻生家。ずばり麻生太郎の家系なのだ。
しかし驚くべきはこれからだ。
実際に麻生太郎はイエズス会の洗礼を受け、5月にも正式礼拝を行っているのである!
■フランシスコ麻生太郎だけが礼拝していた!
2017年5月30日、評論家であり上智大学名誉教授・渡部昇一の追悼ミサが四ツ谷にあるイエズス会・聖イグナチオ教会で行われた。そこに参列したのは、安倍晋三総理、麻生副総理、稲田朋美防衛大臣といった錚々たるメンバーだった。執り行ったのはイエズス会士のピーター・ミルワード神父である。
X氏は語る。
「渡部昇一さんの追悼ミサで、麻生太郎は1人だけイエズス会の正式な礼拝を行いました。麻生太郎にはフランシスコという洗礼名もありますから、当然です。頭を垂れるだけではなく、足を一歩引いて胸の前で十字を切る正式なものだったそうですよ。安倍や稲田も参列していましたが、彼らはイエズス会メンバーではないので、正式礼拝は行っていません」
事情通はこうも語る。
「イエズス会は麻生太郎に祈りの支援だけでなく、資金的支援もしているという噂がある。2年ほど前から、NHKのドラマがキリスト教徒の主人公を題材にしているのが目立つのも、彼らの圧力がかかっているからかもしれません。大河ドラマ『八重の桜/新島八重』『軍師官兵衛/黒田官兵衛』、朝ドラ『あさが来た/広岡浅子』『べっぴんさん/坂野惇子』いずれもキリスト教徒でしたからね」
陰謀論専門家もこう分析する。
「2014年にイエズス会士のローマ法王フランシスコのもと、バチカン法王庁聖職者省は『国際エクソシスト協会』をカトリック団体として公認すると発表していますから、悪魔の存在については認めているんです」
安倍の次の麻生とは、いつかきた道と同じ末路である。勢いを削がれた安倍政権にトドメを刺すように、この後「米国が安倍を見放した」「安倍の健康問題」などの情報が意図的に流され、「次は麻生」という雰囲気が醸成されていくだろう。
だが、忘れてはならない。麻生政権はイルミナティ・イエズス会の傀儡なのだ。日本の未来は絶望的に暗い。
※麻生太郎氏の語録(共同通信 2008年9月22日)
http://www.kyodonews.jp/feature/fukuda_resignation/2008/09/post_76.html
自民党新総裁に選出された麻生太郎氏のこれまでの発言をまとめた。(カッコ内の役職は当時)
【1979年】
「皆さんの支援に応え、じいさん(吉田茂元首相)に負けぬ政治家になる」(10月8日、衆院議員に初当選直後の抱負)
【89年】
「日本は貧しいときの哲学は出来上がっているが、豊かになってからの哲学はない。それに合わせて教育も変えていかないといけない」(11月24日、衆院文教委員会で質問)
【93年】
「分裂しない、絶対に割れない。政権には魅力がある」(4月28日、共同通信のインタビューで、後に自民党を離党する小沢一郎氏らについて)
【01年】
「金持ちのユダヤ人が住みたくなるような国が1番いい」(4月19日、党総裁選の講演。経済財政担当相)(※←重要)
「90%の内閣支持率はファシズムの1歩手前で行き過ぎだ。抵抗勢力があるのはいいことだ」(6月25日、講演で驚異的高支持率の小泉内閣について。党政調会長)
「この人(首相)が言ったらそれ以外は認めないのは全体主義だ」(12月6日、小泉純一郎首相の政治手法について講演で。同)
【02年】
「財務省の主力はマルクス主義経済学にマインドコントロールされ『結果の平等』(の思想)に汚染された手合いだ。財政再建原理主義者は間違っている」(6月7日、講演。同)
「今の自民党の不幸はいい野党がいないこと。相手が強くないとこっちも強くなる必要がなく、だらける」(12月1日、自由党との合併構想が浮上していた民主党について講演で。同)
【03年】
「歴史認識を一緒にしようと言っても隣の国と一緒になるわけがない。創氏改名は(朝鮮人が)名字をくれと言ったのがそもそもの始まりと言ってやり合ったら、年寄りの韓国人があなたのおっしゃる通りだと言った」(5月31日、東大・五月祭で講演。同)
【04年】
「三位一体はそもそもキリスト教の用語。父、子、聖霊の3つが一体という意味だ。それが私の前の(片山虎之助総務相)時代に、いつの間にか政治用語化していた」(10月18日、衆院予算委員会で国・地方財政の三位一体改革について。総務相)
【05年】
「隣国で10億の民、原爆を持ち、軍事費が連続17年間で毎年2けた伸び、内容は極めて不透明だ。かなり脅威になりつつある」(12月22日、中国の軍備増強について記者会見で。外相)
【06年】
「英霊からしてみれば天皇陛下のために『万歳』と言ったのであって、総理大臣万歳と言った人はゼロだ。天皇陛下の参拝が1番だ」(1月28日、靖国神社参拝問題に関連し講演で。同)
「公共工事が悪とはとんでもない。ぶつ切れになっている道路をつながないと意味がない」(6月17日、講演。同)
「自称『秋葉原オタク』の皆さん」(9月9日、東京・秋葉原で行われた総裁選の街頭演説で聴衆に呼びかけ。同)
【07年】
「7万81000円と1万61000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもこれくらいは分かる」(7月19日、参院選の応援演説で日中両国のコメ価格差について。外相)
「古い自民党と小泉改革以来の新しい自民党との再試合だ。慌ててまとめた多数派も成立のその瞬間から瓦解の方向に動きだす」(9月16日、総裁選立会演説会で主要派閥が支える福田康夫氏陣営について。党幹事長)
「殴られてみる、働いてみる、(女性に)ふられてみることの3つだ」(12月5日、都内の高校で男子生徒から「社会に出る前に経験すべきことは」と質問されて)
【08年】
「孤独に耐える才能がいる。どす黒いまでの孤独だと思う、国家のトップに立つというのは」(2月18日、民放番組で「首相に必要なもの」を聞かれて)
「わたしの前途には日本と日本国民が登るべき高らかにそびえる峰が見えている。指導者たらんとする者は、おのれにむち打って急な坂を上っていかねばならない」(9月11日、総裁選の所見発表演説会で。党幹事長)
「安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ」(14日、8月の愛知県の集中豪雨について名古屋市での総裁選街頭演説で。同)
・“エクソシスト”は現代の救世主 ヨーロッパで悪魔祓いが流行る理由(AERA 2017年11月27日号)
※初老の神父が女性と対峙している。聖水をかけると彼女の体が揺れ出し、地の底から響くような声で叫び始めた──。ドキュメンタリー映画「悪魔祓い、聖なる儀式」のショッキングな冒頭シーンだ。1973年に大ヒットした映画「エクソシスト」に描かれたような儀式が、いまイタリアで多く行われている。
そもそもエクソシストとは何か。90年代後半からイタリアでエクソシストを取材してきたノンフィクション作家の島村菜津さんは解説する。
「エクソシストは悪魔祓い(=エクソシズム)の儀式を行う人のことです。現在、バチカンの司教に任命された404人が公式エクソシストと認められています。最も古いエクソシストはキリストで、聖書には悪霊に取り憑かれた“白目を剥く少年”や“大声で叫び続ける墓に住む男”が登場し、それをキリストが追い払う様が描かれています」
映画の主人公・カタルド神父はシチリア島のエクソシストだ。彼のもとには毎日、遠方から人々が押し寄せる。フェデリカ・ディ・ジャコモ監督は神父のミサに何度も通い、信頼を得て撮影に成功した。監督は話す。
「エクソシズムを受けて“憑き物が出てきた”状態になった人は顔つきも声もすさまじく変わります。それが超自然的なものかはわかりませんが、そのときの彼らの目に何か邪悪なものを感じたのは事実です」
島村さんも数回、エクソシズムに立ち会った経験がある。
「まっすぐ立っていた人が突然、蛇のようにウネウネと不思議な動きをしたりする。儀式後その人に触ってみると、ものすごく筋肉が硬直しているんです」
儀式によって何かのスイッチが入り、肉体的な発散と解放が起こる様子を感じたという。
「数人の儀式を見た経験から、私はエクソシズムを非常に洗練された演劇療法だと捉えています。エクソシスト歴10年の神父も『体が宙に浮くなどの超常現象レベルは一度も見たことがない』と言います。あり得ないほどの馬鹿力を出す人もいますが、それも人間の能力の範囲内だと言い切るエクソシストさえいます」(島村さん)
●カウンセラー的な側面
実際、カタルド神父のもとを訪れるのは見るからに悪魔憑きな人ばかりではない。「雇用主が賃金を払ってくれない」といった悩み相談をする人もいる。
「エクソシズムに来る人の多くは常に悪魔憑きの状態ではないんです。神父の前でバッとその状態になり、その後は家に帰って夕食を作ることもできる。現代のエクソシストは明らかにカウンセラーや心の病の治療者としての役割を担っていると思います」(フェデリカ監督)
島村さんも同意見だ。
「知り合いの心理学者は患者から『先生の話も聞きますから、エクソシストに紹介状を書いてください』と言われることがショックだと話していました。人々はむしろ悪魔祓いに行ったほうが気が楽だ、と考えている。しかもイタリアのカウンセラー費用は高額で、8割の人には行き場がない。教会で無料で受けられるエクソシズムは彼らの受け皿になっているのです」
増え続けるエクソシズム希望者に対応するため、カタルド神父は集団でミサを行い、遠方の信者には携帯電話で悪魔祓いをする。こうしたシーンがエクソシストの教義に反するとして、映画はバチカンでも大きな物議を醸した。だがイタリアで悪魔祓いを希望する人は年間50万人。対して国内の公式エクソシストは241人。現実問題としてエクソシスト不足は深刻だ。
需要に応えるためバチカンは2004年から「エクソシスト養成講座」を開催している。一般人も受講可能で、島村さんも今年8月に放送されたNHK BSプレミアム「世界神秘紀行 イタリア エクソシストvs. 悪魔」の取材で、女優の英玲奈さんと日本人で初めて講座を受講した。番組ディレクターの伊原律さんによると、講座は6日間行われ、42カ国350人が参加した。
なぜ、悪魔祓いを求める人が増えているのだろう? 島村さんは「根本には社会不安がある」と推察する。
「ヨーロッパにおいては、まず移民の存在です。彼らが土着の宗教や価値観を持ち込み、キリスト教が揺らいでいる。加えてテロの問題。日常に起こる暴力がその不安を助長しています」
伊原さんも話す。
「イタリアでは1998年に精神科病院を全廃した。以降、政府も暗に『心の病は宗教に任せておこう』と考えているようです」
かつて「悪魔憑き」と言われた疾患の存在も知られ始めた。「抗NMDA受容体脳炎」。09年にこの病気を発症したニューヨーク・ポスト紙の記者スザンナ・キャハランの著書『脳に棲む魔物』(澁谷正子訳、KADOKAWA)によると、体内で生じた抗体が脳を攻撃し、脳が炎症を起こす病気で、病名が確定したのは07年。患者は攻撃的な言動をしたり、強いけいれんなどの不随意運動を起こしたりする。映画「エクソシスト」のモデルとなった少年はこの病気を患っていたとされている。
●悪魔祓いは現代の縮図
イタリアで医療とエクソシズムは協力体制にあるのだろうか。
「システムとしての体制はありません。ただエクソシストのなかには、協力してもらえる医師を探そうと個人レベルで動いている人もいます」(島村さん)
「ベルトコンベヤー的な医療の犠牲者や、色々な理由で社会から取り残された人々の不満や怒りが蓄積している。悪魔祓いはそうした人たちが集まる、現代の縮図という気がします」(同)
●不安に巣くう“悪魔”
今年、バチカンは公式エクソシスト以外でもエクソシズムを行うことができる「解放の祈り」講座を新たに設けた。が、そこには落とし穴もあると島村さんは警鐘を鳴らす。
「ノウハウだけをつまんで学んだ、いわゆる“職業霊媒”が増えるリスクもあります。さらに集団での祈りにはカルトにつながる危険性もある。取材で在野の信者による『解放の祈り』を見学した際に『近づいてはいけない危険な記号』を示されましたが、そこには陰と陽を表現した東洋のタオマークや、LGBTのシンボルであるレインボーマークも入っていた。根底にキリスト教原理主義の思想を感じてゾッとしました」
不安な時代、“悪魔”はあらゆる形で、人の心に入り込む隙を狙っているのかもしれない。